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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨夜放送のNHK『ためしてガッテン』を、夜遅くなってから
録画でみた。

普段はこの番組を観てはいないのだが、昨夜のタイトルが「疲れ
やすい体にサラバ!スタミナUP若返り術」というもので、当ブ
ログでも8月19日付<[インターバル速歩]を始めてみた・・・>
で書いたように、ウォーキングでもダラダラやるより「さっさか歩き」
と「ゆっくり歩き」を交互に繰り返すなど負荷を加えた<ちょいキツ>
運動が筋力と持久力アップに効果がある、と知ったもので、当方はそれ
を実践中ゆえ、関連のこの番組を観たわけだ。


●NHK『ためしてガッテン』2015年08月26日放送
「疲れやすい体にサラバ!スタミナUP若返り術」




世はまさに健康ブーム、超高齢社会を目前に<自分の足で歩く>大切さ
が喧伝されているが、20年来健康づくりのためのウォーキングを指導
されて来ている、信州大学大学院医学系研究科教授の能勢博氏によれば、
<一日1万歩やら8千歩>の万歩計によるウォーキングは、特別な運動
をしなかった人と健康面で大差がなかったという。

要は、負荷のかからない「歩き」を何千歩しようが、あまり意味はなか
ったというのが、能勢先生の研究により明らかになったのだそうだ。

で、今や万歩計による散歩ではなくて、「さっさか歩き」と「ゆっくり歩き」
を交互に3分毎に5回ほど、一日合計30分ほどの「インターバル速歩」
が効果的という結論に達したという。



番組でも、この信州大能勢教授の理論の話も出て来ていたが、「インター
バル速歩」が、なぜ、スタミナアップ・若返りに効果があるのか?を判り易く
解き明かしていて、大変に参考になった。

上記にリンクした番組案内にも詳しくまとめられているので、放送を見逃した
方で、ご興味の湧いた方は是非読んでみてください。

再放送は今日27日(木)深夜(金曜午前0時15分から)にありますので、録画
してご覧になって下さい。


番組の肝は、疲れやすい体は加齢などでの細胞内のミトコンドリアの減少が
原因だとして、それを増やすために「ちょいキツ」運動が効果的!!ということ
でした。
番組をメモを取りながら観ますと、一層理解が深まります。
当方はチラシの裏を使ってメモして、今朝コピーをしたらB41枚にまとまり
ファイルに綴じ込みました。


また、当方は能勢博教授の著書■『いくつになっても自分で歩ける「筋トレ」
ウォーキング』(青春新書 900円+税)2015年5月1日第1刷も手元に
置いて見ていますが、ビジュアル面でテレビの力が何と大きいことか、それも
よく分かりました。
(能勢教授の関連本は多数出ておりますので、お好みで入手してみて下さい。)



今日は涼しかったので、16時から対面での約束もあったし、その前に「イン
ターバル速歩」をしてきた。

「普通に生活しているだけでは、あなたも将来、寝たきりになってしまう可能性
がじゅうぶんにあるのです。」(信州大学大学院教授能勢博ーーー 上記本から)


こう聞くと怖いですね・・・。
コワイですよ!?


ここのところ速歩してますと、ふくらはぎに筋肉が付いて来ているのが分かるし、
ふくらはぎの血管が浮き出て来ているのが判るんですね。
まだ始めたばかりとは言え、目に見えて効果が判るのも心強いですね。

ウォーキングから帰っては、1時間以内にミルクを飲むことも欠かせません。




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今日あたりは台風15号の影響から、時折雨が降り出すし、それ
より何より、この間の猛暑は何だったのか?と目をパチクリして
しまうような涼しさだ。

今日の事務所内の温度は、23,4度と小寒くなって、つい長袖
を探して着てしまう始末だものな。



こういうお天気だから、今日一日はセミも鳴かなかった。

こんな日だからなのか、手元のフェイスブックの投稿には、珍しく
ウサギの写真の投稿が、2、3通だかあった。

普段は、はて、ウサギの写真の投稿などあったかな?と思うぐらい
記憶にないのだが・・・・・、どうしたコト???



さて、こんな書き出しで今日のブログを書き始めたが、実は当方に
も「ウサギ」がらみの事件?があったのが昨夜だった。

何やかにやで、昨夜は2時ぐらいに寝ることになって、寝る前に一
服・・・・、とばかり、玄関先のマイ灰皿の前で紫煙を燻らして
いた時のことだ!?


ウチの庭に中に、小さく「フニュ」だか「フギュ」だか一声啼いた
かと思ったら、小さな丸い物体が地面を這うように入って来た。

「ワン」でもなく、「ニャァ」でもなく、聴いたこともない「フニュ」
だか「フギュ」だか小さく一声啼いただけだから、今となっては
それがどんな生き物だったのか、心もとないのだが、犬や猫なら体型
のシルエットは細長いじゃないですか?
ところが、その生き物は丸っこく丸まって大きなボール状のシルエット
だったから、間違いなく犬や猫ではなかった・・・・。


我が団地の裏には、北山森林公園を背負っているから、<陸続き>で
野山の生き物が、夜中に這い回って来ても不思議はないのかも知れない。


朝になって家人に言ったら、まるで当方の話を信用していないようであ
ったが、数か月前にも、同じような時間帯に一服していたら、これまた
「ワン」とか「ニャァ」とかいう声でない、不思議な声を発した2匹の
細長い犬ほどの大きさの生き物が、一目散に我が真ん前を一直線に横切
り、我が家の生垣の隙間からまた道路に出て、どこか暗闇に消えたこと
があった。

家人に「あれは、絶対に犬なんかじゃないヨ!!」「アニキ、おらァを
信じておくれヨ!?」と訴えたのだが、その時は信じて貰えなかった。



ところが先日、団地の町内会の清掃があった折に、ウチの2軒先の奥さん
から、<何者かに大事なぶどうが喰われてしまった!>話を聞き込んで
来たのだ。
その時に目の前を突っ切った<生き物>は、タヌキあたりと踏んでいたの
だが、どうやら賊はハクビシンと判明した。

その清掃日の時の家人は、さも前から知っていたように「団地内の深夜に
は、野生動物が徘徊している」旨、ブッテ来たらしい!?

亭主の言い分に半信半疑だったくせに、エラそうにブツ家人を想像して、
笑ってしまったな。



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8月16日付の読売新聞県版のコラム『筑波言』という欄に、東北や長野
の勤務の後、水戸支局に着任した一條裕二記者が<生物多様性>という題
で書いていた。

それによると、一般的に本州に見られる大型哺乳類はツキノワグマ、ニホン
ジカ、サル、イノシシが挙げられるのだが、茨城県にはイノシシ以外の生息
がないと。


たしかに新潟に住んだ経験のある当方にも、言われてみれば「確かに」と思う
ところがある。

新潟県にいたころは、職場の同僚が休日に山へ入る時は、クマ撃退のために、
腰にナタを着装して行くと聞いたし、当方自身も、クマは見なかったがニホン
カモシカに山道でバッタリ!出会ったこともあった。(一人対一匹の至近距離で)
日光まで行けば、普通にサルに出合うことも多い。


記事によれば、茨城県がまとめた生物多様性戦略に「早い時代から山地帯の生息
環境の改変が進み、近世から近代にかけて姿を消した」ことが説明されていると。

イノシシ以外の大型哺乳類が、茨城に生息していない理由は人為的なものであっ
たことを知れば、今いる生き物たちへの保護の気持ちが一層強くなるな。



こう書いていながら、近くの飼い犬がワンワン吠えればイラッともする。
しまいには、「やっかましい! 吠えてばかりいると、喰っちまうぞォ!!」と
まで悪態をついたことも・・・。

一昨夜は、夜中に夢を見ていて、「うわっ、もうダメだァ!?」と物凄い唸り
声を上げてしまった。
別室の家人が飛び起きて来て、我が枕元まで飛んで来た・・・。


居間の外にはゴミ出し前日の夜、ゴミ袋を置くことがあった。

そうすると、ノラ猫などが寄って来るのだが、「こらっ!」「シッ!!」と
追い飛ばせば、コトは解決していた。

ところが、白い大型犬がやって来て、ゴミを漁っているようなので、いつもの
ように追い飛ばしにかかったが、その犬はテコでも動かない。

しかも吠え声一つ出さないで、コチラをジロッと一瞥した次の瞬間!!

その犬が網戸の角に歯を立て、噛み切ろうとしているではないの。

「シッ!だとォ?!アアん~~~???」という感じで不気味に網戸を噛み
切ろうとしているもので、やっつける道具一つないコチラ、ついついビビッて、

「ウワッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」


目が覚めた。


家人曰く、犬に悪態ついてるからバチが当たったって・・・。

トホッ。






今日見たネット記事で、目に留ったものをまずはご紹介。

●「陸自演習」見学が人気で倍率29倍 映画館でライブビューも
(2015年8月20日(木)18時50分配信 J-CASTニュース)


●実験のために、30年間檻の中にいたサル。
「初めて空を見る」表情に涙が止まらない(動画あり)
(TABI LABO SHINGOOOGAWA
                    2015年8月21日黒田既読)



最初の記事、「陸自演習」見学が大人気で倍率29倍とあるが、見学チケット
申し込みの実数は実に約15万通というからハンパない。

記事では、陸自の広報ほかネット上でも人気の分析がされていると書いて、そ
の双方の分析を載せているが、ここ数年の人気上昇ぶりは異常ともいえるものだ。


時あたかも参院で安保法案審議の真っ最中なのだが、この「陸自演習」人気が
アニメの影響というのだから、まあその浅薄さ加減はハンパじゃない。

小中学生ならまだしも、最近ではイイ年のオッちゃんまでもが何かにつけ「カッ
コいい」という語を安易に多用する風潮を見聞きするにつけ、へそ曲がりとっつ
あんの当方は、その度にイライラさせられる。



この記事にある「陸自演習」、正確には静岡県御殿場市の東富士演習場で行われる
「富士総合火力演習」というのだが、5、6年前だったか、大手旅行会社の企画
で日帰りでの見学バス旅行があって、当方もそれに乗っかったことがあった。

その時バスの最後尾の座席には、男ばかり6、7人の中高年グループが乗っていて、
先に書いたような「カッコいい」陸自演習を間近に見られるという興奮と、かつて
知ったる仲間と一緒というので気が大きくなり、常磐道から東名まで往きの高速道
走行中、仲間全体イイ年をしてハシャギっ放しだった。

折悪しく当方は、その最後尾の席から2列前ほどの席に座っていたのだが、こういう
企画にまるで興味のない家人はついて来ていなかった故、単独行であった。

回りを見れば、中学生ほどの子を連れたお母さんの2人連れやら、老夫婦が座って
いて、それぞれにバスの走りに任せ、ダンマリとして不機嫌そうに座っていた。

静かな車内に、最後尾6,7人のグループのハシャギ声やら突然の甲高い笑い声が
響く。

戦車やらミサイルを発射する戦闘用ヘリを撮影する写真愛好家のグループらしかった。
前回にも参加したと見えて、撮影の失敗談やベストショットを撮れた武勇伝が延々と
続いた・・・・。


さすがに当方、その騒ぎに耐えられなくなって、振り向きざま「静かにして欲しい!
バスはあなた方の貸切じゃあないでしょ!!」

静かな車内で、聴きたくもないハナシを延々と聴かされ参っていたのだが、その後
バスの拾う高速道の走行音以外聴こえなくなり、ぐる輪の乗客達の横顔を見やると
一様に安堵したように見えたものだ。



東富士演習場に行くと、敵味方に分かれた模擬戦闘場面での戦車の排気ガスの煙が
凄かった。
それはそうだ。実際の戦場では、命を賭けた全力を挙げての戦いであるから、戦車
がフルスロットルで相手と死闘を演じる時、排気ガスなどとは言ってはいられない。
誰だったか、女性の国会議員が環境問題との関連から、<戦車の排気ガス削減>を
声高に主張した時代があって、そのノー天気ぶりに呆れたことがあった。

また、全長20、30mはある砲身の火砲が火を噴くと、雷の雷鳴かと思わせる発射
音だし、着弾地にいれば、その音たるや・・・、いや音とかではなくて、わが身が
砕け散ってしまうわけで、そういう演習場面を見学する機会というのは、自分の体験
からも有用だったとは思う。

しかし、決して「カッコいい」という言葉で論じる話ではないと心から思うな。
国民が自衛隊に関心を持つことは、いいことだとは思うが、安保法制審議が進む今、
一人一人がもう少し深化した関心であって欲しいと思うのだ。



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今年は「戦後70年」とあって、テレビ・新聞などマスコミの取り上げもいつもの
年より多かったように思う。

特に手元の新聞の戦争体験キャンペーンは、つぶさに目を通した。
証言者が高齢化して、続々と鬼籍に入らんとするこんにち、貴重な体験記録を
今後どう後世に伝えてゆくかは、今後の大きな課題だ。

また、当方も含めて<戦争を知らない子供たち>にとって、映画やドラマ、映像
記録による間接体験もまた重要な学習メディア。

お盆前後に観た、テレビでの放映映画も歴史を知る上で貴重な体験となった。

●『日本のいちばん長い日』(1967年)
●『肉弾』(1968年)

岡本喜八監督の映画は、佐藤允の「独立愚連隊」のイメージがあって(監督は違っている
かも)見る気がしなくて、観たことがなかった。しかし、今回『日本のいちばん長い日』
を観て、岡本監督には脱帽だった。
この映画は後日昭和天皇も観たらしいのだが、終戦を選ぶか、本土決戦をして徹底抗戦
を進めるべきか、昭和20年8月14日のポツダム宣言受諾のご聖断を阻止しようとい
う一部陸軍参謀グループと宣言受諾派の攻防を描いた大作。
阿南陸軍大臣役の三船敏郎も見ごたえがあった。


『肉弾』も岡本喜八監督の作品だが、いやはやこれはこれは大傑作の作品。
本土決戦など笑止千万。一兵士の終戦間際の「戦争」を描いているが、徹底抗戦派の陸軍
青年参謀など現実に目が届かない阿呆としか言いようがない。
『肉弾』の主人公の一兵士は、当時の国民全体の実態そのものの象徴であった。


1977年のイギリス・アメリカ合作映画『遠すぎた橋』(当方は録画で7月に観た。)
で、高級戦争指揮官の思惑で、地獄の苦しみを味わう下級兵士達の悲劇を見せつけられた
のだが、このお盆に観た2本の映画でいろいろ考えさせられた。
お盆に観た日本陸軍と、イギリス・アメリカの戦いを見比べると彼我の科学性、工業力、
物量等どれを取っても、同じ時代の戦いかと錯覚するほどに実力差は雲泥だったのだと
あらためて思わされた。


5月には2001年のアメリカ映画『ブラックホーク・ダウン』(ソマリアでアメリカが
実際に体験した戦闘の映画)を再度見る機会があったのだが、軽く2、3時間で終結す
るはずの戦闘で、アメリカ軍は大きな犠牲と苦戦を強いられた。

昔に観た時には気が付かなかったのだが、あるシーンで分隊長だかが敵弾に当り負傷
する。部下が敵弾の雨の中看護に駆け寄って「しっかりして下さい・・・。キズは、」
と分隊長を抱き抱えると、分隊長「やられたナ・・・・。」
カメラが引くと、呻きながら今しゃべっている分隊長は、上半身しかない!
腹の辺りから下がないのだ。
「しっかりして下さい・・・。キズは・・・。」(浅いですヨ!!)という間際、
分隊長はこと切れた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

戦争なんて、「カッコいい。」なんて、絶対言ってはイカン。と思うな。



当初に挙げた2つ目の記事、実験動物のチンパンジー達が檻から解放され、生まれて
初めて青空を仰ぎ見て、土や風を感じている報道は身につまされた。

なかなかにイイ記事だったのだが、キャプションに「30年間檻の中にいたサル。」
檻から解放されたのは、もっともヒトに近い霊長類のチンパンジーだ。


単なる「サル」ではないから、余計に同情を禁じ得なかったのだが、この記事の
書き手の「サル」には「サルじゃねェ。チンパンジーじゃないの!!」とツッコミ
を入れたかったな。
も少し勉強してから、記事は正確に書いて欲しい。

長くなるから、この辺で。




ブログ更新をサボリまくっていたら、間が10日も開いてしま
った。

晩夏の10日というのは、なかなかに微妙な時間で、まだまだ
暑いとは言え、暗くなる時間が日増しに早くなり、夕方にはも
う次の季節が訪れつつあることがいやが上にも判る。
10日も書かないことというのは、春秋とは異なる時間感覚か
ら、自責の念にも囚われるものだ。


今年も熱中症での患者が全国で2万4人を超えるという、ハ
ンパない異常事態の夏であったのだが、今日あたりの涼しさの
中では<あの暑さ>とは一体何だったのか?
のど元過ぎてみれば、ふと、安堵の反面、考え込んでしまう。



去年だったか、一昨年だったか忘れたが、異常な暑さの中、熱
中症での行き倒れ遭難を警戒して、ひと夏散歩を控えたことが
あった。

しかし、今年は、自らの齢を考えると、やはり運動をしないこ
とでのリバウンドをマジ考えるようになったからだろうが、散歩
の重要性が<差し迫って>感じられ、取り憑かれたように散歩
をした夏だった。

このひと月ほどは、夕方雷雨に見舞われた日以外は25日間も
歩き、行かなかった日は5日だけだ。散歩日率(そんなのある?)
は実に8割3分3厘にものぼる。


数年前の”遭難”警戒での散歩『全面休止』とは、なんとアホだった
ことか?
そりゃ、今年だって最高気温を記録する時刻なら確実に熱中症に罹
ったと思われるが、夕方、日暮前の八反山の水田地帯は、気持ちの
良い風が吹き抜けて、ご機嫌な散歩タイムであった。


ただ、家人が言うには「真っ平な道を歩いてるだけでは、あんまり
意味はない」と。ナヌ???そんなコトはない、とムキにもなった
のだが、少し考え直して5日ほど前から、コースを変えてみた。

近所の高校のグランド脇から山道に入り、込入った団地を抜けると
神社前に出る。そこで鳥居をくぐり、70段ほどの参道の石段を登り
かしわ手を打ってから同じくその石段を下る。昔の青春ドラマなら
うさぎ跳びで上り下りする場面だが、おっちゃんは誰にも看取られず
天国往きになってしまうから、ここはやはり、徒歩での上り下りに
徹する。
一度北山公園へ向かう道路に出るが、ちょっと行ってから高校の正門
前に向かう道へと右に折れる。
この道が、なかなかの食わせ者でダラダラと緩いながらも登り坂が延々
と続く。ここも、「青春とはなんだ!!」のドラマならうさぎ跳びで
進むところだろうが、おっちゃんなものでヒタスラ徒歩で進む。

足が怠く、息があがり、途中で一休みしたくなるのだが、苦労クの字を
背中に書いてハアハア言いながら、登る。

家人曰く、「負荷を懸けなければ・・・。」確かに散歩とは言え、負荷を
掛けなければ、あまり意味はないかもしれない。
それが、このコースを変えたことで、よ~~く分かった。



そんな矢先、今日の新聞(読売)で、散歩も散歩でも「インターバル速歩」
というアンチエイジングな散歩の仕方を知った。

信州大学大学院の能勢博教授が提唱し長野県を中心に実践啓蒙をされている
ウォーキング理論なのだが、マスコミでも話題になっていて、海外でも評価
する声が高いという方法論だ。

ネットで俄か学習してしまったが、早速今日はその方式で散歩を試みて来た。
『「ゆっくり歩き」と「さっさか歩き」を3分間交互に繰り返すウォーキング
法』(NPO法人熟年体育大学リサーチセンターHPより)

■カギは「インターバル速歩」と運動直後の「ミルク」。
今日からできる老化防止策
(sportiva/集英社 2013.03.25)


(ネットには、あまた関連の情報がアップされているが、当方にはこれが判り
やすい記事だったもので、少々アップ時期は古いがあえてこれを選んでみた。
ご興味の向きには、それぞれにネットで検索してみて下さい。)



腕時計をしていると、汗で皮ベルトがビショビショになるもので、時計をポケット
に入れて歩くと「速足」「ゆっくり歩き」交互の3分間が掴み難かった。
小さなキッチンタイマーを探してみようか、と思った今日だった。



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今朝は、久方ぶりに安堵の気持ちで起きられた。


ここのところ、起きた拍子に明らかに猛暑の一日が分かる朝だ
ったから、ホント「心安らかに起きた・・・」はオーバーな表現
でも何でもない。

明日には、団地内の公園の清掃予定があり、2,3日前には「遭難
者」が出そうな陽気が心配されたが、今日の天気からして、ちと安
心。



ひところは、盛夏だというのに、朝から(あまりの暑さで)セミ
一匹鳴かない日もあったのだが、今日あたりは、ミンミン、アブ
ラゼミ、ツクツクボウシと一斉に鳴いて、ごった煮状態だ。

それに加え、先ほどなど、「聞いたこともない」セミの声も混じ
って、すわっ、クマゼミでもないし何だろ?新種のセミ???と
一瞬耳を欹てたのだが、よ~く聴いてみたら、カンナではないが
何やら電気工具の音だった。

気持ち涼しくなったら、何処かのジッとしていられない高齢者が
蠢き始めたらしい。


さて、セミのこと。

昔は、セミの種類によって、活動時期が微妙に異なっていたものだ。
夏休みに入る前後、最初に鳴き始めたのはニイニイゼミだった。
1学期の終業式の校庭で、シーズン初鳴きを聴いたのがこのセミ。

夏休みに入れば、ミンミンゼミが夏本番を高らかに宣言し、夕方に
なればヒグラシの声が、涼を誘った。

8月に入った頃に、ジリジリとした日射とともに、これまた暑さを
誘うアブラゼミの声が、いやが上にも盛夏を教えてくれた。
そして朝晩に秋の訪れを感じる8月半ばも過ぎる頃、ツクツクボウ
シが夏休みも残り少なくなったヨ、「惜ォ~しい、つくづく。惜ォ
~しいつくづく。」

それが、ここ最近では、このセミの活動の微妙なズレが無くなり、
クソもミソも一緒のゴッタ煮状態なのだ。
どうしたものだろうナ!?

●昔:ニイニイゼミ→(夕方・早朝ヒグラシ)→ミンミンゼミ→アブラ
ゼミ→ツクツクボウシ
●今:ニイニイゼミ→(夕方・早朝ヒグラシ)→アブラゼミ→ミンミン
ゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシ【出現一緒/ごちゃまぜ】

まあ、風情も何も無くなりつつある人間社会同様、自然界そのものの
歯車も狂い始めて来ている兆候なのかも知れないな。



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暦の上でも何でも、「秋」という字を見ただけでもほっとする。

●新潟日報コラム 「日報抄」 2015年08月08日付

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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
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茨城県動物愛護推進員
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