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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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最近『証拠収集実務マニュアル』(ぎょうせい)という本を買ってみた。

ネット書店のレビューに「最低限必要な書証はもとより、想定でき得る限りの証拠について、その種類や入手先、入手方法や利用方法、留意点などを事件類型別に幅広く解説」とある。

届いてみると、<何を今さら・・・>と言う項目がないではない。しかし、「・・・事件類型別に幅広く解説」とあるとおり、受任直後に<方向性>を定める上で(アタリを付ける・・・という点で、)この本はこの本で十分有用な役目は果たしていると思う。

さて、今日の論点はここにではなく、以下記載して行くところにあるのだ。

先のネット書店のレビューで、ある弁護士氏が猛烈にこの本について噛み付いている。先ずタイトルからして「実務家が書いたとは思えない。」とキツーイ一発。縷々書いた後、「(・・・事件は、個性が違うのであるから、所詮マニュアル化できると考えること自体が、間違っている。」そりゃそうだ。ひとつとして事件にはソックリ同じ顔をしたものはない。でも、先に書いたように、この本<アタリを付ける>段階では十分有用と思いますがね。

この氏は言う。「弁護士自らが交通事故の現場に行って、同じ深夜の同じ気象条件の中でどれくらい視界があったか真冬の事故現場で写真に撮る、・・・(略)・・・・「現場主義」でなければ分からないことのほうが多いのではないか?

書類だけで、書類の取り寄せだけで事件が解決できるなら、そもそも弁護士いらないでしょうに。<現場で泥まみれになって写真を撮る>弁護士もいる事を忘れないでもらいたいですね。」と最後を結んでいる。

弁護士歴25年の方と書いているが、何故にこうも突っ張るのかな?

私が先日終えた、自賠責請求の調査報告書の作成にあたっても、充分に「現場主義」を貫いた積りだ。やはり、その事案の真実は本の中になどではなく、「現場」にだけあるのだ。そのスタンスで現場に何度も日参したものだ。
ただ、初動段階で方向を誤らないためには、書類類で「アタリを付ける」ことも重要なことは間違いない。よって、この書籍の類の価値もあだや疎かには出来ないものと思うのだ。

ところで、25年にも及ぶ私のリーマン生活のスタンスは、この弁護士氏とまったく同じ現場主義、ガテン系ツッパリ人生だったような気がする。よって、この書評に批判的なのではなく、かなりの共感部分を持って受け止めたのである。ただそれでも、凝り固まるのではなく柔軟性持とうよ・・・(この人青臭いな、とハラハラしながら読んだのであった。)でも、私の好きなタイプの人物類型ですよっ。

ガテン系マインドの士業がんばろうー。
♪親ーーの血を引く兄弟ィー、よりーーーもーーーー・・・・・
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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