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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●愛護センター開設で猫の殺処分増えた 大分で想定外の事態に
(2019年08月31日 10時46分 毎日新聞)



記事は、大分県と大分市が今年2月に開設した「おおいた動物愛
護センター」の話なのだが、2月の開設から8月16日までに、
猫の保護頭数が昨年1年間の実績1820匹に対して,半年で16
88匹と大幅に増加していると報じている。(毎日新聞)


動物愛護センターが出来たことで、(処分依頼の)市民からの直接
持ち込みが増加しているのだとか。
(記事によれば、その数1439匹とある。理由は「飼えなくなったか
ら・・・」というのが多かったそうだ。)



当方も2期ばかり茨城県の『動物愛護推進員』を務めたこともあるの
だが、この動物愛護センター(茨城県では「動物指導センター」という)
は、その名のとおり動物の愛護目的の組織であり、不要物の<受け>所
などではないのだ。


およよ、こりゃ便利な処分場が出来たワイ・・・と思う人が
多いから、愛護センターが出来る前より『保護頭数』が増えてしまった
のだろうが、センターでは、特に猫の場合には結局、<保護>として預か
ったその先では、間違いなく「殺処分」されてしまうのが実態だ。


上記にリンクした毎日新聞記事は、かなり丁寧に書かれており、当方が
グダグダ書くよりも、動物愛護センターの趣旨を十分にお判りいただける
ようになっている。


どの自治体の施設でも、閉鎖的な場所ではないはずだから、折をみてこう
いう施設を見学させてもらうことも、動物愛護マインドの理解になるはず。

市民一人一人が、命あるものの大切さを知る機会が増えて行くことを願い
ますね。





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施設の中の猫の保護スペースに入ると、3段ほどの組み立て棚に、小さな
段ボールがいくつも置かれていて、ある箱を上から覗くと2,3匹の子猫が
入れられていました。

まだ、ミルクを飲んでいる段階の子猫ですが、誰かの手で指導センターに
持ち込まれたのでしょう。
処分されるまでの数日間、もはや母親に会うこともなく、ミルクを舐めて過ご
し、やがて確実にガス室へ・・・・・という運命。

箱の中の猫たち、兄弟姉妹なのだろうな。



見学に行ったセンターの駐車場。

施設の係員が携帯を耳にあて、誰かと話していました。

聞くともなく聞いていると、相手は、どこかのコンビニの店長さんらしい!?

店舗の前に明け方、数匹の子猫が入った箱が捨てられていたらしい。


で、シゴトの合い間の午前中、その子猫たちを指導センターに持ち込んで来たい
との電話だったようだ・・・・。
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今朝は、寝ぼけマナコで居間に降りたら、自民党若手の女代議士
による秘書イジメの録音がテレビで・・・。

いやはや、ス、凄いことで。


今日発売の『週刊新潮』がすっぱ抜いたネタらしかった。


それにしても、これでもかと続く「絶叫暴言」の数々。

や~~~な話で、関係のないコチラだって、あの声を聴いていた
ら滅入りますナ。

これはもう、あのどこぞの県議の「泣きわめき会見」以来のイン
パクトで、しばらく幻聴のように頭の中にこびり付いてしまいま
すヨ。



今日の話題を以下に。

せめて、「口直し」というか、頭の中からあの「絶叫暴言」を
振り払うためには、ほっこり噺しかない。

●【いい人すぎる】JR鎌倉駅、子育てツバメのために改札を閉鎖
「雛が巣立つまで見守っていただけたら・・・」
駅員さん、いい人すぎるよ!
(2017/06/19 17:01 BuzzFeeD
  NEWS)


「それでなくたって混雑してるのに、改札のひとつを閉鎖してる
とは何だっ!!」というような苦情一つないとは、イイ話だな。



ま、これには「前段」があって、5月27日にJR相模湖駅前でツ
バメのフンを掃除していた駅員2人が、いっそのこと、3m天井
のツバメの巣を片付けた方が早い・・・・と浅はかに考えツバメ
の巣を壊してしまった事件があったのです。


報道によれば、目撃者の証言があり、その時5羽のヒナが巣にい
たというのですが、そのヒナは駅前の車に轢かれてしまったと。

10日経った頃、事態を重く見た管轄部署のJR東日本八王子支社
が調査結果を発表し、フンの掃除をしていた駅員が『誤って』ツ
バメの巣を壊してしまった。<申し訳ない>と言い訳。


ま、フツー『鳥獣保護管理法』など気にかけて暮らしている人な
ど滅多にいないと思う。

その第8条に「鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の禁止」が規定
されているのですが、そこまで考えなくとも、はるか東南アジアか
ら日本まで健気に渡って来たツバメが、巣を懸け子育てをしている
ことを考えれば、見守る気持ちが湧くと思うのだけれどな。

8月下旬の頃には、このヒナも含めツバメ達はまた東南アジアまで
の気の遠くなるような長旅をして行くのだもの。


当方がよく使う、近くのガソリンスタンドの雨除けの天井にツバメの
巣があり、伸び伸びツバメが飛び交っています。

フン対策にはビニール傘が逆さまに開いていて受け止める体勢。


かつて、冬ソナブームの頃には、下校途中の小学生達にも騒がれたと
いうペ・ヨンジュンくりそつな店主曰く「なあに、(ツバメがいるのも)
ちょっとの間だもの・・・・。」

この気持ち好きだな。



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昨夜は、映画『ブタがいた教室』を観た。


新学期の4月に、新米の担任の先生が教室に子ブタを持ち込み、
みんなで育てて、一年後卒業前に「食べる」ことを提案します。

実話に基づいた"いのちの授業”ということなのだが、全国的にも
大論争になったというお話だ。


●『ブタがいた教室』予告編 (映画.com)



2008年11月劇場公開という古い映画なのだが、公開当時から
のネットの感想ページでも、賛否両論渦巻いていて、なかなかに面
白かった。

●『ブタがいた教室のレビュー・感想・評価』(映画.com)

ご興味の湧いた方には上記を読んでいただくとして、一般的には
"産業動物"と言われる家畜に名前は付けないんですね。

名前を付けてしまうと、情が湧いてしまっていわゆる「ペット」に
なってしまうからだ。小学生の子ども達だけでなく、大人にだって
「食べる」と言う段になれば、心に抵抗が生まれてしまいます。



4月の新学期、屈託なく無邪気に、子ブタにPちゃんという名前を付
けて世話を始める子ども達。
これをして(つまり、最後に食べてあげて完結するという)「いのちの
授業」と言うのは、やはり、残酷だと思うのですね。


「食べる」か「食べないか」真剣に考えさせる・・・・までなら、
「授業」と言ってイイかも知れないが・・・。でも、ハナっからペット
的な飼育をさせてしまっては、マズかったんじゃないかと思いますけど。



最初は"児童映画"と言った理解で舐めて観ていたのですが、学級で
「食べる」「食べない」が、ちょうど二分されたシビアな論争には、結
構真剣に引き込まれましたね。

前田哲監督と言う方、やはり並みの人じゃないようで、スタッフと大人
用の筋書き・セリフの入った脚本と学級の26人の子ども達用の脚本と
2つを用意して撮影したようなのです。

凄い話です。


子ども達用の脚本は中身『真っ白』のものだったそうで。
つまり、出演者の子ども達本人の自由な意見を語らせたようなのですね。

ですから、迫力ある真剣な学級会の論争のシーンになっています。

彼らがPちゃん(飼い始めてすぐ名付けた豚の名前)の命を思って真剣に
意見を言い、真剣な涙を流す・・・。

引き込まれましたね。


この監督マジ変わった人で、生年月日も「月日」しか公表されていませ
ん。学歴も不明。この伏せ具合もナゾの人物。いわゆる、作品そのもの
で評価してくれ・・・ということなのだろうか!?



さてさて、こんな映画を観た今日は、下のような記事に出遭った。

●日報抄 (2017年6月17日付 新潟日報コラム)


2010年に宮崎県で起こった口蹄疫騒ぎの折り、静岡県から派遣され
宮崎に赴いた獣医師さんの歌集の紹介記事だ。
動物のいのちを救うのが仕事のはずが、牛豚を殺すために現地に行き、現
実に黙々と殺す作業をした日の慟哭が歌われている。

この時、牛や豚の<処分>、ハッキリ我々は意識しなければならないと
思うのだが、この<殺された数>・実に30万頭近くに上ったと。


昨夜のような映画を観た後で、その翌日にこのような記事に出遭う不思議。


<頸動脈へ薬物注射するときに耳たぶの縁(へり)蚋(ぶよ)が血を吸う>
  (獣医師・白井健康(たつやす)     ---上記『日報抄』より)


映画『ブタがいた教室』でも、終盤にPちゃんは食肉センターの迎えの車
に載せられます。
嫌がるPちゃんをトラックに載せる時、職員さん3,4人がかりで載せる
のですが、お尻を押す職員さんに混じって、両方の耳を引っ張ってトラック
へ引きずる役目の人もいます。

ブタも耳を引っ張られのは痛いから、やはり、トラック上に向かうほかない。
食肉センターの人にとっては、手慣れた作業方法というかコツなんでしょうね。



やがて、Pちゃんは追い掛けて来る子ども達と最後のお別れのシーン。
カメラは、トラック上のPちゃんを後ろから撮り、車は校庭、そして校門を出て
ズンズンスピードを上げます。
26人の子ども達が、引き離されながらもまだ追い掛けて来ます。

その時、Pちゃんの両耳が写り、先ほど手荒く引っ張られて出来たキズなのか、
両方の耳に真っ赤な血が滲んでいました。


どうせ、あとは殺すだけのいのち、痛かろうが血が出ていようが、買い受けられ
物品になったPちゃんなのでした。



自分も含め、人間ってね・・・・・。
結構重い映画でした。



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極力散歩を・・・と思っているのだが、手帳を確認すると、先月
半ばから、ややサボリ気味だ。


先日久々に会った御仁は、以前にも増して「ふくよか」になられ、
「また、太ったんじゃないですか?」と言えば、「そうなんだヨ、
なかなか散歩どころじゃなくて・・・。」と。

ウム、反面教師にしなくっちゃあ・・・。



というわけで、今日の午後に何とか散歩の時間を作った。

いつもの八反山コースに出てみれば、田植えから1か月近く経つ
から、遠景を鏡のように映していた田んぼの風景も、大分変化を
遂げていた。

水面に遠くの山々やら、青い空と雲を映す田んぼの景色が好きな
のだが、稲の葉が増えて、水面の見える面積が減って来ていた。

何気なく稲が育つというのは、当然にイイことだから、当方が勝
手に好きな「田植え直後の景色」は、また来年を楽しみに待とう。


遠目に見れば、黄緑色の絨毯を敷き詰めたような田んぼの風景に、
ポツンポツンと真っ白なシラサギが餌を啄む姿は、絶妙なアクセ
ントだ。

ンッ!?

身体はシラサギほどなのだが、妙に濁った色の鳥だ。

ペリカンなどいるはずもないから、まだ真っ白になり切れないシラ
サギの幼鳥でもあろうか?

「なり」は大きくなって、親鳥とほぼ同じ大きさ・・・・。

いつの間にか、育っていたんだね。


そう言えば、家の軒先の瓦の下からシャリシャリシャリと終始啼き
続けていた、スズメのヒナの声も聴こえなくなった。

もう巣立ちを終えたのだろうか。

スズメはシーズンに2度孵化をするようだから、1回目の子育てが
済んだのだろうな。


「子育て」と言えば、今年は生まれて初めてキジの<疑傷行動>と
いうものに出くわした。

テレビの自然番組では知っていたのだが、八反山散歩中に突然、茶
色い物体が飛び出して来て、キィーーキィーーー!! とけたたましく
啼き叫び、当方の足目掛けて突っつく勢い! ?

いやあ、ビックリしましたな。

ま、いわゆる『掴みかからん勢い』というヤツ・・・・で。


よく見れば、キジの雌。

つまり、キジのお母さんだったわけだ。

近くの草むらには、間違いなくヒナが5,6羽いたのでしょうね。


「マズ・・・。アッ、ニンゲンのオヤジだわ!」「お母さんが追い飛
ばすから、オマエたちは息を潜めて、静かにしてるのよ!?」
「いいわね? 判ったっ???」

いやあ、自然というのは凄いよね。

この間、チュンともスンともヒナの声など聴こえなかった。
それに引き換え、お母さんキジの剣幕たるや凄いのなんのって! !

あたしゃ、どうなっちまうんだか?????   一瞬はそんな感じにもなり
ましたよ。


ネットにキジのは無かったのですが、コチドリの「偽傷行動」の動画
がありましたので、リンクしてみました。

●新開田んぼのコチドリの疑傷行動20110615 (YouTubeより)


凄いよね・・・、翼にケガをしたように見せかけて、コチラの注意を
引き、今いる現場から遠ざけようとする健気な行為には、涙がチョチョ
切れそうでした。


赤ちゃんを車の中において、パチンコ店の駐車場に5時間ーーという
ネットニュースを今日観ましたけれど、今年もまた、そんなコトが
繰り返されそうですね。

まったく、小鳥にも劣る人間の母親・・・・・・・。





●安倍内閣支持率急落の衝撃”消極的支持層"ついにソッポ
(2017年06月05日15時16分 日刊ゲンダイDIGITAL)


いくら<安倍一強体制>とは言え、あまりに国民をナメ切った好き勝手
放題・・・・・・。
北海道新聞の世論調査結果に、いよいよ「翳り」が読み取れるかも知れ
ない。

昔から新商品の全国発売前に、札幌を中心とした北海道で先行発売やら
試験発売というのがあった。
北海道は「島」として自己完結していて、隣接からの影響を受け難いと
いう地理的特性やら、首都圏や関西圏から乖離しているにも関わらず、
進取の気性に富み進歩的文化性などから、市場調査に好適なのだそうだ。

その意味からも、上記の調査結果はなかなかに興味深いのだ。



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いま丁度、『独裁者たちの最期の日々 下』(ディアンヌ・デュクレ他編)
原書房・2017年 3月 というのを読んでいる。
ティトー、ブレジネフ、マルコス、チャウシェスク、ノリエガ、モブツな
ど、自分の生きている時代と重なった独裁者たちの、絶頂期とその後の末路。

なかなかに興味深い。

今夜にはサダム・フセイン、カダフィ、金正日などのページを読んで終わる。


25年の独裁を経て、あっけない銃殺で最期を遂げたチャウシェスクには、
特に興味を引かされた。

図書館に同じ著者の『愛欲と権力の世界史/ 女と独裁者』というのがあり、
この本でもチャウシェスクの扱いがあるため、もう少し詳しく圧政と哀れな
末路を詳らかにしたいと思っている。






SNSを開けば、毎日ペットネタのオンパレードだ。

友達の友達の友達だって、トーゼンにトモダチだ!!のノリで
別段頼んだワケでもないのだが、どういう訳か、知らない人か
ら自動的に、毎日ペットネタが更新されて入って来る・・・・。


テレビ番組でも、"ペット、キャワイイ!!"系のものが、結構形を
変えながらも、絶えず流れている。



当然に、命あるもの、か弱い動物たちに慈しみの心は大切だとは
思うのだが、伴侶動物は家族同然・・・、というその優しい心根
に、やや、引くところもあるのだナ。


可愛くて可愛くて、もう、家族同然!!と言っても、そのお手元の動
物が、いつしか進化を遂げて自分と同じヒトにはなり得ないワケ
で・・・・・。
愛するご自分のペットちゃんは、どうしたって、未来永劫に「その
動物」のままなのですね。

ま、「そんなコト、当たり前じゃないの! !」と怒られそうですが、
そう言うその人はご自分のペットちゃんは、他のとは絶対に違うと
思っていて、やっぱ、かけがえのない<家族>なんデスね! !



ただ、そういうお方にも知っておいていただきたいのは、世の中は
広くって、「ペット大好き! !」という人がいる一方には、「ペット
なんて、大嫌いっ! !」という人だっているというコトなんですね。


当方、10年ほど前になりますか、交通事故事案に強い行政書士に
なりたくて、週末だけ、中古車ディーラーの店頭で中古車販売をし
たことがあります。
そこでは、いろんな車種の車に触れて、運転席にも実際に座れて、
車毎の視野だとか死角を実体験するのに、大変役立ちましたが、来店
されて物色するお客さんとの会話から学ぶものも結構ありましたね。


さて、そういう日々の中、ある時のあるお客さんは、車のドアを開け
るなり、「ウワッ、臭いっ。これは犬を載せていた車だな・・・・!?」
ドアを開けた途端に、そう言ったのです。

当方などは全然気づきませんでしたが、超が付く「ペット嫌い」な人を
知った瞬間でしたね。



また、つくば市のショッピングセンターに勤めている頃の話では、この
街は研究学園都市で、さまざまな研究機関が集中しているところで、博士
が1500人もいる街と言われておりました。

そんなところでしたから、勤めているパートさんもそういう博士の奥様
だったりする訳です。


ある時、「ウチでは、子どもを連れて一度も動物園に行ったコトないんで
すヨ。」パートさんがそう言うのでした。

「(主人が)動物園は汚いからダメ、と言うもので・・・・。」


生き物は、生きているから臭いもするし、ウンコだってするハズなのですが、
研究で顕微鏡を覗いている人には、臭いもするし、ハエなどが飛ぶ動物園と
いう空間が、トテモトテモ許せない空間なのでしょうか。

しかし、そんな動物園・目の敵派の、無機的空間を理想とする博士サマのお子
ども様は、今頃どんな風にお育ちになったのか?見てみたい気にもなります。


当方は、こういう極端な「嫌い派」の方々には、ハテナマークを何個も付け
たくなる方で、言ってみれば、「好き派」と「嫌い派」の丁度真ん中あたり、
にスタンスを置く立場。いわゆる、「ニュートラル」な立場と言わせていた
だきたいと思います。


さてさて、そんなことで、「ペットきゃわいい派」には距離がある立場なの
ですが、どんなにカワイイ動物達であっても、厳然とというか、冷徹にと言
うか、ヒトと動物の間にはキッカリとした境目があると思うのですね。

テレビに『志村動物園』という番組がありますが、大分前にその番組に、
パン君というチンパンジーが出て来て、人と同じにシャツにズボン姿で、ブル
ドッグのリードを引っ張りながら、肩から下げたカバンにチャンとお財布も
入れて、おつかいに行く・・・・などという場面がありました。

このパン君、日立のかみね動物園生まれでしたから、少しは縁もあって、結構
マジに見たのですが、全国の動物園関係者などからは「あまりに擬人化が過ぎる」
というので、猛批判を浴びたらしいのですね。



言うまでもないのですが、ヒトと他の動物との間には、いくら親しくなろうとも、
厳然とした『境界』がある、これを忘れないようにしたいものです。

最近でも、動物による死亡事故が多発していますが、「好き」ゆえの油断と言う
のか、動物との『境界』を人側が失念しての痛ましい結果が悲劇を生んでいます。


報道記事では、事故後の結末までは報じられていませんが、全ては人間社会で起
こったことですから、人間が被害者であって、加害側の動物は『処分』されてし
まうのが大概なのではないでしょうか。
(ゾウは"高い"から別でしょうが、ライオンの場合は、赤ちゃん人気の反面、大人
は掃いて捨てるほどいて、珍しくないらしいから、やはり『処分』かも!?)


人間側での不注意で、本能に惹起された行動をしたに過ぎないのに、動物たちが
処分されてしまうというのは、動物達にとっても悲劇というほかないのですね。



●温和なのに、どうして・・・犬が人をかむ事故、防ぐ方法は?
(朝日新聞デジタル 国吉美香 2017年3月14日05時00分)


●ゾウ:タイ人飼育員が鼻でたたかれ死亡 和歌山・白浜
(2017年03月12日12時33分 毎日新聞)


●飼育員重傷 ライオンは水が苦手、なぜ洗った? 同業者疑問
(毎日新聞 2017年1月25日12時11分)



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扱いに慣れたタイ人の飼育員が、タイでやって来たゾウの水洗いは、
手慣れたルーティンワークだったかも知れないが、暖かいタイでの
暖かい水と違い、3月の日本の水だもの、ゾウだってムカついたの
だろうな。
「こりゃ、つめて。ヤダ。ヤダっツーーーの!!」ゾウだって向かっ腹
立つ時だってある。


飼っているのは人間だから、寒いかもしんない・・・・と忖度して、
ぬるま湯を使ってやるとかしなければならなかったのじゃないかな。

森友学園の土地売買でなくて、こう言う時に忖度を使うべきなんだな。






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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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黒田真一行政書士事務所
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