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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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SNSを開けば、毎日ペットネタのオンパレードだ。

友達の友達の友達だって、トーゼンにトモダチだ!!のノリで
別段頼んだワケでもないのだが、どういう訳か、知らない人か
ら自動的に、毎日ペットネタが更新されて入って来る・・・・。


テレビ番組でも、"ペット、キャワイイ!!"系のものが、結構形を
変えながらも、絶えず流れている。



当然に、命あるもの、か弱い動物たちに慈しみの心は大切だとは
思うのだが、伴侶動物は家族同然・・・、というその優しい心根
に、やや、引くところもあるのだナ。


可愛くて可愛くて、もう、家族同然!!と言っても、そのお手元の動
物が、いつしか進化を遂げて自分と同じヒトにはなり得ないワケ
で・・・・・。
愛するご自分のペットちゃんは、どうしたって、未来永劫に「その
動物」のままなのですね。

ま、「そんなコト、当たり前じゃないの! !」と怒られそうですが、
そう言うその人はご自分のペットちゃんは、他のとは絶対に違うと
思っていて、やっぱ、かけがえのない<家族>なんデスね! !



ただ、そういうお方にも知っておいていただきたいのは、世の中は
広くって、「ペット大好き! !」という人がいる一方には、「ペット
なんて、大嫌いっ! !」という人だっているというコトなんですね。


当方、10年ほど前になりますか、交通事故事案に強い行政書士に
なりたくて、週末だけ、中古車ディーラーの店頭で中古車販売をし
たことがあります。
そこでは、いろんな車種の車に触れて、運転席にも実際に座れて、
車毎の視野だとか死角を実体験するのに、大変役立ちましたが、来店
されて物色するお客さんとの会話から学ぶものも結構ありましたね。


さて、そういう日々の中、ある時のあるお客さんは、車のドアを開け
るなり、「ウワッ、臭いっ。これは犬を載せていた車だな・・・・!?」
ドアを開けた途端に、そう言ったのです。

当方などは全然気づきませんでしたが、超が付く「ペット嫌い」な人を
知った瞬間でしたね。



また、つくば市のショッピングセンターに勤めている頃の話では、この
街は研究学園都市で、さまざまな研究機関が集中しているところで、博士
が1500人もいる街と言われておりました。

そんなところでしたから、勤めているパートさんもそういう博士の奥様
だったりする訳です。


ある時、「ウチでは、子どもを連れて一度も動物園に行ったコトないんで
すヨ。」パートさんがそう言うのでした。

「(主人が)動物園は汚いからダメ、と言うもので・・・・。」


生き物は、生きているから臭いもするし、ウンコだってするハズなのですが、
研究で顕微鏡を覗いている人には、臭いもするし、ハエなどが飛ぶ動物園と
いう空間が、トテモトテモ許せない空間なのでしょうか。

しかし、そんな動物園・目の敵派の、無機的空間を理想とする博士サマのお子
ども様は、今頃どんな風にお育ちになったのか?見てみたい気にもなります。


当方は、こういう極端な「嫌い派」の方々には、ハテナマークを何個も付け
たくなる方で、言ってみれば、「好き派」と「嫌い派」の丁度真ん中あたり、
にスタンスを置く立場。いわゆる、「ニュートラル」な立場と言わせていた
だきたいと思います。


さてさて、そんなことで、「ペットきゃわいい派」には距離がある立場なの
ですが、どんなにカワイイ動物達であっても、厳然とというか、冷徹にと言
うか、ヒトと動物の間にはキッカリとした境目があると思うのですね。

テレビに『志村動物園』という番組がありますが、大分前にその番組に、
パン君というチンパンジーが出て来て、人と同じにシャツにズボン姿で、ブル
ドッグのリードを引っ張りながら、肩から下げたカバンにチャンとお財布も
入れて、おつかいに行く・・・・などという場面がありました。

このパン君、日立のかみね動物園生まれでしたから、少しは縁もあって、結構
マジに見たのですが、全国の動物園関係者などからは「あまりに擬人化が過ぎる」
というので、猛批判を浴びたらしいのですね。



言うまでもないのですが、ヒトと他の動物との間には、いくら親しくなろうとも、
厳然とした『境界』がある、これを忘れないようにしたいものです。

最近でも、動物による死亡事故が多発していますが、「好き」ゆえの油断と言う
のか、動物との『境界』を人側が失念しての痛ましい結果が悲劇を生んでいます。


報道記事では、事故後の結末までは報じられていませんが、全ては人間社会で起
こったことですから、人間が被害者であって、加害側の動物は『処分』されてし
まうのが大概なのではないでしょうか。
(ゾウは"高い"から別でしょうが、ライオンの場合は、赤ちゃん人気の反面、大人
は掃いて捨てるほどいて、珍しくないらしいから、やはり『処分』かも!?)


人間側での不注意で、本能に惹起された行動をしたに過ぎないのに、動物たちが
処分されてしまうというのは、動物達にとっても悲劇というほかないのですね。



●温和なのに、どうして・・・犬が人をかむ事故、防ぐ方法は?
(朝日新聞デジタル 国吉美香 2017年3月14日05時00分)


●ゾウ:タイ人飼育員が鼻でたたかれ死亡 和歌山・白浜
(2017年03月12日12時33分 毎日新聞)


●飼育員重傷 ライオンは水が苦手、なぜ洗った? 同業者疑問
(毎日新聞 2017年1月25日12時11分)



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よろしくお願い致します。

扱いに慣れたタイ人の飼育員が、タイでやって来たゾウの水洗いは、
手慣れたルーティンワークだったかも知れないが、暖かいタイでの
暖かい水と違い、3月の日本の水だもの、ゾウだってムカついたの
だろうな。
「こりゃ、つめて。ヤダ。ヤダっツーーーの!!」ゾウだって向かっ腹
立つ時だってある。


飼っているのは人間だから、寒いかもしんない・・・・と忖度して、
ぬるま湯を使ってやるとかしなければならなかったのじゃないかな。

森友学園の土地売買でなくて、こう言う時に忖度を使うべきなんだな。




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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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