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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨夜のテレビ『格付けニッポン!!<絶対必見の新スポット 47
都道府県No.1決定戦』(フジ)というのを<▽ライバル茨城
VS栃木>という番組コピーに引っ張られるまま見たのだが、ガッ
カリ。

まあ、もともと、凋落の一途というフジテレビの番組だったから期
待などしていなかったのだが、それにしてもヒドかった。


栃木はU字工事の案内でアメリカ・CNNも高評価だったという
「あしかがフラワーパーク」。フジの季節ではないが、今の時期か
らは盛大なイルミネーションやライトアップという紹介は見事とい
うしかなかった。

それに引き換え、我が茨城はといえば、磯山さやかさんの案内で、
U字工事の2人に対し1人で不利だったのだけれど、それにしても
取り挙げたのがなあ。
何やら胡散臭いゆるキャラの<いもッキー>だと・・・・・。絶句。


あしかがフラワーパーク(花と緑の図鑑)
いもッキー オフィシャルサイト


都道府県魅力度ランキングでは目下2年連続で全国最下位だし、「行って
みたい・・・」という観光意欲度ランキングでは、堂々の6年連続最下位
を保持している茨城県。

なのに、上記のようなテレビでも、なしてワザワザ<いもッキー>なぞ取
り上げるんじゃあ!????



でもなァ。

こんな記事だってある。

●「茨城はブスの巣窟」という定説に反論するこれだけの根拠
(2015年10月25日(日)11時0分配信 Jタウンネット)


健気なのは、記事にもある「彼女たちが立派なのは、茨城出身を隠すどころ
か誇りに思っていること。」エライ!!

この度の、洪水被害に見舞われた常総市出身の羽田美智子さんは、災害直後
にしゃしゃり出たりせず、ほぼ一か月を経過した落ち着いた時期にやっと、
新聞のインタビューに応じ、地元を心配した心情を寄せていたな。

上記リンク記事に、ズラズラ茨城出身のキレイどころがリストアップされて
いる。


当方は、岐阜に暮らし、新潟美人でつとに名高い新潟にも暮らした。
娘が進学した関係で、山梨にも行ったし、秋田の駅前でお茶を飲みながら
秋田美人とはどんなもんか、探したこともあったぞ!?

で~~も、んなの、ほとんど見かけたことなどなかったっチ。

(我が個人史上では、千葉県習志野界隈にも居住経験があるし、東京神田
で日中シゴトをして、さいたま市の寮に暮らしたこともある。長野県の各地
へは、毎月会議開催のため通ったものだ。で~も、どこでだって、”振り向く”
ような衝撃的体験はなかった。よって、我が乏しい経験ではあるが、「茨城
は○○の巣窟」だなんて、許しがたい。プンプン!!)


いわれのない定評にオコも最高潮の今日だが、よりによって当方は高校も
大学もイバラキを冠するところを通過してきた。

しかし、それになんら恥じたことなんかなかった。


ただ、岐阜にいた頃、向こうの従業員に「茨城って、その北(隣)は青森で
したよネ・・・・・?」には、ガックシ。ヒザを付いたナ。

あのよ~、もうちょっと、勉強しとけよな!!を内心飲み込みながら。



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今しがた、近所の書店から電話あり。
頼んでおいた雑誌「BIRDER」の11月号が届いたそう。

野鳥観察の雑誌なのですが、11月号は冬鳥シーズンを前に、『カモ類』の
特集だったもので頼んでみた。

24日夜には東京でコガシラシ1号が吹いたそうで、今朝はウチでも寒かった。
まだ近くの池には行っていないのだが、冬の水鳥がもうきているのかどうか?



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昨日今日と2日連続で、水戸10時集合!が続いた。

「朝10時、水戸市内」と言うと、笠間の自宅を朝9時には
出る必要があるから、なかなか、エライことだ。


昨日の方は、一瞬サボルのも過ぎったのだが、結果は、行って
正解の巻で良かった。

著作権が専門領域の大学の先生の講義だったのだが、アプローチ
の仕方など、実務的内容で大変有用なものだった。

今日は、息子の結婚式用衣装のサイズ合わせ。
フランクな形式と聞いていたから、「燕尾服」を着たオヤジなど
却って、志村のコントになりそうで訝しかったのだが、当の息子
との確認で、イチヨー、ほっ!?


そんなで、朝10時から遠方・・・の所要というのは、午後に戻
っても、朝早かった反動でどうにも調子が出ない。

昔は、ひたちなか市内までの通勤で、9時前に入るような暮らし
をしていたのに、これが<寄る年波>というヤツなんか?ね。




今日の新潟日報「相馬御風」の欄は以下のようシンプルなもの。

高い山は、いつみても静かである。

(2015年10月25日 新潟日報『相馬御風』欄)


ああ、イカン、イカン。
人間、泰然自若として騒がず、静かでなければ。

反省だな。




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むかしむかしは、毎日ココから、常磐道を使って日立まで通勤して
いたこともあった。
まだ、日立中央ICがない頃で、日立北ICまで高速料金が1150
円だったかな。
銭形平次が小銭を投げる・・・・、アレのようにお札と硬貨を毎日
投げる暮らし・・・・ダッタ。(高速は朝だけ。)

ガソリン代と高速代で月7万円。

しかし、そういう毎日で、子供2人が育ったのだものな。




団塊の世代の,子供たちの晩婚化が指摘されて久しい。


我が家でも、上の子がようやっと配偶者を見つけ、独立した家
庭を築くに至ったのだが、式は遅ればせながら来年1月後半に
決まった。

と!?・・・、下の子も来年5月に式をすることに。


矢継ぎ早に、間を置かず続くのも親としてはシンドイもので、
「ちょい、待っとくれ!」と言えば、「エッ、あたしだって、
もう三十だヨ!」

キツーーイ反論が出るに及んで、トホ、仕方なく呑んだ・・・。


で、来年は気持ち忙しくなるなァ、と考えているその矢先に、
と、突然、まったく寝耳に水のだまし討ちのように、我が弟か
らの電話。

その長女の結婚が決まって・・・・、それで??????
この12月の押し詰まった頃に挙式を挙行する、と。

エエエッ、師走のどん詰まりになって、結婚式だって????

エライこっちゃでェ~!!!!!


そうしてまた、先日には、上の子のお嫁さんの実家へ招待されて出
掛けてみれば、これまた突然に、そのお宅の長女さんもお相手を見
つけて、来年7月に結婚式、と来た。

「そうですか、それはおめでとうございます。」と申し上げたのだ
が、核家族化でどこでも親戚が少なくなっている昨今の事情を反映し
てのことなのかどうか、突然、大分先のことではあるのだが、出席を
依頼されてしまった。

うむむ、向こう一年弱の中で身内の結婚式が4回。
エライこってす・・・・。


その後には早晩、「孫の世話」だって話に登って来ることが予測される
ものな、ドギマギ、ドギマギ・・・・。



今朝の新聞の川柳に、

晩婚が育児と介護ダブルケア    古河市 今井 初子

(読売新聞 2015年10月22日付 『よみうり文芸』欄)

うむ、先行きにちと、不安も過ぎる。


高齢者が孫の世話押しつけられ疲れる「孫疲れ」が密かに蔓延
(2015年10月20日(火)7時0分配信 NEWSポストセブン)


これを読むと、今の孫さんは小さな大人、「こどな」だもんな。
こまっちゃくれて、いやはや面倒なもんだ。


我が家の場合、まだまだ先の話なのだが、家人に締め上げられ、やがては、
孫にまで「締め上げられ」たくはないもんなァ。



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今日は近くの床屋に行ったら、担当は、見慣れないまだ20代前半と思しき
にいちゃん。
「裾はバリカンを入れてもイイ」とまでは言ったのだったが、アララ、その
後もハサミを使わず、家でお母さんが子供にやるような電動機械を終始使って
オシマイ。
おい、おい。

もちろん、お愛想の世間話など一切なし。

何かナ!?


また、一段時代が変わったのか????

牧場で、毛を刈られたヒツジのような気分で、「終わり」と言われるまま、
目をパチクリして、サクの外へ。いや、理容イスから立ったのでした。

メェェェ~~。



今日のような、終日ドンヨリとした曇りの日には、ふと、内省的に
もなる。

午後一番、郵便配達があって新潮新書の『山本周五郎のことば』(清
原康正著)というのが届いた。



この10月から、衛星7チャンネルで<BSジャパン開局15周年特
別企画>というワクで、短編時代小説から選んだ12編のドラマが放
送されていて、その初回と第2回目が山本周五郎原作の作品だった。

社会の底辺で生き延びる人間たちの、変哲もないエピソードがこじん
まりと、あるいは切なく描かれていた。ドラマ作品としては登場人物
も少ない小品であるのだったが、何か余韻が残り、心惹かれた。


山本周五郎の小説など読んだこともなかったのだが、調べれば、その
膨大な作品数には圧倒された。小説をコツコツと片っ端から読破する
ほどにヒマな暮らしでもないもので、取り敢えずは、中短編の作品を
覗いてみることにした。

で、作品のアタリをつけるのに、(もう借り出してから1週間が経って
しまっているのだが)■竹添敦子監修『山本周五郎中短篇秀作選集①』
(小学館)と■『【歴史読本】編 山本周五郎を読む』(新人物往来社)
を借り出してきた。

まあ、そのような塩梅で、冒頭のような『山本周五郎のことば』という
本も届いたということなのだ。



さてその42ページに、先日のテレビドラマで心惹かれた短篇が出て来た。
【夜の辛夷(こぶし)】そうそう、そうだった・・・。

その時の主人公・女郎のお滝のセリフが書いてある。
ちょっと長いが、写してみよう。

「あたしは自分の子を育てるためならなんでもする、紅白粉で皺も隠すし、
必要があれば年もごまかす、あたしが騙すんじゃなく、客のほうで騙されに
来るんだ、ひと夜のなさけだった、なさけのうちさ、二十四というより十七
というほうがよければ、十七のような気持になって楽しませる、誰のものを
くすねるんでもない、自分の躯を売ってるんだ、自分の躯をだよ」
(山本周五郎『夜の辛夷』ーー清原安正「山本周五郎のことば」新潮新書から)

作品のナマの文章を引いたのだが、実際のところは、ここを読んだだけでは、何
のことか、皆目解からないはずだ。


そんなイイ女でもないお滝のところへ、ひょんなコトから、元大工だったという
ヤクザ風に崩した格好の男が通うことになる。
そして、どういう訳か、部屋の小窓から通りを見るのが毎回だ。
で、女郎屋への目的と言ったらひとつのはずが、いつも、一人寝を決め込み背中
を向ける。

怪しげな行灯の光と艶めかしい紅白粉の匂う部屋で、頑なを極め込む男の潔さに
もつい惹かれる・・・。


じゃあ、何の為に<通うのか?>、一見の頃には窓の下に見知らぬ花が咲いていた。
男はお滝に訊ねる。
そして・・・、男はその花が【辛夷(こぶし)】と知る。


このドラマを観た時、藤沢周平が過った。
この心理描写の機微が、似ているのだ。

ひと頃は、藤沢周平に惹かれ結構ハマったことがあった。
藤沢周平原作と知れば、テレビドラマであれ、映画であれチェックもした。

今日の本の中で、著者の清原安正氏が山本の言葉を紹介している。
『恵まれない人たちの、生きてゆく哀しさと、そういう生活のなかにさえある
真実をさぐりだしてみたかった』(山本周五郎)

<生きてゆく哀しさとその中にある真実ーー周五郎文学の魅力>と清原氏は書く。

新書の表紙奥付のコピーも『「女があり、男がある、かなしいもんだな」--
ごく普通の人たちの生きる苦しみや哀しみや、ささやかだが深い喜びを描きだした
山本周五郎の小説。』と、痺れるような書きぶりだ。


さてさて今日書きたかったこと。

今日着いた本に挟み込まれていたレシート。
最初はウワッと思って、クシャクシャにしてゴミ箱に投げ入れた。

ところが今度は裏表紙の手前に、小さな新聞記事の切り抜きが入っていた。
角もキリリとして、三つ折りに丁寧に畳まれていた。

拡げてみると、新聞上段の枠外も付いており「2003年(平成15年)8月26
日(火曜日)」とあった。
12年前の新聞だ。
で、記事はと言うと、「言いたい放談」というコラム欄で、その日は放送作家の石
井彰氏の随想だった。
タイトルが<『蝉しぐれ』と亡父>とある。

この本の付録のように、この随想を読んだ。
藤沢作品をむさぼるように読んできた石井氏は『ある年代にならないと、藤沢作品
の持つ魅力には気がつかないのかもしれない。』と書いているのだが、この年に
82歳で実父を亡くし、故郷の長野へ向かう車中でも藤沢作品を読み返したとも
書いている。最後には時代小説とテレビ時代劇の好きだった父に、「蝉しぐれ」の
NHKドラマを見せてやりたかったーーと結ぶ。


長々書いてしまったが、藤沢作品好きの放送作家の新聞随想を切り抜き、『山本
周五郎のことば』という本に丁寧に挟んでいた本の前の所有者を、しんみりと思っ
たのだ。

ああ、好きな人は考えることが一緒だな。

さっきゴミ箱に捨てたレシートを拾い、拡げてみると、「2003年8月18日」
の日付で、東京・八重洲地下街にある古本屋のものと読めた。

なるほど・・・。

本の方が日付が古いから、山本周五郎の古本を買って読み懸けの頃、手元の新聞に
藤沢周平を語る随想が載って、それを切り抜き、ヨミサシの周五郎の本に挟み込んだ。

この、前の所有者は藤沢作品も山本作品も読み込んでいて、その共通性にも思い当って
いたのだろうと思われた。

普段は、前所有者の残滓のような痕跡には抵抗を感じていたのだが、今日は、好ましい
ご同輩のような気がして、新聞記事は勿論、クシャクシャになった古いレシートも頂い
て置くことにした。



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藤沢周平と山本周五郎に、共通の匂いを感じたら、世の中はとうの昔にそう言われて
いたようで、■佐高信・高橋敏夫『藤沢周平と山本周五郎』光文社知恵の森文庫 と
言う本も最近知った。
取り寄せてみたら、コチラは、無味無臭のマッサラ本。読むのはそのうち、だな。


今日は浮世離れしたようなコトを書いたように見えるかも知れないが、なかなかどうし
て。

昔は百貨店勤めをした身だが、当時はトップランナーだった伊勢丹などでも、内部で
は、小説やら詩集を読めと社員教育でハッパが掛かっていると聴いたものだ。

シンガーソングライターが<アーチスト>と言われ一目置かれるのも、彼らが時代の風
を的確に読む嗅覚を兼ね備えている、と解釈されているからだ。


昨夜観ていて驚いたのは、NHK/Eテレの『人生デザインU-29』(10月19
日放送)という番組の録画。その日のタイトルは<少女漫画で天下取る!?新人WEB
漫画家26歳>というもので、大学の理数系を経て大手IT企業に勤めた後、漫画家
一本に絞って独り立ちした女性だったのだが、大手漫画出版社に原稿を持ち込みその
場で見て貰っている場面。

一当たり原稿に目を通した編集部の女性幹部が言った。画力、ストーリー構成力につい
ての指摘の後、「メインの読者層はどこか?」「?????」

<20代後半から30代の女性。あるいは、中には40代にもかかっているかも知れない
ビジネスウーマン。まだ独身。夕食用の食品を買うため立ち寄ったコンビニで、件の
漫画を手に取る。><好みに厳しく妥協はしない。だから、作品の絵が好きかキライか、
完成度を厳しく要求する・・・・・。>等々。

自信満々の鼻持ちならない、尖がった新人漫画家は、完膚なきまでに打ちのめされた。

狙う層のライフスタイルが、具体的に見えているか?????


このことは、どんな職業にも通じることではあるのだが、人と人が交錯する時代小説の
中にも、優れて人間の機微が描かれていて、唸ることが多い。



新潟日報コラム『日報抄』(2015年10月21日付)

新潟県村上市にいた頃、ハクチョウが飛ぶのをみたがもうそんな季節か。
北国では冬支度らしいが、我が当地でも今日は小寒い。










さて、昨日は「モズの高鳴き」について触れたのだが、その声が
ピタリと止んだ話まで書いた。


ところが、晴れ上がったせいか今朝も、やっぱりけたたましいモ
ズの声。
もう、縄張り争いでの「高鳴き」ではなくて、我が縄張りの支配
を示す、高らかな雄叫びだったのだろうな。

鋭くドスの効いた、人間にだって警戒を抱かせるようなもの凄い
鳴き方だ。

朝が明け、今からオレ様の「食事の支度に入るゾーーッ!!」と
いう宣言、のような声だった。



すると、我が庭先の3,4メートル先のツゲの木に、そのツゲの
枝に引っ絡らまりそうにバタバタとしたスズメが一羽。

スズメに表情があるとは思えないが、でも、その時は悲壮感さえ
漂わせたもの凄い慌てぶりで、動きもまるでぎごちない。

近くに家人もいたのだが、昨日も「モズの高鳴きの声がした直後に、
やはり、同じツゲの木でバタバタとしていた・・・」と言う。


イソップ噺に『村のねずみと町のねずみ』という話があるが、その
伝でいくと、この笠間界隈のスズメはと言えば、<村のスズメ>
だからして、普段ときたら警戒心が強く、臆病なのだ。

20、30メートル先に、われら人間を見つければ、パッと飛び去り、
わずか3、4メートル先にまでなど、到底近づけたりしないものだ。
(都会のコンビニ前の路上などでは、たったの1メートルほど前で何や
ら啄むスズメがいたりして、踏みつけそうになったりするのだが。)


それが今朝は、モズの声にビビりまくって、人間の傍に行けばモズも近
づけないとでも思っているように、普段では考えられない動きのスズメ
に遭遇。


まあ、「怖い」のは確かだろうな。

スズメにしてみれば、生きながらにしてモズの嘴にいいように突つかれまくり、
喰われてしまう恐怖たるや、何ともおぞましい恐怖だ。

その前に、ツゲの木の枝に引っ絡まりそうになりながら、バタバタとしていた
瞬間とは、正に後ろを振り返る余裕もないわけで、モズの鋭い眼光が、我が
身にロックオン!!しているかもしれない・・・・、思うだにおっそろしい瞬
間だろうから。

村のねずみと町のねずみ (Web絵本サイト「ストーリーゲート」)


そんなことで、スズメの姿・形はどれも同じだから一瞬気が付かないが、これ
からは毎日、スズメのはると君だとか、りく、かいと、そうた、しゅうちゃん
など、女の子のスズメ・あかりちゃんやら、ひまり、あおい、ほのか、ひより
ちゃんなど、誰か特定出来ないが、間違いなく1羽とか2羽がモズに喰われて
いく壮絶な生存競争が繰り返されて行くのだ。

願わくば、モズには、採食主義者になって貰いたいとも思うところだが、そう
も行かないな。



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さて、今日の新聞・茨城県版の見出しに『浸水深さで支援に大差 常総市、
「半壊」に独自策検討』『知事「政策的判断が必要』(2015年10月20日付
読売新聞)とあった。
大被害をもたらした関東・東北豪雨から、早くも42日目の今日だった。

先日に見舞った家人の学生時代の友人の方からは、3、4日前に丁重な礼状が届いた。
そのお宅は幸い床下浸水で難を逃れたのだが、文面からは、近隣の全壊被害等への気
遣いが痛いほど伝わって来た。(夫婦で見舞いに伺ったもので、礼状には夫婦連名で
の宛名が記されていたから、本文も読ませていただいた。)

世の記憶は、幾何級数的速度で薄れるものだが、被災者となられた人々には、まだまだ
現在進行形の「現在」の出来事だ。大変な毎日が続きますが、皆さまにはどうか頑張って
と申し上げたいと思います。


今しがた、17時過ぎに会に電話を入れ、今日の当方の公的立場での役目を終えた。
これまでに集めた台風18号被災関係の資料類は、ファイル2冊で5センチほど
にもなった。
今日は自分の火災保険証書も手元に置いて備えたが、大過なく過ぎた。

今からも被災地に近く居住する行政書士の方々には、種々の相談が続くかも知れない
ので、当方の齧った資料類をご紹介して、何かの役に立てて頂きたく記載して置きます。

■山崎栄一『自然災害と被災者支援』日本評論社 ■津久井進『Q&A被災者生活再建
支援法』商事法務 ■津久井進『大災害と法』岩波新書 ■日本弁護士連合会 災害復興
支援委員会編『災害対策ーー災害からあなたを守る本』 ■岡本正『災害復興法学』慶応
義塾大学出版会 
 ☆津久井進弁護士の著書2冊は、相談現場で即役立つ便利本ながら、これからもいつ、
  どこで発生してもおかしくない日本の自然災害支援の、ガイドとして現在の法的
  限界の指摘を含め、視界の拡さ、深さを合わせ持つスタンダードとして、しばらく
  色あせないと思われる。

■岡田宏行『被災弱者』岩波新書 ■稲泉連『ドキュメント 豪雨災害ーーそのとき人は
何を見るか』岩波新書 ■野田正彰『災害救援』岩波新書 ■高橋裕『河川にもっと自由
を』山海堂 ■『都市地図 常総・坂東市』昭文社 ■某損保テキスト『基本コース商品
関連テキスト 火災編』

 ☆今後は地球温暖化などにより多発する異常気象が、「異常」でなくなる常態化の
  方向とも言われる。今回の災害を機に知った『線状降水帯』もそうだが、あっては
  ならないが、身近に災害が頻発する確率は一層高まっている。
  町の法律家として、こう言った災害に直面した折に<真に役立つ>ためには、普段か
  らこういった災害関連の本にも触れておきたい。
  東日本大震災を機にたくさんの記録書籍が出たが、こういったものもイザという時の
  ために目を通しておくことも大切に思う。

  一例を上げれば、今NHK夜の「NEWS WEB」のコメンテーターとしても登場
  している石井光太さんのルポ本『遺体 震災、津波の果てに』など、震災直後の悲劇
  と混乱を追体験してみるのも役立つ。この作品は映画にもなったが、当方は「遺体」
  の言葉に反応し、映画館に足を運んだこともあった。  


今後、今回の災害に、どういう支援が果たせるのか、すぐには思いつかないが、常に関心
を持ち続け寄り添う姿勢だけは崩したくないと思っている。



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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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