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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今週は、先週に見たテレビの週間天気予報では、好天が続くはず
だったのだが、朝方の秋晴れが午後になって、一転雨が降りそう
なほどの曇天に。


さて、どういう自然環境の変化なのか、今年はこの10日ほども
朝方は何羽ものモズの甲高い鳴き声で騒がしかった。

例年はそういうことも感じなかったのだが・・・・。
なにせ、住宅団地の家並を縄張りにしようというモズに出会った
のは、今年が初めてのような気がするのだ。


とにかく、近所の住宅のテレビアンテナの上でキィーキィー一羽が
鳴けば、別なモズが道路を隔てた別な家のアンテナの上で甲高く
応じる。

またある時は、別な一羽が電柱のテッペンの携帯電話アンテナの
上で攻撃的に叫ぶ!
まあ、ウルサイぐらいの騒ぎの毎日だった。

それが、今日はピタリと止んだ。


モズの高鳴き(やまびこネット)

このネット記事によれば、縄張り争いに雌雄が決したと見えて、侵入者が
現れた場合を除いて、表面上静かになった、ということらしい。

蛇足を付け加えれば、上の記事の記載者はミュージアムパーク茨城県自然
博物館の伊藤誠さんのよるものとか。以前、筑波大学を出たツバメの研究者
の方に会ったことがあったのだが、モズの研究者も意外と近くにいたのを
知った。


さてさて、今日はまた、晴れていた午前にツクツクボウシの初鳴きでなく、
<遅鳴き!?>を聴いた。

今日はもう10月19日なのに、何とまあエラく遅くに地表に出て来たものだ。
かわいそうに、ペアとなる彼女など皆無の時期だもの、なんと不憫な・・・。



朝方、我が家の小さな庭にある鉢植えのセンブリが一斉に花を付けた。
小さくて可憐な花を家人が見つけたのだが、花を付けない頃には「センブリ」
というのに半信半疑だったのだが、早速、手元のタブレットで確かめたら、
間違いなくセンブリ。

韓国の時代劇ドラマ『ホジュン・宮廷医官への道』などで、ホジュンの、村の医院
での薬草取り時代の苦労を散々見せられたもので、今日は庭のセンブリをしみ
じみと見入ったな。

センブリ(みんなの花図鑑)




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●先週土曜日に届いた本が、菅野徹著『町なかの花ごよみ鳥ごよみ』草思社
 菅野さんは、読売新聞に身近な自然をテーマにコラムを書かれていたのだ
 が、 先頃お亡くなりになった。
 元は読売新聞記者で、ソウル特派員、国連軍従軍記者を歴任された方で、
 10年ほどで記者を退職。その後、働きながら都立大学大学院生物系統学
 博士課程を修了。主に魚類を研究された後、野生の動植物や近所の身近な
 自然まで観察と著述に生涯を傾けて来られた。
 従軍記者時代には、準戦闘地域で双眼鏡を覗くのは、生物だったそうで、
 警備兵には訝しがられた・・・・など、のちの自然観察一途の人生を彷彿
 とさせて、お人柄が偲ばれた。
 まだ、未読だが「身近な自然への愛」に期待を持たせる。ユーズド本。

●10月は「行政書士広報月間」で、先週には、無料相談の当番日があった。
 例月にも増して問い合わせが集中し、あたふたと2ケタに近い件数をフウ
 フウ言ってこなした。取り纏めに1時間の残業。

●土曜日には講座『デジタルアーカイブ入門』の第1回目に参加。
 デジカメを使った記録の実習、パソコンによるデータ管理の実習も含まれる
 ため、あと4回教室に通う。

●昨日は、定例の『歌声ひろば』に午後から。
 数カ月前にお知り合いになった方は、昨日の午前はボランティアで竹林の伐
 採作業をして来たとかで、だいぶお疲れのようだった。
 休憩時間にコックリ居眠りをし始めるほどで、ご無理はなさらないで下さい。
 水戸市長やら地元選出の国会議員の先生、茨城大学の先生に学生さん、地元
 住民の方々など100人超のイベントだったようで、地域保守の取り組みは
 人ごとながら、好ましく聴いたものだった。

 昨日は前月にリクエストしておいた曲を歌えるようにと、遅刻をしないように
 出掛けて、無事、ソロで歌うことが出来た。
 約1か月間、散歩の折やらアチコチに出掛ける車内で「人知れず」練習して来
 たもので、よかったァ、ホッ!!

 三田明 「美しい十代」(YouTubeより)

  
 もはや、<美しくもないン十代>なんですが、清らかだった頃の歌なんだな。
 マジ、清らかに魂込めて歌ったつもりっす。
 
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10月の3連休、いかがお過ごしでしょうか?

ウチの方は、相変わらずのバタクサな毎日で・・・。


昨日は、上の息子が結婚したもので、その子が家人の産休明けと
ともに、保育園に入園出来る前まで面倒見て頂いていた、北茨城のお
ばさんがお祝いにと、わざわざ笠間まで訪ねて来てくれました。

家族ぐるみで、本当の<我が子>のように可愛がってくれたおばさん
と、その長女さん。

その当時、小学校3,4年生ぐらいのおねえちゃんだったから、そこ
の子供たちも、ヨソの幼児を弟のように面倒みてくれたのでしょうね。

その長女さんも、今では子供さんが21歳というのですから、光陰矢
の如しに、フラッと眩暈さえ覚えたものです。


今ではオッサンの上に、アゴヒゲまで生やした息子ですが、このお宅
で可愛がられた日々がしっかりと心に記憶されているのでしょう。
「会いたい人」として、オヨメさんを連れて真っ先に訪問したのもこ
のお宅なのでした。

思い出話のヌシとして、余り話もせずに黙って聞いていた息子の成長
を好ましく思った昨日でした。


帰りに、用意しておいた笠間の焼き栗をお持ちいただきましたが、お昼
にと家人が支度した栗ご飯まではいていただけず、親子二人で滅多に来
ない笠間巡りか何かで、早々にお帰りになってしまいました。

家人はご一緒に笠間市内の散策も考えていたようでしたが、先方さんの
<親子2人>だけの時間を察して、遠慮させていただきました。


●茨城の「食」と「農」のポータルサイト
うまいもんどころ /特集 笠間の栗




今日は隣県在住の娘が、水戸に住む友人の結婚式で水戸のホテルまで来た
という。
職場の同僚の皆さんも、一緒にご招待されたとかで、前泊せずに固まって
バスで来たと。

それはそれでイイと思うのだが、「日本一の笠間の栗」を、水戸のホテル
の娘まで届けて、娘の婿さんの実家の分まで預けるとか何とか・・・。

「何をやっとンのかね!?」身内に栗農家があるわけじゃなし、栗屋さん
の回し者みたいなコトしなくたってイイじゃないの!!
この「届ける」話を聞いた時には、つい、イラッとして押し問答に。


家人は今日の朝から、2か所の農協直営店をハシゴして栗を物色し、旧岩
間町の、有名な小沢栗園までも出っ張って、栗を手当てしてきた模様・・・。

今やその名前が轟く小沢栗園まで行ったら、東京ナンバーのベンツが何台
も止まっていたらしいが、別段地元原住民のわたくし等が、栗如きで騒ぐも
んじゃないと思うのだがな。


走り慣れている国道355号線を左折して、小沢栗園へと向かう道筋は水田
地帯が広がり、田んぼに水を引く用水には、な、何と水車小屋まであるんだ
そうで・・・。

小沢栗園が設えたものか、誰が作ったものか知らないが、きょうび水車小屋
なんてあると、『北国の春』の唄にある<♪山吹~朝霧~水車小屋/わらべ唄
聞こえる 北国の~>みたいに、田舎田舎で、トウチョウナンバーの車に懐か
しがられてしまうじゃないの!!


ああ、やだ、やだ。

それにしても、今日の農協情報では笠間の栗も今シーズンの終わりが近いら
しい。
そうだ!?栗!!
と思われた方は、どうぞお急ぎください。

地元農協のショップ「緑の風」などは、朝は8時からオープン。今の栗は
入荷が少なく20、30分で無くなるらしいのね。


さてさて、我が家の明日は、息子の嫁さんの実家にご招待を受けているも
ので、これまた、土産に栗を準備済みだ。
栗にリキが入っている家人だけで行って、コチラまで<巻き込む>ナ!!
と言ったのだが、ま、世間的には<つがい>だから行くのは義務っすナぁ。



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いやぁ、ブログの更新が久々だァ。
何かバタバタとした毎日が続きましてネ・・・・。

済みませんでしたーー。


さて、タレントの北斗晶さんが乳がんに罹っていることを発表され、
世の女性の、乳がん検診への関心の高まりは凄かった。

当方も彼女の病気の公表の折には、非常に心配をしましてね・・・。


テレビの中で夫をどやしたり、クサしたりの振る舞いの一方では、
なかなかのオシドリ夫婦であったり、料理の腕前初め、「主婦」と
してのレベルの高さに驚かされるに及んで、また、あのサッパリとし
た性格を見せられるにつけ、結構ファンになっていたのでした。


ですから、乳がんの発表に際には、アカの他人ながら心底心配しました
ヨ。

今は、手術も成功し、入院生活を経て退院とは、ヨカッタ、ヨカッタ。


当方は何の拍子か、北斗さんの入院中からブログを見始めて、今日に
至っております。旦那さんの佐々木健介さんもこの10月1日から、長らく
中断していた自身のブログを再開。献身的な夫の務めを披瀝しています。
(タイトルは「佐々木健介の旦那ちゃんブログ」)

北斗晶さんのブログも旦那さんのそれも、別段小難しいことは書いてはいない
のですが、<ほんわかな日常>のやさしさに、つい、心惹かれます。

そこのけそこのけ鬼嫁が通る<北斗晶オフィシャルブログ>

今日のブログでは、「楽しい日曜日を過ごしてるよ。」と結んでいるのですが、
北斗さんの口調で『おめェー、曜日間違えてんじゃねェーよ!?』とツッコミ
を入れたいところでしたが、まだまだ、本調子じゃないところもあるのでしょ
うね。



さてさて、今日の本題。
自分のコト。

実は当方も、8月の半ば頃からだったと思うのですが、右の乳房あたりが
腫れているようでもあり、それより触ると「痛い」--という症状がずっと
続いていて、この10月になっても収まらないのね。

誰でもが経験する、小5か小6の頃にある第2次性徴の一つの、乳首がグリ
グリとなって痛いような時期があるじゃないの・・・。
あの感じが、今頃突然に<ぶり返し>た感じなのですヨ。


北斗晶さんのこともあったから、心配にもなって、今日の内科通院のおりに
先生に訊いてみた。
「先生、男でも乳がんってあるんですか?」

そうしたら「ある」という返事。 あっちゃァ!!


診察室のベッドに横になって、ハダカの右乳首あたりを触診してもらいました。
「シコリはないようですネ。」とのこと。

触られるうち、「ア、あ、アぁ~~~ん!?」と反応してコントのひとつも
やりかねないない性格なのだが、今日は自重してマジに徹した。

胸筋の疲れかも知れないので、少し様子を見ましょう・・・が結論でしたが、
「男性にも乳がんがある。」というから、お互い気をつけましょう。


話は前後しますが、おとといは3か月に一度の眼科の定期診療日でもありまし
た。
まあ、「寄る年波」というのか、現実にはアッチにもコッチにもガタが来てい
て、<整備>が必要になっちゃったのネ。

今回などは、その通院日に今までは体験していなかったようなコトが・・・。

日の光が射しこむ方向を見ると、妙に眩しさを感じ、前頭部に急激な鋭い痛み
が走った!!

眩しッ!イテテッ!!


ま、病院に行って症状を説明したのでしたが、眼圧は10に11とほぼ正常値
と言うし、眼底チェックしても異常はないと。

眼科的には問題はないから、脳内の異常かも・・・とか言われましたナ。

身体は一つなのに、「眼科的に異常なし」なら眼科医は、人ゴトだ・・・・。

そんなもんだろうネ。


ニキビずらの女医で、興味も湧かなかったからヨシとしたが、頭に来たのは
その診療前の検査でのこと。

視野検査というのがあって、暗室のような部屋で、前面にある鍋のような金属面
に次ぎ次と光の点が点滅するのを、視認出来たら、パソコンのマウスのような
器具のキーを押す。

以前に何度もやっているもので、初めてではなかった。

暗がりの中で、人差し指をそのキーの上に置き待機した。

ところが、今回は一向にその機械の点滅が始まらず、無音のままの数秒が過ぎた。


「キーを押したままでは、動きませんヨ!」
突然、若い看護師の声が響いた。

「えt!?」
「押してないですよ。」

「いや、押してました!」「ワタシ、見ました!!」


パソコンのマウスでだって、クリックしなくても力は加えず人差し指をマウスに
載せているではないか。
「(指を)載せている」だけで、「(指を)押して」はいない。

それなのに、『押してました!!』と決めつけて言われたからブチッ!!と切れた。

その端末器具を高く持ち上げて、「押す」とはこうしている状態だっ!と言って
やった。

看護師というシゴトに誇りをもって取り組むのはイイことだが、自分の見立てが
間違っていることもある。

アタマが白髪のオヤジだから、暗がりのなかモーロク爺さんに見えたのか知れないが、
日常茶飯事にマウスに指を載せているオヤジが、「載せている」か「押した」か、
訳が判らなくはなってはいない。

この検査に入ってしばらく経って、「休憩入れますか?」と言ってきたが、戦場には
行ったことはないが、数々の修羅場は潜り抜けて来た自負はある。
「続けろ・・・!」とだけ言ってやった。


このクソ忙しいのに、医者などに時間を取られたくないのだが、メンテナンスが長持ち
の要諦だから痛しかゆしだ。

「お医者 2題」のお開き。



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北斗晶さんの乳がん手術が、有名人ゆえにいろいろな波紋を生じている。

術後の話題でも、リンパ節への転移が見られたため「生存率50%」と
言われ、彼女は<何としても生き抜いて見せる>と前向きに語ったそう
だが、50%だけ生き延びられる一方に、50%の死亡確率の高い患者
を想起させる。
確率論の冷厳な現実なのだが、有名人ゆえに「50%の助からない患者」
への思いやりに欠けるとの批判を受けている。

片方の乳房を喪失するという女性としての根源的哀しみへの、体験者から
の「応援歌」として、<乳房喪失した傷口>の公表も北斗さんは考えてい
る言えば、「どうしてそういうことをしようとするの!?」と糾弾の声が
また喧しい。

ブログを読む限り、北斗夫妻の素朴で片寄合う家族の毎日が、いとおしく
応援したくなる・・・、それだけなのだが。


【今日着いた本】
■『Q&A遺言執行トラブル対応の実務』■『ケーススタディにみる 専門家
のための家族信託活用の手引』■『判例からみた書証の証拠力』以上3点







今日は、昨夜のうちに予定を決めていた常総市に行って来た。



10日の鬼怒川増水氾濫により、常総市若宮戸地区での越水、
続いての三坂町地区での堤防決壊による自衛隊を中心とする
ヘリによる住民救出劇を、テレビ中継で手に汗握って見せら
れたのだが、うちの家人はそこに住む学生時代の友人の安否
が気がかりで、その日から居間のピアノの上に1枚の年賀状
を置いたままに1週間が過ぎた・・・。


当方の所属する行政書士会でも常総市に居を構え、そこに事
務所の本拠を置く方が何人もいた。

何かの拍子に、水戸など関係出先で安否を尋ねれば、「未だ
に連絡の取れない人が大多数らしい・・・。」そんな噂で話が
途切れたことが何度もあった。


そんな中、茨城県行政書士会で災害支援の一環として「台風18
号等被災者無料相談センター」の立ち上げの話が出て、その対応
策の連絡書を手に取る機会が出来た。
「こりゃ、大変なことになった。」「いまだに避難所暮らしを余
儀なくされている方々を始め、常総市を中心とする鬼怒川流域災
害に見舞われた方々のお困りごとに、少しでもお役に立てるため
には、責任は重大」だと引き締まる思いがつのった。


家人が常総市の友人を見舞いたいというもので、「で、誰と行くの」
と訊いてみれば、一も二もなくトーゼンの口ぶりで「クロダシンイチ
さんと!」と来た。

ったく、オヤジ当てにするなヨな、とはいつも言うことなのだが、今
回ばかりは、意向が一致して昨夜『行く』ことに決めた。

なら、来週はシルバーウィークで、ボランティアの参集等で現地の混雑
が予想されたもので、急遽ながら『今日』にした。


常磐道を谷和原で下りた拍子に、常総方面はもう渋滞。国道294号は
いつも混雑する道ではあるのだが、インター出口での渋滞に緊張する。

294号に何とか合流すれば、進むのは進むからホッとする。
それにして、道路脇の雑草が泥をかぶり、乾き始めて白いラインを浮き
立たせているのを見ると、11日午前10時頃に常総警察署周辺が冠水し
て「署が孤立状態に」(読売9月12日記事)というのが彷彿と実感出来
た。<ここまで、水が来たんだ!?>


やがて、左前方にきぬ医師会病院が見え、左に曲がれば常総市役所だと
いう新井木交差点まで来たら、交差点に警察官が立ち国道294号線は
ここで通行止めになっている。

常総市を南北に貫く294号線が通行止めなら、市の北部が目的地の今日の
行程はどうすればいいのだ。(通行止めの理由は、前方での冠水というのだ
が、実際は堤防決壊地点の復旧工事車両限定の通行にするためのように思わ
れた。)
ま、通行止めはともかく、まずは市役所に行きたかった。


先に見えたきぬ医師会病院の前を過ぎる。
テントでの外来患者の診療が始まったとテレビ報道で見たが、水害でゴミと
化した什器備品類が敷地内に積まれているのが見える。
しかも、木製のものはまだ濡れていると見えて、それは生々しい残骸の山。

インタビューにここの院長先生が応えているニュースを数日前に見たが、「被
災の片付け復旧作業に、自衛隊員が献身的に果たした役割は大きかった。」と
素直な感謝の話は、聴いていて清々しかったのが印象的だったな。
「後の医療に部分は、自分たちの番だ!!」と締めくくりの言葉も力強かった。


さて、常総市役所前まで来たが、そこまでの道筋でも道路脇の飲食店などの
店舗での片付け作業、電気店での泥を被ったテレビの持ち出しが見える。
また、ぱんぱんのゴミ袋の山また山。濡れてしまった什器や家具、イスの類も
山積み。心なしか気落ちしたような人々が、黙々と作業に追われていた。

ハンドルを握りながら、グッと込み上げるものがあった。
おっと、涙が出そうになる・・・・。


市役所に着くが、駐車場は思ったとおり混んでいた。
空いたところはないか?探すのだが、前方からもそういう車がノロノロと来る。
向こうから回って来たということは、向こう側には空いたところが「ない!」
ということだ。
こちらにもないのッ!!と相手さんにも言ってあげたくなる。

災害派遣のプラカードを付けた自衛隊車両が止まり、NHKの中継車も何日も
ここに止まっている気配だ。

入口近くでは、水のペットを配るブース。
入口を入ったスグに長テーブルが何台も並べられて、臨時の『罹災証明』『被災
証明』の受付になっている。
井戸水の水質検査の申し込みも受け付けていて、入り口付近は混雑していた。

こちらは、『罹災証明』の部外者ではあるから、あちこち見て回りたいだけなの
だが、証明を取りたい人は並んでおり順番を待っている。
こちらが並ばずにブラブラしていると、背後から監視されているような視線を感
じた。
<並ばずに、長テーブルに向かう不埒者ではないのか?><そうしたら、許さね
ェー!!>無言のギラギラした視線は、そんな不穏な苛立ちを潜ませていたな。


管理職らしい中年の男性たちが、立ち居で「案内係」をしていた。
「井戸水の水質検査の専用容器が欲しいのですが???」「はい、はい、それは
・・・・・。」次から次への問い合わせに、息つく間も無い様子。

ここで、国道294号線の市北部方面通行止めの「迂回路」を尋ねると、いやはや、
親切で懇切な案内をしてくれた。
小太りの禿げあがったおじさんだったが、それはそれは親切だったこと。
「市役所脇の県道357号線を北上して、美妻橋を左に。美しいの<美>に<妻>、
の橋。」「鬼怒川を渡るんですね?」
「ハイっ!」「それから、3つ目の信号を右に。」「道なりに北上し、ジョイフル
本田がありますから、その先を右に・・・・、石下大橋を渡り・・・」「鬼怒川を
渡り返すんですよね?」「そうそう・・・、そういうことです。」

迂回して常総市鬼怒川東側に戻ることになる。


この辺まで来ると、鬼怒川の決壊地点を迂回でやり過ごし、越水地点に近い市の
北部が近い。

長くなるので今日はこの辺にするのだが、100名以上の買い物客や従業員が洪水
により取り残され店内で一夜を過ごした後、翌朝陸自のヘリで救出されたアピタや
近世の城郭を模した別名豊田城とも言う非難所になっている地域交流センターを間近
に見て来た。

スマホやタブレットのGPS機能、持参の紙の地図とも睨めっこしながら悪戦苦闘し
た一日だったが、さて、はたして、家人の友人宅を探し当てることが出来たのかどう
か?
もし、お手スキなら明日以降の(その2)を見てやって下さい。




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新聞やテレビを観ていると、「ハザードマップ」でも市内全域で洪水の危険が「あっ
て、まさにドンピシャ!の事態を現実に招来した。
しかもマネジメント上その中枢機能の市役所が水没したテイタラクとは一体全体
マヌケ過ぎじゃないの!!と言った論調が目立った.

あらためて現地を歩いてみては、広大で真っ平な関東沖積平野の只中にあって、
『住民とともに歩む市政』を標榜する民主的で開かれた自治体だけが、堅牢な城壁
に囲まれたような市役所を作り、市民を睥睨するような運営をすることが許される
のだろうか?と思った。
歴史と伝統ある旧水海道市で、街とともにそれを形づくる人々の暮らしが街並みを
作り、その街並みの中に、人々を支え、支えられる行政の庁舎があったのである。
いままでは、それが自然であり何の不都合もなかった。

ただ今後は一旦コトが起こる不急の時に備え、中枢機能は常に盤石でならねばならな
いとは思う。
リスクマネジメントの指揮命令系統の温存の措置は、今後改善を図らねばならないが
町を整合し自治する機能は、街の息づかいと密接に繋がる場所にあることは、決して
否定されることではないのだと思う。


また、市北部の旧石下町の通称豊田城(正式には地域交流センター)は、奇をてらった
作りから、昔は傍を通るときには、何とムダなものをと内心小ばかにした思いにかられ
たこともあった。しかし、今日歩いてみては、ただただ真っ平らな沖積平野の只中にあ
っては、なかなかにランドマークタワーの役目を果たしているものだと感心した。

建設当時から批判があったかも知れないが、田んぼばかりの平凡な風景の中に、その
存在感はバカにしたものではない。先人の先見の明に感服した今日だった。


今朝3時までで読了してから出掛けた、本。
■山崎栄一『自然災害と被災者支援』日本評論社 2013年9月初版

地元図書館に他館借入を依頼した本。
■岡本 正『災害復興法学』慶応義塾大学出版会 2014年9月初版

明日以降、ネット通販で届く本
■岩波新書 『大災害と法』『被災弱者』『ドキュメント豪雨災害ーーその時
人は何を見るか』 以上3冊。










今朝の読売新聞「読売俳壇」「読売歌壇」のページを覗いていたら、
下記のような句が常総市の方から投稿されていた。

 老斑の幾つ増えるか暑に耐ふる    常総市 渡辺 守


撰者矢島渚男さんの【評】をそのまま写してみると『今年の異例の
猛暑は堪え難いほどの日が各地で連続し、老人にはことにこたえた。
それを老斑が増えると極めて具体的に表現している。』(読売新聞)



句を読むと、あの猛暑の夏が今更ながら思い出されたが、あの日から
作品として投稿され、掲載されるまでだいぶんタイムラグがあった。

今朝この句を見ては、はて?作者の渡辺守さんは、常総市の鬼怒川堤
防決壊の災害の中、ご無事だったのだろうか。それが気がかりになっ
た。

猛暑の夏の句吟のあと、新聞掲載までのタイムラグどころか、大水害
の現実など、誰も予想も出来なかったことだったろう。

常総市で安否不明だった方が15名もあったから、会ったこともない
人だったが、渡辺さんの消息も気にかかった。


昼過ぎ、ネットニュースでの時事通信記事で、常総市での「不明15人、
無事確認」(9月15日(火)13時35分配信 時事)を知り、ひと
まずは安心。


今日の読売俳壇には、地元笠間市の方からの投稿も掲載されていて、心
惹かれた。

 垂れそめし稲穂や誰ももう死ぬな   笠間市 沢崎だるま

撰者の正木ゆう子氏の書く【評】に、ことに今年は戦争に関する投句が
多かったとある。
今、稔って頭を垂れた黄金色の田んぼ周りをウォーキングしているが、
沢崎さんとは、昨日田んぼで往き合ったあのオッチャンじゃないよね?

それにしてもだ。
手元のFacebookにバンバン入って来ている投稿では、安保法案
反対の国会議事堂周辺デモが騒然となっているのだが、テレビじゃ「無風」
状態の有様。
昨夜だったかのNHK世論調査の結果には思わず「ワロタ!?」が、尋常じゃ
ない世論操作の巨悪ぶりには、驚愕した。


さて、今日の話題に戻そう。

今朝の新聞では、思わず突然に噴かされた・・・。
読売俳壇に載った歌にだ。

「うっせえな」なんて百年早いだろお前のおむつを替えた俺によ
                       銚子市 礒津 和男

これまた撰者小池光さんの【評】をそのまま写してみると『父と息子の葛藤。
むずかしい年頃になってタメ口をきく。たった十数年前、お前のおむつ替えた
んだぜ、俺は。なまいきなこと言うな。まさにその通り。父よ、がんばれ。』
(2015年9月15日付読売新聞)



偶然とは不思議なもので、朝に新聞を見て<噴いた!!>その数時間後の
ことだ。
何やら隣の部屋でゴソゴソしていた家人が持って来たものが、古い古い写真
のネガ類の段ボール函で、その中にあった・・・という我が家の息子の写真
類だった。
あちゃ、アッチャあ!
いやァ、ちィちゃかったなァ・・・・。うわ~、カワイイなぁ。
(必死こいて、共働きだったから写真の整理などもせずに生きて来た。)

しばし、来し方を振り返る時間になったナ。



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●「うまい棒」に「キャベツ太郎」、駄菓子買って応援!被害の茨城・常総市
菓子メーカーへの「支援活動」始まる
(2015年9月14日(月)19時6分配信 JーCASTニュース)


さてさて、今日は散歩前にコンビニによって「うまか棒」を忘れずに、だ!!


P.S.
「がんばろう!常総」の足しにでも・・・と思って、近くのセブンイレブンに
行ってみれば、ビックリしたな、もう。
菓子コーナーといえば、<どうしても落とせない>NB商品の他は、目先の利益
確保のためのPB商品の花盛り、じゃあないの!?

端物のリスカ商品など(「うまい棒」などのメーカー)まったく見当たらない。

これがナンバーワンコンビニの「手口」なんだな。(麻生君に言っとく。「手口」
とはこういう時に使う言葉なのだ。消費税の財務省案を説明する時に「手口」などと
いう言葉を使っちゃイカンのです。)



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5596DA(ゴーゴークロダの意)
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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いばらき動物法務研究室
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