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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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一昨日、昨日と涼しい穏やかな日を過ごさせてもらいましたが、
一転今日は、特に午後になってから、いよいよ暑くなって来ましたね。


もう暑いのは、誰しもコリゴリ・・・というところだと思うのですが、
まったくイヤになります。



 井戸を掘るなら水の湧くまで掘れ。        石川理紀之助
   
 人生の大目的は知識ではなくて行動である。    T.ハクスリー

 実践によって人間の真理性を論証せねばならない。 マルクス

 功の成るは成る日に成るにあらず。        蘇老泉



さて、今から一眠りして出掛ける準備をしよう。
帰りは、明日の午前3時過ぎ。



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●男が生まれて負け組気分
 (2010年8月19日 読売新聞「人生案内」欄)



回答者の大日向先生も書いていますが、男児を産むと「負け組」とは
驚きましたし、時代が変ったものだとしみじみ・・・。



まあ、自分の体験からして、思い当たるフシがないでもありません。

今や完全に、「家制度」なぞ胡散霧消し、すべからく「家族」とは
夫婦単位になっていますから、妻側が「自分の実家に行こ!?」と
のたまえば、大概の亭主はノコノコそちらについて行くし、そんな
ことから、結果的には、自分の実家へ行く回数は減って行きます・・・。


それだから、「男の子」より「女の子」。

年が行くほど、子や孫が来てくれることへの依存度は高まるでしょう
から、日常的には、結果論としては「女の子」を持つほうが、子や
孫に日常的に会える頻度は高いでしょう。(高齢化の時代、「女の
子」が頻繁に訪ねてくれれば、身の回りの世話も焼いてくれるでし
ょうし・・・・,イイことずくめ。)



しかし、それにしても、産まれた時点で「勝ち組」「負け組み」とは、
なんとも打算的過ぎて、読んで、アタマがくらくらしましたね。



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●海保ヘリ、低空デモ飛行へ向かう途中に墜落か
 (2010年8月19日 22時11分 読売新聞)


●北海道・東京理科大生遭難事故 沢でビバークしていたところを鉄砲
 水にのまれたか
 (2010年8月18日 12時17分 FNN)



結構長く生きて来ますとね、いろいろ経験しますからね。

上記のニュースを聴いても、自分自身がそこそこのコトを経験して
来ていますので、なるほど、と自分の体験に照らし合わせて考える
ことがあるんですね・・・。

ま、さすがに、ヘリコプター遭難事故には遭遇してはいませんが。
していれば、今ブログなぞ書いていられる訳もないですね。

亡くなられた海上保安官の皆様には、大変お気の毒でしたが、
航空業務とは大変な業務とあらためて思い知ります。



当方も、自衛隊の5,6人乗りぐらいのヘリに乗せていただく機会
があったのですが、ヘリの床の下は「クウ」(空)ですからね。

それは、考えるとビビりましたね。


茨城県大子町付近に航空標識があり、札幌に向かう旅客機など、その
上空を通過するのですが、羽田からだとあっという間。
たしか離陸後15分ぐらいじゃなかったでしょうか?
機内アナウンスで「茨城県上空を通過中・・・」とかなんとか案内が
あります。

恐る恐る窓からはるか地上を見下ろしますと、まあ、箱庭のような
景色で、自分ちなんか判ったもんじゃありません。


ところが、ヘリの場合、まるで飛行機に較べますと低空ですからね、
却って怖いものです。

ひたちなかの自衛隊施設学校を飛び立って、どこをどう飛んだのか
忘れましたが、那珂川を渡り、水戸市内上空を飛んだのでしょうが、
車が見え、鉄塔なども近くに見え・・・・、なんせ、ヘリの床・足元
の下は、空中ですから怖いものです。



それから、日高山系での沢の鉄砲水での遭難事故。
これまた痛ましい事故で、将来のある若い人が亡くなられたことは
大変残念なことでした。


当方なども、小学校のクラス全員での夏休みのキャンプした時に
雷雨の後の増水で、あわや遭難?という経験がありました。

川の中流域の中洲にテントを張り、一泊の予定でしたが、夕食の
後、急な雷雨に見舞われました。

各班ごとにテントに篭り、ひたすら雨の止むのを待ちましたが、
一向にその気配無く、雨足が強まるばかり・・・・。

19時前後にテントに入り、21時を過ぎても雨はやみません。


そんな時間に、川近くの農家の方が中州にやって来ました。

今ぐらい雨が降っていると、必ず中州まで水を被るから避難した方が
いいって・・・・。


クラスの40人以上が、子どもの足で40分も歩いたでしょうか。
山あいの中学校の理科室などに分散して泊まりました。

あの人体模型が立っている、理科室が当方らの割当の部屋となりました。



翌朝、カンカン照りの中、昨夜の中洲まで戻ってみると、
川の流れで草はなぎ倒され、テントは川の流れの方向に倒れ、流されて
しまったテントもありました。

今なら、かなりの数の父兄も同行しているでしょうが、昔のことでした
から、大人は、担任の先生だけでした。


その時の先生の年齢を超えて、当方が思うのは、40人以上の子ども
を抱えて、先生も怖かったでしょうね。
車もなく(バスでいった)、携帯電話もない時代でしたから、はるか
先の中学校に連絡をつけに行き、戻って子ども達を引率して・・・
いろいろ考えると本当にたいへんだったと思います。



沢登りや、登山の場合、この「地元の方」の情報が一切ない。

今回の遭難事故の場合、一日雨が降り続いていた、ヘッドランプを
点け暗くなるまでビバークの準備をせず行動した。若く体力もあった
のでしょうが、街場の川原でバーべキューのようでなく、山男の
メシは簡潔なものでしょうから、寝るだけのビバーク。予備日3日
を見ていて、雨もあって行程が2日も遅れていたといいますから、
それもあって焦っていたかも知れません。


唯一の生存者が19日会見の場に立ちましたが、それを見る限り、
会見内容が情緒的ではなく、比較的論理的に顛末を語るのに、にわか
中高年登山者との違いは見て取れました。

それにしても、二つの沢が合流する地点(水が集まる場所)での
ビバークを計画地点にしていたことに問題はなかったか?


当人が「今は何とも言えない。今後遭難原因を検証する・・・。」と
その分野のクロウト的、確信犯的受け答えではあったが、ここ2,3
年のゲリラ豪雨など、従来と異なる気象状況が現出すると考えることが
準備段階で欠落していなかったのか?

記者が聴く一般的な疑問を、専門家気取りで拒絶する姿勢に、謙虚さ
を欠いた事故原因の一端もあるように見えました。

ツッパルなら、3人も死亡するな、救助を求めに行くな、という
感じでした。



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●常陸太田に最古地層 5億1100万年前カンブリア紀
   (2010年8月18日 茨城新聞)



新聞を開けば毎日毎日暗いニュースばかりの昨今、またぞろ今度は
久々の食品偽装が出てきたり・・・と、疲れます。


そんな中、上記のような浮世離れしたニュースが、心和ませてくれ
ます。テレビ番組に「カンブリア宮殿」というタイトルのものが
あり、番組カバーでは三葉虫などが泳ぎ回り、ワタクシ的には
好きな画面でした。


それが、常陸太田市の地層として現われているって?

この発見で、日本列島がユーラシア大陸から分離した時に、「北中国」
からだったのか「南中国」からだったのか?それの根拠データと
なる可能性もあるんだそうですね。


まあ、夢物語みたいな話で。なんせ、「マンネン」なんですから。


今回のが約5億1100万年前の地層。
同じ研究チームが、8年前にも日立市小木津町で約5億600万年前
の地層も発見しているそうですが、その差500万年・・・・。



とにかく「マンネン」ですからね・・・・。

500年じゃなく500万年。


こうなると、5億1100万年前でも5億600万年前でも
どこがどう違いマスネン?もうどっちでも同じと違いマンネン!???



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 まあ、ワタクシらしくもない突飛な話題を書きました。

 とにかく、まるで地味に見えたあの小惑星探査機はやぶさ、
 地球に持ち帰ったカプセルも、無事回収され、その実物展示が
 8000人の長蛇の列というのですから、分からないもの・・・。

 それに、「はやぶさ」のプラモデルが売れに売れているというの
 ですからね・・・。

 よっく世の中観察していないと、行政書士もズレてしまいます。



●読売新聞 編集手帳 (2010年8月17日付)


昨夜は、当ブログにダラダラ書きすぎて、反省しております。
今日は短く。



今朝の編集手帳は、映画『孤高のメス』に触れている。
当方も観た映画なので、やはり取り上げられると嬉しい。



上記記事の趣旨とは、全然違う話で恐縮だが、先日NHK衛星放送
で山崎豊子原作の映画『白い巨塔』を観る機会があった。

長年の中には当然、観るチャンスはあったのだが、社会派問題作な
どと銘打った重々しい触れ込みから、自分の中では意識的に観ない
で来ていた。

主人公の社会の最下層から這い上がる凄まじい上昇志向、そして
これまた凄まじいばかりの権力欲。
権謀術数渦巻き、喰うか喰われるか、伏魔殿のような大学医学部
の実態。


物語は、薄っぺらな正義の視座からの、財前教授の成功と挫折などと
いう結末は作らない。周到で徹底した悪は、没落などせず、脈々と
その地歩を固め、社会を支配してゆく。

正義感と薄っぺらいヒューマニズムに溺れるものは、足元を着実に
救われ、大学を去ってゆくしかなかった。


青ざめて大学を振り帰れば、そこには、白い巨塔がそびえるばかり
だった。


現実には、『孤高のメス』より『白い巨塔』の圧倒的リアリズム
に愕然と思い当たるのだ。



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 映画『白い巨塔』撮影時、主演の田宮二郎の年齢は、実に31歳
 だったという。

 今の時代の同年齢に較べて、如何に「精神的成熟度」が高いことか。
 それゆえのスターであったのかも知れないが、その後「モラトリアム
 の時代」と言われて久しいが、そういった社会風潮とも無縁では
 ないのでしょうね。

 

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男性
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行政書士
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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