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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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ブログ更新が3日空いた・・・・。
 
いやァ、「当たり前」と思っていることが一旦破綻すると、大変なことにな
りますね。
 

実は、昨日の昼過ぎだったか、突然パソコンがイカレちまいまして、イン
ターネットに繋がらない状況に・・・・。
 
パソコンがダメになったのか、オフラインでワード文書を印刷しようとしても、
繋いであるコピー複合機がウンともスンとも言わない。
 ブログ用のOutlook Expressもこれまた繋がらない・・・・。
 
どこだ!? 何だ!?? 参りましたナ・・・・・・・。


メインのパソコンだって新しくはないが、使い込んだスグレもの。事務所に
はもう一台デスク型があるが、書類が手前に積んであって、どかすのもめ
んどくさい。
 
今までの不調の大概はパソコンだったが、水戸の修理カウンターまで持ち
込むのもこれまた面倒だナ・・・・・・。

で、パソコンか?モデムなど回線関係か?それを確かめることにした。
 


事務所のパソコンをAとする。夜間業務用に自宅においてあるパソコンをB
とした。
 まずは、自宅のパソコンBをインターネット接続コードを探し、夜間業務用デ
スクで自宅居間の別モデムに繋げてみた。
およよ、インターネットが開かない・・・・。

うむむ、さもありなん。
15mほどある長いコードを日々溜まる雑書類の下にしていたら、書類が結
構な重さ。これの重さで<断線>したのかも知れない。

次にこのパソコンBを、自宅居間に持って行き、短い別コードで繋いでみると
難なくインターネットがご開帳・・・・。
ふうっ、オーケー。
 
今度はこのパソコンBを事務所へ持って行き、事務所の回線に繋いでみると、
やっぱり繋がらない・・・・・。

次に、事務所にあるパソコンAを自宅居間で繋いでみた。
やったァー、パソコンAもインターネットが開くじゃないの!!
 

そんなこんなで、昨日は夕方まで5時間近くこんな作業を・・・・・。

で、今度の原因は、パソコンではなく、モデムか、電柱からの引き込み線を
含む回線関係と推定できた。
回線だと、今日電話しても修理は明日以降になるか?

困った、困ったと思いながら、NTTに修理申込みをしてみると、相手さん、
話している<光電話>が通じていると言うことは、引き込み線じゃあ、ない
という。
 

パッパカ、パッパカ、言われる通りにモデムの再起動をして、パソコン画面
であれこれクリックした結果(もはや、どこをどうクリックしたか覚えていない)
み、みんごと、ずェ~~~んぶ、復旧したのでしたーーーーー。

コピー機も単体ではコピーは取れたのでしたが、パソコンの「印刷」指示には、
まるで無反応でしたから、コピー機会社の修理センターまで電話をしていまし
たが、これも完全復旧。

昨夜仕方なく、自宅居間から、急ぎの用件をメールしたものの、自宅居間の
インターネットOKの状態でも、メールは何故か「固まったまま」だったのだが、
復旧後今日昼過ぎは氷解していつの間にか、発信されていた。
 あ~~ァ、良かった・・・。

自由業者は、パソコンを取り上げられたら、「無人島に島流し」状態になります。
新聞、テレビはあるとは言え、パソコンなしではなかなか厳しい。

何かで見た名言に、「焼け跡に、エンピツ一本あれば仕事が出来る」のがプロ
というのがあったが、きょう日、情報機器なしに業務をこなすのは、やっぱ、心細い
と思うな・・・・。 


■■■
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<ここのところ観た映画>
  『幸せの教室』トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ ネットでの評価はあまり
  高くないが、こういう絵に書いたような楽天的映画も好きだ。人の可能性
  への無邪気な位の信頼。
  『麦の穂をゆらす風』アイルランドのイギリスからの独立戦争を描いた秀作。
  人類が絶え間なく繰り返す戦争の悲惨、人の哀しみ。痩せた風土にしがみ
  付いて必死に生きる人々に、織りなす絶望的な悲惨の連鎖。タイトルにも
  惹かれて借りたが、カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作とは後で知った。
  中国映画はわりと好きなのだが、『小さな中国のお針子』には、現在の覇権
  争いの主役・中国にある「影」の絶望的貧困を知るのには参考になる。 
  ただし、文化大革命時代が舞台だ。奥深い山村の風景に目を奪われるが
  広い中国の<地方>に、未だ同じような暮らしがあることにも思いが及ぶ。 
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昨夜は寝る前に、いよいよ「泣ける映画」というので借りて来ていた
『ビッグ・フィッシュ』を観た。

ズルズルしていて、返却日が迫って来たものでダッシュしたワケで。
 

ウーム、でも、全然泣けないのネ!?
 
世の中、ギリギリのところで生きている人の暮らしに共感する、そん
なタチなもので、<ファンタジー>な手法・・・・・なんてやられると、途
端にギブアップという感じでした。
 
ま、後でよく考えると、話の筋としては良く出来た映画だったとは思うし、
出て来た俳優さん達にも、それぞれ魅力があって素敵だったとは思い
ますが、なにしろ「ファンタジー映画」というアプローチがどうにもムリで
した。

以下、話の筋をご理解いただくのに、関連記事をリンクしておきましょう。
 
●「ビッグ・フィッシュ」 <ストーリー> ムービーウオーカーより



まあ、考えてみれば、「泣ける映画」と言ってもそれぞれ感性が違うのだ
からして、自分で自分の感性にピッタリのものを探すしかないんですね。
 
<犬も歩けば棒にあたる>という諺があります。

これにも解釈が分かれるところがあって、「ジッとしていれば打たれない
ものを、ウロウロ歩き回るから災難に遭う」という否定的な解釈と「いろ
いろ場面を変えて行動することによって、幸運にも巡り会える。よって、
ジッとしていては可能性というものは広がらないんだよ。」という能動的
教えと解釈するものとがあるんですね。
 
当方は、後者の方を選ぶタチなんですが。

そんな訳で、これからだって、自分の「泣ける映画」を探して行くことに
します。
 

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 毎日新聞・日曜版に連載中の、海原純子(日本医科大学特任教授)
  さんの『新・心のサプリ』、今朝のタイトル「苦労知らずのお嬢さん育
 ち?」というエッセーが面白かった。 
 よくテレビにも出ているお医者さんですが、テレビで見た時はあまり
 引かれるものはなかったのだが、ここのところ、この欄を読んでいる
 と いやはや、なかなか硬派の渋い教養人ぶりに唸っております。
 先般には、著書も買ってしまいましたよ。
 
 今日のエッセーもなかなかで、リンクしてご紹介とも思ったのですが、
 新聞のHPを捜しても出て来ませんので残念。
  ご興味の方は、明日は図書館が休みですので、あさって以降お近く
 の図書館でご覧になってください。
  行政書士はじめ専門家と言われる方々には、特におすすめです。
 (別に、ノウハウが書いてあるわけではないのですが、専門家と言わ
   れる人の日頃の生き方が述べられているように思います。)

さあ、今日からはもう6月だ。
なんと時間が過ぎるのは早いことか。
 
このブログ、昨夜は長々と書いてしまったので、今日は短く・・・・。


今週は、「泣ける映画」をTUTAYAから借りて来たのだが、ついでに借
りた米海軍特殊部隊<NAVY SEALs>の戦いを描いた映画、これを
先に観てしまった。
 
このネイビーシールズとは、先のオサマ・ビンラディン殺害作戦も遂行し
た部隊だそうだ。
映画は無名のキャスト、スタッフによる製作だったが、全米でも人気抜
群で,いきなり初登場第一位を記録したアクション映画。
映画に出て来る米軍装備の数々も、米海軍の全面協力により全て本物。
キャストにはこの特殊部隊の現役隊員も出演しているというから、迫力十
分な映画であった。


今問題になっている日本の原発警備だが、最近では、北朝鮮特殊部隊
の奇襲攻撃だって現実味を帯びている事態には、憂慮してしまう。

自衛隊、ましてや警察の組織力で果たして原発施設の警備が出来るの
かどうか。電力がストップする事態に陥った時、原子炉危機が福島第一
原発事故で現実のものになってしまったから、原発警備には相当真剣
に取り組まねば、即日本の危機状態が本当になる可能性だってあるのだ。
 

大分前に、楡周平さんの小説の一場面に、日本海側のある原発が外国
特殊部隊に急襲される事態が書かれていて、文章だけのものなのに、映
画のように画像が頭の中にインプットされたことがあった。

原発施設の警備要員、はたまた連絡を受けて現場に駆けつけた某県警の
パトカーが、特殊訓練を受けた筋金入りの侵略部隊により、一瞬で赤子
の手を捻るように殲滅されてしまった。



日本の原発事故で、世界は原子炉の冷却装置を稼動させている電力を
遮断させれば、ミサイルなど飛ばさなくても核爆発を惹起させて相手国を
撃滅出来る可能性を知ってしまった。

恐ろしいことだ・・・・・。

よって、原発を稼動させている国は、原発施設、そこへの送電網を防衛す
ることが喫緊の課題になっている。
はたして日本の現状というのはどうなっているのだろうか。

当然に、楡周平さんが小説を書いた時代とは雲泥の差の警備体制になって
いることは確かだとは思うが、警察官の増員程度のことで、迫り来る特殊部隊
の襲撃への備えとは到底なり得ないだろう。


安倍総理の口にする「戦後レジームからの脱却」を出すまでもなく、平和国家
日本の理想主義の時代が長すぎた。

今TBSテレビで放映中の『空飛ぶ広報室』は、航空自衛隊幕僚監部・広報室
を扱うドラマだが、かつては、自衛隊へのアレルギーが強く、昔ではとても考え
られなかった事態だ。ドラマは戯画というレベルではあるが、一般国民の茶の
間に抵抗無く自衛隊が受け入れられるという、国民の現実的・健全なまなざし
は歓迎すべきだと思う。


さて、誰しも戦争に賛成するものはいない。しかし、現実には世界に戦争が無い
時代があったろうか。いつ、我々もそれに巻き込まれないとも限らない。最低限、
自らの命を守るために「自衛」のための力は維持しなければならないと思う。

そして何よりも、世界平和と国家の存立をかけて日夜奮闘する人たちの存在を
誇りに思い、脳裏のどこかでその存在を注視し続けることが大切に思うのだ。


映画『ネイビーシールズ』 予告篇   (YouTubeより



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 <今日の記事への参考>
 ■ムック・別冊宝島『日本人が知らない 領土の真実』
 ■『海上保安レポート 2013 <特集 領海・EEZを守る海上保安庁>』



●長崎の水産会社で社員1人死亡 ガス中毒か
(2013年5月30日(木)13時38分配信 日本経済新聞)

 ●死亡事故の佐世保・水産会社、工場長が自殺か
(2013年5月31日(金)11時18分配信 読売新聞)

 ●水産加工事故で現場検証 死因は硫化水素中毒か
(2013年5月31日(金)19時15分共同電 東京新聞)



パンダが妊娠すれば大きなニュースだが、こと人の生き死になど、殺人
事件など連日のことだし、交通事故など珍しくもないご時世だから、よって、
ご多分に漏れずこの労災死亡事故など、ニュースの取扱いは小さかった。
 
しかし、当事者の方々にとっては、一旦想定していなかったことが起こると、
人生の重大事態となる。


今度の水産加工会社の場合も、30日(木)朝にガス中毒事故が起こって
から、社内は右往左往。現場責任者の工場長は佐世保警察署で昼過ぎ
から夜10時頃まで事情を聴かれて、その後署員に送られて自宅に帰った
そうだ。当然フロや晩酌とは行かず、きっと会社の現場には、まだ部下の
誰かがいるハズ・・・・、と、また会社へ向かったのだろう。

  会社に戻ってみれば、案の定部下達がいて、一様に疲れ切った暗い顔
をして不安げに打ち合わせをしている。工場長が入って行くと、不安げな
中にも一瞬安堵の色が浮かぶ。
朝9時20分頃発生の事故というから、その日は事故にあった3人とは言葉
を交わしたかどうかは判らない。ただ、前日には顔を合わせ、言葉を交わ
した時間があったかも知れない。死亡した、あるいは意識不明の部下たち
の家族関係のことも知っていた密度の濃い社内関係だったかも知れない。
 

死亡した部下への補償の問題やら葬儀のことも話しにのぼっただろうか。
重い空気の中、とりあえずの直近の明日以降のことへの指示を与え、
「今日はもう疲れているから帰れ・・・・。」とか居残る部下に言葉を掛けて
帰宅させた・・・・。
シンと静まり返った社内に一人きりになった工場長は、我に返り、明日の
朝一番からのあれこれを考えたとき、瞬時に責任の重さの重大さに押し
潰されそうなる。 家族にも「別れも告げ」ぬまま、取り返しのつかぬ事態に
身悶えし、社内の灯りを落として、クタクタになりながら「自分を片づける」場
所を探しに、外へと向かったのだろうか・・・・。
 

(事故直後の今、さも見て来たように書いたことは不謹慎だと思うが、他者
のご不幸から何か教えられることはないか。手探りで考えている過程である
とお許しいただきたい。


2年前の東日本大震災発生の日、当方はあるコンビニ弁当製造の食品会社
と係わりを持っていて、発生のその日、正しくは翌日の午前2時頃だったか、
電気も水道も不通で、暖房も点かずにローソクの光の中で何とか夕食を済ませ
た後は、ラジオから流れる「まだ未確認ながら、津波の後に、数百の遺体が打
ち寄せられているとの情報です・・・・・」などという切れ切れの情報に耳を傾けて
仮眠も取らないまま、向かう道路はどうなっているのか?も知らないまま、工場
へと向かった。
いつもなら灯いている外灯もない、車1台さえ走っていない道路。耳が聴こえなくなった
のかと思うぐらい、あたり一面真っ暗で静かな夜だった。

茨城でも、それなりに被害はあって、件の食品工場は、普段の喧騒がウソの
ような静寂の中にあった。数人の男子社員は押し黙って座っていた。ボリューム
の大きなラジオだけがしゃべっていた。

そして、思ったとおり、工場長はいた・・・・。


運ぶスベのない、午後2時46分より前に製造された弁当類と、数人の人間のに
しては、エラク山盛りのタバコの灰皿が今も記憶の中にある。)

佐世保の水産会社の工場長のお気持ちが、間接ながら解かる気がするんですね。



さて、今日の本題だ。

企業の現場管理者は、忙しい。
売上高、営業利益、経常利益、予算管理、設備投資、資金繰り、労務管理、
取引先管理、競争戦略、製造管理・・・・・・、時には製造ラインのパートタイマー
と軽口を叩いてのヒヤカシだって業務のうちだ。

リスク管理では、防火・防災、盗難回避なども管理業務のうちだと思うが、いずれに
しても要は、「複眼思考」での重層的管理が求められるのだ。


だが、全てひとりでこなすことは無理な話で、部下に振り分けて会社としての
仕組みが貫徹出来ればよいのだ。重要なのは、自分の持ち場に「欠落点」は
ないか?をリスクマネジメントの視点で見通せる感受性を持てるかどうかなのだ。


今回の事件は、水産加工の現場で出る生魚原料の廃棄物の腐敗から、硫化水素
が発生したことによる痛ましい事故だった。

硫化水素中毒による労災事故は、厚生労働省のホームページ資料によると、
過去10年間の業種別では製造業が最も多く、次いで 建設業、清掃業の順となる。
酸素欠乏症による労災とともに、硫化水素中毒によるものも、かつては建設業が
群を抜いて多かったのだが、労働安全衛生思想の普及などにより改善されて
おり、産業廃棄物の多岐化などとあいまって、清掃業などのほか、予測外の業種
などでの事故が散見される。

製造ラインの事故防止は、物理的危害(落下、爆発、圧迫、感電、切断等)に注意
の大概が集中するが、化学とまで言わずとも中学校理科の知識レベルで考えて
も腐敗によるガスの発生は、容易に想像しなければならない。

特に、ゴミ(廃棄物)と考えてしまうと、どうしても考慮も疎かになり勝ちなのかも知
れない。


厚生労働省管轄の国家資格に「酸素欠乏危険作業主任者」というのがある。
第一種酸素欠乏作業(酸欠のみ)においての作業主任者として就業するための
酸素欠乏危険作業主任者技能講習と、第二種酸素欠乏作業(酸欠+硫化水素)
において作業主任者として就業するための酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
技能講習との2つがあり、この講習を受け考査に合格すれば資格取得者となれる。

黒田は、2004年以前に取得したため「第二種酸素欠乏危険作業主任者」の資格
者である。
『水に溶けやすい硫化水素は、外気に露出している人間の眼や呼吸器の粘膜
の水分に溶解する。・・・・(略)・・・・、(注:700ppm以上の場所では/黒田注)
瞬間的な呼吸麻痺による急性致死を招くことになる。』(講習時教本から)


恐ろしさを知らないか?知っているか?
この差は生死を分け、場合によっては社業を左右するのだ。

社内に知っているものを配置する必要を感じ、そう行動させるのは現場の企業管理者
にしか出来ない。


数年前、我が市内で酪農家の親子・硫化水素中毒死亡事故があった。

ことの顛末はこうだ。

牛の畜舎の廃棄物(糞やし尿の混じった排泄物)を、集約貯留しておく廃棄槽が
あった。
ある日、そこに子牛が落っこちた。酪農家に取って子牛は財産だから、後先考えず
息子が子牛を助けるため、その槽へ飛び降りた!

子牛が落ちた瞬間に子牛は倒れ、息子も即倒れた(絶命したのだろう)

父親は、まさか「絶命」なんていうコトが眼の前に起こるとは夢にも思わないから、
息子と子牛を助けるために、追っ掛けすぐ、廃棄槽に飛び降りた。

・・・・・・・・・・、瞬間、  絶命。

その農家は、大黒柱を失い、大事な後継者も瞬時に失ってしまった。


何が怖いかといって、『知らない』というこが、最も怖いことなのです。





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【今日の参考】
●厚生労働省HP「酸素欠乏症・硫化水素中毒による労働災害発生
  状況(平成23年)について」
●建設業労働災害防止協会編「酸素欠乏症等の防止」
  第一種及び第二種酸素欠乏危険作業主任者技能講習テキスト



















●「泣くことは最高のストレス解消法」と脳の研究者が推奨
(SPA!)2013年5月25日(土)配信


ストレス解消に、そしてもろもろの病退治にも「笑うこと」が一番だとは
聞いていて、意識的に・・・・、というよりは、元来がノーテンキなことも
あって、お笑いやバラエティ番組を好んで観てきた。
 
ところが、この「お笑い」よりももっと、ストレス解消(身体にもイイ?)に
イイのが「泣くこと」なんだそうで・・・・・。 

記事によれば、心の病の発端となる脳ストレスが溜まりやすい現代、
<感動の涙による>脳ストレス解消が効果的なんだそうだ。
 


26日日曜日午後1時からの『ザ・ノンフィクション』(フジ)という番組では、
<高齢者に大人気の介護 秘密は外国人女性の・・・独居元女優が笑
顔の訳 あなたの未来がここに>というサブタイトルがついたドキュメ
ントだったが、これには泣かされた。


東京都下のマンモス団地に迫る高齢化の現実を、そこに住む住人の老
婦人、 36歳にもなった精薄の子をかかえた80歳に近い個人タクシー運
転手の一家、横浜の介護施設で、フィリピン、インドネシアから来日し介
護の仕事に励み、介護福祉士の試験を間近に控えた女性たち。
彼女達の日本の老人たちとの日々の触れ合いは、日本人に決して劣らな
い細やかなプロの仕事ぶりが見てとれた。

番組は、三様の暮らしの現場をオムニバスの形式で密着しながら優しく
捉え、ひいては日本の将来に渉る超高齢社会の未来を見据えていた。

 
カメラは、外国人介護実習生のひとりの家族を追ってフィリピンにまで飛
んで、見ている者に実習生たちの過酷な現実を炙りだした。

在日中の4年間のうち、彼女達が家族のもとに帰ったのは1回か2回だけ。
介護福祉士合格を祈って、ひたすら待っていたのは8歳になる娘と失業中
の夫であった。

人手不足の日本の介護現場に、フィリピンやインドネシアなどアジアからの
介護の担い手を求める制度がはじまって数年経ったが、人手不足解消の
切り札のハズが、滞在中の4年間のうちに介護福祉士資格の取得が滞在
延長の条件になっている。

今年から試験問題の漢字にフリガナが付けられるようになったが、その他
の試験の条件は日本人受験者とまったく同じだ。

今までの外国人研修生の、国家資格である社会福祉士合格率は37.9%
だったかな?合格できなければ、有無を言わせず「帰国」の運命だ・・・・。
 

試験機会は、滞在4年目のたった1回だけ。
番組は、取材した横浜の介護福祉施設の外国人研修生の試験結果の悲喜
こもごもの風景で終わる。
 
何とも過酷な運命の瞬間に番組の視聴者は立ち会うわけだが、実習生の涙
を見ながら、当方もえらく泣かされたものだ。


それとともに、介護現場での慢性的な人手不足、それを補うべく考え出された
東南アジアからの介護労働者の受入れ。
それでいながら、一方での国による頑ななまでの「介護福祉士」資格取得とい
う過酷な義務の押し付け。
国による過重な義務の負荷には憤りさえ憶えていたのだが、この番組を観て
思うこともあった。


若い彼ら・彼女たちは、「介護労働」をする機械でもロボットでもない。
紛れもなく遠い母国に家族を残して来日して来ており、4年という研修期限を
経た後も介護福祉士資格を取得して、日本に長らく滞在したいという希望を
持っているようだ。

番組で紹介された研修生のうちの2人は、既に結婚もして母国に子供を置い
て来日していた。

彼らは、以前の報道などで紹介されていた<空港での来日風景>のおりに
は、個々に単身での研修生として映っていたから、個人の事情までは見え
なかった。

しかし、今回の番組で知ったのは、彼ら個々には家族があるのであり、家庭
さえある場合があった。
彼らには個々に自分の人生設計があり、将来の家庭生活の計画があるの
であった。いま独身の彼らにさえ、早晩に「結婚」という人生の節目がすぐそ
こに待ち構えているのだ。

母国に帰るか、母国から伴侶を呼び寄せるのか、はたまた日本で知り合う
日本人と結ばれることになるのか? 当方を含めて、一般的日本人は彼らが
4,5年程度の日本滞在を想像していたのだが、彼ら、彼女らの思う日本滞
在というのは、そんな生半可なものではないのかも知れない。
 

日本に来れたことを突破口に、結婚しているものは給与水準の良い日本に
人生の拠点を構え、家族を呼び寄せることを目標にしているようだ。
してみれば、単純労働者としての滞在を許さない日本の入国管理制度と必
ず衝突することに思いあたる。
 
国はなんと酷いことを・・・・・と今までは思っていたのだが、介護福祉士資
格取得が在留資格の条件というのも、冷徹に入国管理制度を考えた時、あ
ながち的外れでもなかったと今初めて思い知らされた番組であった。
 

しかし、とも思う。

このまま超高齢社会へ突き進むとすれば、この日本での介護職員は100万
人が不足する予測だという。
せっかく日本にまで来て、介護の職務に従事してくれるという外国人を排除す
るような体制で、今後どこまで日本の介護制度が維持出来るだろうか?
 
現在来日している介護実習生は、母国での4年制大学の専門系や、看護専門
学校を履修して来日している優秀な人達だ。
それにあえて、慣れない日本語の専門用語による試験をさせ、通らなければ
帰国させるという過酷な仕打ちをしているのが現状なのだ。
 
勿論専門知識を持つ優秀な介護も必要だとは思うが、日本の介護ヘルパー程
度の資格でも立派に現場の介護の責務を果たしている日本人職員も大勢いる。


もはや、日本人という「単一民族」の国家を堅持する理想だけでは、国民の暮ら
し、特に介護分野では立ち行かなくなることは目に見えている。
外国人にこの分野を依願するほか無くなる時には、我々の近所のそこここにそ
の人たちが家庭を構え、隣人として暮らすいわゆる「他民族国家」の形も受け入
れざる得なくなる時代が来るかも知れないとも思う。
 


■■■
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 最近見た映画では、『フラガール』(2006年)に泣かされましたね。
 『おっぱいバレー』もタイトルの軽薄さとはエライ違いで、イイ映画でした
 けれど、この『フラガール』もタイトルの軽はずみさに受け付けなかった
 のですが、衛星放送でオンエアされたのを録画していて、今月のはじ
 めの頃に初めて観たのでした。
  当時のキネマ旬報ベストテン・邦画第一位、第30回日本アカデミー賞
 最優秀作品賞受賞もさもありなん、涙ボロボロの、ここのところない位の
 イイ映画でしたね。
  泣ける映画の一押しだというので、今日は『ビッグ・フィッシュ』を借りて
 来ました。もうこんな時間だし、今日は観れませんが、泣ける映画にこ
 だわって借りてみました。

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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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