この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●「泣くことは最高のストレス解消法」と脳の研究者が推奨
(SPA!)2013年5月25日(土)配信
ストレス解消に、そしてもろもろの病退治にも「笑うこと」が一番だとは
聞いていて、意識的に・・・・、というよりは、元来がノーテンキなことも
あって、お笑いやバラエティ番組を好んで観てきた。
ところが、この「お笑い」よりももっと、ストレス解消(身体にもイイ?)に
イイのが「泣くこと」なんだそうで・・・・・。
記事によれば、心の病の発端となる脳ストレスが溜まりやすい現代、
<感動の涙による>脳ストレス解消が効果的なんだそうだ。
26日日曜日午後1時からの『ザ・ノンフィクション』(フジ)という番組では、
<高齢者に大人気の介護 秘密は外国人女性の・・・独居元女優が笑
顔の訳 あなたの未来がここに>というサブタイトルがついたドキュメ
ントだったが、これには泣かされた。
東京都下のマンモス団地に迫る高齢化の現実を、そこに住む住人の老
婦人、 36歳にもなった精薄の子をかかえた80歳に近い個人タクシー運
転手の一家、横浜の介護施設で、フィリピン、インドネシアから来日し介
護の仕事に励み、介護福祉士の試験を間近に控えた女性たち。
彼女達の日本の老人たちとの日々の触れ合いは、日本人に決して劣らな
い細やかなプロの仕事ぶりが見てとれた。
番組は、三様の暮らしの現場をオムニバスの形式で密着しながら優しく
捉え、ひいては日本の将来に渉る超高齢社会の未来を見据えていた。
カメラは、外国人介護実習生のひとりの家族を追ってフィリピンにまで飛
んで、見ている者に実習生たちの過酷な現実を炙りだした。
在日中の4年間のうち、彼女達が家族のもとに帰ったのは1回か2回だけ。
介護福祉士合格を祈って、ひたすら待っていたのは8歳になる娘と失業中
の夫であった。
人手不足の日本の介護現場に、フィリピンやインドネシアなどアジアからの
介護の担い手を求める制度がはじまって数年経ったが、人手不足解消の
切り札のハズが、滞在中の4年間のうちに介護福祉士資格の取得が滞在
延長の条件になっている。
今年から試験問題の漢字にフリガナが付けられるようになったが、その他
の試験の条件は日本人受験者とまったく同じだ。
今までの外国人研修生の、国家資格である社会福祉士合格率は37.9%
だったかな?合格できなければ、有無を言わせず「帰国」の運命だ・・・・。
試験機会は、滞在4年目のたった1回だけ。
番組は、取材した横浜の介護福祉施設の外国人研修生の試験結果の悲喜
こもごもの風景で終わる。
何とも過酷な運命の瞬間に番組の視聴者は立ち会うわけだが、実習生の涙
を見ながら、当方もえらく泣かされたものだ。
それとともに、介護現場での慢性的な人手不足、それを補うべく考え出された
東南アジアからの介護労働者の受入れ。
それでいながら、一方での国による頑ななまでの「介護福祉士」資格取得とい
う過酷な義務の押し付け。
国による過重な義務の負荷には憤りさえ憶えていたのだが、この番組を観て
思うこともあった。
若い彼ら・彼女たちは、「介護労働」をする機械でもロボットでもない。
紛れもなく遠い母国に家族を残して来日して来ており、4年という研修期限を
経た後も介護福祉士資格を取得して、日本に長らく滞在したいという希望を
持っているようだ。
番組で紹介された研修生のうちの2人は、既に結婚もして母国に子供を置い
て来日していた。
彼らは、以前の報道などで紹介されていた<空港での来日風景>のおりに
は、個々に単身での研修生として映っていたから、個人の事情までは見え
なかった。
しかし、今回の番組で知ったのは、彼ら個々には家族があるのであり、家庭
さえある場合があった。
彼らには個々に自分の人生設計があり、将来の家庭生活の計画があるの
であった。いま独身の彼らにさえ、早晩に「結婚」という人生の節目がすぐそ
こに待ち構えているのだ。
母国に帰るか、母国から伴侶を呼び寄せるのか、はたまた日本で知り合う
日本人と結ばれることになるのか? 当方を含めて、一般的日本人は彼らが
4,5年程度の日本滞在を想像していたのだが、彼ら、彼女らの思う日本滞
在というのは、そんな生半可なものではないのかも知れない。
日本に来れたことを突破口に、結婚しているものは給与水準の良い日本に
人生の拠点を構え、家族を呼び寄せることを目標にしているようだ。
してみれば、単純労働者としての滞在を許さない日本の入国管理制度と必
ず衝突することに思いあたる。
国はなんと酷いことを・・・・・と今までは思っていたのだが、介護福祉士資
格取得が在留資格の条件というのも、冷徹に入国管理制度を考えた時、あ
ながち的外れでもなかったと今初めて思い知らされた番組であった。
しかし、とも思う。
このまま超高齢社会へ突き進むとすれば、この日本での介護職員は100万
人が不足する予測だという。
せっかく日本にまで来て、介護の職務に従事してくれるという外国人を排除す
るような体制で、今後どこまで日本の介護制度が維持出来るだろうか?
現在来日している介護実習生は、母国での4年制大学の専門系や、看護専門
学校を履修して来日している優秀な人達だ。
それにあえて、慣れない日本語の専門用語による試験をさせ、通らなければ
帰国させるという過酷な仕打ちをしているのが現状なのだ。
勿論専門知識を持つ優秀な介護も必要だとは思うが、日本の介護ヘルパー程
度の資格でも立派に現場の介護の責務を果たしている日本人職員も大勢いる。
もはや、日本人という「単一民族」の国家を堅持する理想だけでは、国民の暮ら
し、特に介護分野では立ち行かなくなることは目に見えている。
外国人にこの分野を依願するほか無くなる時には、我々の近所のそこここにそ
の人たちが家庭を構え、隣人として暮らすいわゆる「他民族国家」の形も受け入
れざる得なくなる時代が来るかも知れないとも思う。
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最近見た映画では、『フラガール』(2006年)に泣かされましたね。
『おっぱいバレー』もタイトルの軽薄さとはエライ違いで、イイ映画でした
けれど、この『フラガール』もタイトルの軽はずみさに受け付けなかった
のですが、衛星放送でオンエアされたのを録画していて、今月のはじ
めの頃に初めて観たのでした。
当時のキネマ旬報ベストテン・邦画第一位、第30回日本アカデミー賞
最優秀作品賞受賞もさもありなん、涙ボロボロの、ここのところない位の
イイ映画でしたね。
泣ける映画の一押しだというので、今日は『ビッグ・フィッシュ』を借りて
来ました。もうこんな時間だし、今日は観れませんが、泣ける映画にこ
だわって借りてみました。
(SPA!)2013年5月25日(土)配信
ストレス解消に、そしてもろもろの病退治にも「笑うこと」が一番だとは
聞いていて、意識的に・・・・、というよりは、元来がノーテンキなことも
あって、お笑いやバラエティ番組を好んで観てきた。
ところが、この「お笑い」よりももっと、ストレス解消(身体にもイイ?)に
イイのが「泣くこと」なんだそうで・・・・・。
記事によれば、心の病の発端となる脳ストレスが溜まりやすい現代、
<感動の涙による>脳ストレス解消が効果的なんだそうだ。
26日日曜日午後1時からの『ザ・ノンフィクション』(フジ)という番組では、
<高齢者に大人気の介護 秘密は外国人女性の・・・独居元女優が笑
顔の訳 あなたの未来がここに>というサブタイトルがついたドキュメ
ントだったが、これには泣かされた。
東京都下のマンモス団地に迫る高齢化の現実を、そこに住む住人の老
婦人、 36歳にもなった精薄の子をかかえた80歳に近い個人タクシー運
転手の一家、横浜の介護施設で、フィリピン、インドネシアから来日し介
護の仕事に励み、介護福祉士の試験を間近に控えた女性たち。
彼女達の日本の老人たちとの日々の触れ合いは、日本人に決して劣らな
い細やかなプロの仕事ぶりが見てとれた。
番組は、三様の暮らしの現場をオムニバスの形式で密着しながら優しく
捉え、ひいては日本の将来に渉る超高齢社会の未来を見据えていた。
カメラは、外国人介護実習生のひとりの家族を追ってフィリピンにまで飛
んで、見ている者に実習生たちの過酷な現実を炙りだした。
在日中の4年間のうち、彼女達が家族のもとに帰ったのは1回か2回だけ。
介護福祉士合格を祈って、ひたすら待っていたのは8歳になる娘と失業中
の夫であった。
人手不足の日本の介護現場に、フィリピンやインドネシアなどアジアからの
介護の担い手を求める制度がはじまって数年経ったが、人手不足解消の
切り札のハズが、滞在中の4年間のうちに介護福祉士資格の取得が滞在
延長の条件になっている。
今年から試験問題の漢字にフリガナが付けられるようになったが、その他
の試験の条件は日本人受験者とまったく同じだ。
今までの外国人研修生の、国家資格である社会福祉士合格率は37.9%
だったかな?合格できなければ、有無を言わせず「帰国」の運命だ・・・・。
試験機会は、滞在4年目のたった1回だけ。
番組は、取材した横浜の介護福祉施設の外国人研修生の試験結果の悲喜
こもごもの風景で終わる。
何とも過酷な運命の瞬間に番組の視聴者は立ち会うわけだが、実習生の涙
を見ながら、当方もえらく泣かされたものだ。
それとともに、介護現場での慢性的な人手不足、それを補うべく考え出された
東南アジアからの介護労働者の受入れ。
それでいながら、一方での国による頑ななまでの「介護福祉士」資格取得とい
う過酷な義務の押し付け。
国による過重な義務の負荷には憤りさえ憶えていたのだが、この番組を観て
思うこともあった。
若い彼ら・彼女たちは、「介護労働」をする機械でもロボットでもない。
紛れもなく遠い母国に家族を残して来日して来ており、4年という研修期限を
経た後も介護福祉士資格を取得して、日本に長らく滞在したいという希望を
持っているようだ。
番組で紹介された研修生のうちの2人は、既に結婚もして母国に子供を置い
て来日していた。
彼らは、以前の報道などで紹介されていた<空港での来日風景>のおりに
は、個々に単身での研修生として映っていたから、個人の事情までは見え
なかった。
しかし、今回の番組で知ったのは、彼ら個々には家族があるのであり、家庭
さえある場合があった。
彼らには個々に自分の人生設計があり、将来の家庭生活の計画があるの
であった。いま独身の彼らにさえ、早晩に「結婚」という人生の節目がすぐそ
こに待ち構えているのだ。
母国に帰るか、母国から伴侶を呼び寄せるのか、はたまた日本で知り合う
日本人と結ばれることになるのか? 当方を含めて、一般的日本人は彼らが
4,5年程度の日本滞在を想像していたのだが、彼ら、彼女らの思う日本滞
在というのは、そんな生半可なものではないのかも知れない。
日本に来れたことを突破口に、結婚しているものは給与水準の良い日本に
人生の拠点を構え、家族を呼び寄せることを目標にしているようだ。
してみれば、単純労働者としての滞在を許さない日本の入国管理制度と必
ず衝突することに思いあたる。
国はなんと酷いことを・・・・・と今までは思っていたのだが、介護福祉士資
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このまま超高齢社会へ突き進むとすれば、この日本での介護職員は100万
人が不足する予測だという。
せっかく日本にまで来て、介護の職務に従事してくれるという外国人を排除す
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現在来日している介護実習生は、母国での4年制大学の専門系や、看護専門
学校を履修して来日している優秀な人達だ。
それにあえて、慣れない日本語の専門用語による試験をさせ、通らなければ
帰国させるという過酷な仕打ちをしているのが現状なのだ。
勿論専門知識を持つ優秀な介護も必要だとは思うが、日本の介護ヘルパー程
度の資格でも立派に現場の介護の責務を果たしている日本人職員も大勢いる。
もはや、日本人という「単一民族」の国家を堅持する理想だけでは、国民の暮ら
し、特に介護分野では立ち行かなくなることは目に見えている。
外国人にこの分野を依願するほか無くなる時には、我々の近所のそこここにそ
の人たちが家庭を構え、隣人として暮らすいわゆる「他民族国家」の形も受け入
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『おっぱいバレー』もタイトルの軽薄さとはエライ違いで、イイ映画でした
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のですが、衛星放送でオンエアされたのを録画していて、今月のはじ
めの頃に初めて観たのでした。
当時のキネマ旬報ベストテン・邦画第一位、第30回日本アカデミー賞
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
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