この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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長いこと人間やって来ると、いろんな場面を潜って来たもので、いろんな
人間にも出合ってきた。
サラリーマン生活も長く、地元茨城は勿論、千葉、岐阜、三重、名古屋、
栃木、新潟、埼玉、東京と働く場所が変わるごとに、それこそいろんな
人間とも関わって来た。
そんな中でも、今でも忘れないハイライトとも言うべき、稀有な人間にも
出合った。
その方は、ある会社の部長さんだったが、あだ名を「ヒラメちゃん」と言っ
た。いま、このブログを読んでいるとマズイのだが、まあ、映画にでも出て
来るような典型的な上方志向の生き方で、ま、絵に描いたような判り易さ
ではあった。
上にはそれこそ、ソツなく一貫してのペコペコ。下にはキツく、徹底的に
封建的なモノ言いで、時たま、歯の浮くような<泣かせ>の持上げもしてく
れたりするのだが、下はもう、腹の中など判っているから、到底その手に
は乗らない。
そんなヤツのあるエピソードを聴いたことがあった。
市の葬祭場で催されたある葬儀。 駐車場から砂利を踏みしめ、斎場ま
では距離があったようだ。
その内、怪しいと思っていた空からポツリポツリと雨が降り出し、いよい
よ本降りに・・・・・。
ヒラメちゃんが歩く先には、見慣れた先輩の部長さん。
傘も持たず、あらら濡れそうじゃないの!?
「ぶ、部長! どうぞ。」
いつもながら気が利く、ヒラメちゃんの傘差し掛けのフォローに、先輩部
長もマンザラではなかったそうな。
と、何メートルか相合傘で進んだ後に、おおっ!? 今度は、前方に喪服
を濡らしながらションボリと歩く専務殿を、このヒラメちゃんは発見した!!
「失礼しまーーーす。」
今傘を差しかけていた先輩部長を置いてきぼりにして、ヒラメちゃんは専務
目がけて走り出したんだとさ!?
れれれれっ、その先輩部長さん、自分を置いてきぼりにして、前方の専務
目がけて走り出したヒラメちゃんを途端に濡れ出すままに、ボーゼンと見
送るばかりだったんだとか・・・・・。
当時この社内逸話を聞いて、カケラも驚かなかった。
しみじみと「さもありなん・・・・・・・」
まあ、この人らしいビッタリの逸話だった。
何かの折に、この人のまだ小学生らしい男の子二人を見たことがあった。
会社の部長さんがオヤジの子供だったから、色白の利発そうな子二人で
あった。
今頃は、立派に成人していると思うが、どうだろう?オヤジが会社で「ヒラ
メちゃん」と言われる嫌われ者だったことを聞けば、どう思うのだろう。
オヤジは「家族の為に、一生懸命働いた」のかも知れないが、お天道様に
顔向け出来るように生きたのかどうか。
今日はどうしてこんなことを書いたか。
今朝の茨城新聞『デスク日誌』という欄に、同紙/取手龍ヶ崎支局・藤崎
記者が書いていた記事に触発されたのだ。
少し長いが、以下に引いてみよう。
『日本を代表するような政治家の発言が、相次いで物議を醸し出して
いる。だが驚きはなく「やっぱり」という気持ちが強い。
その一人の講演会を取材したことがある。態度・発言どれをとっても
「エラソー」そのもので、何様のつもりかと感じた。--以下略』
(2013年5月19日 茨城新聞朝刊)
まったく。「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉もある。
日頃から自戒をしながら生きているつもりだが、あらためて気を付けね
ばならない。
昨日の毎日新聞『テレビ裏語録』という欄にも同じような話があり、 2日続
けて念を押された感じだ。
古舘プロジェクトの放送作家集団・アングル氏が書いていたのだが、ある
オーディションに来た、今を時めく人気芸人キンタローさんの無名時代に
「オレ、君のそのモノマネには、一切興味がないから。もう帰っていいよ」、
ディレクター氏のきついひと言、キツー。
その時は、ディレクター氏はキンタローが「売れるとは1ミリも思わなかった」
のだそうで・・・。
だが今、彼女は大化けして、ディレクター氏は大後悔なんだそうだ。
逆もある・・・・・・とも書いていて、人気芸人になったからといって、「若いAD
を粗末にしていると、後でトバッチリが来るよ」という有吉弘行さんの処世術
も紹介していた。
猿岩石時代の爆発的人気の後の、10年にも渡る低迷期には、スーパー
のお惣菜の<見切り処分>(夜9時前後)を当てにしていたどん底も味わ
っての今だからの教訓。
「人のフリ見て、我がフリ直せ」、人格陶冶の材料というのは、どこにでも
転がっているんだな、とあらためて、そう思う。
■■■●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。
芸人さんで、ちょい人気が出始めて、サングラスを掛け出したら
「キケン」の信号・・・・・・という話もある。
テングになり始めてるんとちゃう???という意味で・・・・。
人間にも出合ってきた。
サラリーマン生活も長く、地元茨城は勿論、千葉、岐阜、三重、名古屋、
栃木、新潟、埼玉、東京と働く場所が変わるごとに、それこそいろんな
人間とも関わって来た。
そんな中でも、今でも忘れないハイライトとも言うべき、稀有な人間にも
出合った。
その方は、ある会社の部長さんだったが、あだ名を「ヒラメちゃん」と言っ
た。いま、このブログを読んでいるとマズイのだが、まあ、映画にでも出て
来るような典型的な上方志向の生き方で、ま、絵に描いたような判り易さ
ではあった。
上にはそれこそ、ソツなく一貫してのペコペコ。下にはキツく、徹底的に
封建的なモノ言いで、時たま、歯の浮くような<泣かせ>の持上げもしてく
れたりするのだが、下はもう、腹の中など判っているから、到底その手に
は乗らない。
そんなヤツのあるエピソードを聴いたことがあった。
市の葬祭場で催されたある葬儀。 駐車場から砂利を踏みしめ、斎場ま
では距離があったようだ。
その内、怪しいと思っていた空からポツリポツリと雨が降り出し、いよい
よ本降りに・・・・・。
ヒラメちゃんが歩く先には、見慣れた先輩の部長さん。
傘も持たず、あらら濡れそうじゃないの!?
「ぶ、部長! どうぞ。」
いつもながら気が利く、ヒラメちゃんの傘差し掛けのフォローに、先輩部
長もマンザラではなかったそうな。
と、何メートルか相合傘で進んだ後に、おおっ!? 今度は、前方に喪服
を濡らしながらションボリと歩く専務殿を、このヒラメちゃんは発見した!!
「失礼しまーーーす。」
今傘を差しかけていた先輩部長を置いてきぼりにして、ヒラメちゃんは専務
目がけて走り出したんだとさ!?
れれれれっ、その先輩部長さん、自分を置いてきぼりにして、前方の専務
目がけて走り出したヒラメちゃんを途端に濡れ出すままに、ボーゼンと見
送るばかりだったんだとか・・・・・。
当時この社内逸話を聞いて、カケラも驚かなかった。
しみじみと「さもありなん・・・・・・・」
まあ、この人らしいビッタリの逸話だった。
何かの折に、この人のまだ小学生らしい男の子二人を見たことがあった。
会社の部長さんがオヤジの子供だったから、色白の利発そうな子二人で
あった。
今頃は、立派に成人していると思うが、どうだろう?オヤジが会社で「ヒラ
メちゃん」と言われる嫌われ者だったことを聞けば、どう思うのだろう。
オヤジは「家族の為に、一生懸命働いた」のかも知れないが、お天道様に
顔向け出来るように生きたのかどうか。
今日はどうしてこんなことを書いたか。
今朝の茨城新聞『デスク日誌』という欄に、同紙/取手龍ヶ崎支局・藤崎
記者が書いていた記事に触発されたのだ。
少し長いが、以下に引いてみよう。
『日本を代表するような政治家の発言が、相次いで物議を醸し出して
いる。だが驚きはなく「やっぱり」という気持ちが強い。
その一人の講演会を取材したことがある。態度・発言どれをとっても
「エラソー」そのもので、何様のつもりかと感じた。--以下略』
(2013年5月19日 茨城新聞朝刊)
まったく。「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉もある。
日頃から自戒をしながら生きているつもりだが、あらためて気を付けね
ばならない。
昨日の毎日新聞『テレビ裏語録』という欄にも同じような話があり、 2日続
けて念を押された感じだ。
古舘プロジェクトの放送作家集団・アングル氏が書いていたのだが、ある
オーディションに来た、今を時めく人気芸人キンタローさんの無名時代に
「オレ、君のそのモノマネには、一切興味がないから。もう帰っていいよ」、
ディレクター氏のきついひと言、キツー。
その時は、ディレクター氏はキンタローが「売れるとは1ミリも思わなかった」
のだそうで・・・。
だが今、彼女は大化けして、ディレクター氏は大後悔なんだそうだ。
逆もある・・・・・・とも書いていて、人気芸人になったからといって、「若いAD
を粗末にしていると、後でトバッチリが来るよ」という有吉弘行さんの処世術
も紹介していた。
猿岩石時代の爆発的人気の後の、10年にも渡る低迷期には、スーパー
のお惣菜の<見切り処分>(夜9時前後)を当てにしていたどん底も味わ
っての今だからの教訓。
「人のフリ見て、我がフリ直せ」、人格陶冶の材料というのは、どこにでも
転がっているんだな、とあらためて、そう思う。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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