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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●市民後見人と社協、被後見人を共同支援 越谷市で県内初の体制
(2015年1月22日(木)埼玉新聞)


超高齢社会へ突入した日本、後見人需要がまったなしという予測
のなか、現実にその重責を担う人材が不足し、職業後見人の絶対
数も少ない故に、地域で見守り支え合う市民後見人の育成は焦眉
の急だ。

そう言う背景の中で、埼玉県越谷市の複数後見体制での市民後見
の取り組みは、全国の自治体への波及という面でも試金石となる。

越谷市の関係者各位の実践に、敬意を表するとともに軌道に乗る
ことを期待したい。



当方らの組織でも、特に任意後見制度の分野での「任意後見申し立
ての起案」を焦点に、なにほどかの貢献を果たしたいという取組が
緒に就いたばかり。

今日も寒い中での講習であったが、朝早くから夕方5時前のころま
で、かんずめ状態でミッチリ詰め込まれた。

疲れた。
もう、知恵熱が出そうなぐらいだナ・・・・。




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何とも寒い日が続いております。
今日の最高気温も5.9℃までしか上がらず、底冷えの一日だ
ったな。
直近の天気予報によれば、明日はこの冬一番の寒さとか。

どうぞ、皆様もお身体には十分お気を付け下さい。



ネットニュースでも相次いで、著名な方の訃報が。

●弁護士の河上和雄氏が死去
(2015年2月9日(月)11時29分配信 共同通信)



河上弁護士は、長らく検察畑の重責を務められ、退官後は弁護士
の傍ら、日本テレビの『真相報道バンキシャ!』(日曜18時~)
のコメンテーターとしてお茶の間でもお馴染みの方でした。

番組では、端正な語り口でまさに正論を吐かれる、”歩く六法全書”の
ような存在が、なにしろ魅力的な方でした。



●千葉紘子 『折鶴』(YouTubeより)

死去の記事を書きながら歌など不謹慎なようですが、この歌の千葉紘子
さんは奥様なのでしたね。

河上さん76歳、歌手の千葉紘子さん61歳の時、お互い再婚同士の
ご結婚でした。

『真相報道バンキシャ!』にご出演の頃でしたから、番組中でもメーン
キャスターの福澤アナから「電撃結婚」を突っ込まれておりましたが、
ご本人は<いつもどおり>表情一つ変えずサラリと返しておりました。

あの堅物さんが!?どうしてそうなった???? 
まあ、衝撃的結婚ではありましたね。何とも電撃的な素早さ!!には口あ
んぐりでしたが、爽やかな後味で、小気味良い生きざまでした。

法務省重鎮のOBと刑務所慰問活動に熱心に取り組まれていた千葉紘子さ
ん。
<接点はこの辺???>と当時は推理したのでした。

茨城県行政書士会の講演にもご足労願ったりしたのでしたが、「法の番人」
の姿・形をそのまま体現されていたようなご立派な方でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。



千葉さんの歌を聴きますと、ご本人の人柄が偲ばれる素敵な歌唱になっていて
昔から好きな歌ですが、その後の刑務所慰問の活動などからも千葉さんの人格
が想像されまして、お堅い河上和雄さんが惹かれたのも判るような気がします。

●千葉紘子 『折鶴』(YouTubeより)





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●大阪万博、キッコーマン醤油瓶デザインの栄久庵憲司さんが死去「美の民主化」
訴え
(2015年2月9日 12時37分配信 産経新聞)


日本の工業デザインの泰斗、栄久庵憲司さんも85歳で死去のニュース。

大量生産の工業製品にも「美」を追求する精神を植え付けた草分け。
『機能美』という言葉。それから、その美を誰でもが享受出来る「美の民主化」
凄いですね。

娘が秋田の大学に行っていたもので何度か乗りましたが、秋田新幹線「こまち」
も氏のデザインだったそう。
世界的にも支持されたという「キッコーマンの卓上しょうゆ瓶」で有名だったの
を思い出しました。昔は我が家の食卓にもあったのですが、いつの間にか姿を消
していましたね。
じっくりデザインを味わうために、今度スーパーで買って来よう・・・。

昨夜というか、日付が今日に変わった頃の時間帯に、日中に録画
しておいた映画を観た。

山田洋次監督の『息子』(1991年)という作品。


●2015年2月7日(土) 映画・息子 (BSフジ)


いやァ、ビックリ!した映画だったな。

なに、殺しも何も起こらない地味~な映画なのでしたが、人々の
地道な暮らしには、ただただ、年月が降り積もり、世代が変わり、
古い人間たちは、何事もなかったかのように消え去って行く。
それが、人々の歴史であったし、これからもそうなのだというこ
とが淡々と描かれるだけの映画でありました。

ただ、捉えられているエピソードやら何のことはない細かいディ
テールのリアリティを突き付けられた時、それを見逃していない
映画作家の眼差しの鋭さに驚嘆するのです。


山田洋次監督の作品は、『男はつらいよ』シリーズは全作品を観
たようなファンではないが、直近から遡るように作品をたどれば、
2014年の『小さいおうち』や『おとうと』『母べえ』は観て
いないとして、『東京家族』(2013年)『武士の一分』『隠し
剣鬼の爪』『たそがれ清兵衛』『学校』シリーズ、『キネマの
天地』『遥かなる山の呼び声』『幸福の黄色いハンカチ』、そして
『同胞』『故郷』『家族』(1970年)まで、シリアス系の作品
は観て来た。
1963年の監督2作目の『下町の太陽』は、予告編で白黒映像を
観たきりだし、初期作品のハナ肇主演の喜劇群も観てはいない。


ウイキペディアの<山田洋次>の項を読むと、『(山田洋次の作風は)
主に人間ドラマに焦点を当て、ユーモアとペーソスに溢れたものであ
る。風景を美しくとらえながらも凝った映像表現は控え、一般人や社会
の逸れ者のささやかな日常生活に潜む喜びと悲しみを丹念に描く。』
また、『・・・・画面中央で男女が語り合う片隅で犬が戯れていたりす
るのが映画の良さと語っている。』ともある。

この画面づくりは、『男はつらいよ』シリーズの中にも随所にみて取れる
が、小津安二郎の『東京物語』に深く傾倒し、そのリメーク現代版を目指
した『東京家族』(2013年)も目論見どおりに行かず、翌年の『小さ
いおうち』も評判は良くなかった。何本か時代劇にも取り組んでいるが
『たそがれ清兵衛』を超えるものは生まれず、『武士の一分』はイイとし
て、そのほかは駄作に近いのではないか。『学校』シリーズだって出来は
イマイチだし、どこか低迷の中にある気がしていた。

昨夜の『息子』は、実際は1991年の作品であるから、当方が知らなか
っただけで、過去の作品であったし、作品年表上はもろもろの駄作期に入る
直前の作品に当るもののようだ。
作品上映時期の日本アカデミー賞、キネマ旬報賞など各種の賞を総ナメにし
た作品であったようだが、むべなるかな。


なぜ、当方はこの作品を知らなかったのか?
今思い返すと、勤める会社の絶不調期で所属従業員が全国の関連会社に散ら
ばるその前後の頃で、とても映画などに思いが及ばなかった時期だったと
思われた。

まったく遅ればせながら、昨夜は、本当にイイ映画を観られた。

奇しくも、昨日は、日中に娘が未来のムコさんを連れて来た日だったし、1月
末には長男が嫁さんを決めた。
映画同様に、我が家でもヒタヒタと世代交代の時期になり、妙に映画の三國連
太郎の老いた父親と、自分が重なる予感も浮かんだものだった。



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皆様方は観ているのかどうか?
NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の今週は、週半ばに,会
えば口げんかばかりしていたハナ(小池栄子)と俊夫(八嶋智人)
の間で、ハナの縁談話が持ち上がったことにより、急展開。


お互いに好き合っていた二人が、やっと、心を打ち明け、その場を
覗いていたマッサン夫婦の強引な後押しで、もうその日のうちに、
ハナの父・熊虎(風間杜夫)がいる囲炉裏端へ引っぱり出されるこ
とに・・・。


改まった雰囲気に、薄々感づいた熊虎は突然に言う。
「今度、山さァ行かねばなんねェで、鉄砲磨いて来るゥ~。」
必死こいて、その場を逃げようという言い訳だ。



さあて、ウチの場合は、明日娘が「彼」を連れて来ることになって
いて、うむ、ちょっとばっかし、ソワソワなんだな。

こちらは、一度たりとも見たことのない人が突然に来るわけで、2週
間前の頃には、大事な娘の運命を預けるわけだから、『お婿さん適正
試験』でもするかな?とも思ったりしたのだが、そんなコトしたら、先
方の親御さんと険悪なことにもなりかねない。

そう思い直して、「水戸藩主の徳川光圀は、テレビなどのドラマでも
親しまれているが、何と呼ばれているか?」の問題の、答え三択のひ
とつに「水戸アヌス」まで考えとったのでしたが、家人からも大顰蹙
で、試験はボツにすることに・・・・・。 とほッ。


1月末には、長男の結納を済ませたばかりなのだが、それに引き続く
家族の行事。
今までアッケラカ~~ンと、親らしいこともせずに来たのだが、ここに
来てアタフタと<親業>の連続だ。


「今度、山さァ行かねばなんねェで、鉄砲磨いて来べェ~・・・。」
フラリとその場を立つ熊虎さんのテ、明日はコレ使うか????




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仕事がら人間観察の意味もあって、毎週、テレビの『新婚さんいらっしゃい!』
を観ているのだが、婿さんになる人が開口一番<お父さん、実は、子供が出来ま
して・・・・・。>なんて言うのが、よくある。

まあ、ウチでそれはないとは思うが・・・・。

んなコトになったら、「なァーーーーーーにィーーー!?」「ぶ、ぶ、ぶっ殺す
したるっ! そこに直れ!!」

言いそオー。



昨日までとは一転、ドンヨリとした雨模様の天気。
今晩から明日明け方に懸けては、雪の予報だ。

しかも、関東で20センチもの積雪というのだから、大雪の
予報と言うしかない。

滅入りますなァ・・・・。

●東海や関東甲信、大雪注意=交通の乱れもー気象庁
(2015年2月5日(木)11時15分配信 時事通信)




で、ちと古いが雪で思い出した記事を以下に。

●日報抄 2015年1月11日付 (新潟日報)


雪の本場の新潟の新聞が、古河藩の殿様のことをリキ入れて
書いていて、目に留まったものだ。

今の茨城県古河市にあった古河藩の殿様で、雪の結晶の観察を
まとめた「雪花図説」で有名な土井利位(どいとしつら)を懇切
に書いている。

土井利位による自然観察の業績は、つとに有名で、たしか岩波新
書の「雪」に関する本で、利位が書いたという雪の結晶を見た記
憶がある。

年に数えるほどにしか雪が降らない茨城県で、奇態なお方が生ま
れたものだと思う。

古河市は今でこそ茨城県に属するが、調べてみると、明治2年の
版籍奉還直後あたりでは、下総国に属した8万石の藩で、廃藩置
県により「古河県」になったとある。


おととしだったか、「古河の桃まつり」に行ってみたが、笠間市
からもだいぶ遠く、やはり、茨城というよりは、栃木県という感
覚だった。(古河の方にはゴメンナサイ。)桃で花盛りの公園は、
どこか<水戸藩>からは遠くへ来た感があったな。


さてこのコラムに鈴木牧之(ぼくし)の「北越雪譜」も出て来た
ため、それを引いてみたら、確かに牧之は<○雪の形>という項
を組み、土井利位の本から35の結晶図を引用している。

昔、柳田国男の民俗学に憧れた時代があり、直接には関連はないの
だが、そういう流れから、この鈴木牧之の『北越雪譜』にも無性に
気持ちが入ったこともあった。

こういう経緯があって、突然に4月初めの人事異動で、新潟県村上
市に行くことになった時も、さして身構えたりはしなかった。

だが、引き継ぎに初めて村上市に立ってみれば、茨城は春ルンルン
だったというのに、店舗裏手の山々の稜線には、鉛色の雲や霧が
垂れ込め、雪が残り冬景色そのものであったから、ブルブルっと
武者震いをしたものだった。「本当に、雪国で暮らすんだ・・・。」
という感慨とともに。


 
【参考文献】
①長谷川伸三ほか『茨城県の歴史』山川出版社
②鈴木牧之編撰 『北越雪譜』岩波文庫
③田村賢一訳著 『北越雪譜物語』新潟日報事業社出版部



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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
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