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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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先週は、バタバタとしたスケジュールをこなす日が多かった。

そんなで、今日は少しユックリ目に、事務所の書類整理など
に当てた。


ネットチェックをしていたら、大新聞ではすでに<一丁上がり>
の体なのに、ネットで、なかなか重い記事に出会った。

しかも、それが「週プレNEWS」というのだから、ビックリ。
随分と昔にはお世話になったりしたのだが、女のコのお尻のグ
ラビアばかりが”売り”ではなくなって来てるのね。

「週プレ」とは「週刊プレイボーイ」のハズなのに、ガチガチ
の剛速球を投げ込むんだものナ、ビックリしちまう。


●戦場ジャーナリストが語る「政府が”立ち入り禁止”という場所に
こそ中に入るのが仕事」
(2015年2月16日(月)6時0分配信 週プレNEWS)


フォトジャーナリストの泰斗・広河隆一氏がイスラエル取材から
帰国したタイミングでの、週プレのインタビュー記事だ。

広河氏は、本来、世界中の誰もが共通に持つ権利「生きる権利」が
ないがしろにされてしまう現実があり、それを防ぎ守るためにはま
た、人々は本来、合わせて「知る権利」も持っているのだと説く。

そうして、その「知る権利」を人々から負託されているのがジャー
ナリストであり、ジャーナリストは、信頼と重い負託に応えるた
めに、あえて、権力が隠そうと「立ち入り禁止」にする場所にこそ、
入って行くのが、使命なのだと断じている。

コピーすると,たったA4・1枚の記事でしたが、シビレたね。



リンクした上記「週プレNEWS」記事の一番最下段にある【関連
記事】もご覧いただきたい。

●内田樹×内藤正典「安倍政権は本当に何も知らない外交オンチか、そ
れとも狡猾なのか?」
(2015年02月03日 週プレNEWS)

●「身代金要求に隠されたイスラム国の嘘と意図とは?」鈴木宗男×佐
藤優 東京大地塾レポート
(2015年02月12日 週プレNEWS)


大新聞に比べたら取るに足らない、コバエ程度の軟派雑誌による記事
なのだが、いえいえどうして、なかなかに硬派の正論をかまし、気を
吐いていて、好感が持てる絶妙な立ち位置に唸ったね。



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本当の戦場ジャーナリスト・広河隆一氏の名前を初めて知ったため、氏
の著書『パレスチナ 新版』(岩波新書)を発注してみた。

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今日の午後からは、地元の公民館が開いた『懐かしの歌声喫茶』と
いうのに参加して来た。

3年前に開いた行事の2回目という。


いやはや、参加者は100名を超える大盛況で、前回参加の人の数を
挙手で聴いてみた一幕もあって、リピート参加が多いことがわかった。

さらに、歌声喫茶華やかなりし頃の東京・新宿の「カチューシャ」、
「灯(ともしび)」など、それから水戸にあったという「たんぽぽ」
に客として集った人が、20人以上もいた。(挙手により。)

へェーーー!?という感じ。



今また、都内ではこの『歌声喫茶』が繁盛し、そのお店も増えている
と聞く。

●歌声喫茶 (ウィキペディアより)


超高齢社会を迎え、この歌声喫茶に出入りした年代が、今まさに高齢者
になっている現実がある。

以前訪ねた高齢者福祉施設では、玄関を入る前に、往年のヒット曲『♪
高校3年生』を合唱する収容者の歌声を聴いて、ふと感慨を憶えたもの
だった。

かつての青春歌謡が、介護施設での合唱となり、アイドルだった舟木一夫
のそれではなくて、まるで、お経か御詠歌のように聴こえたからだ。


現代の高齢者には、もはや戦前の歌謡曲でなく、今では戦後歌謡、はたま
た、舟木一夫や三田明の『♪美しい十代』が、外せない歌になっているの
だ。(当然、今日はこの2曲も大合唱になった。)

今日は合わせて30曲近くの歌を歌って来たが、うむむ、自分的にもハマる
歌が多くて、盛り上がった今日だったな。



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当方よりも前の世代の歌『♪学生時代』も、9割以上が女性の会場だったから
大うけでした。

●ペギー葉山1992 学生時代/南国土佐を後にして/つめ(YouTube)

イスラム国による日本人人質殺害事件から2週間が過ぎようと
している。

「ノド元過ぎれば熱さを忘れる」忘れっぽい国民性のわが日本。
殺害事件直後にはあった、政府によるその対応の検証が、果た
してなされるのかどうか?それさえも怪しくなって来つつある。

最近の政府対応への世論調査では、政府対応を評価する人の割合
が、ことのほか多いという結果だ。
揚句に、政府対応を評価し、内閣支持率が俄然高い結果が出た。


どうなんだろうね?

「自己責任」ばかりに結論を収斂して、異論の声さえ音無しの構
えに終始した日本。

このままだと、『ヤバくネ????』


●国際テロ専門家がズバリ 安倍首相の対策は勘違いだらけ
(2015年2月11日 日刊ゲンダイ)





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大新聞の記事は、取材を疎かにして、政府が会見用に配ったペーパー
丸写し的なものも目立つと聞く。

痩せても枯れても、週刊誌的な視点、日刊ゲンダイ的な視点での、
うるさいコバエ的な記事の欠片にこそ、存在意義があることも忘れて
はならないように思う。

なにせ、行け行けドンドン!!<前掛かり>に過ぎるご仁が、この
国の責任者なもので、危なっかしいったらないのだから・・・。

『「え、本当?」
 「本当。吉井さん、そう言ってくれた。あの時ね、二人で月を
見たんです。お店の前の桜の木の上に満月が出ていて。きれいだ
から見ようって吉井さんが言って・・・・・それで、月を見なが
らそう話してくれたんです。吉井さんとお月様と私と、三人の約
束だって」
「月と約束ねえ・・・・でも、吉井さんが住んでるの、たぶん療
養所だよ」
「言ってくれたもん」』
(ポプラ社刊『あん』ドリアン助川・著より)

主人公のどら春の雇われマスター・千太郎とお店の客として知り
合ったワカナちゃん(ちょうど高1になったばかり)との会話だ。



のっけから、訳の分からない引用文で入ったもので、今日のブログ
を読み始めた皆さんは、面食らったことでしょうね!?


いやあ、普段は小説などトンと読んだことなどないのに、ひょんな
ことでこの、ドリアン助川著『あん』を図書館から借り出して、大
分経った。

その間、あの日本人人質事件が発生して、急遽、個人的にも興味と
関心はあのアラブ世界と過激派ISILに及んで、『イスラム国の
衝撃』『イスラム国の正体』やら、遡って『イスラムのテロリスト』
なぞという類の本を手元に置いて繰ってみた。
その関心は今も消えることなく、今日には『インテリジェンス戦争
ーーー対テロ時代の最新動向』などというのも着いた。
他力本願で人様に頼るほかない体制のままでイイのか?ここに来て
日本のインテリジェンスの充実が、現実味を帯びて政策遡上に上る
事態を迎えようとしている。



さてさて、そんな訳で借り出した本『あん』を積読ままで、ご迷惑を
懸けてしまったのであったが、ついに所蔵先より返却の督促が来た。

そんなで、急遽も急遽、昨日にはメチャ大車輪で読んで、今日、周回
遅れで返却させていただいた。

『あん』と言うタイトルだが、あの『赤毛のアン』と同じようなひと
の名前なんかではない。<あんこのあん>なのね。漢字で書くと『餡』
というのかな。


悠長に小説を読んでいては、士業の仕事はこなせないのだが、たまには
小説なども読んで感受性を高める努力もしないと、薄っぺらで、パサパ
サな人間になってしまって、真の意味の業務をこなせては行けないと思
うんだな。

上記の小説部分でも、「療養所」の単語が出て来ているが、千太郎と関
わりが生まれた吉井(徳江)さんは、療養所に住んでいる。

何の?
1996年までは、法により患者は隔離され強制収容された、らい病(ハ
ンセン病)患者の療養所であった。
小説中では、吉井さんが14歳の時に発病し、それ以来、76歳の現在ま
で、この療養所で暮らしていることが書かれているが、14歳の発病時、
親兄弟から分離され、故郷を離れるくだりがドキュメントタッチでせつな
く描かれる。
肉親から永遠に引き剥がされ、故郷を二度と見ることなく、療養所で朽ち
果て死没したハンセン病患者たち。

一応お断りしておきますが、小説は重いテーマを通奏低音にしながら、決
して暗く惨めな物語にはなってはいませんので、念のため。

内容が知りたい方は、アマゾンの「あん」を引いてこの本の<内容紹介>を
ご覧いただくと、わずか五行ばかりで大筋が呑み込めます。その最後の行に
曰く<いつまでも胸を去らない魂の物語>,読後には、その通り!と思った
ことでした。



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そして、この『あん』は、6月公開予定の映画になったそうだ。

●樹木希林、河瀨直美最新作で「遺作になることが望まれてる」と”希林節”炸裂
(2014年12月11日 13:27 CinemaCafe.net)


●映画 あん

●遺体画像生徒に見せる 三重の中学でも 男性教諭「卑劣さ強調
したかった」
(2015.2.10 21:49 産経新聞)


愛知の小学校に続いて、栃木・三重の中学校でも日本人人質の遺体
画像を教諭が授業で見せたという報道だ。


それぞれの教師の言い訳は、「人の命の大切さを教えたかった」だ
の「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だの、一丁前なこ
とをのたまったらしい。

ウチの家人も、長らく教育現場で過ごして来たからお互いにこの話
題になったのだが、当方のように公務員でなく、民間の世間の荒波
に晒されて来た立場から指摘してやったのが、以下のようなことだ。



当方ら民間人は「常時、一生勉強。いつだって発展途上。」と思って
生きて来ているのだが、教師は、まあある意味、こども達を指導する
面からは致し方ないとは思うが、<教室では、一人だけ(完成された)
出来上がった大人>として振る舞う。
かくして、そういう暮らしを何十年と続けて来ると、<教室の全知全
能の『王様』>と錯覚する・・・・。

そうして、前後左右の脈絡も忖度しないままに、「人の命の大切さを教
えたかった」だの「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だのと
いうことになってしまう。


2月11日の読売新聞コラム『編集手帳』欄が、時宜を射た指摘をして
いてひざを打った。
ご紹介したかったのだが、今はリンクが出来ないため、Facebook
にあった要約版を以下引いてみる。

●編集手帳 (2015年2月11日(水)付 要約 Facebook)


リンクはしてみたものの、要約版の限界で「原文版」を知らないと、味も
そっけもない。

要約版から、この日の言いたかった趣旨は判る。
「生々しい死の写真や映像を見たから、『命の大切さを知る』のではなく」、
『残された家族の心にひらく傷口をまのあたりして、人は命の量りきれぬ
重さを知る』ゆえに、『子供たちの感受性をもっと信じていい。』と結ぶ。

新聞の「原文版」には、「残された家族の心にひらく傷口」がいくつか披瀝さ
れていて心を打った。

①高1の娘を飲酒運転のバイクに奪われた父親が、酒を出す商売がたまらない
と、営む寿司屋を廃業した話。
②読売新聞が編んだ『平成万葉集』に載っているという、先の大戦で息子を亡
くした母親を詠んだ一首。
<海に戦死の兄を憂ふる母なりき永き歳月魚口にせず>(有山すみ)


さらに、エイズ感染がアフリカなどで深刻な問題になった頃に、同紙の『こども
の詩』欄に載ったという詩も紹介されていた。

当時小学5年の女児の作品、『サンタさんへ』
<今年私はプレゼントを/がまんします/そのかわり/エイズの子ども達を治して
下さい>。

記事は、「子供たちの感受性を、もっと信じろ」というのが結論だが、教師こそ
忙しい教育現場だとは思うが、もっと自らの感受性を磨いて欲しい。




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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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