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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●遺体画像生徒に見せる 三重の中学でも 男性教諭「卑劣さ強調
したかった」
(2015.2.10 21:49 産経新聞)


愛知の小学校に続いて、栃木・三重の中学校でも日本人人質の遺体
画像を教諭が授業で見せたという報道だ。


それぞれの教師の言い訳は、「人の命の大切さを教えたかった」だ
の「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だの、一丁前なこ
とをのたまったらしい。

ウチの家人も、長らく教育現場で過ごして来たからお互いにこの話
題になったのだが、当方のように公務員でなく、民間の世間の荒波
に晒されて来た立場から指摘してやったのが、以下のようなことだ。



当方ら民間人は「常時、一生勉強。いつだって発展途上。」と思って
生きて来ているのだが、教師は、まあある意味、こども達を指導する
面からは致し方ないとは思うが、<教室では、一人だけ(完成された)
出来上がった大人>として振る舞う。
かくして、そういう暮らしを何十年と続けて来ると、<教室の全知全
能の『王様』>と錯覚する・・・・。

そうして、前後左右の脈絡も忖度しないままに、「人の命の大切さを教
えたかった」だの「テロ行為の卑劣さを強調したかった・・・」だのと
いうことになってしまう。


2月11日の読売新聞コラム『編集手帳』欄が、時宜を射た指摘をして
いてひざを打った。
ご紹介したかったのだが、今はリンクが出来ないため、Facebook
にあった要約版を以下引いてみる。

●編集手帳 (2015年2月11日(水)付 要約 Facebook)


リンクはしてみたものの、要約版の限界で「原文版」を知らないと、味も
そっけもない。

要約版から、この日の言いたかった趣旨は判る。
「生々しい死の写真や映像を見たから、『命の大切さを知る』のではなく」、
『残された家族の心にひらく傷口をまのあたりして、人は命の量りきれぬ
重さを知る』ゆえに、『子供たちの感受性をもっと信じていい。』と結ぶ。

新聞の「原文版」には、「残された家族の心にひらく傷口」がいくつか披瀝さ
れていて心を打った。

①高1の娘を飲酒運転のバイクに奪われた父親が、酒を出す商売がたまらない
と、営む寿司屋を廃業した話。
②読売新聞が編んだ『平成万葉集』に載っているという、先の大戦で息子を亡
くした母親を詠んだ一首。
<海に戦死の兄を憂ふる母なりき永き歳月魚口にせず>(有山すみ)


さらに、エイズ感染がアフリカなどで深刻な問題になった頃に、同紙の『こども
の詩』欄に載ったという詩も紹介されていた。

当時小学5年の女児の作品、『サンタさんへ』
<今年私はプレゼントを/がまんします/そのかわり/エイズの子ども達を治して
下さい>。

記事は、「子供たちの感受性を、もっと信じろ」というのが結論だが、教師こそ
忙しい教育現場だとは思うが、もっと自らの感受性を磨いて欲しい。




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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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