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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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10月に入っているというのに、今日の暑さは何たるコト!?

もう朝からムシムシ・・・・で、袖ありTシャツはムリと思い、
今日は外出予定もないから・・・と、ノースリーブと決め込ん
で大正解でしたナ。

昨日の新聞で、「一昨日が真夏日」だったのを知ったのでした
が(ココ笠間市でも32℃)、今日は間違いなくそれより暑かっ
たはずだ。



さてさて、今日の話題。

●「そこに座るのは失礼!」上座・下座を完璧に理解している?
(2016年10月5日 21時00分 しらべぇ)




記事にも『上座・下座を理解しているか?』とあって、縷々書いて
あり、なかなか有用な記事なのだが、きょうびそれを理解していな
くて、転職面接で恥を掻いた揚句、結局落とされた事例も紹介され
ていて、なかなか神経質なコトだと、再認識した次第。

詳しくは記事を読んでいただくとして、記事中の将棋界のエピソー
ドなどは、ヘェ~~っと感心して読んでしまった。



さて当方なども、それなりに馬齢を重ねて来ているから、ソコソコ
マヌケなことはしなくなって来てはいるのだが、そうは言っても、
滅多やたらに遭遇しないコトにぶち当たれば面食らい、今だに後悔
する苦い記憶もある・・・。


ある時のこと。

ある部署で、昔昔なら『殿様』という方の代行で、ある法要の席に
出向いたことがあった。

ご先祖の殿様に大変お世話になった御礼で、300年ぶりの謝恩の
法要を催し、近郷近在のお寺からのご住職の方々が総勢20名余り
もいらっしゃり、ご一同一斉のお経を唱え部屋を何周かするのでし
たが、主賓は殿様の末裔ですから、先頭を歩くのは当然、その代行
のワタクシ。

何も解からないながら、恭しく、意識的に品良く歩きましたヨ。

部屋の外には近隣の住民の皆様が鈴なりになってコチラを見物して
います。
中には望遠付の一眼レフカメラで、お殿様の末裔と思しきコチラを
フォーカスする人もいる始末。(違うっちゅうの!! と何ぼか言って
上げたくなりましたが・・・。)

ただ、神聖な儀式の真っ最中ですから、コチラは「徹して・・・」歩
きましたヨ。

何せ、予行演習も何もなくて、ぶっつけ本番ですから何がなにやら!?


やがて、お経の唱和も終盤に近く、どうやら、並んでいる座布団に座
る場面になったのでした。

コチラは先頭を歩いていて、誰も先導役もいません。

一応表向きは、主賓の<お殿様の末裔>ですから、一番大きくて豪華
な座布団を目掛けて進み、座ろうとしました。

代理で来ていますが、内心では<本物>に恥を掻かせる訳には行かな
いという思いで一杯でした。

気取って恭しく、お殿様の子孫らしく品良く座ろうとしたその瞬間!!


後ろの大僧正のような大柄なお坊さんが、耳元で囁きました・・・。
「そこは、ワシの場所じゃ・・・・・。」



さすがに"大僧正"は、コチラがあくまでも<代理>であることもお見通し
の、結構ゾンザイな口の利きようでしたネ。

向こうは近郷近在の20人近い坊さんのウチの大僧正、コチラは吹けば
飛ぶよなワンポイントリリーフ。


しっかし、この上座・下座と言っても、あらかじめ教えて貰って置かな
いと、到底判らないことだってあるのです。

まあ、この赤っ恥は、今でも思い出すとツライな。


ただ、室外の見物客や市井の関係者の誰も知らないことで、この”大僧正”
と当方だけが知っていることだろうな。いや、序列にやかましい列の後方
のお坊さんは、誰でも気づいていたことなのかも知れない。




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よろしくお願い致します。

コチラ側は当方のほか、大学院で日本近世史を専攻して来た学芸員の青年
が一緒でしたが、日頃は論文を読み、論文を書く学究の徒とは言え『今の
いま!!』の作法には、カラッキシのお坊ちゃまクン。


末裔へのお土産だって、<戴いて来てイイのかどうか? > 即、末裔ご本人
に電話を掛けさせてお伺い・・・。

法要の後の宴会となれば、まあ、近郷近在の縁の方々が200人は座って
いたのではないかな!?
まあ、遠方の席は遥か向こうに霞んで見えていたほどだったが、この時は
主賓だから当然に”上座"。


いやはや、居心地悪いといったらない。
殿様でも何でもないのに、「あっ、殿様、今刺身食べたゾ!!」みたいにあち
こちから五月雨式の視線だ。

あんまり早く席を立っても不調法だし、長居し過ぎても『末裔』としては
サエない・・・・。
このタイミングも、まったなしの『1回限り!』だ・・・。


そうこうして、やがて日本史研究の青年を促して、席を立つ時には『末裔』
の代理を演じ切って、帰途についたものだった。

これほどの『代理』も、後先にない経験だった。

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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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