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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日ネットで見たニュース。

●メキシコ両手切断事件、容疑者2人を逮捕 犯罪組織が見せし
めか
(AFPBB News msnニュース 2016年10月19日)



記事によれば道路脇で両手首から先を切断され、額には「私は
泥棒」と書かれた6人が生きて発見されたと。


被害者も麻薬組織の一味らしいから自業自得と言えばそうなの
だが、外国の犯罪組織の仕打ちというのは言語に絶する。


これから先、生きたとして、両手首から先がないのだから一人
で食事も出来ないだろうし、悲惨なことに自分のケツも拭けや
しない・・・。

考えただけでも、ああグルジイーーー。


それにしても、海外の犯罪の残虐性や暴力性は今に始まったこ
とでもないから、アル・カポネとの<アンタッチャブル>な戦い
から、先日テレビで放映された映画『ダーティハリー』5部作や
ら、同じく今週NHK-BSで放映されたジョニー・デップ主演の『ニ
ック・オブ・タイム』(1995年製作)まで、海外映画作品を覗け
ば、その一端を間接ながら体験させられる。
(この手の映画にわざわざ映画館まで出向く習慣はないもので、新
しい作品は知らない。)


さて同じく昨日のニュースだったが、タレント・映画監督の北野武
さんにフランスのレジオン・ドヌール勲章が授与されるというのが
流れた。

北野氏は12,3本の映画を監督していて、当方はそのうち、『そ
の男、凶暴につき』『HANA-BI』『アウトレイジ』『座頭市』『ソ
ナチネ』『菊次郎の夏』『アウトレイジビョンド』を観た記憶があ
る。おぼろげにはもう一本ぐらい観ていると思うが、懐かしさを伴
った抒情性のある作品もあったと思われるが、代表作は暴力性やら
残虐性を帯びたものがそれであるだろうし、そこに北野氏の存在意
義があるのだろう。

今でも『その男、凶暴につき』の、画面にほとばしる暴力性のリアル
には息を呑んだ記憶が蘇るし、映画館を出る時胸くその悪くなった
記憶は『アウトレイジ』を観た時以来ない。

その徹底的な<暴力性>や<残虐性>が、フランスが再三北野氏に下
す高い評価の源なのだろうと思う。

日本映画界からは黒澤明以来のレジオン・ドヌール勲章の授賞という
が、個人的には黒澤と北野を同列に並べるのはムリがあると思ってい
るけれど、現代という時代性が余計に<暴力>やら<残虐性>の真実
を射抜く北野の眼差しを評価する・・・・ということなのかも知れな
い。



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よろしくお願い致します。

さて、最近では映画館まで出向いての鑑賞は、半日は取られてしまう
からそれが惜しくて、行けてはいない。

そんなで専ら、テレビ放映やらDVDが主だ。

メモ代わりに、この9月以降に観たものを書いて置こう。

■『超高速参勤交代』(佐々木蔵之介主演、2014年) ■『桜並木の
満開の下に』(臼田あさみ、2013年)日立市内ロケ作品。■『最後の
忠臣蔵』(役所広司、佐藤浩市、2010年)これがキッカケで、今忠臣蔵
研究にハマっている。■『ペコロスの母に会いに行く』(赤木春恵、2013
年)二度目の鑑賞。認知症介護の現実をユーモアを交えながら描く名品。
 ■『ダーティハリー』全5部作(クリント・イーストウッド主演、1971
年~) ■『命のビザ』(加藤剛、秋吉久美子、1992年)フジテレビ
 ■『ここに、幸あり』(けんもち聡、2003年)これは駄作だったが、
<腹式呼吸>をシッカリ学んだな。うたごえ広場に役だっている。
■『わが道』(新藤兼人監督、乙羽信子主演、1974年)出稼ぎ労働者の夫が
行方不明となり、やがて死亡した旨の通知が、都内の区役所から青森の妻の
元に届く。遺体の引き取りに上京すると大学医学部の解剖教材にされたと判
る。妻も知らぬ間にそんなことが許されるのか?弁護士会の支援のもとに、妻
は夫の無念を晴らすべく法廷闘争に臨む。丹念に描かれた実話をもとにしたド
ラマ。主演の乙羽信子は映画の全編を通して笑顔一つない執念の妻を演じてい
る。■『生きたい』(新藤兼人監督、三國連太郎、大竹しのぶ、1999年)
誰にも間違いなく来る<老い>。喀酌とスーツを着こなす老紳士の主人公も
老い、やがては大便を漏らしてしまう粗相もたびたび・・・。ドラマ中に再三に
わたり<姨捨>の劇中劇を挿入して、施設へ預けることは現代版<姨捨>では
ないのか?と新藤は問うている。■『せんせい』(大澤豊監督、五十嵐めぐみ、
1983年)長崎原爆の入市被爆により、白血病で亡くなった小学校教師の実話。
■『いつでも夢を』(吉永小百合主演)まだ貧しかった日本が高度経済成長に向かう
その前夜の風景。浜田光夫・吉永小百合の青春コンビに加え、浜田の恋敵で若き
日の橋幸夫が出演。吉永小百合のキッパリとして溌剌とした演技が明るく、伸び
ゆく日本そのものに見えた。今は無き東京下町の「お化け煙突」の足元でドラマ
が展開してゆくのだが、『映画はタイムカプセル』とうたうブログを読んだこと
があるが、まさにその通りだ。■『ニック・オブ・タイム』(ジョニー・デップ主
演、1995年)映画は州知事選挙の女性立候補者(現知事)を暗殺しようとする
集団と、ムリヤリその実行者にさせられそうな主人公との手に汗握るアクション。
しかも偶然に選ばれ、わずか1時間ほどのうちに実行せなばならない時間との
闘いも圧倒的なスリルに導く・・・。今ちょうどアメリカは大統領選挙を前に
2人の候補者の演説バトルの丁度その時に観たもので、圧倒的なリアルさも体感
した。■『あゝ野麦峠』(山本薩夫監督、大竹しのぶ主演、1979年)明治期、日
本の近代化を支えた民衆の哀しい現実を見据えるために歴史的な名作だと思う。

そういえば、唯一外出して観た映画が■『あん』(河瀬直美監督、樹木希林主演、
2015年)だった。多賀市民会館ホールで上映。

主人公は10代にハンセン病として隔離され、80代のいままで同じ収容施設に
閉じ込められて生きて来た。やがて、この映画の最後には、「この施設」で亡く
なった。
ドリアン助川の原作小説を読んでいたのだが、主人公が述懐する10代の発病か
ら、入院のために施設へ向かう前夜のこと、及び翌日の施設へ着いた直後の受入体
験の風景の残酷さは、涙無くして読めないほどに痛々しい限りだった。

母が徹夜で作ってくれたブラウスが一日だけで脱がされ、焼却処分に。
そして、送ってきてくれた兄との永遠の別れ。




映画『あん』のリーフレットにこんなコピーがある。
『「私達はこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。
 ・・・だとすれば、何かになれなくても、私達には生きる意味があるのよ。』

同じリーフレットのメインコピーにはこう・・・も。
『やり残したことは、ありませんか?』

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福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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