夜のお菓子のこと。

　●読売新聞『人生案内』（２０１０年４月２２日付）
　　

昨日の読売、『人生案内』欄は「嫁に無神経な発言　悔やむ」という
投稿。回答者は作家の出久根達郎氏。
出久根氏も書いているが、まあ、なんとも優しいお姑さん（相談者）、
そしてイイお嫁さん。

それから、作家・出久根達郎氏の名回答に朝からほのぼの、してし
まいましたよ。（新聞切り抜きしたのが今日のため一日遅れ。）



でも、世の中ほんの些細なことでもいろいろあるものねェ。

当方なども昨夜、ある工場で少しイラッとしたことが・・・。


その工場では、この１ヶ月、ある監査の準備がありかなり張り詰め
ておりました。部署によっては毎日毎日夜中まで・・・。



そして、その監査日が昨日。

朝早くから、ピリピリと神経をすり減らして、外部からの審査員の
対応に追われたのでしょうね。


一日が終り、何とかホッとした夜の２１時前だったかな？

居残っていた大のオヤジ連、３人。
そして、１８時過ぎに入ったのが当方ひとり。

腹が空いていたのでしょう・・・。
やおら、どこかから貰ってあった菓子折りを開け、その箱を
回しました。


箱を開けたオヤジはまず自分が菓子を口にくわえ、デスクワークを
していた脇の同僚に箱を指し出し、うむむ、順番からすると次は
当方でしたが、おおーーーーーーっと、一人飛んで、当方の向かい
に坐る別の社員に菓子箱を差し出したのデス！！


別に当方は欲しくもなかったのですが（腹の空き具合が３人とは
違った。）、でも、こんな時は「あっ、どーーも・・・」とか何
とか言って「貰う」のが日本の習慣じゃないの。


ところがところが、アヤヤヤ・・・・。
違った・・・・・・・・！？


ひっそりと静まり返った４人しかいない事務所の中で、当方は
ひとり取り残されたのでした。

「ワタシハダレ？？？　ワタシハイナカッタノ？？？？」


帰れば成人式を迎えた娘さんもいるという、そのお方の神経が
ちと、いや、全然分からないでいる今日ですナ。




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　「菓子」と書くハズが、「瑕疵」と真っ先に出てしまうこのパソ
　コン。フツーじゃなくなっていることに気づかされます。

　でも、上記の話題。アタクシは極めて常識人の筈ですし、大概
　の世界で、そう遇されていることは、念のためお断りして
　置きますね。

ふーーっ、ヤダヤダ・・・・・・。

当方ぐらいの年代になると、どこの分野でも責任のある地位に着か
ざるを得ないと見えて、唯一地元テレビ局がない茨城県だが、時たま
テレビ越しに、図らずも昔の知り合いと＜ご対面＞してしまうことが
ままある。


先日も、県北地区で開かれた＜全国こんにゃくサミット＞とかの
イベントの世話人とかで、昔の同僚の懐かしい名前をテレビの
音声で聞いた。

同姓同名とかではなくて、えっ？と画面を見れば、男性は紛れも
無く昔の同僚で、いや懐かしかった・・・。


また、数日前県内の高校の校舎ベランダ手すりが崩れ、生徒二人が
重軽傷を負った学校の校長先生。
テレビ画面をよくよく見れば、昔のご近所さんじゃないの！？

昔は若かったのにねェーー。


ウチの上の子に、テレビマンガの「パーマン」セットのヘルメットを
被らせ、ビニールの小さなマントをつけさせて、団地の門の上に載せ
ると大層にきめポーズを取ったもの。

その時、あちらさんのお子さんは、まるで乳飲み子でしたから、
コッチが相当年上のように思っておりましたけれど、今になって
考えればそんな違いはなかったようだ。

今度のニュースで、しみじみ「老けた」ねェと思ってしまったの
だが、自分の顔は鏡で見なけりゃ判らんものね・・・。


やだやだ。


人の顔を見て、うむ、ローソクの短さをヒシヒシ感じたもので
あります。



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こんなこと書きましたが、今週一杯はむちゃむちゃ仕事が詰まって
おります。こんな折なのに、昨日は突然、アポなしで法律系出版社の
営業さんが来訪。一度は断わりましたが、ま、目の前にいるんだもの、
ということで已む無く会うことに。

■永塚良知『交通事故事件処理マニュアル』
　　　　　　　　　　　　　　　新日本法規（平成２２年１月）
ま、＜スカッ！＞ではない本との出合いにはなりました。
「農地法の改正がありましたから・・・」って言われたって、別に
いらないのはいらないし・・・・・ね。

■倉田卓次他編集代表『交通事故損害賠償必携』新日本法規も、
２００３年版を使って来ましたが、＜ポッカリッ！！＞ドツボに
嵌まるとイケないもので、２０１０年版に更新することにしました。

ケチッていると、ヤバイ目に遭うかも知れないものね。

ボロボロだった今日のこと

いやはや、今朝はボロボロでしたな。

金曜には日中会議、それから明け方２時まで夜の仕事。
土曜も、午前に電話が入り、午後一番に交通事故賠償の打ち合わせ。
それが終ったら、突然電話で相続の相談。
いろいろ今までの顛末を電話で訊き、頭の中で準備・・・・。
そして２日目の夜のお仕事に。


今朝２時過ぎに戻り、テレビを点けたらＮＨＫ衛星で「趣味工房シリ
ーズ・直伝＜和＞の極意　『古地図で巡る龍馬の旅』」
生徒役に石原良純さん、講師に歴史家の磯田道史さんで、古地図を
携え都内の龍馬所縁の場所を散策する番組。面白かった。

それから、ＮＨＫで「あしたをつかめ選」で救急救命医の卵の女医
さん、イルカショーのインストラクターの新人さんの仕事ぶり。
子供の時から動物好きで、念願叶ってインストラクターの道に走り
出した女の子に、夜中、涙ボロボロこぼしながら見入って、寝たの
が、朝５時頃・・・・・。


ゼッ不調の朝、＜フーテンの寅さん＞みたいな、我が家の息子が帰っ
て来るって電話。
ま、寅年は、オヤジの当方なのですが、状態としては、寅さんは
やっぱ息子のほうなんよね。

さて、家人も昨日まで出勤だったし、疲れてたんだろうね。
それに、♪ねことアヒルが力を合わせ・・・のメロディが頭にこびり
ついてることもあったか、はたまた、「家を失ってネコ２匹、ウサ
ギ１匹、カメ、犬２匹と今公園にいるんですが・・・・。」なんて
電話がかかって来ることもある当家ですから、それもあってか、ウチ
の家人、彼女を連れて来た息子に向かって、聞いたものです。


「・・・ふたりで住んでるの？？？？」

バーーカな質問したもんです。


でも、今朝のウチは、二人とも疲れてたんだよね・・・・。


女親として内心取り乱していたのかも知れないが、父親は娘の時には
イラついたりするのかも知れないが、息子にはそんなことはないもの
だな。これからどうなるのかは分からないが、黙って見守るほか
ないものね。



＊今日手元に置いた本
■福嶋弘榮『改訂新版　支払督促の申立てと活用法』自由国民社
■石井正夫『改訂第３版　強制執行の仕方と活用法』自由国民社
■ＮＨＫテレビテキスト『趣味工房シリーズ　直伝＜和＞の極意
　　　　　　　　　　　　古地図で巡る龍馬の旅』日本放送出版協会
■キネマ旬報３月下旬号
　　巻頭特集「ハート・ロッカー」アメリカ映画はイラク戦争をどう
　　　　　　　　　　　　　　　　描くか、人びとはそれをどう見たか



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今日は早々更新しときます・・・・・

さて今日はエンドレスの日だな。
午後一番に会議に向かい、夕方何時までになるか、夕方から深夜に
かけてはある食品工場へ向かう。

家人は今晩、職場の歓迎会とか言っていたから、夕食の支度は
なさそう・・・・。

寝るのは、明日の朝４時ごろか。





　　　用心の雨傘花冷つゞくなり　　　　　　　及川貞



真冬のような天気、どなた様も風邪など引きませんように・・・。





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　昨夜は、動物愛護推進員のメーリングリストを退会。
　推進員を２期つとめましたが、今年は業務の絞込みをと考えて
　いる。
　ケジメをつけておかないと、＜盗み見＞していたなんて、痛くも
　ない腹を探られる事になるから、面倒でもメンテナンスが大切。

　　

映画「ハート・ロッカー」を観て。

今日は起きたら、外は雨っぷり。おまけにエライ寒い日。


新聞の東宝シネマズの映画案内を見たら、例のアカデミー賞受賞作
「ハート・ロッカー」の上映は明日までというじゃないの・・・。

明日は会議が入っているし・・・・。

というわけで、急遽映画館に。



でもね、観た結果から言いますと、あれでアカデミー賞はないよな、
と言う感じでしたね。

全編ストーリー性が希薄で、ドキュメンタリーを見ているような錯覚
を憶えたぐらい＜乾いた＞印象。戦場の緊迫感を伝えるハンディカメラ
を多用した映像で見ずらいというか、疲れるというか・・・。

しかし、アフガニスタンでロケしたらしいが、世界の警察を自認する
アメリカが、土足でイラクに踏み込み、どんどんアメリカの敵を
作ってしまっている現実など、ヒシヒシと伝わりました。


ただ、作品としてはアカデミー賞にまで届いているかというと、ちょっ
とな・・・という感じ。



昨日のテレビでの米大リーグ、エンゼルスに移籍した松井英喜選手を
古巣ヤンキース開幕戦で迎えたニューヨークのファン達の暖かい
歓迎ぶり。スタンディング・オベーションでの熱狂は同じ日本人と
して感激させられました。

でも、その同じとき、イラクで名も無きアメリカ兵の命の火がまた
閉じられた瞬間があったかも知れない。


その同時進行形の、アメリカの負の現実を真摯に見詰めた一点で、
我々蚊帳の外の国民には計り知れない、アメリカの＜選択＞の結果
のアカデミー賞受賞なのでしょうね。


以下、全国の観た人の感想が書かれたＨＰ、それから＜あらすじ＞を
小まめにまとめたページにリンクを張って置きますので、ご興味の
ある方は読んでみてください。


●ＹＡＨＯＯ！ＪＡＰＡＮ　映画「ハート・ロッカー」
　　　　　　　　　　　　　　　作品、ユーザーレビューほか
●映画レビュー集　＜ハート・ロッカーあらすじ＞

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　帰りに、図書館でこの映画の特集を組んでいる「キネマ旬報・３月
　下旬号」を探したら、貸し出されているのか見当たりません。

　代わりに■高倉基也『母親は兵士になったーーーアメリカ社会の闇』
　ＮＨＫ出版を借りて来て読む。
　「テロが頻発するイラクは、前線と非前線の区別がつきにくい」戦場
　で、後方支援のはずの女性兵士の戦死者は、著者の調べでは２００８
　年７月まで時点で、１０２人に達するという。
　戦死者総数４０００人以上。

　新聞記事の自爆テロでなく、現実味を一層実感させた映画であること
　は確かだ。


　本を読み終えた頃、交通事故・後遺障害等級が出た旨連絡が入る。
　映画を観ている最中、胸の携帯がブルブル鳴り見れば見知らない
　番号であったが、このお客様からのだったようだ。

　さてさて、我が戦場へ引き戻されたな。