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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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世の中には、「凄絶な」と一言で済ませられないような、もの凄い
人生を歩まれて来た人もいるんですね。


●NHK深夜便で紹介『統合失調症の母との歩み』圧倒的共感呼ぶ
(2013.10.27 07:00 NEWSポストセブン/週刊ポスト原記事)


上記記事では、「2歳のとき」とあるが、その他の記事では、10歳の時
とあるのだが、精神科医・夏苅郁子さんの母がその時に統合失調症を
「発症」したという。

父親は収入を家に入れず、女を作って家庭には寄り付きもしなかったと
いう。10歳の子供と精神を病んだ母だけが同居し、母は、夜中になると
目が鋭くなり、何かをブツブツ唱えながら部屋を歩き回っていたそうだ。

当然家計は貧困のドン底にあり、子供は家でも学校でも孤立した子供
時代を過ごす・・・・。

NHK「ラジオ深夜便」での大きな反響を伝えた上記の記事だが、この放
送での内容は、あらかた上記の記事でも読み取れる。



しかし、「ラジオ深夜便」の<明日へのことば>というコーナーでの放送
だったらしいが、出来れば、もう少し<ナマ>に近い内容が知りたくなった。

いやはや、そう思ってネットを検索すると、あるんですねェ!?


どうやら、放送を録音して、それをテープ起こししたようなんです。
御苦労様です。
秋田宏さんという方が、ご自分のブログでアップしてくれていました。


●明日への言葉「夏苅郁子(児童精神科医59歳)/統合症の母との歩み」
(秋田宏ブログ 2013年2月22日金曜日付)


秋田さんご自身も断わっていますが、誤字脱字などが散見され読み難いの
ですが、細かい字でA4・3枚ビッシリの放送内容を、紙に起こしていただいた
労作には感謝です。
是非、夏苅郁子さんの放送時の内容に接していただきたいと思います。



終わりのない、暗い洞窟の中を歩むような、凄絶な人生を歩んで来られた、
夏苅郁子さんの人生を知るとき、「何してんだ、オレ!!」とひしひしと
反省しますな。ああ、明日から何か変えないと・・・・・・・。


●統合失調症の母との歩み 児童精神科医が本出版
(2012年8月15日 中日新聞・つなごう医療 中日メディカルサイト)




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以前にも書いたことのある「同姓同名」の話です。


昨日は、定期診療に通っている病院に行きました。

しばらく待合室で待っていると、看護師さんに当方の名前が
呼ばれました。
「ハイっ!」と返事し、中に入ろうとする当方に、看護師さんが
突然、「同姓同名の方がいるもので、生年月日を言って下さ
い・・・・・。」だって。


ええェーーー、水戸市のこの病院に通っている患者さんに
当方と同じ「黒田真一」さんがいるのっ!?

コラ、びっくりこえてしまいましたネ・・・・・・。


ウン十何年、生きて参りましたが、小学校から大学まででも、
その後の社会人の同僚でも「黒田」さんとまずご一緒したこと
がないのです。
ま、社会人で、まだ日立市から通勤していた旧友部町の事業
所では、笠間市に住む女性社員から、近所に住む学校時代の
同級生に「黒田真一」さんがいる、ということを聞いたことはあり
ました。

その時は、生まれて30年近くも「黒田」さんにさえ、お目に掛か
ったことがなかったもので、俄かには信じられないコトでした。
で、その時聞いた話は、全然信じなかったのです。


それからやがて、茨城を離れ、岐阜、三重、愛知の方々、栃木県
宇都宮市界隈の方、新潟県内の流通業各店舗の課長さんの方々、
東京、千葉、埼玉、神奈川県の同じく各店舗の課長さんやら店長
さん、誰一人として「黒田」さんとはご一緒した経験がないのです。

ニアミスでは、唯一、高校時代の同じクラスに「白田真一」というの
がおりました。
当方は色浅黒く名前の通りの「黒田真一」 向こうは、あらら、漫画
のようでありますが、ウラナリのように真っ白の顔で「白田真一」と
いうのですから、どういう神様のイタズラ だったのか!?

どちらも鼻筋の通った<イイ男>は、共通でしたが・・・・・。



ああ、脱線しちまいましたナ。

しかし、黒田信長、黒田秀吉やら黒田家康、黒田春樹など、まずもっ
て、「黒田」という苗字の人と同級生や同僚になったことがないという
のに、水戸の病院で、「黒田真一」さんの存在を知っては、ドびっくり
ではありました。
(かろうじて、黒田印刷や、クロダ工房が取引先になったことはあった。)



前にインターネットで調べたことがあって、全国の「黒田真一」さんでは
群馬大学工学部大学院教授に「黒田真一」さんがおられます。
先ほどまた引いてみたら、池袋の某法律事務所の事務員さんや、流通
小売コンサルタントさん、都内のほっかほっか亭の店長さんに「黒田真
一」さんがおられました。

不思議ですねェーーーー。
みんなそれぞれが、「オレが黒田真一!」と思って生きていらっしゃる。

戸籍上もそうだから、それはそうなのですが、でも、妙な気分です。



世の中には、インターネットもフェイスブックもやらず、大間の漁港の
船着場で、明日の朝のマグロ漁のために、イワシなどの生餌を積み
込んだ 「黒田真一」さんがいたのかも知れない。

はたまた、日本テレビ『笑って コラえて』の<ダーツの旅>でカメラを
向けられ、「ズボンのチャック 開いてますヨ!」とか声掛けられて・・・、
「フンニヤー、トウチョウがら!?エレ 遠いドッカラ・・・・、*%#&♪
???」とか何とか、前歯の欠けた顔で笑っているジイチャンの「黒
田真一」さんがいるのかも。


フェイスブックには、全国の「黒田真一」さん、交流しましょう!なぞと
いうページもありますが、みなさーーーーん、頑張りましょうね。



それから、これを読んだアナタ。
ご自分でも、ご自分の「同姓同名」を当ってみてください。
きっと、ムズガユイ変な気分になりますから・・・・。




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ま、「黒田真一」はビッグネームじゃないもので、日頃はそんなに苦労
はないのですが、待合室で「ヒカワキヨシさ~~ん!?」なんて呼ばれると、
待合室の患者さんの視線が一斉に集まってしまう、そんな人もいるみたい。

「ウソ吐き!」「詐欺っ!!」とかキツーーーーーい視線に耐えて生きている
人もいるんですね。

でーも、その人は氷川きよしがデビューする前から「ヒカワキヨシさん」だった
わけで、ま、パクッたのは氷川きよしの方かも知れないのに、キャワイそー
じゃ、ありませんか!?

夕方入って来た海外ニュースを見ていたら、中国・天安門前で
「車が炎上」のニュースが。

一方向からの、黒煙が上がる現場写真が一枚きりであったが、
まるで図ったように、写真の背後に毛沢東主席の肖像が写り、
黒煙の手前が道路に見える。
事故車は道路を隔てたフェンスの向こう側の、車輌通行禁止
区域を走っての事故に見えた。

つまりは、意図的な、中国政府への反対勢力による決死の示威
行動の結果に見えたのだ。


あれこれ記事を探してみたが、事故の事実を伝える速報レベルが
大概で、「抗議活動の可能性」まで踏み込んだ記事は28日17時
台までは見つけられなかった。


で、その直後、配信時刻15時38分と打っているが、共同通信の
記事が17時半ごろにアップされ、「抗議活動の可能性」まで明解に
指摘したものの初出となった。

●天安門前で車両が炎上、3人死亡
(2013年10月28日(月)15時38分配信 共同通信)




いよいよ、中国全土で頻発していた人民の不満鬱屈によるデモやら
反政府運動の蠕動が、世界の目が止まる共産中国のシンボル・天
安門広場にまで及んで,炸裂した瞬間なのか?

まだ詳細は不明であり、なんとも言えないが、中国崩壊のアリの一穴
だとしたら、今日は物凄い歴史的瞬間なのだ。



話は変わる。

今朝の毎日新聞『風知草』というコラム欄では「さまよえる心」と題して
山田孝男記者が、NHKスペシャルで先頃放送した、中国の儒学によ
る道徳学習熱、及び官が許可したキリスト教宗派の目覚ましい信者
膨張のドキュメントを紹介した記事が掲載された。

●風知草:さまよえる心=山田孝男
(毎日新聞 2013年10月28日 東京朝刊)

10月13日に放送されたもので、コラムになるにしても、何を今更?と
いう感が強かったのだが、内容的には、NHKの放送の内容をそのまま
追認の形でなぞったものだった。



中国の憲法では、一切の宗教が認められてはいないのに、共産党員
による蔓延する汚職、拡大の一途の貧富の格差、中国社会に渦巻く
大いなる欺瞞と矛盾に、人民の不満、更には離反を繋ぎとめるべくな
し崩しの懐柔策に、官のメガネに叶ったキリスト教は認めたという。
そのものが大いなる矛盾。

かつての文革時など、トコトン徹底的に排斥されたはずの儒学がいま
や「譲り合い、思いやり」こそ、腐敗脱却の根本と持て囃されている。


番組での印象的シーン。
育ててくれた両親に感謝して、洗面器の足湯に浸した親の足を涙なが
らにその子供が洗う儀式。
公会堂のような建物にそういう親子が20組ほども一列に並んで、オイ
オイ泣きながら親孝行の足湯式。参列している儒教の会の観衆が一斉
の拍手とともに、感動のもらい泣きだ。
会場は儒教伝道者のアジテーションで高揚は最高潮に。

そして、「譲り合い、思いやり」の孔子の教えを、足湯の儀式を通して、い
まあらためて会場全部が、一体感を持って受け止めた。


しっかし、儀式の最後に、儒教伝道者が「さらに孔子の教えを深めたい
人に、そのカリキュラムの入ったCDを無料進呈。欲しい人は、当方の
元に来てください!」
こう言った途端、聴衆は一斉に登壇して伝道者を取り囲む。一列に並んで
の声も聞かず、左右前後から手が伸び、押し合いへしあい嬌声が飛び交う!

「譲り合い、思いやり」をお互い先ほどの儀式で、感動の中あらためて確認
したハズなのに、この体たらく。

なんちゅう民族なんじゃ、中国人って??????

政府も人民も、なぁーーーーんにも変わってはいない中国人。


記事中に、NHK取材班は制作に1年をかけたという記述があって、放送後
の視聴者からの声も紹介されているのだが、この部分は有用だった。

圧倒的な声は「共感した」---というものだったとある。ま、それは予測
したとおりであったが、「中国の矛盾ばかり描く」という親中国派の視聴者
や「共産党に乗せられている」という批判もあったそうだ。

問題点は、この「共産党に乗せられている」という少数ながら、冷徹な視点
だと思うのだ。


一切の宗教を認めない国体の国が、人民懐柔の手段として宗教までも取
り込み、かつて文革時旧思想として排斥した儒教思想さえも、中国の世界
進出のためのツールとして活用しようと目論み、これらの学舎は、アメリカ
始め西欧諸国各地に根を張って、中国共産党戦略の尖兵の役目を果たし
ているという。当然日本にも存在する。



今日冒頭に取り上げた中国・天安門広場の現場は、わずか数時間で、元
通りに片付けられたという。事故か事件か、コトの詳細を中国政府は闇に
葬るだろう。
怖いのは、NHKスペシャルのようなプロバガンダ番組が放送され、毎日紙
のような提灯記事が、ヒタヒタと独立国に無意識のうちに浸透してしまうこと
だ。


自主的に、自分の判断を下せる素養を常日頃から体得すべく、不断の努力
を続けなければ・・・とつくづく思う。



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まあ、後から後から好き勝手なコトを言ってきて、どうしようもない
お隣の国・韓国。

昨日の毎日新聞の読者投書欄には、韓国人留学生の「お隣同士、
仲良くしましょう」との投稿があったのだが、何かと難癖をつけて来
ているのは、向こうの方だ。


そんなことで、何かと向こう様のことには関心を寄せていて、 お蔭で
前には、韓流ブームなどとは一線を画していたはずなのに、最近では、
向こう様制作のテレビドラマにまで張り付いている 始末。


●「一緒に井戸を掘り、一人で飲む」---諺でわかる韓国人の
 国民性
(SAPIO 2013年10月号掲載)2013年10月21日(月)配信



上記記事は、短い記事ながらタイムリーに、朝鮮の諺集を紐解きながら、
朝鮮人の持つ特性を見事に披瀝してくれている。
「自分に分がないとみても、一点でもいうべきところがありさえすればそれ
を主張し、相手がひるんだ隙を見てさらにたたみかけるような自己主張の
強さ」(上記記事)が朝鮮人の特性といい、「自分さえよければ いい、とい
う考え方も徹底している」という。

『■自分の嫌いな食い物でも人にやるのは惜しい(不要でも人には施 さな
い)』というように、「自分さえよければいい」という考え方が徹底していて、
「逆に利益のためならなんでもする。」(上記記事)というのが 彼らの特性
なんだそうだ。



最近始まった新しいテレビドラマも凄い。
『韓流・武神』(BSジャパン 土日を除く毎日13時~放送)というのがそれ。

総製作費250億ウォンというスケールから、結構面白く観られるのだが、
<史実+エンターテインメント>と唱っているのだから、あまり目くじらを
立てるべきではないのかも知れないが、それにしても、 まあ、史実などク
ソ喰らえの出来栄えには、もう口アングリだ。

ヨリによってナンツーこと?というぐらいシッチャカメッチャカな歴史 ドラマで、
まあ、日本じゃあ、いくらなんでもこうは行かない。


NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』に、時代考証がなってない!と難
癖が入るぐらいキッチリしていないと満足しない日本じゃあ、考えられない韓
国ドラマのテキトーさ加減だ。 

●韓ドラ☆武神 (BSジャパン 公式ホームページ)

 ま、娯楽巨編としてはなかなか魅せますので、録画して夜に観ることをお奨め
します。


下敷きとしては、アメリカ映画『グラディエーター』のミニミニ版程度に パクッて
作っているようですが、ローマ帝国時代の剣闘士は史実ですからね。

●剣闘士 (ウィキペディアより)


いつだったか、業務で廃棄物のことを調べていて、書名は忘れたが大部の
「廃棄物事典」を引いたことがありました。

そうしましたらね、古代ローマ帝国のコロシアム跡そばの掘割からは、今で
も掘削すると、ベットリと人間の油脂分が堆積する層にぶつかるというので
す。

奴隷で剣闘士にされた人間が、見世物中に敗れ殺害されたり、瀕死の重
傷を負った後処刑されて、埋葬をされることもなくこの掘割に投げ捨てられ、
幾重にも折り重なった死体の層であったよう なのです。

歴史に残る大規模な闘技大会だと総勢1200人もの剣闘士だったり したそ
うだから、死骸の山は半端じゃなかった。


話は逸れましたが、いずれにしても穀物主食のアジア民族にこういう剣闘士
的文化まではなかったハズで、かの民族のシッチャカメッチャカ手段を選ば
ない主義は、やはり、肝に銘じておくべきなんでしょうね。




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●<アメックス>トラベラーズチェック販売終了・・・来年3月末まで
(毎日新聞 10月25日(金)7時20分配信)




いやはや、新聞の経済面に出ていたこの小さな記事。
個人的には、非常に感慨深いものがありましたね。

アメリカン・エキスプレスが、海外旅行者向け小切手「トラベラー
ズチェック」 の国内販売を来年3月末で終了する、とのこのニュ
ース。

理由は、今や大概の海外旅行者が、手軽なクレジットカードを利
用するもので、 需要が減ったのが一番の原因とか。



当方は昨年9月に、ある団体の中国・上海研修旅行の際に、この
「トラベラーズ チェック」を準備したのでしたが、苦ァーーーい思い出
となりましてね。
それで、 このニュースには深い感慨を持って<辛かった日>を思い
出したのでした。

結論を言うと、「中国」ということもあったのか(でも、中国とは言え
大都会・上海だったのでしたが。)」、この「トラベラーズチェック」が全
然使えず、酷い目をついたのです。参りました・・・・・・。



ある団体の旅行にあたって、一応、旅行催行の窓口をしたのでしたが、
それだから、準備には直前1ヶ月のかなりの時間を費やしました。

で、海外旅行の本、中国旅行の本、旅行ガイド、救急医療、保険ガイドな
ど合わせて20冊ほどにも目を通しましたか?
もう、行く前にヘトヘト、ボロボロでした。


そうして当日。
現地時間午後4時半の頃だったか、空港からのチャーター便のバスの
中では早速、現地ガイドによるガイダンスの開口一番に、人混みを歩く
時の注意として、 「肩掛けバッグなどは、自分の身体の前側に提げる」
よう指示がありました。

ウムム、本で読んで来た通り、「盗難防止のイロハ」だ。
それにしても、旅行が今始まったばかりなのに、真っ先にこの注意が出る
とは、いかに中国が<治安のアブナイ国>か、しみじみ再認識した瞬間で
したね。


この<治安のアブナイ国>は、準備段階で重々分かって来たもので、当方
は、団体が現地で出費するためのお金と、当方個人の小遣いのお金と別々
に収納するサイフ、二つを準備。しかも、それを単にポケットに入れていては
危ないというので、ズボンのベルトを通して両モモの辺りに提げる財布を用意
し、サイフ2つ持ちで出掛けたわけで・・・。

それから、行く前に中国渡航経験者に、向こうでの宴会のおおよその掛り具合
も聴いたら、「青島ビールなんて安いし、そんなにかかりません」と。もうひとり
にも聴いたら、「みんな、そんなに飲むハズないし、そんなに掛りませんヨ」と
大船に乗ってくれたし・・・・。ところが、飲まないハズのそのご当人が、現地で
「白酒、もう一本頼んでイイ?」


地元の弁護士さんをゲストに大変盛り上がった宴会になったのだが、支払う段
に、厨房そばのレジまで、当方だけで支払いに行くと、ああ、飲みに飲んだり、
請求は「日本でのそれ」と同じぐらいじゃないの!?

レジは、その日から同行の現地ガイドが仕切ったのでしたが、トラベラーズチェック
を出すと「おお、ダメね!それ使えない!!」「カードか現金ねっ!」
先ほどのバスの中でのガイダンスでは『困ったことがあったら、何でも言って来て
下さい』がウソのような対応で・・・・・・。


あっちゃあ!?
トラベラーズチェックがまるで<お金としての神通力>がなくて、マッつぁおでしたナ。


それからというもの、「旅行窓口」として、内心、お金のシンパイばかりが続いた3
日間でした。右のポッケの個人のお金から払い出し、左のポッケの団体のサイフ
へ入れ、そう言いながら、蘇州の運河を川下りすれば突然記念の絵ハガキ攻勢
など右ポッケの出費が出るし、昼に蘇州のシルク工場の食堂に入ればすかさず
ビールが出てくるし、断わったのだが、食事中には民族音楽の流しが寄って来る
し、上海・黄浦江のナイトクルーズでは、またまたお酒をガイドがジャンジャン持っ
て来るし、仕舞には、誰しも手持ちの両替金には限りがあるのに、クルージング
の乗船料は、人から借りて支払う始末。

ま、それでも3日目の帰国の際には、中国も日本同様チップの習慣はないのだが、
3日間熱心にエスコートしてくれた現地ガイドさんと、そのアシスタントの女子学生
バイトさんにチップ。それから、同じく3日間朝に夜に安全運転してくれたバスの
運転手さんにもチップ。日本から持って行ったポチ袋に入れて手渡したら、想定外
のサプライズだったから、3人とも喜んでくれましたが、スポーツ刈りの運転手さん
の握手したゴツゴツした掌は、今でも忘れられませんね。


そういうわけで、日本に帰ってから、現地で借りた中国通貨を日本円でお二人に
返却し、中国のオモチャのようなお札は記念にも残したくなかったのだが、幸い
1枚も残らず、硬貨は1、2枚だけが残りました。


後処理に、郷土の銀行では扱いがないと断わられた、トラベラーズチェックを水戸
中央郵便局まで出向いて日本円に換金。水戸では三菱東京UFJ銀行水戸支店し
か扱いがないと言われていたのが、中央郵便局だけは扱っているというので、郵便
局まで行ったのだが、凄い手間ヒマをかけながら、何のお蔭もないトラベラーズ
チェックでした。

団体の出金で、個人のクレジットカードを使うわけもいかず、これからは現金しか
ないように思いますね。

旅行準備段階で読んだ本では、中南米のある国への旅行の際に、靴の内側に
「まさかの時の札一枚」を潜ませた話がありましたが、リスクヘッジはなかなか悩ましい
ことではあります。

ただ、まるで「役立たず」が、世の中から消えるのは、当然といえば当然なことだとは、
我が乏しい体験からも声を大にして言い切れますね。



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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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