庭のミズヒキ

小笠原諸島付近に台風22号があって、西に進んでいるそうだ。

午前は晴れていたのだが、現在茨城県地方は曇り。
夜半には雨になる見込みで、明日も下り坂の天気と。


お蔭で、今はドンヨリとした天気で、日の暮れも今日は早そうだ。
こういう天気だと、めっきり秋の気配が漂う。

庭のムラサキシキブも、仁丹粒よりか大きくなり、薄紫の実の色も
心なしかその濃さをましたような・・・。


真夏の夕べ、家人がやらなくても、当方がセッセコ水遣りしたミズ
ヒキが、ちょうど今、花を咲かそうとしている。
小さな真紅の蕾の連なりをみると、思わずほころんでしまう。

●ネット図鑑「四季の山野草」（ミズヒキ）



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 昨日書いた寺山修司著『戦後詩ーーーユリシーズの不在』が今日
着いた。ほぼ文庫本の体裁で、価格が１３６５円（税込）、これには
少しビックリ。
アマゾンには、保存状態を気にしなければ、当初の出版本が５００
円（配送費別途）前後で手に入るのだが、迷った挙句、今年8月発行
の講談社文芸文庫にしてみた。

巻末の解説がミソで、2013年現在の同時代人が書いた「寺山修司
解説」に意味があると思う。
作家・詩人という小嵐九八郎という人が書いているが、彼は、寺山
が活躍した当時、新左翼・社青同の活動家で、逮捕され新潟刑務所
で5年の収監歴がある由。その獄窓で「歌人・寺山修司」の本に出会う。

あまり過去を振り返る作業をよしとしない当方なのだが、寺山の本論、
解説の小嵐氏の文で、一足飛びに１９７０年代の空気を再体験した。

今年は寺山修司没後30年の年に当るとか。小嵐氏によれば、今までに
まして寺山が取り上げらる機会が多い年になっているという。

ＹｏｕＴｕｂｅで「♪時には母のない子のように」を聴いてみたが、今日の
ような天気の夕暮れ、心に滲みたな。
カルメン・マキの丁寧な歌唱を、あらためて知った今日だった。

詩を読んでみたい、と思った今日。

今日の毎日新聞の読書欄「今週の本棚」欄に、荒川洋治　評で、
寺山修司著『戦後詩』（講談社文芸文庫）が紹介されている。

●荒川洋治　評『戦後詩　－－－寺山修司著』（講談社文芸文庫）
（２０１３年９月２９日（日）付　毎日新聞「今週の本棚」欄）



寺山が存命中の頃など、読んだことなどなかったのだが、書評に
力量もあって、後ろ髪引かれるように吸い寄せられる。

アマゾンの紹介文でも、戦後詩論の中で高い評価を受け、今なお
色あせないものだとあった。

紹介の本は、今年の８月１０日発行というから、評価が高く復刻が
なったものらしい。
初版は１９６５年出版というが、状態のイイ本は結構な高値が付いて
おり、先ほど、いろいろ考えた結果、上記の本をネット発注してみた。

評者の荒川洋治氏は「社会を知りたいときは、詩なのだ。ぼくも詩を
読んでみようかな、と思った。」と書き、「寺山修司の批評には天才の
鋭さと、すがすがしさがある。きらりとした愛情がある。」とも書いてそ
そられた。

「東京ブルース」（歌・西田佐知子）「ああ上野駅」（歌・井沢八郎）を
語り、 戦後詩人の「ベストテン」に作詞家星野哲郎を挙げているなど、
寺山独自の批評世界ーーーーというのにも魅かれたな。



同じく今日の毎日・日曜版に、荻原魚雷氏が連載中のコラム、『雑誌
のハシゴ』では、■「ポエム化する日本」（驚）症例報告として、週刊
ＳＰＡ！、 及び新潮４５　７月号の記事について俎上に乗せている。

週刊ＳＰＡ！の該当記事は目を通せなかったが、ネット記事で同種記
事を先日に読んでいて、今朝は思わずヒザを打った。

●日本中の宣伝文句がポエム化している！？
（２０１３年９月１０日　ｎｉｋｋａｎｎ－ｓｐａ）

●意味がさっぱりわからない【旅館・ホテルの宣伝文句集】
（ＳＰＡ！２０１３年９月２８日（土）配信）


荻原魚雷さんのコラムによれば、『新潮４５　７月号』でコラムニストの
小田嶋隆さんが日本のポエム化を論じていて、小田島氏が『「ポエム」
は「詩になり損ねた何か」と定義』している、という。（■「ポエム」化する
日本｜新潮 ４５　７月号）



当方なども、販売促進の会社員時代に、雑多な広告文、コピーなどを
書いて来た経験があるのだが、上の週刊ＳＰＡ！の記事を読むと、まあ、
懲り過ぎもいいところ、と思う。

「日常に迎賓の志を宿す気韻漂う空間の美学」（パークナード元麻布）は
マンション広告のキャッチコピー。
ホテルでは、ホテル「ノイシュロス小樽」は「海と待ち合わせて、旅に出る
感動の自然景観で始まる　旅の第一楽章　波の旋律に時さえも足を留め
る エスコートは太陽と月、星と海の四重奏」

何が何やら、何としたことか？？？？
詳しくは、上記にリンクした記事を読んで、目を回してみて下さいまし。



どうも新しいことに付いて行けなくなる年代に入って来たのだが、アーティス
トの時代を読む感性には、予知性やら鋭さがあると言われて久しい。
時代の気配、移り行く景色の移ろいから目を離さずに、生きて行きたいとは思う。



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　総務省が９月１５日に発表した、６５歳以上の高齢者人口の推計値では
　３１８６万人、総人口に占める割合で２５．０％、実に国民の４人に1人が
　高齢者となった。
　昨日の成年後見制度の講習で聴いたのでは、平成22年の調査で、高齢者
　の1人暮らし世帯が３０％，夫婦のみの世帯が３４％という。

　そして東京など大都市圏で問題になっている1人暮らし世帯で多いのが、
　「かつて集団就職で東京へ来た人」だと聴いた。


　田舎の生家は、兄が継いだのだが、その兄も高齢となり死別、もしくはもう、
　兄の子が世帯主になっている時代といい、血縁関係の紐帯は希薄、あるいは
　切断された状態にあるのだという。

　よって、『ああ上野駅』の少年少女たちが、わが子が独立した今、大都会に
　取り残され、1人暮らしのデラシネになっている。これに、貧困や認知症など
　の疾病を抱え込むと悲惨極まりなくなる現実があると。


　寺山修司が『ああ上野駅』をどう書いたかは未読だが、手繰ると過去が今に
　繋がり、リアリティを帯びてくる。流行歌という流行りもの、消費され廃れていく
　はずのものにも、時代が支持したものの中には、深い真実があり、息の長い
　生命力があるとしみじみ思う。

絶好の運動会日和、でしたね。

今日は、朝から秋晴れの運動会日和でした。

フェイスブックにも、何人かの方の運動会の記事が載せてありまし
たナ。

ウチの下の娘のところも運動会でしたが、残念ながら行けませんで
した。


フェイスブックの記事は、子供さんの運動会応援が大概でしたけれど、
ウチの場合は、子供が先生をしているもので、チャンと仕事をしている
のか？を一度見てみたい・・・と思ってのこと。


家人も学校勤めを数十年やったもので、「親が子供の仕事ぶりを見
に行くなんて・・・・・」と、全然乗り気じゃありません。
娘は「アホ親が・・・・・。」とこれまた全然乗って来ませんが、 同僚の
若い先生の親は＜やっぱ、昨年あたり（運動会の学校に）現われた＞
んだそうだ。

今児童の親が運動会に行くのは当たり前なのだが、子供が社会人に
なっても、「心配で、一度は・・・・」見に行きたくなる親御さんの気持ち
が判らなくもないんですけれど・・・・。



残念ながら、今年も運動会に行けなかった理由は、ある研修会とダブ
ってしまいましてね、それで。

イイ天気だったというのに、一日かんずめで、ひたすら勉強の一日にな
ってしまったのでした。

成年後見制度の中で認められている、法人後見人として多数の実績を
誇る、ある団体の代表者による研修など、なかなか収穫の多かった今日
でした。
終了間際に出た、ある人の質問なのか身の上話なのか解らない、取り
留めのない独演談が、ひとりで１５分近くも。

中には何人か、あきれ返って席を立って帰って行った人 もあったのでし
たが、成年後見制度の真っ只中の、ドロドロの、身内同士血を見る寸前
のような迫力あるドキュメントには、唖然。


凄い話が現実にあることを目の当たりにしましたね。
「やだねったら、ヤダね！？」
でも、それが現実世界・・・・・・・・か。


●裁判所｜ご存じですか？家庭裁判所の成年後見の手続




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　今日の勉強会は一市民としての参加でしたが、行動した分やはり
　得るものはあった、そんな一日となりました。

東北楽天 初優勝！！

東北楽天がパリーグ優勝！
　　　　　　　　　おめでとうございます。

昨夜のＮＨＫ・ニューウオッチ９は、衛星放送で生中継していたこと
もあり、急遽９回の裏、田中投手によるクローズドがなるか？
固唾を呑む緊迫の場面の生中継となりました。

いやはや、歴史的といってもよいイイ場面を、ＮＨＫらしからぬ味な
取扱いで、見せてもらうことが出来ましたナ。


２００４年の球界再編により、変則的な紆余曲折で出来たお荷物チ
ーム。
リーグ参加初年度の２００５年には、首位とは何と５１．５ゲー ムも
の大差だったという。

２０１１年東日本大震災により東北地方が甚大な被害を蒙る中、東
北の人々の心の灯火となるべく楽天選手達は一丸と なって頑張っ
て来ましたね。
２０１１年４月の東日本大震災支援試合（札幌ドーム）において、 嶋
選手がスピーチした「見せましょう、野球の底力を！」の言葉は今で
も耳に残っています。

東北魂を鼓舞した言葉でしたが、日本全国で大震災に討ちひしがれ
た国民全てに勇気を与えた言葉だったような気がします。

 昨日、優勝直後の星野監督がインタビューに答えて、「選手全員の
力」を強調していたのは、後味のイイ、嬉しい言葉でした。


今朝はうれしくて、コンビニにひとっ走りしてスポニチを買い、『楽天
創設１０年史』やら歴代監督のお祝いコメントまで、ひととおり読んで
からブログ更新。

●里田まい　感涙　食事メニューは今や注目の的
（２０１３年９月２７日（金）６時０分配信　スポニチ）


里田まいちゃんのファンだったのですが、彼女もマー君の健康管理
に内助の功を尽くしたといいますね。本当にご苦労様でした。
これからも頑張って！！



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　スポニチで知ったのですが、昨日横綱日馬富士を破った大関稀勢
　の里は、中学時代野球部の投手だったそう。
　そして、楽天の美馬投手とは試合で投げ合ったこともあったのだそう
　だ。美馬投手が茨城・藤代高校、中大出身はこの新聞で知りました。

　最後に、今日のスポニチのトップ見出しを。
　『初優勝だあ～　マー君で舞った！！９年待った　星野楽天』
　（２０１３年９月２７日付スポニチ）

何十年ぶりかで見た、「河合奈保子」さんという文字・・・

今日は、ある業務の資料読みがマストなのだが、なかなか先に進
まず、焦っております。


そんな矢先、ネット記事で千年ぶりぐらいに懐かしい名前を発見して、
しばし感慨に耽りましたな・・・・。

その名は、昔のアイドル、「河合奈保子」さん。



えっ？　知らない！？

そっ！


でも、イイのっ！！

知らない人がいても、ズンズン先に進みます・・・・・・・。



ネット記事は以下のもの。

●河合奈保子の愛娘ｋａｈｏ、１４歳で歌手デビュー　堀北主演ドラマ
主題歌抜てき
（２０１３年９月２６日（木）１２時５２分配信　ＯＲＩＣＯＮ　ＳＴＹＬＥ）


別にファンだったわけではないのですが、「河合奈保子」の活字を
見たのは、何十年ぶりだろ？ 懐かしかったァーーーーーーー。

昔サラリーマン時代、販売促進の仕事をしていた頃に、どこの量販店
だったか、ある店の販促企画に河合奈保子さんを呼んだことがあった
のだ。

バリバリ人気絶頂の頃だったから、いやあ、カワイかったァ！！
シュッとスマートで、もの凄く色が白くてね・・・・・。


いけねっ!?　おじさんっぽいヤラシい言い方だナ。

でも、河合というぐらいだから、ホント、カワイかったな。



本部の販売促進というのは、こういうタレントさんを呼ぶ時の主管部署
だったから、店舗の応接室を控え室にして休憩してもらった時など、
ドリンク のストローなど、手が届く範囲だったのだ・・・・・。

そん時に同僚に＜ストロー＞の話もしたのだが、バーカで終わってしま
って オジャン。
漫画家で何でも集めていて有名な方がいるが、あの時のストローがあれば？
そんなことを思い出した今日だったな。
（ああ、いかん、動機がなんとも不純なんだナ・・・・。）



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　タレントさんの名前で、ふと、自分のある時代が蘇りますね。
　みなさんは、どんなタレントさんにどんな時代を重ねるのでしょうか？