この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●<アメックス>トラベラーズチェック販売終了・・・来年3月末まで
(毎日新聞 10月25日(金)7時20分配信)
いやはや、新聞の経済面に出ていたこの小さな記事。
個人的には、非常に感慨深いものがありましたね。
アメリカン・エキスプレスが、海外旅行者向け小切手「トラベラー
ズチェック」 の国内販売を来年3月末で終了する、とのこのニュ
ース。
理由は、今や大概の海外旅行者が、手軽なクレジットカードを利
用するもので、 需要が減ったのが一番の原因とか。
当方は昨年9月に、ある団体の中国・上海研修旅行の際に、この
「トラベラーズ チェック」を準備したのでしたが、苦ァーーーい思い出
となりましてね。
それで、 このニュースには深い感慨を持って<辛かった日>を思い
出したのでした。
結論を言うと、「中国」ということもあったのか(でも、中国とは言え
大都会・上海だったのでしたが。)」、この「トラベラーズチェック」が全
然使えず、酷い目をついたのです。参りました・・・・・・。
ある団体の旅行にあたって、一応、旅行催行の窓口をしたのでしたが、
それだから、準備には直前1ヶ月のかなりの時間を費やしました。
で、海外旅行の本、中国旅行の本、旅行ガイド、救急医療、保険ガイドな
ど合わせて20冊ほどにも目を通しましたか?
もう、行く前にヘトヘト、ボロボロでした。
そうして当日。
現地時間午後4時半の頃だったか、空港からのチャーター便のバスの
中では早速、現地ガイドによるガイダンスの開口一番に、人混みを歩く
時の注意として、 「肩掛けバッグなどは、自分の身体の前側に提げる」
よう指示がありました。
ウムム、本で読んで来た通り、「盗難防止のイロハ」だ。
それにしても、旅行が今始まったばかりなのに、真っ先にこの注意が出る
とは、いかに中国が<治安のアブナイ国>か、しみじみ再認識した瞬間で
したね。
この<治安のアブナイ国>は、準備段階で重々分かって来たもので、当方
は、団体が現地で出費するためのお金と、当方個人の小遣いのお金と別々
に収納するサイフ、二つを準備。しかも、それを単にポケットに入れていては
危ないというので、ズボンのベルトを通して両モモの辺りに提げる財布を用意
し、サイフ2つ持ちで出掛けたわけで・・・。
それから、行く前に中国渡航経験者に、向こうでの宴会のおおよその掛り具合
も聴いたら、「青島ビールなんて安いし、そんなにかかりません」と。もうひとり
にも聴いたら、「みんな、そんなに飲むハズないし、そんなに掛りませんヨ」と
大船に乗ってくれたし・・・・。ところが、飲まないハズのそのご当人が、現地で
「白酒、もう一本頼んでイイ?」
地元の弁護士さんをゲストに大変盛り上がった宴会になったのだが、支払う段
に、厨房そばのレジまで、当方だけで支払いに行くと、ああ、飲みに飲んだり、
請求は「日本でのそれ」と同じぐらいじゃないの!?
レジは、その日から同行の現地ガイドが仕切ったのでしたが、トラベラーズチェック
を出すと「おお、ダメね!それ使えない!!」「カードか現金ねっ!」
先ほどのバスの中でのガイダンスでは『困ったことがあったら、何でも言って来て
下さい』がウソのような対応で・・・・・・。
あっちゃあ!?
トラベラーズチェックがまるで<お金としての神通力>がなくて、マッつぁおでしたナ。
それからというもの、「旅行窓口」として、内心、お金のシンパイばかりが続いた3
日間でした。右のポッケの個人のお金から払い出し、左のポッケの団体のサイフ
へ入れ、そう言いながら、蘇州の運河を川下りすれば突然記念の絵ハガキ攻勢
など右ポッケの出費が出るし、昼に蘇州のシルク工場の食堂に入ればすかさず
ビールが出てくるし、断わったのだが、食事中には民族音楽の流しが寄って来る
し、上海・黄浦江のナイトクルーズでは、またまたお酒をガイドがジャンジャン持っ
て来るし、仕舞には、誰しも手持ちの両替金には限りがあるのに、クルージング
の乗船料は、人から借りて支払う始末。
ま、それでも3日目の帰国の際には、中国も日本同様チップの習慣はないのだが、
3日間熱心にエスコートしてくれた現地ガイドさんと、そのアシスタントの女子学生
バイトさんにチップ。それから、同じく3日間朝に夜に安全運転してくれたバスの
運転手さんにもチップ。日本から持って行ったポチ袋に入れて手渡したら、想定外
のサプライズだったから、3人とも喜んでくれましたが、スポーツ刈りの運転手さん
の握手したゴツゴツした掌は、今でも忘れられませんね。
そういうわけで、日本に帰ってから、現地で借りた中国通貨を日本円でお二人に
返却し、中国のオモチャのようなお札は記念にも残したくなかったのだが、幸い
1枚も残らず、硬貨は1、2枚だけが残りました。
後処理に、郷土の銀行では扱いがないと断わられた、トラベラーズチェックを水戸
中央郵便局まで出向いて日本円に換金。水戸では三菱東京UFJ銀行水戸支店し
か扱いがないと言われていたのが、中央郵便局だけは扱っているというので、郵便
局まで行ったのだが、凄い手間ヒマをかけながら、何のお蔭もないトラベラーズ
チェックでした。
団体の出金で、個人のクレジットカードを使うわけもいかず、これからは現金しか
ないように思いますね。
旅行準備段階で読んだ本では、中南米のある国への旅行の際に、靴の内側に
「まさかの時の札一枚」を潜ませた話がありましたが、リスクヘッジはなかなか悩ましい
ことではあります。
ただ、まるで「役立たず」が、世の中から消えるのは、当然といえば当然なことだとは、
我が乏しい体験からも声を大にして言い切れますね。
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(毎日新聞 10月25日(金)7時20分配信)
いやはや、新聞の経済面に出ていたこの小さな記事。
個人的には、非常に感慨深いものがありましたね。
アメリカン・エキスプレスが、海外旅行者向け小切手「トラベラー
ズチェック」 の国内販売を来年3月末で終了する、とのこのニュ
ース。
理由は、今や大概の海外旅行者が、手軽なクレジットカードを利
用するもので、 需要が減ったのが一番の原因とか。
当方は昨年9月に、ある団体の中国・上海研修旅行の際に、この
「トラベラーズ チェック」を準備したのでしたが、苦ァーーーい思い出
となりましてね。
それで、 このニュースには深い感慨を持って<辛かった日>を思い
出したのでした。
結論を言うと、「中国」ということもあったのか(でも、中国とは言え
大都会・上海だったのでしたが。)」、この「トラベラーズチェック」が全
然使えず、酷い目をついたのです。参りました・・・・・・。
ある団体の旅行にあたって、一応、旅行催行の窓口をしたのでしたが、
それだから、準備には直前1ヶ月のかなりの時間を費やしました。
で、海外旅行の本、中国旅行の本、旅行ガイド、救急医療、保険ガイドな
ど合わせて20冊ほどにも目を通しましたか?
もう、行く前にヘトヘト、ボロボロでした。
そうして当日。
現地時間午後4時半の頃だったか、空港からのチャーター便のバスの
中では早速、現地ガイドによるガイダンスの開口一番に、人混みを歩く
時の注意として、 「肩掛けバッグなどは、自分の身体の前側に提げる」
よう指示がありました。
ウムム、本で読んで来た通り、「盗難防止のイロハ」だ。
それにしても、旅行が今始まったばかりなのに、真っ先にこの注意が出る
とは、いかに中国が<治安のアブナイ国>か、しみじみ再認識した瞬間で
したね。
この<治安のアブナイ国>は、準備段階で重々分かって来たもので、当方
は、団体が現地で出費するためのお金と、当方個人の小遣いのお金と別々
に収納するサイフ、二つを準備。しかも、それを単にポケットに入れていては
危ないというので、ズボンのベルトを通して両モモの辺りに提げる財布を用意
し、サイフ2つ持ちで出掛けたわけで・・・。
それから、行く前に中国渡航経験者に、向こうでの宴会のおおよその掛り具合
も聴いたら、「青島ビールなんて安いし、そんなにかかりません」と。もうひとり
にも聴いたら、「みんな、そんなに飲むハズないし、そんなに掛りませんヨ」と
大船に乗ってくれたし・・・・。ところが、飲まないハズのそのご当人が、現地で
「白酒、もう一本頼んでイイ?」
地元の弁護士さんをゲストに大変盛り上がった宴会になったのだが、支払う段
に、厨房そばのレジまで、当方だけで支払いに行くと、ああ、飲みに飲んだり、
請求は「日本でのそれ」と同じぐらいじゃないの!?
レジは、その日から同行の現地ガイドが仕切ったのでしたが、トラベラーズチェック
を出すと「おお、ダメね!それ使えない!!」「カードか現金ねっ!」
先ほどのバスの中でのガイダンスでは『困ったことがあったら、何でも言って来て
下さい』がウソのような対応で・・・・・・。
あっちゃあ!?
トラベラーズチェックがまるで<お金としての神通力>がなくて、マッつぁおでしたナ。
それからというもの、「旅行窓口」として、内心、お金のシンパイばかりが続いた3
日間でした。右のポッケの個人のお金から払い出し、左のポッケの団体のサイフ
へ入れ、そう言いながら、蘇州の運河を川下りすれば突然記念の絵ハガキ攻勢
など右ポッケの出費が出るし、昼に蘇州のシルク工場の食堂に入ればすかさず
ビールが出てくるし、断わったのだが、食事中には民族音楽の流しが寄って来る
し、上海・黄浦江のナイトクルーズでは、またまたお酒をガイドがジャンジャン持っ
て来るし、仕舞には、誰しも手持ちの両替金には限りがあるのに、クルージング
の乗船料は、人から借りて支払う始末。
ま、それでも3日目の帰国の際には、中国も日本同様チップの習慣はないのだが、
3日間熱心にエスコートしてくれた現地ガイドさんと、そのアシスタントの女子学生
バイトさんにチップ。それから、同じく3日間朝に夜に安全運転してくれたバスの
運転手さんにもチップ。日本から持って行ったポチ袋に入れて手渡したら、想定外
のサプライズだったから、3人とも喜んでくれましたが、スポーツ刈りの運転手さん
の握手したゴツゴツした掌は、今でも忘れられませんね。
そういうわけで、日本に帰ってから、現地で借りた中国通貨を日本円でお二人に
返却し、中国のオモチャのようなお札は記念にも残したくなかったのだが、幸い
1枚も残らず、硬貨は1、2枚だけが残りました。
後処理に、郷土の銀行では扱いがないと断わられた、トラベラーズチェックを水戸
中央郵便局まで出向いて日本円に換金。水戸では三菱東京UFJ銀行水戸支店し
か扱いがないと言われていたのが、中央郵便局だけは扱っているというので、郵便
局まで行ったのだが、凄い手間ヒマをかけながら、何のお蔭もないトラベラーズ
チェックでした。
団体の出金で、個人のクレジットカードを使うわけもいかず、これからは現金しか
ないように思いますね。
旅行準備段階で読んだ本では、中南米のある国への旅行の際に、靴の内側に
「まさかの時の札一枚」を潜ませた話がありましたが、リスクヘッジはなかなか悩ましい
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
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茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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