この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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夕方入って来た海外ニュースを見ていたら、中国・天安門前で
「車が炎上」のニュースが。
一方向からの、黒煙が上がる現場写真が一枚きりであったが、
まるで図ったように、写真の背後に毛沢東主席の肖像が写り、
黒煙の手前が道路に見える。
事故車は道路を隔てたフェンスの向こう側の、車輌通行禁止
区域を走っての事故に見えた。
つまりは、意図的な、中国政府への反対勢力による決死の示威
行動の結果に見えたのだ。
あれこれ記事を探してみたが、事故の事実を伝える速報レベルが
大概で、「抗議活動の可能性」まで踏み込んだ記事は28日17時
台までは見つけられなかった。
で、その直後、配信時刻15時38分と打っているが、共同通信の
記事が17時半ごろにアップされ、「抗議活動の可能性」まで明解に
指摘したものの初出となった。
●天安門前で車両が炎上、3人死亡
(2013年10月28日(月)15時38分配信 共同通信)
いよいよ、中国全土で頻発していた人民の不満鬱屈によるデモやら
反政府運動の蠕動が、世界の目が止まる共産中国のシンボル・天
安門広場にまで及んで,炸裂した瞬間なのか?
まだ詳細は不明であり、なんとも言えないが、中国崩壊のアリの一穴
だとしたら、今日は物凄い歴史的瞬間なのだ。
話は変わる。
今朝の毎日新聞『風知草』というコラム欄では「さまよえる心」と題して
山田孝男記者が、NHKスペシャルで先頃放送した、中国の儒学によ
る道徳学習熱、及び官が許可したキリスト教宗派の目覚ましい信者
膨張のドキュメントを紹介した記事が掲載された。
●風知草:さまよえる心=山田孝男
(毎日新聞 2013年10月28日 東京朝刊)
10月13日に放送されたもので、コラムになるにしても、何を今更?と
いう感が強かったのだが、内容的には、NHKの放送の内容をそのまま
追認の形でなぞったものだった。
中国の憲法では、一切の宗教が認められてはいないのに、共産党員
による蔓延する汚職、拡大の一途の貧富の格差、中国社会に渦巻く
大いなる欺瞞と矛盾に、人民の不満、更には離反を繋ぎとめるべくな
し崩しの懐柔策に、官のメガネに叶ったキリスト教は認めたという。
そのものが大いなる矛盾。
かつての文革時など、トコトン徹底的に排斥されたはずの儒学がいま
や「譲り合い、思いやり」こそ、腐敗脱却の根本と持て囃されている。
番組での印象的シーン。
育ててくれた両親に感謝して、洗面器の足湯に浸した親の足を涙なが
らにその子供が洗う儀式。
公会堂のような建物にそういう親子が20組ほども一列に並んで、オイ
オイ泣きながら親孝行の足湯式。参列している儒教の会の観衆が一斉
の拍手とともに、感動のもらい泣きだ。
会場は儒教伝道者のアジテーションで高揚は最高潮に。
そして、「譲り合い、思いやり」の孔子の教えを、足湯の儀式を通して、い
まあらためて会場全部が、一体感を持って受け止めた。
しっかし、儀式の最後に、儒教伝道者が「さらに孔子の教えを深めたい
人に、そのカリキュラムの入ったCDを無料進呈。欲しい人は、当方の
元に来てください!」
こう言った途端、聴衆は一斉に登壇して伝道者を取り囲む。一列に並んで
の声も聞かず、左右前後から手が伸び、押し合いへしあい嬌声が飛び交う!
「譲り合い、思いやり」をお互い先ほどの儀式で、感動の中あらためて確認
したハズなのに、この体たらく。
なんちゅう民族なんじゃ、中国人って??????
政府も人民も、なぁーーーーんにも変わってはいない中国人。
記事中に、NHK取材班は制作に1年をかけたという記述があって、放送後
の視聴者からの声も紹介されているのだが、この部分は有用だった。
圧倒的な声は「共感した」---というものだったとある。ま、それは予測
したとおりであったが、「中国の矛盾ばかり描く」という親中国派の視聴者
や「共産党に乗せられている」という批判もあったそうだ。
問題点は、この「共産党に乗せられている」という少数ながら、冷徹な視点
だと思うのだ。
一切の宗教を認めない国体の国が、人民懐柔の手段として宗教までも取
り込み、かつて文革時旧思想として排斥した儒教思想さえも、中国の世界
進出のためのツールとして活用しようと目論み、これらの学舎は、アメリカ
始め西欧諸国各地に根を張って、中国共産党戦略の尖兵の役目を果たし
ているという。当然日本にも存在する。
今日冒頭に取り上げた中国・天安門広場の現場は、わずか数時間で、元
通りに片付けられたという。事故か事件か、コトの詳細を中国政府は闇に
葬るだろう。
怖いのは、NHKスペシャルのようなプロバガンダ番組が放送され、毎日紙
のような提灯記事が、ヒタヒタと独立国に無意識のうちに浸透してしまうこと
だ。
自主的に、自分の判断を下せる素養を常日頃から体得すべく、不断の努力
を続けなければ・・・とつくづく思う。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。
「車が炎上」のニュースが。
一方向からの、黒煙が上がる現場写真が一枚きりであったが、
まるで図ったように、写真の背後に毛沢東主席の肖像が写り、
黒煙の手前が道路に見える。
事故車は道路を隔てたフェンスの向こう側の、車輌通行禁止
区域を走っての事故に見えた。
つまりは、意図的な、中国政府への反対勢力による決死の示威
行動の結果に見えたのだ。
あれこれ記事を探してみたが、事故の事実を伝える速報レベルが
大概で、「抗議活動の可能性」まで踏み込んだ記事は28日17時
台までは見つけられなかった。
で、その直後、配信時刻15時38分と打っているが、共同通信の
記事が17時半ごろにアップされ、「抗議活動の可能性」まで明解に
指摘したものの初出となった。
●天安門前で車両が炎上、3人死亡
(2013年10月28日(月)15時38分配信 共同通信)
いよいよ、中国全土で頻発していた人民の不満鬱屈によるデモやら
反政府運動の蠕動が、世界の目が止まる共産中国のシンボル・天
安門広場にまで及んで,炸裂した瞬間なのか?
まだ詳細は不明であり、なんとも言えないが、中国崩壊のアリの一穴
だとしたら、今日は物凄い歴史的瞬間なのだ。
話は変わる。
今朝の毎日新聞『風知草』というコラム欄では「さまよえる心」と題して
山田孝男記者が、NHKスペシャルで先頃放送した、中国の儒学によ
る道徳学習熱、及び官が許可したキリスト教宗派の目覚ましい信者
膨張のドキュメントを紹介した記事が掲載された。
●風知草:さまよえる心=山田孝男
(毎日新聞 2013年10月28日 東京朝刊)
10月13日に放送されたもので、コラムになるにしても、何を今更?と
いう感が強かったのだが、内容的には、NHKの放送の内容をそのまま
追認の形でなぞったものだった。
中国の憲法では、一切の宗教が認められてはいないのに、共産党員
による蔓延する汚職、拡大の一途の貧富の格差、中国社会に渦巻く
大いなる欺瞞と矛盾に、人民の不満、更には離反を繋ぎとめるべくな
し崩しの懐柔策に、官のメガネに叶ったキリスト教は認めたという。
そのものが大いなる矛盾。
かつての文革時など、トコトン徹底的に排斥されたはずの儒学がいま
や「譲り合い、思いやり」こそ、腐敗脱却の根本と持て囃されている。
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育ててくれた両親に感謝して、洗面器の足湯に浸した親の足を涙なが
らにその子供が洗う儀式。
公会堂のような建物にそういう親子が20組ほども一列に並んで、オイ
オイ泣きながら親孝行の足湯式。参列している儒教の会の観衆が一斉
の拍手とともに、感動のもらい泣きだ。
会場は儒教伝道者のアジテーションで高揚は最高潮に。
そして、「譲り合い、思いやり」の孔子の教えを、足湯の儀式を通して、い
まあらためて会場全部が、一体感を持って受け止めた。
しっかし、儀式の最後に、儒教伝道者が「さらに孔子の教えを深めたい
人に、そのカリキュラムの入ったCDを無料進呈。欲しい人は、当方の
元に来てください!」
こう言った途端、聴衆は一斉に登壇して伝道者を取り囲む。一列に並んで
の声も聞かず、左右前後から手が伸び、押し合いへしあい嬌声が飛び交う!
「譲り合い、思いやり」をお互い先ほどの儀式で、感動の中あらためて確認
したハズなのに、この体たらく。
なんちゅう民族なんじゃ、中国人って??????
政府も人民も、なぁーーーーんにも変わってはいない中国人。
記事中に、NHK取材班は制作に1年をかけたという記述があって、放送後
の視聴者からの声も紹介されているのだが、この部分は有用だった。
圧倒的な声は「共感した」---というものだったとある。ま、それは予測
したとおりであったが、「中国の矛盾ばかり描く」という親中国派の視聴者
や「共産党に乗せられている」という批判もあったそうだ。
問題点は、この「共産党に乗せられている」という少数ながら、冷徹な視点
だと思うのだ。
一切の宗教を認めない国体の国が、人民懐柔の手段として宗教までも取
り込み、かつて文革時旧思想として排斥した儒教思想さえも、中国の世界
進出のためのツールとして活用しようと目論み、これらの学舎は、アメリカ
始め西欧諸国各地に根を張って、中国共産党戦略の尖兵の役目を果たし
ているという。当然日本にも存在する。
今日冒頭に取り上げた中国・天安門広場の現場は、わずか数時間で、元
通りに片付けられたという。事故か事件か、コトの詳細を中国政府は闇に
葬るだろう。
怖いのは、NHKスペシャルのようなプロバガンダ番組が放送され、毎日紙
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
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