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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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始めにお断りして置きましょう。
おヒマじゃない方は、読まない方が身のため、かも・・・・。


では、始めましょ。

今日もバタバタと忙しい日ではあったが、合間にホームセンターに
立ち寄って「アリの巣○ロリ」を買い、帰宅後即巣の近くに置いてみた。

動物愛護を信条とする当方ではあるが、丁度事務所への誘導路の
真っ只中へ、たった一晩でモッコリ土粒山が出来、それはたくさんの
働きアリが活動を開始したもので、万やむを得ず。(当初家内が出勤前、
何かの植木鉢を持ち出す為、入っていた鉢の土を撒いたとばっかり
思ったぐらい・・・・その位突然であったのですが。)よって、
殺生は好まないのだが、致仕方ない。大分大きい巣のようだし・・・・。


<新配合黒みつとフェロモン誘導物質でどんなアリも強力誘引>と
パッケージにあるとおり、もう置いたそばから、アリが入りだし
誘導効果は抜群!!アリが運び易い顆粒状で確実に巣に運ぶ・・・。
アリが、警戒せずに薬剤を食べ、巣ごと全滅!という。アリは眠った
ように死ぬ為、仲間のアリは警戒することもなく、気にせずまた
食べる為、どんどん死ぬという。


じっと観察してみると、(俺ヒマ人かな?と一瞬反省。)目ざとく
見つけたアリ1号が他の者に知らせる。後から後から仲間が寄って来た。
見てると、取りあえず顆粒一粒だけ持つと一目散に巣穴に持って
入るやつが多い。一方、作業導線のムダを省き、一粒だけ持って
出入り口付近に置き、また戻って一粒持って出入り口付近に置き、
と(巣に行かず)出入り口にまとめる頭いいのもいるんすヨ。

こんなIE(インダストリアル・エンジニアリング)の講師向きのような
あったまイイのもいましたが、とにかくゴメン、アリ1号からアリ
1819号?女王アリ様まで、今夜きっとお陀仏になるのでしょう。
ま、あのIE講師向きのアリ407号殿はも少し生かしておきたかったが、
なんせ、みんな黒色で見分けが付きませんもので、ゴメン。

今日初めて知ったのだが、この「アリの巣○ロリ」のような容器を
定点観測点に設定して観察して見ると、見てて飽きないですね。


ファーブル昆虫記のファーブルさんもそういうのが原点だったので
しょうね。
最近出た「ファーブル昆虫記」の訳者、奥本大三郎さんなども、
自宅にファーブルの部屋の実物大レプリカまで作ってしまったそうで、
同じような昆キチなのだろう。


昔百貨店の夏休み催事に「大昆虫展」を企画した時、ポスターに
先の奥本大三郎先生の一文と写真を掲載させて戴こうと、アポなし
で東京まで押し掛けたことがあった。

先生は集英社の小部屋に缶詰状態で作品を書かされておられたのですが、
突然にも拘わらず、お会いしてくれて、<いま缶詰状態のため、とても
そんな原稿は書けない・・・>旨、本当にコチラが恐縮するぐらい
鄭重にお断りされました。(当時埼玉大学教養学部助教授だったか。)


こちらの無礼・図々しさとは対極のご誠実なお人柄に痛み入った記憶が
脈絡なく、今日のアリ退治で思い出されたことだった。
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今日は午後から、茨城県動物指導センターの子犬譲渡会に行って
来ました。
天気予報は曇りのち雨の日でしたが、エライ大外れのピーカン天気!
暑いの何のって、汗が噴出す陽気でしたよ。

今月の譲渡犬は、全部で7頭。4頭の兄弟と3頭の兄弟。(オス・メス
混ざっておりますので、<兄弟>じゃーないんですが。)
で、応募者は14組だそうでしたが、おっと、実際見えたのは、
なんと4組だけ。

急に暑いからって、シャンプーしたりしてバリバリ<キャわいく>
なった子犬だというのに、ドタキャン・・・・はヒドいじゃあ
ないですか。
しかも、そのドタキャン組のうち半分位は「連絡なし!」と
いうんですからね・・・・・。
ひどいもんでス。

通常だと、貰えるかどうか2倍ぐらいの倍率らしいですが、
今日はお見えになった4組が全員貰えて、メデタシメデタシ。

2ヶ月後には、「しつけ方教室」へ犬ともどもの出席が義務
づけられています。
①ホールドスチール②タッチングが飼い主・犬ペアへの
宿題となりました。

1時位から3時過ぎまで、7頭はしゃいでおりましたが、
貰われていった兄弟たちと残った犬達。明暗が分かれ、4頭の方は
2頭が残り、3頭の兄弟は1頭だけ残りました。

はしゃぎ疲れだったのか、それとも兄弟生き別れの悲しさからか、
残った犬達のションボリぶりが心残りとなりました。
特に3頭兄弟の1頭だけ残った方が特に・・・・・・。

ま、貰われた犬達だって、それぞれ1頭ずつ別々のおうちの
いったわけなのですけれど・・・・・。

今日からブログにカウンタが付きました。

これ見よがしのでっかいヤツで、ちょっと自分でもイヤミだな・・・
と引く気分なのですが、やはり、自分の心当たりと違うところで
目盛が増えてますと、「張り合い」が出ますよね。
(クロダの為のモノと思って、許してやって下さいな。)

先日の「動物愛護推進員ブロック長等会議」で最近知り合いになった
方にも、「すごいホームページですね、ブログも見ました。パソコン
相当出来るんですね?」なんて褒められてしまいましたが、トンデモ
ナイ!!<全然なんれす!!>(ちゃんと白状して置きました。)


実は、影の監督がおりましてね、先日は<もー、相当手ー掛けたの
だから、そろそろ自分で出来なきゃ!>と虎の穴に放り出された訳
だったんですが、その後何にもやらないもので、見るに見かねて
カウンタが出来上がったような次第です。(スミマセン)

見守り、ありがとうございました・・・・・・。


さて、おかげさまで当方のHP,ブログを見て頂いてチラホラご連絡が
あったりして、嬉しくもなります。
当方のスタンスとしては、何かお尋ねがありました時には、<頼りに>
された・・・という思いで、何ほどかのご返事を差し上げる所存です。

実名等プライバシーが漏れることはございませんので、安心してご連絡下さいね。
ただ、くださる場合には、何処にお住まいで(住所)お名前ぐらいは
示して戴きませんと、このご時世、訳の解らないメールがワンサカ
来てたりしますので・・・、ソコントコ宜しくお願いしますね。

それと、パソコン音痴の当方ですから、ご自分のパソコンのメンテ位
は<シッカリ>お願いしますよ。先日のメール、夜中の0時近く突然
の相談でしたが、「件名の記載なし」「送信日時」は5日ぐらい前の
5:49でした。

オヨヨ、一体なぜ????
ない頭で考え込んでしまいましたよ、モウッ。
(後で詳しい人に聴いたら、相手のパソコンの時計が狂っている模様。)

動物愛護管理法がらみのお尋ねでしたが、『ウーパールーパー』の件
を夜中に聴かれ、いやはや焦りました・・・・。
えーーーと、えーーーと、『ウーパールーパー』って、どんな動物
だっけ?
トホホホ、大変に勉強になりました。

行政書士を育てるのは、やはり、<お客様>なのですね。

犬・猫、ウサギ、ハムスター、フェレット、サル、インコ、その他鳥類、
カメ、カエル・・・・大体どんな話が舞い込んでもソコソコの話は
出来るかな・・・・なんて思っていると、こんななんです。
右見ていると、突然左の方の、考えてもいなかった事のお尋ねが来たり
するんです。
まず、ウーパールーパーなんて考えても見なかった・・・・・・。

で、今日は「爬虫類・両生類」の図鑑を仕入れたもので、
ウーパールーパーの質問下さーーーい。
実際飼っている行政書士さんのネットワークも出来たし・・・・。

というわけで、ちょっと<おりこう>になったクロダです。

  最後に・・・・
(エー業務放送、H先生、カウンタの設置ありがとうございました。)

さて、4日ぶりのブログ。

誰かに見て頂いているのか、それとも誰ーーーれも見てなどいないのか。
何か分からなく為って参りましたので、方針変更致しましてその気に
なった時だけ書くようにしようと思っております。

目標は日刊ブログなんて<粋がった>時もありましたが、毎日だと結構
プレッシャーありましてね、砂を噛むような・・・・状況で、そんなこと
しても意味ないか、なんて後退して参りました。
気が向いた時!に<規模縮小>して、シコシコ書きましょ。

よって、もし万一立ち寄った方がありましたら、ゴメンナサイ!です。


さて本論。

昨日は県動物愛護推進員の会議でした。
2月の研修を経て、今年から初めて推進員(動物愛護管理法第38条
による)になったのですが、それにしても、もう4ヶ月が経つという
のに、なかなか前に進みません。結局メインの道は、自分で何を
して行くか・・・・・になるようです。

収穫は、昨日はじめて単なる役所事務棟でなく、県動物指導センター
そのもので会議があったこと。会議後、収容施設の中を見学させて
戴く機会をやっと得ることが出来ました。

週明け2日目ということからか、収容頭数は多くはなかったですが、
なんともやり切れない思いで廻らせて戴きました。

茨城県の場合、収容されてから4日目に処分がなされます。
処分前日の区画に一番犬が多くいましたが、先週金曜に収容された
犬達なのでしょう。そして今日にはもうこの世にいないのですね。
昨日見たあの犬達は今日処分されたはずですから・・・・。


収容される犬には、病気で飼えないと収容される犬もあるでしょう。
よって、感染症防止にはだいぶ注意がされていて、区画を経るごとに
長靴の消毒・殺菌。収容されているスペースにはフン一つない清潔さ
でした。ただ、洗い流せるよう全て床はコンクリート製。
動物愛護団体によると、あの床では真冬の犬には冷たくかわいそう・・・
となるが、私が見てもそう思いましたね。

それから、前に写真集でも見ていた犬達の目です。
弱々しく、か細い眼差し。

もう運命の全てを解ってしまったような目。私どもがいる通路側の
サクに寄って来てしきりに吠えまくる犬達がいる一方で、犬一匹が
やっとの小さなスノコで横になっている犬もいます。

力なく、諦念の境地の<年寄り>か<病人>のように横になり、
顔だけはジッとこちらを見ています。
諦めてしまった眼差しで・・・・・・。

「いやあ、可愛そうな目ですネ!」と言ったら、係員「もう人間なんか
信用してないんですよ・・・・・」。


また、猫も数匹小さなケージに入っておりました。出入り口から
遠い一番奥に引っ込んでジッとしたまま動きません。

話の前後の脈絡は分かりませんが、ある推進員の女性が係員と話した会話
が聴こえました。「・・・・・エサをあげています。」「えっ!?エサ
あげるんですか?」(当たり前じゃないですか。)その女性はきっと、
もう殺されるのだから、(食べなくてもいいだろう。エサをあげても
ムダ!!)<いらない・・・・・。>と思ったのでしょうね。
女性の係員は落ち着いて答えました。「当然、処分される直前までエサ
はあげます!!」

当たり前じゃないですか。今年から推進員になった方、しかも家では
猫4匹飼っている、というこの方のスットン狂な声と物言いが非常に
悲しかった。

(注.前にも書きましたが、牛・ブタなどの家畜は屠殺前日は
   エサを食べさせて貰えないらしい。空腹のまま前夜を過ごし
   屠殺されるという。)

さてこの日。前回も推進員をして今回2期目という男性は、「わたし、
(施設の中へは)入りません。」といい、外で待っておりました。
「やはり、かわいそうで・・・・・・。」この方と、先の「えっ?
エサあげるんですか?」のギャップは天と地ほども開きがあるような
気がしました。


動物愛護推進員というからには、もちょっと勉強してから
来て欲しいな。
交通事故にあった猫も引き取って飼っているとのことだったが、
単に目の前の一匹の<猫っ可愛いがり!>でなく、大所高所に立った
動物愛護のこころを養って欲しい・・・と切に思われた一日だった。


【ご参考】
『どうぶつたちへのレクイエム』児玉小枝 桜桃書房 1400円(別)






こちらは、スッカリ忘れていたのだが、図書館からの電話でリクエスト
本が入ったという。
「どんな本でしたっけ?」なんて、間の抜けたこちらの尋ねにあちらは
たぶん拍子抜けしたんじゃないかな。

でも、たしか4月頃?にリクエストしたのが、今頃なんだもの・・・。

その本『わたし、菜食と出会う』(愛育社)という。
2月から3月にかけて、動物法務を業務の柱のひとつにしようと、
ダッシュで関連本150冊ぐらい読んだのだが(シゴトそっちのけで
ご迷惑をおかけしたお客様、ゴメンナサイ。)、その期間の終り頃
<菜食主義者>とはどんな方なのだろう、と疑問が湧いたのだった。

スーパーでパック詰めされた精肉。それが生きていた『いのち』と
考える人は多くはないだろう。農家から出荷された牛やブタは、
翌朝屠殺場に引き出される前夜、空腹のまま一晩その作業場前に繋留
されるという。
翌朝は、大体ご想像のとおり。

私だって肉好きだし、綺麗ごとを言うつもりなどはない。
でも、こんなこと知った上で食べるか、そうでないかはかなり大事と
思うわけ・・・・。

で、<菜食主義者>とはどんな人達か?その時そんな疑問が湧いた訳
だった。

忘れていて、<申し訳ゴザイマセン!>(本に謝りましたよ。)
文・北野玲、絵・半井馨。絵本構成の90ページもない本ながら、
問いかけるものは、深くて重い。

 ”You have just dined,
and however scrupulously the slaughterhouse
is concealed in the gracefuldistance of miles,
there is complicity."
------Ralph Waldo Emerson


食事が終わったところですね。
  ところで屠殺場がここから遠く離れた地で、
  いかに周到に上品に隠されているとしても、
  肉を食べたあなたもそこに繫がっているのですよ。
      ----ラルフ・ウォルドー・エマーソン(北野玲/訳)

   (『わたし、菜食と出会う』北野玲・半井馨 愛育社から)

本を読むと、『ヴィーガン』という言葉も出てきて、面食らう。
vegetarianの最初の3文字と終りの2文字をとったもので、完全菜食
主義者のことという。肉だけでなく、動物質の食品一切を取らない
人たちのことらしい。肉は勿論、牛乳・チーズ・たまごなどの一切を
とらないのだとか。野菜などでも命をいただくことになるのだが、
ここが最低限であってその他は一切。皮ベルトや革靴だって使わない
のだという。

鳥取大学獣医学科を卒業され、獣医師のあと今はベジタリアン・レスト
ランをされている岩佐明子さんの文が出てきます。
大学時代の文化祭で毎年牛1頭バーベキュー大会なんてのがあった、という。
「文化祭の余興として、大勢でワイワイ騒いで、お祭気分でやって
いいことでしょうか。」(ワイワイ大騒ぎして、牛を殺して・・・・・、
食べる行事を毎年やっている、????)さらに、「一殺他生という
精神が獣医学科のスローガン」だったというが、「犠牲となった犬に
少しでも感謝の念があるならば、生ゴミを焼くみたいにして死体を
焼却炉に放り込むようなことは絶対にしないと思うのです。」


長くなるからこの辺にするが、『菜食で生きる道を模索する人々の、
自己にきびしく地球にやさしい体験集』と表紙にあるが、ご興味の
向きには是非一読をお奨めしたい。


●『いのちの食べかた』森達也 理論社 1000円(税別)もお奨め。

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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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黒田真一行政書士事務所
いばらき動物法務研究室
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