この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の暑さとはうって変って、今日は一日、雨の中に過ぎた。
心なしか小寒く、暑がりの当方が長袖を着込み、一度も脱が
ないままの一日だった。
●コスプレで田植えイベントに賛否両論も・・・「TOKIOに
なればいいのか!」
(2017年05月13日05時00分 しらべぇ)
記事によれば、長野県豊丘村での田植えイベント案内らしい
が、コスプレ参加で神社や古民家、軽トラと写真撮影が出来る
というものだと。
テレビで人気のTOKIOにあやかって、見せかけの『お百姓さん
ごっこ』らしい。
それでも、豊丘村がどこにあるのか知らないが、何しろ<賑や
かし><人寄せ>を狙ってのことらしく、それぐらい田舎が寂
れているという証しなんだろうな。
TOKIOの面々に変わって申し添えて置けば、彼らはテレビ用の
仮装などには留まらず、『土木系アイドル』として誰しもが認
める存在であるし、リーダーの城島君などは、個人的にも「日
本農業新聞」の定期購読者であることだってつとに有名な話で、
見せかけレベルじゃあないのだ。
まったく、芸能人でなくて一般視聴者の方がコスプレしましょ
う、というのだから、いったい世の中どうなってるんだか!?と
思うな・・・・。
ついでに書くなら、上記にリンクした記事にある写真にはちょっ
と考えさせられました。
記事はコスプレ田植えの記事ながら、選んである写真は孤独なひ
とり農作業の風景だ。
昨日散歩した八反山の田んぼでも、この写真とソックリな、おじい
さんひとりの作業風景がありました。
田植えは機械で済ませてあるのだが、ところどころに機械植えの
ムラが出てしまっているようで、おじいさんがその補正のために
手植えで苗を植え直していたのでした。
地道な作業を黙々と、腰を屈めながらしておりましたね。
●結を借り結を返して田を植うるかかる言葉も死語となりたり
(能代市 小田鳶恭葉 /2017年5月9日付 読売歌壇掲載)
田植え機など機械を使っているからまだ出来ているけれど、本当に
ポツネンとお年寄り一人が田んぼにいる風景だもの、やがてはこの
方達が居なくなってしまったら、日本の農業はどうなってしまうん
だろうとホント思いますね。
最近何かの拍子に、■林 和清著『日本の涙の名歌100選』(新潮
文庫)という本を手にして、その中で出会った万葉集・防人の歌の1
首に高校時代以来、何十年かぶりに再会して、今更ながらビックリ
してのめり込んでしまいました。
●唐衣すそに取りつき泣く子らをおきてそ来ぬや母なしにして
(万葉集 防人の歌)
わたしのすそにとりついて泣く子どもをおいて出てきたのだ。
面倒をみてくれる母もないあの子たちを。
(『日本の涙の名歌100選』(新潮文庫) 所収 林和清訳による。)
歌人の林氏は訳に続けて「・・・(略)・・・・。子どもたちは三年
のあいだ、無事で生きていられるのでしょうか。それはむつかしい
でしょう。みずからが村を出れば、いずれ飢え死にしてしまうであ
ろう子をおいてゆく父のこころは、まさにはりさけて血のなみだを
ながしていたでしょう。・・・・・(略)・・・・・・・・」と書いた。
飛鳥時代の日本は、遠く朝鮮半島まで出張り唐・新羅の連合軍と
白村江で戦った挙句、大敗を喫した。
中大兄皇子は、大敗の後の日本への侵略を恐れ、朝鮮半島との間の
離島や九州北部の防備のため、東国の農民を招集して兵士としてそ
の任に当たらせたのだが、何しろ飛鳥時代のことだから、九州まで
赴くのさえ命がけの苦行だったのだろうな。
それにしても・・・・・。
それにしても母親と死に別れた子どもたちを置いて、防人として出立
するその父親の気持ちたるや????
林氏が言うように、残された子どもたちは「飢え死に」してしまった
のだろうか?
太平洋戦争どころか、遠い遠い飛鳥時代の昔のことだ。
それでも心配になりましてね・・・・。
調べ始めてしまいましたよ。
■巻頭エッセイ・駒敏郎/写真・藤井金治『万葉集を歩く』(JTB)
■多田一臣編『万葉集ハンドブック』三省堂
■宇野悦郎著『常陸万葉風土記ー万葉集常陸防人歌の郷土史的研究ー』
(筑波書林)
今日にはアマゾンからも1冊届いた。
■金子武雄著『万葉防人の歌 農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)
金子氏の著書中に「茨城郡の若舎人部広足」の歌という1首があった。
●防人に発たむ騒きに家の妹がなるべき事を言はず来ぬかも
(万葉集 4364)
防人として出発しようとするあわただしさのために、家の妻が営むはず
の生業(なりわい)の事を言わないで来てしまったよ。
(『万葉防人の歌ー農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)所収 金子武雄訳)
金子氏は続けてこう書いている。
「一家の大事な働き手である自分が防人として出て行ったあと、家に残る
妻が暮らしを支えなければならない。生業は農業であろうが、その手順や
注意やについてよく言っておかなければならなかったのに、出発の際の騒ぎ
にその余裕がなくて、そのまま出て来てしまったことを悔み、これからの
妻の労苦を思い遣っているのである。出発は旧暦の二月であったから、そろ
そろ春の耕作も始まるころである。・・・・(略)・・・・・・・」
今から1350年もの昔、民衆史などあろうはずもない時代の素朴な歌が、
唯一、子を思い妻を思い、農を通して<生きる術(すべ)>に、真剣に立ち向か
って来た先人のこころを映していて、ただただ驚愕するのだ。
それにしても、万葉集に収録された歌の反面、あまりにつたないために棄てられ
たものも半数はあったというのですが、その半数にも東国なまりとともに素朴な
感情のほとばしりはあったはずなのにと、惜しまれてならない。
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
ちょうど9日前のGW後半時期、パソコンが不調をきたしたが、家電量販店の
混雑期が予想されたためじっと我慢。
連休明けにショップに持ち込んだのだが、「様子を見ましょ」ということで、
2日の入院となった。
・・・・・ことほど左様な次第でブログ更新も空いた。
さて、そんな時期に以前に観た山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』を再度観た。
いやあ、あらためて山田監督の最高作品と思えるようなイイ映画でしたね。
●たそがれ清兵衛 予告篇 (YouTube より)
『徹底したリアリズムに拘った山田は、構想に10年以上、時代考証に1年以上
かけて、家屋や城内の様子、さらには髷に至るまで従来の時代劇とは異なった
アプローチを展開、苦心の末それらが見事に結実した。』(Wikipediaより抜粋)
原作が藤沢周平ということもあり、本が一番であるのだが、それにしても<徹底
したリアリズム>が通奏低音のように響き合い、作品の重厚感を醸し出している。
テレビの『ひよっこ』の昨日だか、みね子の初給料日。
記念すべきありがたい初月給だから、給料袋も取って置かなくちゃあ、とみね子
はつぶやく。
しかし、画面の給料袋は、安アパートの通い帳のような月ごとにハンコを押す袋
じゃないすか!?
1枚の袋で、12か月毎月使い回す袋じゃないの!?
脚本はみね子のナレーションで「---取って置かなくちゃ。」と書いているの
だろうけれど、美術の小物担当のミスマッチだったのか?
中高年のおじちゃんオバちゃんは真剣に観ているんだから、もっとチャントやって
欲しいものだ。
「リアリズム」とは、こんな小さなところにも失点があると、ドラマ自体がシラける
んよね・・・・。
心なしか小寒く、暑がりの当方が長袖を着込み、一度も脱が
ないままの一日だった。
●コスプレで田植えイベントに賛否両論も・・・「TOKIOに
なればいいのか!」
(2017年05月13日05時00分 しらべぇ)
記事によれば、長野県豊丘村での田植えイベント案内らしい
が、コスプレ参加で神社や古民家、軽トラと写真撮影が出来る
というものだと。
テレビで人気のTOKIOにあやかって、見せかけの『お百姓さん
ごっこ』らしい。
それでも、豊丘村がどこにあるのか知らないが、何しろ<賑や
かし><人寄せ>を狙ってのことらしく、それぐらい田舎が寂
れているという証しなんだろうな。
TOKIOの面々に変わって申し添えて置けば、彼らはテレビ用の
仮装などには留まらず、『土木系アイドル』として誰しもが認
める存在であるし、リーダーの城島君などは、個人的にも「日
本農業新聞」の定期購読者であることだってつとに有名な話で、
見せかけレベルじゃあないのだ。
まったく、芸能人でなくて一般視聴者の方がコスプレしましょ
う、というのだから、いったい世の中どうなってるんだか!?と
思うな・・・・。
ついでに書くなら、上記にリンクした記事にある写真にはちょっ
と考えさせられました。
記事はコスプレ田植えの記事ながら、選んである写真は孤独なひ
とり農作業の風景だ。
昨日散歩した八反山の田んぼでも、この写真とソックリな、おじい
さんひとりの作業風景がありました。
田植えは機械で済ませてあるのだが、ところどころに機械植えの
ムラが出てしまっているようで、おじいさんがその補正のために
手植えで苗を植え直していたのでした。
地道な作業を黙々と、腰を屈めながらしておりましたね。
●結を借り結を返して田を植うるかかる言葉も死語となりたり
(能代市 小田鳶恭葉 /2017年5月9日付 読売歌壇掲載)
田植え機など機械を使っているからまだ出来ているけれど、本当に
ポツネンとお年寄り一人が田んぼにいる風景だもの、やがてはこの
方達が居なくなってしまったら、日本の農業はどうなってしまうん
だろうとホント思いますね。
最近何かの拍子に、■林 和清著『日本の涙の名歌100選』(新潮
文庫)という本を手にして、その中で出会った万葉集・防人の歌の1
首に高校時代以来、何十年かぶりに再会して、今更ながらビックリ
してのめり込んでしまいました。
●唐衣すそに取りつき泣く子らをおきてそ来ぬや母なしにして
(万葉集 防人の歌)
わたしのすそにとりついて泣く子どもをおいて出てきたのだ。
面倒をみてくれる母もないあの子たちを。
(『日本の涙の名歌100選』(新潮文庫) 所収 林和清訳による。)
歌人の林氏は訳に続けて「・・・(略)・・・・。子どもたちは三年
のあいだ、無事で生きていられるのでしょうか。それはむつかしい
でしょう。みずからが村を出れば、いずれ飢え死にしてしまうであ
ろう子をおいてゆく父のこころは、まさにはりさけて血のなみだを
ながしていたでしょう。・・・・・(略)・・・・・・・・」と書いた。
飛鳥時代の日本は、遠く朝鮮半島まで出張り唐・新羅の連合軍と
白村江で戦った挙句、大敗を喫した。
中大兄皇子は、大敗の後の日本への侵略を恐れ、朝鮮半島との間の
離島や九州北部の防備のため、東国の農民を招集して兵士としてそ
の任に当たらせたのだが、何しろ飛鳥時代のことだから、九州まで
赴くのさえ命がけの苦行だったのだろうな。
それにしても・・・・・。
それにしても母親と死に別れた子どもたちを置いて、防人として出立
するその父親の気持ちたるや????
林氏が言うように、残された子どもたちは「飢え死に」してしまった
のだろうか?
太平洋戦争どころか、遠い遠い飛鳥時代の昔のことだ。
それでも心配になりましてね・・・・。
調べ始めてしまいましたよ。
■巻頭エッセイ・駒敏郎/写真・藤井金治『万葉集を歩く』(JTB)
■多田一臣編『万葉集ハンドブック』三省堂
■宇野悦郎著『常陸万葉風土記ー万葉集常陸防人歌の郷土史的研究ー』
(筑波書林)
今日にはアマゾンからも1冊届いた。
■金子武雄著『万葉防人の歌 農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)
金子氏の著書中に「茨城郡の若舎人部広足」の歌という1首があった。
●防人に発たむ騒きに家の妹がなるべき事を言はず来ぬかも
(万葉集 4364)
防人として出発しようとするあわただしさのために、家の妻が営むはず
の生業(なりわい)の事を言わないで来てしまったよ。
(『万葉防人の歌ー農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)所収 金子武雄訳)
金子氏は続けてこう書いている。
「一家の大事な働き手である自分が防人として出て行ったあと、家に残る
妻が暮らしを支えなければならない。生業は農業であろうが、その手順や
注意やについてよく言っておかなければならなかったのに、出発の際の騒ぎ
にその余裕がなくて、そのまま出て来てしまったことを悔み、これからの
妻の労苦を思い遣っているのである。出発は旧暦の二月であったから、そろ
そろ春の耕作も始まるころである。・・・・(略)・・・・・・・」
今から1350年もの昔、民衆史などあろうはずもない時代の素朴な歌が、
唯一、子を思い妻を思い、農を通して<生きる術(すべ)>に、真剣に立ち向か
って来た先人のこころを映していて、ただただ驚愕するのだ。
それにしても、万葉集に収録された歌の反面、あまりにつたないために棄てられ
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ちょうど9日前のGW後半時期、パソコンが不調をきたしたが、家電量販店の
混雑期が予想されたためじっと我慢。
連休明けにショップに持ち込んだのだが、「様子を見ましょ」ということで、
2日の入院となった。
・・・・・ことほど左様な次第でブログ更新も空いた。
さて、そんな時期に以前に観た山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』を再度観た。
いやあ、あらためて山田監督の最高作品と思えるようなイイ映画でしたね。
●たそがれ清兵衛 予告篇 (YouTube より)
『徹底したリアリズムに拘った山田は、構想に10年以上、時代考証に1年以上
かけて、家屋や城内の様子、さらには髷に至るまで従来の時代劇とは異なった
アプローチを展開、苦心の末それらが見事に結実した。』(Wikipediaより抜粋)
原作が藤沢周平ということもあり、本が一番であるのだが、それにしても<徹底
したリアリズム>が通奏低音のように響き合い、作品の重厚感を醸し出している。
テレビの『ひよっこ』の昨日だか、みね子の初給料日。
記念すべきありがたい初月給だから、給料袋も取って置かなくちゃあ、とみね子
はつぶやく。
しかし、画面の給料袋は、安アパートの通い帳のような月ごとにハンコを押す袋
じゃないすか!?
1枚の袋で、12か月毎月使い回す袋じゃないの!?
脚本はみね子のナレーションで「---取って置かなくちゃ。」と書いているの
だろうけれど、美術の小物担当のミスマッチだったのか?
中高年のおじちゃんオバちゃんは真剣に観ているんだから、もっとチャントやって
欲しいものだ。
「リアリズム」とは、こんな小さなところにも失点があると、ドラマ自体がシラける
んよね・・・・。
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●木村佳乃にバトンタッチ『ひよっこ』キャストによるバス車内
放送
(ORICON NEWS 3日前 msn)
今日はまるで軽い話題からスタートだ。
読んでいただいても、茨城県在住者でないと面白くも何ともない
記事かも知れない。
水戸市内を走る茨城交通の路線バスで、NHK連続テレビ小説『ひ
よっこ』出演者の声による案内テープが流れる、という話題だ。
それがヒロインの父親役の沢村一樹さんから、母親役の木村佳乃
さんに5月1日から変わるのだと言う。
NHK水戸放送局へ行くには「南町三丁目」で降りて! という案内
だから、茨城県在住者だってほとんどはかかわりのない話。
いや、水戸市民だって、このテープを聴くのはほんの一部の人たち
のはずだから、御愛嬌の話なんだな、実際は。
さて。
ウチの娘は、どういう経緯があったのかは不明だが、あるとき、
当方とこの女優さんの話になった時、妙に力を入れて「木村佳乃」
はキライと言った・・・・。
だが、父の当方は、我が母親が「よしの」という名であったことも
あって、嫌いな女優さんではなかった。
昔は、女性の名といえば<○○子>というのが大概な時代、ウチの
母だけが「よしの」という奇妙な名前で、学校に出す書類などに
書き入れて貰うのにも、なぜか、見栄を張って負い目を感じたこ
とが多かった。
母親には悪かったのだが、やがて長じて、この女優さんの名前を知
った時、何処か親近感を憶えたものだ。
それがまた、テレビのイッテQで、どうした案配かハッチャケてみる
と、これがまた、もっと親近感が湧いて大好きな女優さんになった。
●木村佳乃、夫・東山の教えバラエティ出演に「やるなら全力で」
(デイリースポーツ 11時間前 msn)
「本性が隠せない。」「やるなら全力で」イイ言葉じゃないですか!?
そうそう、上にリンクしたORICON NEWS記事中の最後の行、『家
計を支えるため、集団就職で上京。みね子の成長を中心に、日本の発展
を支えた名もなき人々の泣き笑いの日々を描く。』というNHK『ひよっ
こ』の紹介文が泣かせる。
ホント毎日毎日、ドラマのどこかで、グググッと泣かされる場面に出く
わして、もう、リンダ困っちゃう!?
●「ひよっこ」22話。毎朝泣かせるのは、やめてー
(エキサイトビュー 2017年4月28日08時30分 木俣冬)
上記は昨日の回だが、今日はみね子が東京へ出発の朝だった。
父親が行方不明になって、仕送りが途絶え谷田部家は大変なはずなのに、
朝出掛けの縁側で、じいちゃんは「まさかの時に使えるよう、持ってろ!!」
と、なけなしの1万円をみね子に渡す。
「靴下の中に入れとけ!」
1965年、日本の高度経済成長萌芽期、当時の一万円が今だといくらだ?
バイトの時給で考えてみたが、貨幣価値は十万円ぐらいになるんじゃないだ
ろうか。
みね子は一度は遠慮をする。これから、家だって大変なはずだ・・・・。
それでもじいちゃんは「いいから、取っとけ!!」
まったく、朝から今日も泣かされた・・・・。
さて、5月の歌声広場には舟木一夫の『東京は恋する』をリクエストしてき
ている。
そんなに深く考えてのことではなかったのだが、調べてみると、この歌は、
1965年4月の発売。
当方は、生まれて初めて水戸の高校までの列車通学を始めた月で、スタート
した不慣れな新生活、長い通学距離、知り合いもいない学校生活などなど
まるで余裕がなかった。
よって、リアルタイムで舟木一夫の『東京は恋する』を知らなかった。
今選んで、練習したりいろいろ歌の周辺を調べてみたりすると、ドラマ『ひ
よっこ』のみね子、時子、三男が東京へ集団就職したのも1965年4月
だ。
ドラマの年代と歌声広場に選んだ歌の年代とが、何ともみごとにシンクロし
たのだ。
明日から来週以降、ドラマの3人の東京での生活がどう展開してゆくのか?
当時の若者たちの心情をいかに軽やかに、そして、如何に彼らの翳りにも思
いを馳せながら歌うか、オッサンは真面目に取り組んでいる。
●舟木一夫 『東京は恋する』(YouTubeより)
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よろしくお願いいたします。
探してはみたのだが、リンク出来る記事は残念ながら見つからなかったのだ
が、2017年4月26日付読売新聞『読み解く』欄に、読売新聞西部本社
社会部デスク・吉田均記者の署名記事<「黒いダイヤ」に思いはせ>という
のが載った。
石炭から石油への日本のエネルギー革命・産業構造の大転換の歴史を短く
綴った記事だったが、福岡・大牟田の炭鉱で、祖父・父が炭鉱業務に従事し、
その地で育った記者の歴史を重ねながら書いていたが、工業都市日立で育っ
た我が半生ともダブらせて興味深く読んだ。
テレビの『ひよっこ』は、時間に追われる必要の無くなった、テレビ視聴の
ボリュームゾーン・団塊の世代へ向けての追想録かも知れない。
神田沙也加と松田聖子の親子関係を知らない世代が、成人にまでなって来て
いる今、ともすれば、『ひよっこ』が<時代劇>と捉えられ、なかなか視聴
率が上がら原因のひとつに、この視聴層の時代感覚の乖離、2極分化が底
流に生じているから、とも言えるのではないかな。
放送
(ORICON NEWS 3日前 msn)
今日はまるで軽い話題からスタートだ。
読んでいただいても、茨城県在住者でないと面白くも何ともない
記事かも知れない。
水戸市内を走る茨城交通の路線バスで、NHK連続テレビ小説『ひ
よっこ』出演者の声による案内テープが流れる、という話題だ。
それがヒロインの父親役の沢村一樹さんから、母親役の木村佳乃
さんに5月1日から変わるのだと言う。
NHK水戸放送局へ行くには「南町三丁目」で降りて! という案内
だから、茨城県在住者だってほとんどはかかわりのない話。
いや、水戸市民だって、このテープを聴くのはほんの一部の人たち
のはずだから、御愛嬌の話なんだな、実際は。
さて。
ウチの娘は、どういう経緯があったのかは不明だが、あるとき、
当方とこの女優さんの話になった時、妙に力を入れて「木村佳乃」
はキライと言った・・・・。
だが、父の当方は、我が母親が「よしの」という名であったことも
あって、嫌いな女優さんではなかった。
昔は、女性の名といえば<○○子>というのが大概な時代、ウチの
母だけが「よしの」という奇妙な名前で、学校に出す書類などに
書き入れて貰うのにも、なぜか、見栄を張って負い目を感じたこ
とが多かった。
母親には悪かったのだが、やがて長じて、この女優さんの名前を知
った時、何処か親近感を憶えたものだ。
それがまた、テレビのイッテQで、どうした案配かハッチャケてみる
と、これがまた、もっと親近感が湧いて大好きな女優さんになった。
●木村佳乃、夫・東山の教えバラエティ出演に「やるなら全力で」
(デイリースポーツ 11時間前 msn)
「本性が隠せない。」「やるなら全力で」イイ言葉じゃないですか!?
そうそう、上にリンクしたORICON NEWS記事中の最後の行、『家
計を支えるため、集団就職で上京。みね子の成長を中心に、日本の発展
を支えた名もなき人々の泣き笑いの日々を描く。』というNHK『ひよっ
こ』の紹介文が泣かせる。
ホント毎日毎日、ドラマのどこかで、グググッと泣かされる場面に出く
わして、もう、リンダ困っちゃう!?
●「ひよっこ」22話。毎朝泣かせるのは、やめてー
(エキサイトビュー 2017年4月28日08時30分 木俣冬)
上記は昨日の回だが、今日はみね子が東京へ出発の朝だった。
父親が行方不明になって、仕送りが途絶え谷田部家は大変なはずなのに、
朝出掛けの縁側で、じいちゃんは「まさかの時に使えるよう、持ってろ!!」
と、なけなしの1万円をみね子に渡す。
「靴下の中に入れとけ!」
1965年、日本の高度経済成長萌芽期、当時の一万円が今だといくらだ?
バイトの時給で考えてみたが、貨幣価値は十万円ぐらいになるんじゃないだ
ろうか。
みね子は一度は遠慮をする。これから、家だって大変なはずだ・・・・。
それでもじいちゃんは「いいから、取っとけ!!」
まったく、朝から今日も泣かされた・・・・。
さて、5月の歌声広場には舟木一夫の『東京は恋する』をリクエストしてき
ている。
そんなに深く考えてのことではなかったのだが、調べてみると、この歌は、
1965年4月の発売。
当方は、生まれて初めて水戸の高校までの列車通学を始めた月で、スタート
した不慣れな新生活、長い通学距離、知り合いもいない学校生活などなど
まるで余裕がなかった。
よって、リアルタイムで舟木一夫の『東京は恋する』を知らなかった。
今選んで、練習したりいろいろ歌の周辺を調べてみたりすると、ドラマ『ひ
よっこ』のみね子、時子、三男が東京へ集団就職したのも1965年4月
だ。
ドラマの年代と歌声広場に選んだ歌の年代とが、何ともみごとにシンクロし
たのだ。
明日から来週以降、ドラマの3人の東京での生活がどう展開してゆくのか?
当時の若者たちの心情をいかに軽やかに、そして、如何に彼らの翳りにも思
いを馳せながら歌うか、オッサンは真面目に取り組んでいる。
●舟木一夫 『東京は恋する』(YouTubeより)
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探してはみたのだが、リンク出来る記事は残念ながら見つからなかったのだ
が、2017年4月26日付読売新聞『読み解く』欄に、読売新聞西部本社
社会部デスク・吉田均記者の署名記事<「黒いダイヤ」に思いはせ>という
のが載った。
石炭から石油への日本のエネルギー革命・産業構造の大転換の歴史を短く
綴った記事だったが、福岡・大牟田の炭鉱で、祖父・父が炭鉱業務に従事し、
その地で育った記者の歴史を重ねながら書いていたが、工業都市日立で育っ
た我が半生ともダブらせて興味深く読んだ。
テレビの『ひよっこ』は、時間に追われる必要の無くなった、テレビ視聴の
ボリュームゾーン・団塊の世代へ向けての追想録かも知れない。
神田沙也加と松田聖子の親子関係を知らない世代が、成人にまでなって来て
いる今、ともすれば、『ひよっこ』が<時代劇>と捉えられ、なかなか視聴
率が上がら原因のひとつに、この視聴層の時代感覚の乖離、2極分化が底
流に生じているから、とも言えるのではないかな。
●失言から生まれた「#東北でよかった」 強くて優しさあふれ
る世界に感動
(2017年04月26日16時00分 しらべぇ)
「#東北でよかった」というハッシュタグが張られたニュース。
今日の午前、何かの拍子にスマホを操作していて出会い、途端に
胸が一杯になり、込み上げて来るものがあった・・・・。
東北・・・・、なんてヤツらだ!!
上記のリンク記事見出しのように、『強くて優しさあふれる世界』
まさしくこれだものナ。
問題の、今村前復興大臣の言では「・・・これはまだ東北で、あっ
ちのほうだから良かったけど、これが、もっと、首都圏に近かった
りすると、・・・・・」
昨夜の夜9時前のテレビに「大臣辞任か?」の速報が流れた直後、
NHK『ニュースウオッチ9』にチャンネルを合わせると、予想
通り、この舌禍のニュースがトップに。
その他のニュースはどうでも良くて、何とか夜10時を待って『報
道ステーション』(実際は夜9時54分放送開始で、6分が過ぎてい
たが。) 次いで、11時からは日本テレビの『ZERO』まで、ニュース
のハシゴをした。こんなことは<何年ぶりだ????>というぐらい久々
のことだった。
あんまりだものナ。
再三の問題発言の上の、双六で言えば『上がり』ってやつだ。
しかし、最初の記者会見時などは悪びれもせず、言ってみれば本人は
「キョトン」としていたものナ。
最初っから『ダ~~メだ、こりゃ!?』というポンコツだった・・・・。
自民党二階派のパーティで、名誉挽回・温情の講演機会のハズだったの
に、親分さんにもトンだご迷惑をおかけした(二階氏の党内影響力の低下な
ど懸念材料浮上)ものだと、二階氏にも同情をしたのだったが、以下の
記事が出るに及んで、訂正だ!!
いや、トカゲのしっぽ切りをしないで、子分の不始末を何とか庇う立派
な「親分の鏡」の図のつもりなんか知れないが、そんな余裕なんてある
と思ってはいけない、と思うな。
悪いのは悪い。マズいのはマズい。国民はしっかと見ているものだ。
●今村氏めぐる報道批判=「一行でも悪いとすぐ首取れ」-二階氏
(2017年04月26日 15時37分 時事通信)
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6年前の東日本大震災を忘れないために、一度劇場で観た映画『遺体 明日
への十日間』(2013年公開 主演:西田敏行)のDVDを図書館に予約して
来た。
いつだったか、図書館の棚にそれを見つけてそのうち借り出そうとしていた
ら、いつのまにか、そのタイトルが無くなっていて、カウンターの職員さん
に調べて貰ったら、貸し出し中と。
それがまあ、いつ見ても「見当たらない」のだ。---で、先日に予約をし
てきたのだ。
ホコリ被って、いつでも取り出せるより、いつ見ても「棚に欠席」状態の方が
イイに決まっている。
幸いにそれほどの被害を受けなかった当地区の人々が、今でも震災被害の悲劇
を忘れないためにとDVDでの間接体験を人知れずしていることは、やはり、
嬉しいことだ。
原作本は、2011年3月、底冷えのする遺体安置所となった体育館に詰めて、
次々に運ばれて来る身元不明の遺体の歯型を調べ、記録して行った釜石市歯科
医師会の歯科医の行動をルポしたドキュメンタリーだ。
死後硬直した遺体の口をスパナでこじ開け、砂まみれの口中の歯型を調べる
地道な作業の毎日。
■石井光太著『遺体 震災、津波の果てに』が原作だが、震災直後に駆け付け
たルポライターに、当初口の重かった地元の関係者が信頼し語り出す真実の姿
は、今思っても心が重くなるものだ。
やはり、忘れてはいけないこととあらためて思うな。
「東北でよかった」は、ない。
る世界に感動
(2017年04月26日16時00分 しらべぇ)
「#東北でよかった」というハッシュタグが張られたニュース。
今日の午前、何かの拍子にスマホを操作していて出会い、途端に
胸が一杯になり、込み上げて来るものがあった・・・・。
東北・・・・、なんてヤツらだ!!
上記のリンク記事見出しのように、『強くて優しさあふれる世界』
まさしくこれだものナ。
問題の、今村前復興大臣の言では「・・・これはまだ東北で、あっ
ちのほうだから良かったけど、これが、もっと、首都圏に近かった
りすると、・・・・・」
昨夜の夜9時前のテレビに「大臣辞任か?」の速報が流れた直後、
NHK『ニュースウオッチ9』にチャンネルを合わせると、予想
通り、この舌禍のニュースがトップに。
その他のニュースはどうでも良くて、何とか夜10時を待って『報
道ステーション』(実際は夜9時54分放送開始で、6分が過ぎてい
たが。) 次いで、11時からは日本テレビの『ZERO』まで、ニュース
のハシゴをした。こんなことは<何年ぶりだ????>というぐらい久々
のことだった。
あんまりだものナ。
再三の問題発言の上の、双六で言えば『上がり』ってやつだ。
しかし、最初の記者会見時などは悪びれもせず、言ってみれば本人は
「キョトン」としていたものナ。
最初っから『ダ~~メだ、こりゃ!?』というポンコツだった・・・・。
自民党二階派のパーティで、名誉挽回・温情の講演機会のハズだったの
に、親分さんにもトンだご迷惑をおかけした(二階氏の党内影響力の低下な
ど懸念材料浮上)ものだと、二階氏にも同情をしたのだったが、以下の
記事が出るに及んで、訂正だ!!
いや、トカゲのしっぽ切りをしないで、子分の不始末を何とか庇う立派
な「親分の鏡」の図のつもりなんか知れないが、そんな余裕なんてある
と思ってはいけない、と思うな。
悪いのは悪い。マズいのはマズい。国民はしっかと見ているものだ。
●今村氏めぐる報道批判=「一行でも悪いとすぐ首取れ」-二階氏
(2017年04月26日 15時37分 時事通信)
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6年前の東日本大震災を忘れないために、一度劇場で観た映画『遺体 明日
への十日間』(2013年公開 主演:西田敏行)のDVDを図書館に予約して
来た。
いつだったか、図書館の棚にそれを見つけてそのうち借り出そうとしていた
ら、いつのまにか、そのタイトルが無くなっていて、カウンターの職員さん
に調べて貰ったら、貸し出し中と。
それがまあ、いつ見ても「見当たらない」のだ。---で、先日に予約をし
てきたのだ。
ホコリ被って、いつでも取り出せるより、いつ見ても「棚に欠席」状態の方が
イイに決まっている。
幸いにそれほどの被害を受けなかった当地区の人々が、今でも震災被害の悲劇
を忘れないためにとDVDでの間接体験を人知れずしていることは、やはり、
嬉しいことだ。
原作本は、2011年3月、底冷えのする遺体安置所となった体育館に詰めて、
次々に運ばれて来る身元不明の遺体の歯型を調べ、記録して行った釜石市歯科
医師会の歯科医の行動をルポしたドキュメンタリーだ。
死後硬直した遺体の口をスパナでこじ開け、砂まみれの口中の歯型を調べる
地道な作業の毎日。
■石井光太著『遺体 震災、津波の果てに』が原作だが、震災直後に駆け付け
たルポライターに、当初口の重かった地元の関係者が信頼し語り出す真実の姿
は、今思っても心が重くなるものだ。
やはり、忘れてはいけないこととあらためて思うな。
「東北でよかった」は、ない。
20日に福岡市であった強盗事件、凄い話だったな。
現金約3億8400万円が奪われた事件だが、何が凄いって、
重さ38キロにもなる、イヤ重さはともかく、現金の3億8
400万円ものお金を平気の平左で、たったひとりで持ち歩
こうとするその神経。
よほど、手慣れていたんだろうね・・・・。
つまり、この人にとってはルーティーンだった????
3億8400万円の札束のうち、その1枚だって1万円なの
だが、この会社員にとっては「札束」が、大根とおんなじ単
なる"ブツ"でしかなかったんだろうか?
シゴトで任されたとしても、おっかなくて「ボ、ボクひとり
で運ぶんスカ?????」とか何とか、フツー上司に疑問をぶつ
けたりするもんでショ!?
ま、この人だけでなく、この会社がリスク管理など考えたこ
とも無いドンブリだったことが想像されるが、それにしても、
バブル時代でもないのに、イケイケドンドン!!「あるところに
はある」もんだ、ということなのだろうね。
今日には東京・銀座でも、バッグに入った数千万円が奪われた
事件が発生。
●銀座の路上で強盗、数千万円入りバッグ奪われる
(2017年04月21日 18時05分 読売新聞)
ったく、フツー数千万円を入れたバッグをひとりで持ち歩くも
んなのかね?????
アタクシの方がフツーじゃないのか、ちょっと不安にもなるニ
ュースでした・・・・。
以下のニュースを読んで、うむ、まともなことが書いてある、と
安心しましたけれど。
●福岡3.8億円強奪:大金運搬は複数で・・・安全対策
(2017年04月21日 13時52分 毎日新聞)
しかしまあ、いつの世にも「持つもの」と「持たざるもの」が
いるワケだが、ちょっと古い記事ではあるけれど、今日出会った
記事に同じ銀座で、ショボショボとセコイ商売をしている人の
記事があったので以下に引いてみたい。
2013年の記事とあるから、今の今に、この人が東京・銀座の
路上にいるかは定かではない。
しかし、今日数千万円入りバッグを奪われた銀座の夜に、記事の人
と違ったショボイ青年が、自転車を停めて何かの品物を拡げている
ように思うのだ。
●しいたけを銀座で路上販売 通行人「なめてるのか!」
(2013/4/13 16:00更新 AERA 2013年4月15日号)
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よろしくお願い致します。
当方の学生時代のこと。
バイトしていたレストランに、週に2,3度、同じビルにあった不動産
会社の男たちが、夜食を取りに来ていた。
昔のこととて、一般的なバイトの時給が200円台の頃だ。
当方らは割が良くて、このバイト先で400円出ていたが。
男たちは、会社の経費でサーロインステーキセットを食べたのだが、これ
が当時3800円だったかな。
バイト時給相場が200円の頃の、3800円だ。
バイト代のざっと19倍だから、今にすれば、800円✖19倍、
ステーキセットが約15000円といったところだろうか。
しかも、それを残業食か夜食として、4人ぐらいで食べていた。
バブル時代前期、稼いでいたのだから何を喰ってもカラスの勝手ではある
のだが、要は喰い方だった・・・・。
月イチほどで、市内でも大病院の家族一同様が決まって訪れる他は、
常時来店するような人などなかった店だった。
それが、この男達は、同じビルの中にあるという理由だけで週に何度も
来店し、「ラーメン・餃子」を取るようにサーロインステーキセットを
取った。
そして喰い方。
テーブル上は乱雑に食い散らかし、時にはステーキの半分以上を残す始末。
一番腹が立ったのは、食事後の休憩だ。
4人いれば4人ともが、西部劇のようにテーブルの上に足を投げ出し、雑談
にふけった。
イヤ何とも品のない、奢った姿だったな。
当方らはバイトの身であったから、苦々しく思っても何も言えなかったが、
年配の支配人は「上得意」と思っていたのか、何も言わなかった。
今も生きていれば、齢80歳を過ぎた面々だろうが、どんな人生を歩んだのか?
あぶく銭を稼いで生きた人間たちが、その後をどう生きたのか。
覗いて見たい衝動に駆られた今日だった。
現金約3億8400万円が奪われた事件だが、何が凄いって、
重さ38キロにもなる、イヤ重さはともかく、現金の3億8
400万円ものお金を平気の平左で、たったひとりで持ち歩
こうとするその神経。
よほど、手慣れていたんだろうね・・・・。
つまり、この人にとってはルーティーンだった????
3億8400万円の札束のうち、その1枚だって1万円なの
だが、この会社員にとっては「札束」が、大根とおんなじ単
なる"ブツ"でしかなかったんだろうか?
シゴトで任されたとしても、おっかなくて「ボ、ボクひとり
で運ぶんスカ?????」とか何とか、フツー上司に疑問をぶつ
けたりするもんでショ!?
ま、この人だけでなく、この会社がリスク管理など考えたこ
とも無いドンブリだったことが想像されるが、それにしても、
バブル時代でもないのに、イケイケドンドン!!「あるところに
はある」もんだ、ということなのだろうね。
今日には東京・銀座でも、バッグに入った数千万円が奪われた
事件が発生。
●銀座の路上で強盗、数千万円入りバッグ奪われる
(2017年04月21日 18時05分 読売新聞)
ったく、フツー数千万円を入れたバッグをひとりで持ち歩くも
んなのかね?????
アタクシの方がフツーじゃないのか、ちょっと不安にもなるニ
ュースでした・・・・。
以下のニュースを読んで、うむ、まともなことが書いてある、と
安心しましたけれど。
●福岡3.8億円強奪:大金運搬は複数で・・・安全対策
(2017年04月21日 13時52分 毎日新聞)
しかしまあ、いつの世にも「持つもの」と「持たざるもの」が
いるワケだが、ちょっと古い記事ではあるけれど、今日出会った
記事に同じ銀座で、ショボショボとセコイ商売をしている人の
記事があったので以下に引いてみたい。
2013年の記事とあるから、今の今に、この人が東京・銀座の
路上にいるかは定かではない。
しかし、今日数千万円入りバッグを奪われた銀座の夜に、記事の人
と違ったショボイ青年が、自転車を停めて何かの品物を拡げている
ように思うのだ。
●しいたけを銀座で路上販売 通行人「なめてるのか!」
(2013/4/13 16:00更新 AERA 2013年4月15日号)
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当方の学生時代のこと。
バイトしていたレストランに、週に2,3度、同じビルにあった不動産
会社の男たちが、夜食を取りに来ていた。
昔のこととて、一般的なバイトの時給が200円台の頃だ。
当方らは割が良くて、このバイト先で400円出ていたが。
男たちは、会社の経費でサーロインステーキセットを食べたのだが、これ
が当時3800円だったかな。
バイト時給相場が200円の頃の、3800円だ。
バイト代のざっと19倍だから、今にすれば、800円✖19倍、
ステーキセットが約15000円といったところだろうか。
しかも、それを残業食か夜食として、4人ぐらいで食べていた。
バブル時代前期、稼いでいたのだから何を喰ってもカラスの勝手ではある
のだが、要は喰い方だった・・・・。
月イチほどで、市内でも大病院の家族一同様が決まって訪れる他は、
常時来店するような人などなかった店だった。
それが、この男達は、同じビルの中にあるという理由だけで週に何度も
来店し、「ラーメン・餃子」を取るようにサーロインステーキセットを
取った。
そして喰い方。
テーブル上は乱雑に食い散らかし、時にはステーキの半分以上を残す始末。
一番腹が立ったのは、食事後の休憩だ。
4人いれば4人ともが、西部劇のようにテーブルの上に足を投げ出し、雑談
にふけった。
イヤ何とも品のない、奢った姿だったな。
当方らはバイトの身であったから、苦々しく思っても何も言えなかったが、
年配の支配人は「上得意」と思っていたのか、何も言わなかった。
今も生きていれば、齢80歳を過ぎた面々だろうが、どんな人生を歩んだのか?
あぶく銭を稼いで生きた人間たちが、その後をどう生きたのか。
覗いて見たい衝動に駆られた今日だった。
茨城県の橋本知事も、先日の新入職員初登庁の訓示の際に、
茨城が舞台となる朝の連続テレビ小説『ひよっこ』を観て
来たか、新入職員に尋ねる場面がニュースで流れていた。
当方だって県民だからして、今日までは漏らさず観ており
ますヨ。
番組スタート前には、「奥茨城村」???? そんな村など
ない!とバカにして観る気も起きなかったのだったが、今は
チト気が変わった。
有村架純さんのみね子が主人公のドラマだが、ドラマ導入部
の今は、奥茨城村の高校生活など村の暮らしがメインで推移
しているのはご存知の通り。
みね子は勿論、同級生の三男君もイイし、何より幼馴染の同
級生・助川時子役の佐久間由依さんが可愛い。
と思っていたら、今日あたりのネットニュースで『出て来ま
したね・・・・・! !』
何がって、佐久間由依さんがデスヨ。
三男君役の男優さんもこの助川時子役の佐久間由依さんも、
それぞれ1200名弱の応募者の中からオーディションで
選ばれ、<この役>を射止めたらしいですが、もう次のステ
ップへの階段を昇り始めたようで、茨城のイチおっさんとし
ても、ウレシイことですね。
●佐久間由依、ゼクシィ10代目CMガールに またも朝ドラ
女優抜てき
(2017年04月20日 11:00 MAiDIGiTV )
主演の有村架純さんも凄いらしいのね。
今はプックリして、1964年ごろの「奥茨城村」の娘さん
にピッタリ、という印象ですが、<やがて集団就職で東京に
出て、アカ抜けて行く>前段に、ワザと5キロも増量してド
ラマに挑んでいるというから、プロですねェ・・・。
映画で南極観測隊の料理人役をした、堺雅人級のプロだ!?
●有村架純、朝ドラスタッフも唸る「プロ意識」
(2017年04月16日 11時05分 日刊大衆)
実を言えばこの女優さん、『あまちゃん』も見ていなかった
からあまり知らなかったし、時折テレビで見掛けても好きな
部類ではなかった。
しかし、先日に、またテレビの録画機能が一杯になって消去
の必要になり、急遽年末に放映された映画『ビリギャル』を
急いで観たことがあった。
●映画年末特別企画『ビリギャル』 TBSテレビ
これでビックリ。
女優有村架純を認識しましたな。
予備校講師役の伊藤淳史さんも抜群の演技だった。
ビリギャルを慶応大学に実際に合格させた、本当の講師の先生
は、テレビに出ていた時に観て知っていたが、映画の出来も素
晴らしかった。
有村さんが中学生時代、ドラマを観ている時でも何やらブツブ
ツ言いながら観ている時が多かったようで、「自分ならセリフ
をこう言う・・・・」という練習をしていたらしいから、これ
また『出るべくして(表舞台へ)出て来た』のでしょう。
たかが芸能の世界というなかれ、万にひとつの可能性へ向けて
努力を傾けて来た人が、やはり表に出て来る・・・・という話
を聞くことはウレシイことですね。
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茨城が舞台となる朝の連続テレビ小説『ひよっこ』を観て
来たか、新入職員に尋ねる場面がニュースで流れていた。
当方だって県民だからして、今日までは漏らさず観ており
ますヨ。
番組スタート前には、「奥茨城村」???? そんな村など
ない!とバカにして観る気も起きなかったのだったが、今は
チト気が変わった。
有村架純さんのみね子が主人公のドラマだが、ドラマ導入部
の今は、奥茨城村の高校生活など村の暮らしがメインで推移
しているのはご存知の通り。
みね子は勿論、同級生の三男君もイイし、何より幼馴染の同
級生・助川時子役の佐久間由依さんが可愛い。
と思っていたら、今日あたりのネットニュースで『出て来ま
したね・・・・・! !』
何がって、佐久間由依さんがデスヨ。
三男君役の男優さんもこの助川時子役の佐久間由依さんも、
それぞれ1200名弱の応募者の中からオーディションで
選ばれ、<この役>を射止めたらしいですが、もう次のステ
ップへの階段を昇り始めたようで、茨城のイチおっさんとし
ても、ウレシイことですね。
●佐久間由依、ゼクシィ10代目CMガールに またも朝ドラ
女優抜てき
(2017年04月20日 11:00 MAiDIGiTV )
主演の有村架純さんも凄いらしいのね。
今はプックリして、1964年ごろの「奥茨城村」の娘さん
にピッタリ、という印象ですが、<やがて集団就職で東京に
出て、アカ抜けて行く>前段に、ワザと5キロも増量してド
ラマに挑んでいるというから、プロですねェ・・・。
映画で南極観測隊の料理人役をした、堺雅人級のプロだ!?
●有村架純、朝ドラスタッフも唸る「プロ意識」
(2017年04月16日 11時05分 日刊大衆)
実を言えばこの女優さん、『あまちゃん』も見ていなかった
からあまり知らなかったし、時折テレビで見掛けても好きな
部類ではなかった。
しかし、先日に、またテレビの録画機能が一杯になって消去
の必要になり、急遽年末に放映された映画『ビリギャル』を
急いで観たことがあった。
●映画年末特別企画『ビリギャル』 TBSテレビ
これでビックリ。
女優有村架純を認識しましたな。
予備校講師役の伊藤淳史さんも抜群の演技だった。
ビリギャルを慶応大学に実際に合格させた、本当の講師の先生
は、テレビに出ていた時に観て知っていたが、映画の出来も素
晴らしかった。
有村さんが中学生時代、ドラマを観ている時でも何やらブツブ
ツ言いながら観ている時が多かったようで、「自分ならセリフ
をこう言う・・・・」という練習をしていたらしいから、これ
また『出るべくして(表舞台へ)出て来た』のでしょう。
たかが芸能の世界というなかれ、万にひとつの可能性へ向けて
努力を傾けて来た人が、やはり表に出て来る・・・・という話
を聞くことはウレシイことですね。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
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