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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の暑さとはうって変って、今日は一日、雨の中に過ぎた。

心なしか小寒く、暑がりの当方が長袖を着込み、一度も脱が
ないままの一日だった。



●コスプレで田植えイベントに賛否両論も・・・「TOKIOに
なればいいのか!」
(2017年05月13日05時00分 しらべぇ)

記事によれば、長野県豊丘村での田植えイベント案内らしい
が、コスプレ参加で神社や古民家、軽トラと写真撮影が出来る
というものだと。


テレビで人気のTOKIOにあやかって、見せかけの『お百姓さん
ごっこ』らしい。
それでも、豊丘村がどこにあるのか知らないが、何しろ<賑や
かし><人寄せ>を狙ってのことらしく、それぐらい田舎が寂
れているという証しなんだろうな。


TOKIOの面々に変わって申し添えて置けば、彼らはテレビ用の
仮装などには留まらず、『土木系アイドル』として誰しもが認
める存在であるし、リーダーの城島君などは、個人的にも「日
本農業新聞」の定期購読者であることだってつとに有名な話で、
見せかけレベルじゃあないのだ。


まったく、芸能人でなくて一般視聴者の方がコスプレしましょ
う、というのだから、いったい世の中どうなってるんだか!?と
思うな・・・・。



ついでに書くなら、上記にリンクした記事にある写真にはちょっ
と考えさせられました。
記事はコスプレ田植えの記事ながら、選んである写真は孤独なひ
とり農作業の風景だ。


昨日散歩した八反山の田んぼでも、この写真とソックリな、おじい
さんひとりの作業風景がありました。

田植えは機械で済ませてあるのだが、ところどころに機械植えの
ムラが出てしまっているようで、おじいさんがその補正のために
手植えで苗を植え直していたのでした。

地道な作業を黙々と、腰を屈めながらしておりましたね。


●結を借り結を返して田を植うるかかる言葉も死語となりたり

(能代市 小田鳶恭葉 /2017年5月9日付 読売歌壇掲載)


田植え機など機械を使っているからまだ出来ているけれど、本当に
ポツネンとお年寄り一人が田んぼにいる風景だもの、やがてはこの
方達が居なくなってしまったら、日本の農業はどうなってしまうん
だろうとホント思いますね。




最近何かの拍子に、■林 和清著『日本の涙の名歌100選』(新潮
文庫)という本を手にして、その中で出会った万葉集・防人の歌の1
首に高校時代以来、何十年かぶりに再会して、今更ながらビックリ
してのめり込んでしまいました。


●唐衣すそに取りつき泣く子らをおきてそ来ぬや母なしにして
(万葉集 防人の歌)

わたしのすそにとりついて泣く子どもをおいて出てきたのだ。
面倒をみてくれる母もないあの子たちを。
(『日本の涙の名歌100選』(新潮文庫) 所収 林和清訳による。)


歌人の林氏は訳に続けて「・・・(略)・・・・。子どもたちは三年
のあいだ、無事で生きていられるのでしょうか。それはむつかしい
でしょう。みずからが村を出れば、いずれ飢え死にしてしまうであ
ろう子をおいてゆく父のこころは、まさにはりさけて血のなみだを
ながしていたでしょう。・・・・・(略)・・・・・・・・」と書いた。


飛鳥時代の日本は、遠く朝鮮半島まで出張り唐・新羅の連合軍と
白村江で戦った挙句、大敗を喫した。
中大兄皇子は、大敗の後の日本への侵略を恐れ、朝鮮半島との間の
離島や九州北部の防備のため、東国の農民を招集して兵士としてそ
の任に当たらせたのだが、何しろ飛鳥時代のことだから、九州まで
赴くのさえ命がけの苦行だったのだろうな。


それにしても・・・・・。

それにしても母親と死に別れた子どもたちを置いて、防人として出立
するその父親の気持ちたるや????

林氏が言うように、残された子どもたちは「飢え死に」してしまった
のだろうか?

太平洋戦争どころか、遠い遠い飛鳥時代の昔のことだ。

それでも心配になりましてね・・・・。
調べ始めてしまいましたよ。


■巻頭エッセイ・駒敏郎/写真・藤井金治『万葉集を歩く』(JTB)
■多田一臣編『万葉集ハンドブック』三省堂
■宇野悦郎著『常陸万葉風土記ー万葉集常陸防人歌の郷土史的研究ー』
(筑波書林)

今日にはアマゾンからも1冊届いた。
■金子武雄著『万葉防人の歌 農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)


金子氏の著書中に「茨城郡の若舎人部広足」の歌という1首があった。

●防人に発たむ騒きに家の妹がなるべき事を言はず来ぬかも
(万葉集 4364)


防人として出発しようとするあわただしさのために、家の妻が営むはず
の生業(なりわい)の事を言わないで来てしまったよ。
(『万葉防人の歌ー農民兵の悲哀と苦悶』(公論教養)所収 金子武雄訳)

金子氏は続けてこう書いている。
「一家の大事な働き手である自分が防人として出て行ったあと、家に残る
妻が暮らしを支えなければならない。生業は農業であろうが、その手順や
注意やについてよく言っておかなければならなかったのに、出発の際の騒ぎ
にその余裕がなくて、そのまま出て来てしまったことを悔み、これからの
妻の労苦を思い遣っているのである。出発は旧暦の二月であったから、そろ
そろ春の耕作も始まるころである。・・・・(略)・・・・・・・」



今から1350年もの昔、民衆史などあろうはずもない時代の素朴な歌が、
唯一、子を思い妻を思い、農を通して<生きる術(すべ)>に、真剣に立ち向か
って来た先人のこころを映していて、ただただ驚愕するのだ。


それにしても、万葉集に収録された歌の反面、あまりにつたないために棄てられ
たものも半数はあったというのですが、その半数にも東国なまりとともに素朴な
感情のほとばしりはあったはずなのにと、惜しまれてならない。




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よろしくお願い致します。

ちょうど9日前のGW後半時期、パソコンが不調をきたしたが、家電量販店の
混雑期が予想されたためじっと我慢。
連休明けにショップに持ち込んだのだが、「様子を見ましょ」ということで、
2日の入院となった。
・・・・・ことほど左様な次第でブログ更新も空いた。


さて、そんな時期に以前に観た山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』を再度観た。

いやあ、あらためて山田監督の最高作品と思えるようなイイ映画でしたね。

●たそがれ清兵衛 予告篇 (YouTube より)


『徹底したリアリズムに拘った山田は、構想に10年以上、時代考証に1年以上
かけて、家屋や城内の様子、さらには髷に至るまで従来の時代劇とは異なった
アプローチを展開、苦心の末それらが見事に結実した。』(Wikipediaより抜粋)


原作が藤沢周平ということもあり、本が一番であるのだが、それにしても<徹底
したリアリズム>が通奏低音のように響き合い、作品の重厚感を醸し出している。



テレビの『ひよっこ』の昨日だか、みね子の初給料日。
記念すべきありがたい初月給だから、給料袋も取って置かなくちゃあ、とみね子
はつぶやく。
しかし、画面の給料袋は、安アパートの通い帳のような月ごとにハンコを押す袋
じゃないすか!?
1枚の袋で、12か月毎月使い回す袋じゃないの!?


脚本はみね子のナレーションで「---取って置かなくちゃ。」と書いているの
だろうけれど、美術の小物担当のミスマッチだったのか?

中高年のおじちゃんオバちゃんは真剣に観ているんだから、もっとチャントやって
欲しいものだ。

「リアリズム」とは、こんな小さなところにも失点があると、ドラマ自体がシラける
んよね・・・・。






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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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