きょうもアタフタ・・・・・・。

元々は自分のお金なのに、それでも着てなかった服のポケットなんか
から、ヒョコッと出て来たりするとウレシイよね。

机の引き出しの、隅っこからの５００円玉だったり、本の間からの
もうスッカリ皺伸ばしされた千円札だったり・・・。

バ、ばんざーーーいって感じっすよね。



大分前には、車のダッシュボードから３０万円出てきてビックリ！？

うぬぬ、なんじゃコリャあーーーーーーー？？？？？


自分でビックリしてどーーーすんのじゃ？

でも、この時はホントびっくりしましたデス。



よーく考えて見ましたらね、
父親の介護費用を支払うために、下ろして置いたカネだったのです。

それを忘れて、また下ろして支払ったようなのですね。

出て来たのは、それから半年も経った頃だったでしょうか。

だもの、うれしいッスよね。
記憶になかったカネだったのですから・・・・。



さて今日は、午後からある銀行の口座を解約して来ました。

昨年１１月の頃、突然銀行からハガキが。

大した額ではないのですが、７年以上「出し入れのない」預金が
ある・・・・、という連絡でした。


いやーー、すっかり忘れとりましたデス。
とうの昔に解約したとばかり思っていたのですが、まだほんの少々
残金が「固まったまま」になっていたのでした。

アー、有難や、有難や。
やっぱ、日頃の品行方正な生き方に対する神様の思し召しなのかな？

いーーや、当方がただマヌケなだけ、か？



水戸市内だったもので、それだけで行くのも何ですから、
ついでに、先日電話のあった方の仕事場をリサーチ。

これから交通事故相談を受任した場合、休業補償を考える場合にも、
仕事場を見ておく事は、きっと後で生きて来ますからね。

というわけで、結構時間取られまして、帰りは夕方に。



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　帰りコンビニに寄りましたら、「黒のラブラドール　オス　保護して
　います。」の手製ポスターが貼ってありました。

　さらに書き加えて、ある電話番号が書いてあって、ここに連絡して
　あります・・・と。(犬も届けてしまったのかも知れない。)

　この電話番号、帰って調べてみましたら、やっぱり近くの交番の
　番号。
　遺失物法が改正になりまして、拾い犬、迷い犬などの動物は、
　警察で保護しなくなったのです。
　ま、警察は連絡を受けたので「知らない！」とは言わず、県の動物
　指導センターへ連絡を入れたでしょうね。
　
　昔なら、飼い主が現れるまで警察署でエサをやってくれて、２，３
　週間ぐらい預かっておいてくれたのですが、遺失物法の改正で
　動物は即、動物指導センター<送り>になってしまいます。


　指導センターでは、預かるのは原則４日。
　その後は、二酸化炭素ガスによる殺処分。

　昔なら、お巡りさんのポケットマネーから出してくれたエサで
　飼い主とご対面・・・、まで時間があったのですが、今はシビアな
　運命が待っています。

　コンビニでは、法改正が浸透していないこともあって、今まで通り
　の連絡をしたのでしょうが、ペット達には過酷な法改正です。

　ですから、飼い主の方は時間がありませんから、逸走させた事実を
　知ったその時、即指導センターへ連絡をして置く、などスピード
　が要求されます。

　どうか、黒のラブラドール君が助かってくれることを祈るばかり。

　こうしてバタバタ動いておりますとね、いろいろ勉強する機会に
　現実にぶち当たります。

諸行無常のひびきあり・・・・・・・・・。

昨夜寝る前にある本を読んでいたら、ダイエー中内功が出て来た。
いやはや、あの天皇のようだった中内が、末路は凄まじい人生だった
のですね。


当方は大学を出ると、当時花形だった流通業に就職した。花形といって
も、一地方企業であったのだが、ローカルとは言え時代の熱は等しく
共有するものがあり、いわゆる「流通革命」の一翼を担っている矜持を
持って、汗を流したものであった。

一方その時、このダイエーは時代の雄として、脚光を一身に浴びている
まさに目眩を誘うほどに眩しい存在であった。



店舗予定地がある時に、ダイエーは実際使用面積の２倍の面積を確保し、

店舗開設後には、その残りを売却すると、売却益で元の店舗開発費の
元が取れたという。その中内錬金術に若い私らは瞠目させられたものだ。



やがて、自分らが管理職になる頃には、かつての眩いばかりの「栄光の
ダイエー」は面影すらなく、近くにあった既存店などは、中を巡回し
てみると、墓場のようでもあった。

アメーバのごとく新店舗を展開して行った中で、既存店への再投資戦略
がまるで無かったように感じられた。

天皇然とした中内イズムの経営が、ある種軍隊のごとく上意下達だけ
の一方通行のマネジメントにもなっていたのだろうか。


店舗というものは、建てたからそれまで・・・・ではなく、常に改善
改善の連続であり、そのダイナミズムが「店の活気」を生む。
店舗を取り回しているのは、人間であり、意見も通らない組織なら
沈滞のなかに沈んで行くだけだろう。



こんなことがあった。

あるダイエーの店舗で、既存店としては大分古くなり、前年確保も
ままならないぐらいに落ち込んでしまった店があった。
で、店長は地域協定で決まっていた休業日数に手をつけた。

休業でゼロの売上げが、営業すればそれなりの売上げ実績が転がり
込んで来る。

よそのことだから、ハッキリは判らないが、１０数日の休業日を
誤魔化して営業にしていたらしい。
目先では、営業数値は伸びる。


ところが、「天網恢恢疎にして漏らさず」世の中、誰が見てるか判ら
ないもの。市民の誰かがメモしていたらしいのだ。
で、この不正が露見してしまった。

店長は、風のうわさに福岡ダイエーホークス(当時)の球場での、弁当
の売り子に左遷された、そんな噂が立ったものだった。

ホントかウソか解からない。しかし、当時あそこの企業体質ならさも
ありなん・・・と、皆が合点したものだった。



さて、店舗開発錬金術に私ら羨望の眼差しを持って見上げたもので
あったが、先の件の本によると、ダイエーの最悪時の借金額はなんと
二兆六千億円という天文学的数字であったのだとか。

そしてその最後、中内氏が亡くなった時には、すでに西宮の大邸宅、
東京田園調布の家、なにもかにもすべて銀行にとられ、
病院の霊安室から、霊柩車でそのまま火葬場へ直行したのだそうだ。

いやはや、知りませんでしたが、まさに凄まじい人生というほか
ありません。自業自得とは言え言葉もありません。


噛み締める言葉は、諸行無常。


☆★☆昨夜読んだその本
　　■佐野眞一著『この国の品質』ビジネス社　2007年11月　第一刷
　アマゾンの書籍案内をリンクさせますので、ご興味の向きは
　ご覧下さい。私はまだ読み終わっておりませんが、アマゾンの
　一般読者の書評欄が大変参考になります。
　ま、好き好きでしょうけれど、久し振りに生唾がバンバン飛んで
　来るような「濃い」本に出会って、少し新鮮ですね。
　口当たりの言いプリンのような本が多い中、ツバを避けながら
　読む本もたまにはイイっす。
　そして、ガリリ・・・・、と骨にぶち当たりながら読むのもね。



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やはり、咬傷事故は起きました・・・・・。

さて今日は、ペット問題について書くことにします。

「ペット関連」の記事というと、途端にアクセス数がダウンすること
は、経験則から判っているのですが、数少ない<動物法務>を扱う行政
書士のひとりとしては、今日はどうしてもこれを書かねばならないの
です。

「どげんかせんとイカン!!」の東国原知事と同じ心境なんですね。


さて、今朝の読売新聞・県版に『犬にかまれ　主婦がけが』の記事が
載りました。
新聞によりますと、昨日、茨城県桜川市で主婦が「犬に左腕や右足首、
後頭部をかまれ、病院に搬送された。」(読売、２００８．２．２７．)

「・・・桜川署の調べでは、犬は５歳の土佐犬(体高約７０センチ)。
　飼い主の同市磯部、塗装業F氏(６５)が散歩中、付近に人がいなか
　ったことから首輪に付いているリードを外したところ、犬は、約
　１００メートル離れた対岸に渡り、Yさんに駆け寄ってかみついた。
　水流は幅１５メートル程度で、水深も浅かった。・・・」　
(同記事から部分引用。当事者の氏名は黒田が伏せた。)


上記記事により、事件の概要はご理解頂けたと思います。

動物愛護管理法第７条により、「動物の所有者又は占有者の責務等」と
して、<動物が人の命、身体若しくは財産に害を加え、又は人に迷惑を
及ぼすことのないよう努めなければならない」と規定されております。

これは、「動物を・・・・、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管
することにより、動物の健康及び安全を保持する」(第７条)義務とし
て、散歩が必須なのですが、その際にも、人に危害を加えないよう、
リードを付けての散歩が義務であることも唱っているのです。


ましてや、茨城県の場合、同法への上乗せ規定として、「人に危害を
加えるおそれのある犬を『特定犬』と定め、おりの中で飼養しなければ
ならない」としています。(「茨城県動物の愛護及び管理に関する条例
第２条)
そして、同条例施行規則第３条で「特定犬」として、秋田犬、土佐犬、
ジャーマン・シェパードなど８種を指定しています。


まさに今回の事件の主役の犬は、「特定犬」の土佐犬でした。

「付近に人がいなかったからリードを外した」とは、なんたる<甘さ>
でしょうか。しかし、１００メートル離れた対岸まで川を渡って噛み
付いたというのですから、土佐犬の、その活動力は凄いというのを思
い知らされましたね。

「特定犬」を明示している条例は、全国でも珍しいもののようですが、
今回の事件でその先見性は立派です。


当方も１０日程前の散歩の時に、ちょっと身構えた体験をしました
ので、今回の事件が他人事でなく感じましたね。

平地が見下ろせる高台のコースを散歩していた時だったのですが、
眼下に見える里山の耕作放棄地、枯れススキの伸び放題のところを
リードを外された大型犬が嬉々として、飛び跳ねているのが見えました。

それが、どうやらコチラに感づいたのかどうかしれませんが、ズンズン
こちらに向かって走り上がって来るように見えました。

飼い主と思しき男は、犬の後方１００メートルほどのところに、
ほんの小さく見えました。

飼い主が、異常に気づき追い駆けても追い付けない距離だったでしょう。

犬はさらにズンズン駆け上がって来ます・・・。


当方は手に何も持ち合わせていません。

平静を装いながらも、何か、武器になりそうなものはないか？
道を下りながらも、あちこち目で確かめながら早や歩きで歩きました。

あたりに枯れススキの穂が立っているのですが、
そんなものでは何の役にも立ちません・・・・。


いやあ、結構焦りましたね。


というわけで、リードを外しての犬の散歩は絶対あってはいけません。


☆★☆黒田は、愛玩動物飼養管理士、茨城県動物愛護推進員です。
　　　これからも、地道に「人と動物との共生」を考えて行きたい
　　　と考えております。

【参考】
●渋谷寛他『Ｑ＆Ａペットのトラブル１１０番』民事法研究会
●ＢＲＵＴＵＳ　２００８．３．１号「犬のこと」


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携帯を水に落としちまった悲しみは・・・・・

今朝着の、信國大輔氏のメルマガを覗いたら、
最近、氏が水洗トイレに携帯を落としてしまったことが紹介されて
いて、つい笑ってしまいました。

ブログに書いたようなのですが、マルマガでは「悲しすぎて本誌上に
は書きたくないのでこちらをご覧下さい。(涙)」と綴り、リンクさせ
ておりました。

ま、まずは読んでやって下さい。

●「携帯電話様が旅立たれました。享年８ヶ月（涙)」



クウーーーッ、キャワイソ。


実はワタクシも、携帯を溺死させたことがありましてね・・・。

この信國氏のP９０４i氏を亡くされた<悲しみ>が、よっく判るんです。

辛さに耐えて、ブログに書かれたのでしょうが、

やっぱ、日本も広いっすな・・・・。

読まれた何人かの方が、コメントを寄せています。
このコメントまで読んでやって下さいまし。

介抱の仕方では、息を吹き返す例もあるようです。
ご親切に、勇気づける記載も出ておりまして、関係のないワタクシと
しても、大変うれしく拝見しましたね。



さて、ワタクシの場合。

ある暑い夏の昼下がり、でございました。

博物館の広い庭園の、手入れシゴトを終えまして、
汗で濡れた手足と、道具類を外の水道で洗っていた時のこと。

ひょっとした拍子に、胸ポケットからスルリと携帯が眼の前の
バケツに滑り落ちたのです。

アレッ!とばかりに、拾い上げ、タオルで表裏濡れているところを
急いで拭きました。


あァー、良かった!？

ディスプレイもしっかり点灯していました。

ホッツ!!


ところが、それも束の間。

スゥーーーーーッと、点灯が弱々しくなり、やがては消えてしまい
ました。

私　　「おい、しっかりしろ!」
携帯君「ウーーーーーーーーーーーん」

ワタクシ、気付けに頬っぺたを軽くパンパン叩いてやりました。
私　　「おい、しっかりしろよ、おい!!」

パッと、またディスプレイが一瞬点いたりしましたが・・・
携帯君「んーーーーーーーー」


やがて、
携帯君「　　　・　　　　」


私の不注意があったばっかりに・・・・・。

時間は忘れましたが、信國氏が書くように「午後○時○○分、亡くな
られました。」まさに、この文面のようでありましたね。

<壊れた・・・>なんかではなく、すうーーーーっと消え行く光は
<亡くなる・・・>が、ピッタリの言葉でした。


経験の無い幸せな皆様は、きっと笑われるのでしょうが、
でも、水に濡れて(水没ではない。)携帯がダメになる時は、

ほんと、「いのちあるものの最後のように、弱々しく消えてゆくの
です。」その去り際といったら、その別れといったら、生き物との
最後のように辛いのですよ。



車をバックさせる時に、運転席のドアを開けてそこから後ろを見て、
バックさせる方っているでしょう？

そんなヤツに、その時やはり胸ポケットから携帯を落とした、マヌケが
いるのね。
どうなった、と思います？


バカですねー、自分で落とした携帯を自分の車の右前輪で轢いて
しまったのです。

バリバリバリッって音がしたかどうかは判りませんが、

バカですねー、こりゃ、殺人いや殺携罪ってもんですな。



水に落とした時の、人としての「悲しみのひとかけら」もないように
思いますが、どうでしょ？　



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なんともネエーーー。

今日は、娘が山梨に帰る前に、役所で書類を取ったりするので、
朝8時半には車を借りたいというもので、早起きしちまいましたね。

何やかややっておりまして、寝たのが朝４時近くでしたから、まるで
睡眠不足です。

と、ところがご本人ときたら、１０時半ころでしたか？起きたのが。

まったく!？



先週末の夕方、役所に許認可関連の届出書を提出。

生憎担当者が不在で、替わりの方に提出しましたが、まあー悪いけど
シッカリシテヨ!という感じの対応で、提出済みとは言え今日あたりも
心配でしてね、昼前に念のため電話して見ました。


ちょっと気がかりのところもあったものですから、場合によっては
往復２時間の窓口訪問も覚悟していましたが、先方、まるで「平穏に」
<アッ、あれ、もう送るばかりにしてあります。ＯＫです。>と。

２ページ目のあそこ、カクカクシカジカじゃないですか？と言いま
したら、<確かに・・・・。そうですねーー。>だって。

あららら、コチラで指摘しなけりゃ、そのまま。


あぶくみたいに、ボコッ！なんて半年も経った頃言われるのもイヤで
すからねーー。気がかりは今日のうち直して、これで一安心。


ウチの娘含めて、世の中少しズッコケてるんと違いますかね？



　♪あれは二月の寒い夜
　　やっと十四になった頃
　　窓にちらちら雪が降り
　　部屋はひえびえ暗かった
　　愛というのじゃないけれど
　　私は抱かれてみたかった


２００７年に没した作詞家阿久悠さんの『ざんげの値打ちもない』の
一節です。あの方がご存命の時分には、あの顔からして好きになれない
印象でしたが、時代の感性を嗅ぎ取り、紡ぎ出したその作品群には
今になって、圧倒されるばかりです。

■阿久悠『生きっぱなしの記』(私の履歴書）
　　　　　　　　　　　日経ビジネス人文庫　　２００７年１２月

机の脇に積んどいたのを、引っ張りだして来ました。

４，５日前に、法律専門出版社の新日本法規出版のDMでも「人間万葉
歌～阿久悠作詞集」(CD５枚組・全１０８曲収録)なるものが届きました。

ちと、浸る気になりつつあります。



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