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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●東海テレビ:岩手県産米中傷テロップ 情報番組休止
 (2011年8月5日 11時21分配信 毎日新聞)


●「怪しいお米セシウムさん」騒動について東海テレビに聞いてみた
  /米は局で購入したもの
 (2011年8月4日 ロケットニュース24)


それでなくとも風評被害に喘いでいる被災地に、何とも心無い仕打ち
というほかはない。

●東海テレビ 問題のテロップシーン(YouTubeより)

偶然に起こってしまった放送「事故」というのが、東海テレビの謝罪
理由だが、何ともノー天気な番組作りがほの観える・・・。



あれほどの大災害があり、報道の使命のもと、このテレビ局だって
懸命の震災報道、そしてその後の痛ましい風評被害の報道にだって
力を注いで来たはずだ・・・・。

それなのに、局内に巣くっていた大バカがいたことになる。


それも、テロップを見れば自明だが、走り書きのサインペンなら
<たったひとりの大バカ>で済むところが、フリップに大層に印字
して出来上がっているところをみれば、もう組織的であり、局の社会
的な背信行為であることはまちがいない。



うちの娘も地方のテレビ局で、このフリップ作りやテロップ作成の
アルバイトをしていた。
この作業は、自主的に作成するのではなく、上からの指示で作るもの。

もう番組スタッフの「社員級」が、部内の受け狙いで悪ふざけを
したものだろうし、その程度の眠~~~~ぃユルユルな職場環境の
成せるワザだったのだろう。


「イイ仕事してますね!?」という名ゼリフ、『開運!なんでも鑑定
団』の鑑定士のひとり、中島誠之助氏が著書のなかで、この鑑定団
スタッフの仕事ぶりを絶賛しているくだりがある。
年の頃は、20台後半から30台前半という若いスタッフたちの、
歴史から作家の蘊蓄まで調べ上げる熱意と涙ぐましいその奮闘振り。

結果は、引き締まった番組として結実している訳だが、まあ、この東海
テレビのおバカぶりとは、雲泥の差だ。


奇しくも、8月3日付の毎日新聞に評論家・西部邁が書いているの
だが、菅首相の「居座り」ぶりが批判の的だが、西部氏はそれを選び
許した国民大多数にこそ、辛らつな矢を射るものだった。

  遊びが権威と規則をなくするのをホイジンガは「小児病化」と
 呼んだ。国家危機の目前で遊びの小児病を演じているというのだ
 から、我らの余裕は大したものだ。

  (2011年8月3日付 毎日新聞『異論反論』欄 西部邁記事)
 




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今日のニュースでは、円高・ドル安基調だった傾向に、いよいよ政府
・日銀の介入が!というのが飛び込んで来ました。



千年に一度とも言われる未曽有の大災害は、日本にとり明治維新、戦後
復興に続く<第3の奇跡>を起こす他ない深刻な事態を招いています。

そんな中にあって、電力不足などとともに、円高傾向、その高止まり
感は大きな懸念材料になっていました。


デフレ下のなか、政府の無策もあり、到底、円高を逆手に取っての
内需拡大策など臨むべくもありませんから、没落の道を辿らないため
に輸出依存型産業の復興・奮闘をと願わずにはいられませんでした。


そんな矢先での、米国内政事情、欧州経済情勢の悪化傾向などに端を
発する円高・ドル安のスパイラルは進行するばかり。

それが一転、今日の政府・日銀の市場介入で、我が国のトレンド阻止
のマインドだけは示せたものと思いました。震災直後の国際的強調
介入とは違い、日本一国の介入ですから、効果のほどは知れている
限定的なものではあるでしょう。ただ、今後とも市場が無防備な投機
的動きだけに徹するならば、さらに踏み込んだ手も辞さないという意
思を示したことの意義は十分にあるものと思います。


●ドル/円が3週間半ぶり80円台に乗せる、政府・日銀の介入で
    (2011年8月4日 17時44分配信 ロイター)


●円高阻止に政府・日銀が単独介入:識者はこうみる
    (上記同様 8月4日  ロイター記事)



それにしても、私のようなシロウトが考えるに、円高!すわっ、輸出産
業打撃、日本凋落と考えがちですが、日本の輸出依存度は思ったほどは
高くないというのが、アナリストたちの大方の見解のようです。

目に付いたネット記事をリンクしておきましょう。

●日本の輸出依存度
 (ファンドマネージャー便り
   ・ありがとう投信ハンドマネージャーの業界考察)



いずれにしても、マクロ経済の見地からは「世界経済のゆるやかな回復、
海外の政策金利引き上げを背景に、内外金利差が拡大に転じ、再度、
ゆるやかな円安に転じる」(シティグループ証券㈱取締役副会長・藤田
勉氏)というのが、見通しといいますが・・・・。
 


【参考本】
■『緊急出版 三度目の奇跡 日本復活への道』日本経済新聞社編
                             (日本経済新聞社 2011年5月)
■『緊急出版 震災で日本経済はどうなるか』藤田 勉(日本経済新聞社 2011年4月)
■『緊急警告!第3の敗戦』          堺屋太一 (講談社  2011年6月)
 

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さて、再開ブログも3日目。
ブログレイアウトが壊れていて、大変に見づらかったと思うのですが、
当方HPの制作者さんに無理をお願いして、直していただきました。

ありがとうございました・・・・。

ホントは電話を入れなければいけないけないところですが、私用のドタ
バタで、今日は出来ませんでした。すみませんでした。



さて、今日は18時から茨城県行政書士会水戸支部執行部の会議。
帰ったのが21時近くだったか?

でも、ブログ更新3日目に挫折・・・・というのも、余りにもミジメ
だもんね、そんなで急遽、パソコン前に。



永六輔さんだったかの言葉に、「横丁を曲がれば、それはもう旅」と
いうのがあるのですが、最近は、それを地で行く体験をしております。

当方がここ笠間市に移り住んでからも、はや25年ほどにはなるのですが、
あの親鸞がこのあたりに、18年以上も住んでいたというのを最近
知りました。


全然知らなかったわけではなく、話の端々に親鸞のことを聴いたこと
はあったのですが、よくあちこちにある西行の歌碑ほどに眉唾と
思っていたのですが、本当の話らしいことを最近知ったわけなのです。

うちは、浄土真宗の檀家ではありませんが、あの鎌倉時代の新仏教の
一つを興した高名な僧が、同じこの界隈を歩いていたと思うと、なんと
もロマンを感じることではありませんか。

  「・・・・・、門弟たちの住所を調べると、ほぼ稲田を中心と
   する三十数キロの同心円の中に入るからである。
    親鸞は1時間に5キロ程度は歩けたであろう。朝、草庵を
   出て、夕方までには門徒の家につき、夜に教えを説き、翌朝
   には草庵に帰る。」
  (筑波大名誉教授・今井雅晴著『茨城と親鸞』茨城新聞社より)

我が家から1キロほどのところに、浄土真宗唯信寺という寺があるの
ですが、ここは相当に古い由緒ある寺。ここにも親鸞が通ったとする
と、車で走っている旧道は、親鸞もある時歩いていたことになるのです。


●西念寺(笠間市) ウィキペディアより

●ブログ『蔵王の見える風景「笠間市 西念寺」』


前出の今井先生の『茨城と親鸞』を片手に西念寺、大覚寺(石岡市)
などを巡ってみると、手軽な近場散歩とは侮れない深い歴史散策の
旅になったのでした。


【参考本】
■今井雅晴『茨城と親鸞』茨城新聞社(2008年6月)
■西部邁・佐高信『難局の思想』角川oneテーマ21(2011年5月)
■真宗大谷派僧侶・川村妙慶
  『親鸞「イヤな自分」を克服する本』知的生きかた文庫・三笠書房
                      (2010年12月)


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昨夜のNHKクローズアップ現代は「被災地を詩で記録する和合亮一
の福島」というタイトルでした。

ゲストはドキュメント作家の佐野眞一さん。

番組の終わり近くで、もはや原発避難で人っ子ひとりいなくなった
交差点の信号が、いまだに規則正しく点滅を繰り返している光景を
話していました。

そんなコトが大事なのでしょうか?という聞き手に、氏は「大事なの
です・・・・。」の一言。
「神は細部に宿り給う、というじゃないですか・・・・!」



ディテールも漏らさず記録し記憶すること、この大切さ。

1000年に一度とも言われる大災害を、風化させることなく人は
確かな記憶として留めていかねばならない、そう思います。


今日も水戸までバタバタと往復した半日。

帰りに、■内橋克人編『大震災のなかで  私たちは何をすべきか』
(岩波新書 2011年7月5日第2刷)を買って来た。

いまだに、あれこれ大震災を考える日々が続くのです。




さて、もう午後3時。寝なくちゃあ。

あの日は、ワケの判らないまま、まだ余震の続く中、午前0時を
廻り、時は3月12日午前2時過ぎにある工場へ顔を出したの
でした。
懐中電灯を持ち、マイ・ヘルメット姿で。

それが「責任」だと思ったもので・・・。

深夜の国道に走る車など1台もない、それは、気持ち悪いぐらいに
無音の夜でした。

皆様お久しぶりです。

た、ただいまっ!!って感じデス・・・・。

生きとりましたヨ、実は。



この間、イロイロありました・・・・・・・。

大震災の当日は、ちょうど、ひたちなか市の車のディーラーさんの
駐車場で大地震に遭遇。いやはや、コンクリートの地面が、のたうつ
ように波打ちまして、見上げれば、電線がビュンビュン飛び跳ねて。

車屋さんの大ガラスが、アアーーーっと言う間に眼の前で、弾ける
ように砕け散るのを目撃・・・・・・。


帰り道の道すがら、アチコチの石塀が道路側に崩れ落ち、家々の瓦が
無残に転げ落ちている風景。もう、「どうか、我が家は無事であります
ように・・・・。」ただただ無心に祈りながらの帰宅でした。

その夜からは、情報不足で何がなんだか判らないまま、水も電気も
なく、寒い時間を耐える数日間。


後では、東北地方を中心に未曽有の大震災だったことを知るのですが、
我が家でだって、震災当日に東京に行っていた息子が、見ず知らずの
方のご好意で、都内のある道路沿いの事務所に一晩ご厄介になったり、
娘はこの春、ある東北地方の大学の大学院を卒業するところだったの
ですが、帰省していて戻れない騒ぎ。仙台経由の鉄道、高速バス、あ
らゆる交通手段が遮断され、途方に暮れることになったのでした。


生まれて初めて、自衛隊による給水にお世話になり、はては、地震
数日後には、近隣の自治会館の炊き出しのお世話にもなりました。



我が事務所は、今ブログを書いているデスクを振り向けば、まだ部屋
の半分が崩れた瓦礫のまんま。

いったい何してるのヨ?のお声も聴こえてきますが、資料やら書籍の
山は、やはり、秩序立てて復元しないと、イザという時にイライラが
募るもので、じっくりと・・・・と、考えているんス!?


とか、何とか言っちゃって・・・・、
まあ、これは、生来の怠惰のせいなんでしょうねェ。


とにもかくにも、3月4日にブログが途絶えて・・・・・・・、
今日は、実に、
150日目のブログ再開の日なのであります。

数えて今日を待ったのではなくて、
実に、実に、
まったくの偶然のなせるワザなのですね。


いわゆる、無性に書きたくなって・・・・・、という、
そんな訳なんです。

どうか、今後ともよろしくお願い致しますね。




*この間に読んだ本からーーー
 ■『6枚の壁新聞  石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録』
           石巻日日新聞社編 角川SSC新書 980円

5ヶ月近くもブログをサボっていた当方などど違い、未曽有の大震災
で、壊滅的被害の当事者となりながら、「地元住民に、正確な情報を
届けたい」(石巻日日新聞社社長 近江弘一)という強烈な使命感か
ら、震災翌日に、輪転機も被災した中、苦肉の手書き壁新聞による
報道を続けた小さな小さな新聞社の魂のドキュメント。

<同時間>を共有したわたしだが、あの時、同じちっぽけな人間でもあ
るのに、凄まじいプロ魂の発露を見せつけられると、深く反省させられ
るとともに、ふつふつと闘志も湧かせられるのだ。



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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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