この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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NHKで8月9日(火)に放送された「ふたり・宮崎駿×吾朗」が
面白かった。
アニメーション映画の巨匠・宮崎駿とその息子のアニメーション映画
監督・宮崎吾朗の親子の300日を追ったドキュメント。
巨匠と言われるまでに昇り詰めた父親と、育つ過程でいつもながら、
「宮崎駿の息子」と接頭語のようにつけられて育った息子。
クリエィティブな世界で評判が高まるほどに、実生活では父は<家庭>
とは縁遠くなり、一方疎外されて行く家族たち・・・・。
息子は父親なしに母子家庭の中で育ち、公園設計という別世界を経て、
遠回りしながらも父の反対をおして、今や奇しくも父と同じ道を歩む
ことになった。
カメラは、息苦しいほどの創造の現場に密着し、父親と息子との確執
と、作品という同じ<結晶>の結実するゴールまでを追う。
息子は、厳しい父親の目指す水準の結晶を手中に出来たのか?
作品は、この夏公開が成ったスタジオジブリ制作『コクリコ坂から』。
制作は難航し、公開延期の危機さえ訪れた。
そして、制作の山場を襲った「東日本大震災」
プロデューサー鈴木俊夫、監督宮崎吾朗らスタッフたちは、地震直後
交通事情の混乱、計画停電の影響などを考慮し、制作現場に2日間の
休業を決断する。
だが、それを聴いた宮崎駿の猛烈な反対の檄。
誰しもが、それでなくとも遅れている製作スケジュールは痛いほど
判っていた。2日間の休業が及ぼす致命的な結果も。
それにしても大震災が・・・・・・。
宮崎駿の檄は「こういう時だからこそ、絶対に映画を完成させねば
ならないんだっ!!」
「被災地で自衛隊、消防隊、職員のみなさんが頑張っている・・・・!」
「われわれは、このアニメの現場で頑張るんだ!!」
そして、宮崎駿はメガネを取り、ヒゲでもじゃもじゃの目頭を拭った。
●NHK 夏の特集番組 夏ナビ(2011年8月9日(火)放送
昨日は、この映画の16時55分からの上映を目指して車を走らせ
交通事故に遭ってしまった。
相手さんは「何かご用があったんでしょうに。申し訳ありません。」と
言ってくれた。
でも、まさか、「映画館」とも言えないものね、「・・・・。」結局
黙っていた。
●映画「コクリコ坂から」公式サイト
しかし、当方のような自由業の場合、感性を干からびさせないために
は、このような時間も必須なのだと思っている。
時代と併走するというのか、クリエイティブなプロセスを追体験すると
いうのか?
映画の筋とか、内容のことは後で見る方に迷惑となるので書きませんが
出来はあまりイイとは思いませんでした。
夏休み公開を目指した作品とはいえ、子供向きとは思えませんし、
ファンタジィーでもメルヘンでもなく、アニメ版3丁目の夕日という
感じでしょうか。
今年68歳になられたという、宮崎駿さんのノスタルジーがいっぱい
という感じで、年齢という限界点が見えた、という印象を受けた。
企画・脚本の宮崎駿自身が劇場用パンフレットの中の『企画のための
覚書「コクリコ坂から」について 「港の見える丘」』に書いている
ように、かつての作品「耳をすませば」に似ている作品なのだが、
「耳をすませば」の方が、同じ淡い恋を描いていてもメルヘンの香り
漂う作品としての昇華の度合いが高かったように思う。
さて、この氏の覚書を読んで初めて、周辺人物やら暮らしぶりが解かる
のだが、映画だけでは、自宅内での人物構成がわかりにくかった。
「コクリコ坂から」は、人を恋うる心を初々しく描くもので
ある。少女も少年達も純潔にまっすぐでなければならぬ。異性へ
の憧れと尊敬を失ってはならない。出生の秘密にもたじろがず
自分達の力で切りぬけねばならない。それをてらわずに描きた
い。
(宮崎駿『企画のための覚書「コクリコ坂から」について
「港の見える丘』 より抜粋)
1963年当時の早熟で高尚な学園生活といい、非常に大時代的な
描写やらコンセプトは、映画青年的ノスタルジーとも思えなくもない。
これだけ現実世界と遊離し始めると、才能の老化を疑わざるを得なか
ったが、宮崎ファンとしては新作が鑑賞できる幸せを噛み締めるべ
きなのかも知れない。
(監督はあくまでも息子の宮崎吾朗であり、よって作品はその息子の
ものであるのだが、企画・脚本が宮崎駿であってみれば、宮崎作品
と思うほかない。)
若い監督は、時代背景、もろもろの当時の風景の再現のいちいちを、
丁寧に忠実に再現している手腕など非凡さも見出せるが、ストーリー
的には、古めかしくなってしまって巨匠のスクリプトををなぞったも
ので終ってしまったとしか思えないのだ。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願いします。
今日は長々とスミマセンでした。
しかし、総じては、この殺伐とした虚無的ともいっていいような
世相のなか、この映画が一服の清涼剤であることは確かであるし、
なにより、時代の流れに背く唯一の「良心」のようにも思える。
今を生きる全ての方々に観ていただきたい映画だ。
息子である宮崎吾朗監督は、信州大学農学部森林工学科卒業と。
何を隠そう、当方が高校3年時進路ブックで、何気に進学を
夢見た学科であった。
深い意味もなく<信州><森林工学>のキーワードに反応した
だけなのであったが、受かりもしないうちに、オヤジの猛反対に
会い断念したのであった。
笑っちゃうのだが、ウチにも父親・息子の軋轢が存在し、「信州
大学農学部森林工学科」久々に見たこの活字の並びに感慨を憶えた
ものである。うちでは、もうそのオヤジもいない。
面白かった。
アニメーション映画の巨匠・宮崎駿とその息子のアニメーション映画
監督・宮崎吾朗の親子の300日を追ったドキュメント。
巨匠と言われるまでに昇り詰めた父親と、育つ過程でいつもながら、
「宮崎駿の息子」と接頭語のようにつけられて育った息子。
クリエィティブな世界で評判が高まるほどに、実生活では父は<家庭>
とは縁遠くなり、一方疎外されて行く家族たち・・・・。
息子は父親なしに母子家庭の中で育ち、公園設計という別世界を経て、
遠回りしながらも父の反対をおして、今や奇しくも父と同じ道を歩む
ことになった。
カメラは、息苦しいほどの創造の現場に密着し、父親と息子との確執
と、作品という同じ<結晶>の結実するゴールまでを追う。
息子は、厳しい父親の目指す水準の結晶を手中に出来たのか?
作品は、この夏公開が成ったスタジオジブリ制作『コクリコ坂から』。
制作は難航し、公開延期の危機さえ訪れた。
そして、制作の山場を襲った「東日本大震災」
プロデューサー鈴木俊夫、監督宮崎吾朗らスタッフたちは、地震直後
交通事情の混乱、計画停電の影響などを考慮し、制作現場に2日間の
休業を決断する。
だが、それを聴いた宮崎駿の猛烈な反対の檄。
誰しもが、それでなくとも遅れている製作スケジュールは痛いほど
判っていた。2日間の休業が及ぼす致命的な結果も。
それにしても大震災が・・・・・・。
宮崎駿の檄は「こういう時だからこそ、絶対に映画を完成させねば
ならないんだっ!!」
「被災地で自衛隊、消防隊、職員のみなさんが頑張っている・・・・!」
「われわれは、このアニメの現場で頑張るんだ!!」
そして、宮崎駿はメガネを取り、ヒゲでもじゃもじゃの目頭を拭った。
●NHK 夏の特集番組 夏ナビ(2011年8月9日(火)放送
昨日は、この映画の16時55分からの上映を目指して車を走らせ
交通事故に遭ってしまった。
相手さんは「何かご用があったんでしょうに。申し訳ありません。」と
言ってくれた。
でも、まさか、「映画館」とも言えないものね、「・・・・。」結局
黙っていた。
●映画「コクリコ坂から」公式サイト
しかし、当方のような自由業の場合、感性を干からびさせないために
は、このような時間も必須なのだと思っている。
時代と併走するというのか、クリエイティブなプロセスを追体験すると
いうのか?
映画の筋とか、内容のことは後で見る方に迷惑となるので書きませんが
出来はあまりイイとは思いませんでした。
夏休み公開を目指した作品とはいえ、子供向きとは思えませんし、
ファンタジィーでもメルヘンでもなく、アニメ版3丁目の夕日という
感じでしょうか。
今年68歳になられたという、宮崎駿さんのノスタルジーがいっぱい
という感じで、年齢という限界点が見えた、という印象を受けた。
企画・脚本の宮崎駿自身が劇場用パンフレットの中の『企画のための
覚書「コクリコ坂から」について 「港の見える丘」』に書いている
ように、かつての作品「耳をすませば」に似ている作品なのだが、
「耳をすませば」の方が、同じ淡い恋を描いていてもメルヘンの香り
漂う作品としての昇華の度合いが高かったように思う。
さて、この氏の覚書を読んで初めて、周辺人物やら暮らしぶりが解かる
のだが、映画だけでは、自宅内での人物構成がわかりにくかった。
「コクリコ坂から」は、人を恋うる心を初々しく描くもので
ある。少女も少年達も純潔にまっすぐでなければならぬ。異性へ
の憧れと尊敬を失ってはならない。出生の秘密にもたじろがず
自分達の力で切りぬけねばならない。それをてらわずに描きた
い。
(宮崎駿『企画のための覚書「コクリコ坂から」について
「港の見える丘』 より抜粋)
1963年当時の早熟で高尚な学園生活といい、非常に大時代的な
描写やらコンセプトは、映画青年的ノスタルジーとも思えなくもない。
これだけ現実世界と遊離し始めると、才能の老化を疑わざるを得なか
ったが、宮崎ファンとしては新作が鑑賞できる幸せを噛み締めるべ
きなのかも知れない。
(監督はあくまでも息子の宮崎吾朗であり、よって作品はその息子の
ものであるのだが、企画・脚本が宮崎駿であってみれば、宮崎作品
と思うほかない。)
若い監督は、時代背景、もろもろの当時の風景の再現のいちいちを、
丁寧に忠実に再現している手腕など非凡さも見出せるが、ストーリー
的には、古めかしくなってしまって巨匠のスクリプトををなぞったも
ので終ってしまったとしか思えないのだ。
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今日は長々とスミマセンでした。
しかし、総じては、この殺伐とした虚無的ともいっていいような
世相のなか、この映画が一服の清涼剤であることは確かであるし、
なにより、時代の流れに背く唯一の「良心」のようにも思える。
今を生きる全ての方々に観ていただきたい映画だ。
息子である宮崎吾朗監督は、信州大学農学部森林工学科卒業と。
何を隠そう、当方が高校3年時進路ブックで、何気に進学を
夢見た学科であった。
深い意味もなく<信州><森林工学>のキーワードに反応した
だけなのであったが、受かりもしないうちに、オヤジの猛反対に
会い断念したのであった。
笑っちゃうのだが、ウチにも父親・息子の軋轢が存在し、「信州
大学農学部森林工学科」久々に見たこの活字の並びに感慨を憶えた
ものである。うちでは、もうそのオヤジもいない。
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昨日のブログは「交通事故のこと」と題して、十分気を付けましょう
なんて書きましたが、おととととと、そんなこと言った翌日に、当の
私目が交通事故!!
シャレにも何んにもなりません、まったくっ!?
今朝は、ある業務を終え、朝9時過ぎに帰宅。それからグズグズと
朝めしを摂って、14時過ぎまで一眠り。
中途半端な日になったため、懸案の事項を片づけるため(明日は朝
から仕事キッチリ!と思ったため、出来るだけ今日のうちに片づけて
置きたかった・・・。)夕方前にでかけることに。
いやはや、くそ暑い日で(笠間でも36.9℃)そのことでも<片づけ>
は好都合だったのですが。
予定時刻の16時55分を目掛けて車を走らせましたら、前方15台
ほどの車が動かない。
「何しとんのヨ!」
ほどなく、はるか前方で道路工事のため、片側通行なのを知る。
「参ったなあーーーー。」
そう思いつつ、直前の車の後に停止と思った矢先、
ワタクシの車にド、ドッスンと結構大きな衝撃音。
「あっちゃァ~~、やられたァーーーーーー。」
それからは、空き地を探して後続車について来てもらい、それぞれに、
保険会社に連絡、相手さんは警察への連絡も・・・・。
次に相手さん、近づいてきて、やおら「お名前と住所、それから
保険会社を教えて下さい。」ときた。
アタクシ、つい、ブッチン!!
「人にもの聞く前に、まずは自分が名乗るんじゃあないの!?ふつー???」
ダボシャツも着ていなかったし、首からお守りも提げていなかったし、語尾の
最後に「・・・・ア~~ン?」とも言わなかったのですが、「スミマセン・・・・・。
動転していたもので・・・・。」と謝るもので、ま、許すことに。
しっかし、これで、予定が大狂いじゃないですか。
プンプン。
うーむ、今日の予定のところを格調高く書くハズが、もうここまででグダグダ書きす
ぎてしまいましたので、とほほ、また明日のココロなのだっ!!
●人気ブログランキング へ
つまらんブログを今日も読んで頂きましてありがとうございました。
ついでに、クリックもお忘れなくお願い致しマッス。
●さよならの夏 森山良子 (YouTubeより)
なんて書きましたが、おととととと、そんなこと言った翌日に、当の
私目が交通事故!!
シャレにも何んにもなりません、まったくっ!?
今朝は、ある業務を終え、朝9時過ぎに帰宅。それからグズグズと
朝めしを摂って、14時過ぎまで一眠り。
中途半端な日になったため、懸案の事項を片づけるため(明日は朝
から仕事キッチリ!と思ったため、出来るだけ今日のうちに片づけて
置きたかった・・・。)夕方前にでかけることに。
いやはや、くそ暑い日で(笠間でも36.9℃)そのことでも<片づけ>
は好都合だったのですが。
予定時刻の16時55分を目掛けて車を走らせましたら、前方15台
ほどの車が動かない。
「何しとんのヨ!」
ほどなく、はるか前方で道路工事のため、片側通行なのを知る。
「参ったなあーーーー。」
そう思いつつ、直前の車の後に停止と思った矢先、
ワタクシの車にド、ドッスンと結構大きな衝撃音。
「あっちゃァ~~、やられたァーーーーーー。」
それからは、空き地を探して後続車について来てもらい、それぞれに、
保険会社に連絡、相手さんは警察への連絡も・・・・。
次に相手さん、近づいてきて、やおら「お名前と住所、それから
保険会社を教えて下さい。」ときた。
アタクシ、つい、ブッチン!!
「人にもの聞く前に、まずは自分が名乗るんじゃあないの!?ふつー???」
ダボシャツも着ていなかったし、首からお守りも提げていなかったし、語尾の
最後に「・・・・ア~~ン?」とも言わなかったのですが、「スミマセン・・・・・。
動転していたもので・・・・。」と謝るもので、ま、許すことに。
しっかし、これで、予定が大狂いじゃないですか。
プンプン。
うーむ、今日の予定のところを格調高く書くハズが、もうここまででグダグダ書きす
ぎてしまいましたので、とほほ、また明日のココロなのだっ!!
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8月5日(金)付の毎日新聞「質問なるほドリ」というコーナーは、
被災地ボランティアに関する記事で、震災から5ヶ月近くになる今、
ボランティアの現状を伝えていて大変参考になるものでした。
まず、東日本大震災での7月までの災害VC(災害ボランティアセン
ター)への登録者数は、延べ約62万人。<全国社会福祉協議会の
まとめで、被災3県分とのこと。>
この他に、災害VCに登録せず、地元NPOの要員として活動した
人も数万人程度いるとみられますが、阪神大震災直後3ヶ月の延べ
117万人(兵庫県調べ)に比べますと、「かなり少ない」とこの
記事は伝えています。
少ない要因として、大阪・京都などから日帰りで参加出来た阪神
大震災時に比べて、被災地が大都市部から離れたアクセスの悪さ、と
分析。
また記事では、時間の経過の中、求められるボランティアの仕事の
中身も変わってきているとも言います。当初がれきの撤去や泥出しと
いった肉体作業が主だったものが、いまは、緊急支援から生活支援
型に変わっていると。ハードの支援から、ソフトの支援が必要に
なって来ているのだと。
昨日の、同じ毎日新聞の被災地「ニーズ情報」欄に出ていた福島県
のNPO法人<ふくふくプロジェクト>(福島市)の要望では、
仮設住宅へ引っ越す避難者の「引越しのサポート」が呼びかけられて
います。また引き続き「物資の仕分けボランティア」も募集とある。
『初心者でも、体力に自信がなくてもできるボランティアもあるので、
多くの人の参加を期待したい。』と被災地からの呼びかけは悲痛な
叫びとも聴こえます。
●上記「ふくふくプロジェクト」(福島)の問合わせ先として、
NPO「花見山を守る会」の高橋さん☎024-539-8908の
連絡先が新聞には書かれていました。
この他、「なるほドリ」欄の紹介では、写真の洗浄、被災者の体験を
聞いて記録を残す聞き書きなどの作業が増えているとか、被災地での
お祭りやイベントを手伝うボランティアも必要とされていると。
要は、その気持ちさえあり、調べる手間を惜しまなければ、被災地に
「寄り添う」ことは出来るということ。
今現地に飛べなくとも、とにもかくにも、まず、目先の平穏なくらし
に流されずに、被災地を忘れないマインドが大切だと思うのですね。
【参考本】
■村井雅清(被災地NGO協働センター代表)著
『災害ボランティアの心構え』ソフトバンク新書(2011年6月)
「ボランティアは押しかけていい」「待つことはボランティアなのか」
「言われなくてもするが、言われてもしない」「石もて追われる覚悟」
「マニュアル化が、考えないボランティアを生む」
などなど、目次から拾っても首肯出来るところが多かったが、この
分野のフロンティアの実践の言葉は重く、視座は深く広い。
一読をお奨めしたい。
この本でも槍玉に上がっていたが、なんちゅうんだろ???
バーカなリンクにも目を通してみて下さい。
●内閣府『防災ボランティアの「お作法集」~活動に参加する
あなたへ、みんなでまもりたいこと』
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被災地ボランティアに関する記事で、震災から5ヶ月近くになる今、
ボランティアの現状を伝えていて大変参考になるものでした。
まず、東日本大震災での7月までの災害VC(災害ボランティアセン
ター)への登録者数は、延べ約62万人。<全国社会福祉協議会の
まとめで、被災3県分とのこと。>
この他に、災害VCに登録せず、地元NPOの要員として活動した
人も数万人程度いるとみられますが、阪神大震災直後3ヶ月の延べ
117万人(兵庫県調べ)に比べますと、「かなり少ない」とこの
記事は伝えています。
少ない要因として、大阪・京都などから日帰りで参加出来た阪神
大震災時に比べて、被災地が大都市部から離れたアクセスの悪さ、と
分析。
また記事では、時間の経過の中、求められるボランティアの仕事の
中身も変わってきているとも言います。当初がれきの撤去や泥出しと
いった肉体作業が主だったものが、いまは、緊急支援から生活支援
型に変わっていると。ハードの支援から、ソフトの支援が必要に
なって来ているのだと。
昨日の、同じ毎日新聞の被災地「ニーズ情報」欄に出ていた福島県
のNPO法人<ふくふくプロジェクト>(福島市)の要望では、
仮設住宅へ引っ越す避難者の「引越しのサポート」が呼びかけられて
います。また引き続き「物資の仕分けボランティア」も募集とある。
『初心者でも、体力に自信がなくてもできるボランティアもあるので、
多くの人の参加を期待したい。』と被災地からの呼びかけは悲痛な
叫びとも聴こえます。
●上記「ふくふくプロジェクト」(福島)の問合わせ先として、
NPO「花見山を守る会」の高橋さん☎024-539-8908の
連絡先が新聞には書かれていました。
この他、「なるほドリ」欄の紹介では、写真の洗浄、被災者の体験を
聞いて記録を残す聞き書きなどの作業が増えているとか、被災地での
お祭りやイベントを手伝うボランティアも必要とされていると。
要は、その気持ちさえあり、調べる手間を惜しまなければ、被災地に
「寄り添う」ことは出来るということ。
今現地に飛べなくとも、とにもかくにも、まず、目先の平穏なくらし
に流されずに、被災地を忘れないマインドが大切だと思うのですね。
【参考本】
■村井雅清(被災地NGO協働センター代表)著
『災害ボランティアの心構え』ソフトバンク新書(2011年6月)
「ボランティアは押しかけていい」「待つことはボランティアなのか」
「言われなくてもするが、言われてもしない」「石もて追われる覚悟」
「マニュアル化が、考えないボランティアを生む」
などなど、目次から拾っても首肯出来るところが多かったが、この
分野のフロンティアの実践の言葉は重く、視座は深く広い。
一読をお奨めしたい。
この本でも槍玉に上がっていたが、なんちゅうんだろ???
バーカなリンクにも目を通してみて下さい。
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NHK Eテレに「日曜美術館」という番組があります。
その番組の先週(7月31日)の放送は、オランダの画家フェルメール
の特集でした。
いや、イイ放送でしたね。
●”手紙”が語るフェルメールの真実
(NHK Eテレ 2011年7月31日放送)
フェルメールが活躍した17世紀のオランダでは、勃興する富裕商人層
が購買層になって<風俗画>というジャンルが急激な発展を遂げました。
フェルメールもその一人に挙げられますが、当時の絵画表現には、
暗喩のような約束事が必ず描かれなければならなかったといいます。
絵のバックにさりげなく掛けられた地図が、主人公の心象風景を
象徴して、見る者の理解を助けたとか・・・・。その辺を番組では
懇切に解説していましたが、この画家の絵では、最初には描かれていた
ものが塗り潰されてしまった痕跡があるとのこと。
フェルメールの絵は、約束事の省略により、描かれている場面の事情
の全てを、観る側の想像に委ねてしまう結果になっているのだと。
つまりは、彼の絵の場合、日本独特の短歌や俳句など短詩形に通ず
る<省略の美>により、一層その魅力を増しているというのです。
今回日本に来ている「手紙を読む青衣の女」は、最近修復を終えて
初の海外展示が成ったといいますが、番組ゲストの染色家志村ふみ氏
は、この青は、日本の藍の青にも通じるものがあり、余計に親しみが
湧くと言っておられましたが、色鮮やかに蘇った古典の美、そして
謎を秘めた手紙を読む静謐な時間。時と空間を越えて今なお引きつける
魅力を味わった番組でした。
上記にリンクした番組HPに、ハイライトの3点の作品がアップされて
いますが、同ページ左下に張られています「フェルメールからのラブ
レター展」(京都市美術館はか)のリンク先でも同じ作品が観られ
ます。コチラの方が綺麗な画像が堪能できます。是非ご覧下さい。
巡回展で、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでの
展覧会も予定され、12月23日~2012年3月14日までが
会期だそう。テレビで3月ということばかりが頭に入っていましたが
12月から、という嬉しい誤算の情報。
当方も、あらためて予定をインプットしたことでした。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加しています。
10日ほど前、地元茨城県のしもだて美術館で開かれていた
「榎木孝明水彩画展ースケッチ紀行ー」に行って来ました。
榎木さんといえば、言わずと知れた2枚目俳優さんですが、
水彩によるスケッチ画でも、つとに評判の方でしたから、いちど
見てみたいと思っていましたので、イイ機会ではありました。
細字のサインペンで輪郭を描き、軽いタッチで彩色する・・・、
結構素敵でしたけれど、作品が140点近くには、ちと閉口したの
も事実。
「絞る」こと、「省略」することの大切さを再認識。
ただ、榎木さんに責任はなく、地元出身の陶芸家・板谷波山の映画
に主演いただいた関係で、地元の熱意のあまり・・・だったの
でしょうね。
(「榎木孝明水彩画展」は、9月4日(日)まで)
その番組の先週(7月31日)の放送は、オランダの画家フェルメール
の特集でした。
いや、イイ放送でしたね。
●”手紙”が語るフェルメールの真実
(NHK Eテレ 2011年7月31日放送)
フェルメールが活躍した17世紀のオランダでは、勃興する富裕商人層
が購買層になって<風俗画>というジャンルが急激な発展を遂げました。
フェルメールもその一人に挙げられますが、当時の絵画表現には、
暗喩のような約束事が必ず描かれなければならなかったといいます。
絵のバックにさりげなく掛けられた地図が、主人公の心象風景を
象徴して、見る者の理解を助けたとか・・・・。その辺を番組では
懇切に解説していましたが、この画家の絵では、最初には描かれていた
ものが塗り潰されてしまった痕跡があるとのこと。
フェルメールの絵は、約束事の省略により、描かれている場面の事情
の全てを、観る側の想像に委ねてしまう結果になっているのだと。
つまりは、彼の絵の場合、日本独特の短歌や俳句など短詩形に通ず
る<省略の美>により、一層その魅力を増しているというのです。
今回日本に来ている「手紙を読む青衣の女」は、最近修復を終えて
初の海外展示が成ったといいますが、番組ゲストの染色家志村ふみ氏
は、この青は、日本の藍の青にも通じるものがあり、余計に親しみが
湧くと言っておられましたが、色鮮やかに蘇った古典の美、そして
謎を秘めた手紙を読む静謐な時間。時と空間を越えて今なお引きつける
魅力を味わった番組でした。
上記にリンクした番組HPに、ハイライトの3点の作品がアップされて
いますが、同ページ左下に張られています「フェルメールからのラブ
レター展」(京都市美術館はか)のリンク先でも同じ作品が観られ
ます。コチラの方が綺麗な画像が堪能できます。是非ご覧下さい。
巡回展で、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでの
展覧会も予定され、12月23日~2012年3月14日までが
会期だそう。テレビで3月ということばかりが頭に入っていましたが
12月から、という嬉しい誤算の情報。
当方も、あらためて予定をインプットしたことでした。
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10日ほど前、地元茨城県のしもだて美術館で開かれていた
「榎木孝明水彩画展ースケッチ紀行ー」に行って来ました。
榎木さんといえば、言わずと知れた2枚目俳優さんですが、
水彩によるスケッチ画でも、つとに評判の方でしたから、いちど
見てみたいと思っていましたので、イイ機会ではありました。
細字のサインペンで輪郭を描き、軽いタッチで彩色する・・・、
結構素敵でしたけれど、作品が140点近くには、ちと閉口したの
も事実。
「絞る」こと、「省略」することの大切さを再認識。
ただ、榎木さんに責任はなく、地元出身の陶芸家・板谷波山の映画
に主演いただいた関係で、地元の熱意のあまり・・・だったの
でしょうね。
(「榎木孝明水彩画展」は、9月4日(日)まで)
今日は、ボコボコなので、閑話休題・・・・。
どうでもイイようなお話でオチャを濁します。
あるお知り合いで、いっつも、決まってチャーハンおにぎりばかり
3個を食べる人がいます。
コンビニおにぎりも百花繚乱、それこそいろんな種類があるという
のに、決まって、判で押したようにチャーハンおにぎりばかり「3個」。
どういう人なんだろ!?
聴いてみると、「好きなんです。」とだけ・・・・・・。
ところがその同じ人を評して、1人ばかりでなく、しかも男女どちら
からも評して、言うことにゃ・・・・・。
「あの人、いっつも。それこそ毎日メロンパン食べてる!」
別のおじさんが、まったく同感という面持ちで、
「ホント、メロンパン毎日だもんな。」
「何でか、一度聴いてみたいヨ!?」だって・・・。
ええっ???????
毎日食ってるの、チャーハンおにぎりじゃないっすか!!
どうも、世の中的には、あのチャーハンおにぎり兄さんは、メロンパン
ニイチャンで通ってるらしい、ノネ???
うーーーーーむ、
恐るべし、過激偏食の二弾攻撃。
昔会社の同僚に、袋ラーメンを箱買していて、毎日そればかり
喰ってるヤツいたのね。
ある時、会社のパートのおばさんに、「食品はいろいろ種類を
食べなきゃいけないヨ」と言われたそうですが・・・・・、
そいつ、早速「いろんな種類のラーメンを買い増ししたんだ」とさ。
名前は書けませんけれど、
確か・・・・・、三瓶君とか言いましたな、その人。
偏食が祟って、今の消息がどうなのかは判りませんが・・・・。
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メロンパン同盟があるくらいですから、メロンパンの名誉のために
メロンパンの画像にリンクしておきますね。
ま、メロンパンが悪いのではなく、偏食には気をつけましょう、という
ことで。
●メロンパン 画像
どうでもイイようなお話でオチャを濁します。
あるお知り合いで、いっつも、決まってチャーハンおにぎりばかり
3個を食べる人がいます。
コンビニおにぎりも百花繚乱、それこそいろんな種類があるという
のに、決まって、判で押したようにチャーハンおにぎりばかり「3個」。
どういう人なんだろ!?
聴いてみると、「好きなんです。」とだけ・・・・・・。
ところがその同じ人を評して、1人ばかりでなく、しかも男女どちら
からも評して、言うことにゃ・・・・・。
「あの人、いっつも。それこそ毎日メロンパン食べてる!」
別のおじさんが、まったく同感という面持ちで、
「ホント、メロンパン毎日だもんな。」
「何でか、一度聴いてみたいヨ!?」だって・・・。
ええっ???????
毎日食ってるの、チャーハンおにぎりじゃないっすか!!
どうも、世の中的には、あのチャーハンおにぎり兄さんは、メロンパン
ニイチャンで通ってるらしい、ノネ???
うーーーーーむ、
恐るべし、過激偏食の二弾攻撃。
昔会社の同僚に、袋ラーメンを箱買していて、毎日そればかり
喰ってるヤツいたのね。
ある時、会社のパートのおばさんに、「食品はいろいろ種類を
食べなきゃいけないヨ」と言われたそうですが・・・・・、
そいつ、早速「いろんな種類のラーメンを買い増ししたんだ」とさ。
名前は書けませんけれど、
確か・・・・・、三瓶君とか言いましたな、その人。
偏食が祟って、今の消息がどうなのかは判りませんが・・・・。
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ま、メロンパンが悪いのではなく、偏食には気をつけましょう、という
ことで。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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