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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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平成最後の年も、静かに暮れようとしている。
あと残り6時間と少しを残すばかり。


テレビを中心としたマスコミでは、<紅白>の前振りにヤンヤ、
ヤンヤと大騒ぎであったが、こちらは、まるで興味なし。

サボリ気味だった今年最後のブログを書いている。


何年前だったかは、紅白中継中にもテレビの部屋に近づかなか
った年もあったが、そこまでへそ曲がりでは家人も可哀相だか
ら、今は早めのブログ締めだ。


さて、5,6年前までは、今頃の時間には近くの寺から除夜の
鐘の練習?の音が響いていたのだが、ここ数年はとんとサッパリ。

何の物音もしない静かな大晦日だ。


どんな経緯かは知らない。

住職が歳を取り過ぎたのか、世の中同様<(鐘の音が)うるさい>
とのクレームが入ったからなのか知らないが、この場所へ引っ越し
て来た時には、昔ながらの除夜の鐘に嬉しさを憶えたものだったの
だが。


まあ、刻々と時代は変わって行くな。

日中ネット記事を読んでいても、多死社会到来に向けて「孤独死保
険」が出て来たり、AI導入で銀行員がリストラされる現実だったり、
卑近なところでは、いつの間にかガムの消費が4割も減少していると
か・・・・・。


うむむ、ここへ来て突然話題に上ったような記事にもビックリだった。

●幸楽苑”元日休業”広告が話題
「売上2億円を失っても・・・」ラーメン幸楽苑の「元日全店休業」が
 話題
(2018年12月31日13時30分 J-CASTニュース)



小売業歴25年の当方からしても、これはもろ手を挙げて喝采の記事だ
ったな。

幸楽苑は外食産業だが、12月29日には小売業でも「スーパーアルプ
ス」や「マルエツ」「いなげや」なども元日休業するとの記事が出た。
とりわけ、「スーパーアルプス」と「いなげや」は一部店舗を除き1日、
2日と2日間休業とするそう。

●元日・2日は「従業員の『元気』充電のため休みます」
スーパーの取り組み、応援の声も
(2018年12月29日17時00分 J-CASTニュース)



<従業員の『元気』充電のため>ホントその通り、よく言ったネ!という
感じだ。

総合スーパーの衣料フロアや、家庭雑貨のフロアなどは食品に比べまだマシ
だと思うが、食品担当だと12月から年始は<地獄>だな。
ひと月のうちに次々に販売切り口が変わるのが12月から年始。

12月は正月準備の乾物・調味料の大量陳列・クリスマス用品の売り出しで
始まるのだが、12月24日を境に正月向け一色になり、31日の客数増の
中、正月の年始用品、来客向けお菓子などの大量陳列へ売場替え。
(一方で加工食品担当は、歳暮ギフトの担当を兼ねたりしているから、こちら
でも土日を中心にギフトコーナーが戦場のようだった。そして、このギフトも
年始ギフト(1000円から2000円クラスの商品が中心となるから、歳暮
商品とはまったく異なる。発注、荷受け、陳列から要員管理までやることが
ハンパない。)

この時期、クリスマス用品が売場に残っているなど許されないから、カケラも
残さないよう撤去し、何事もなかったかのように年始用へ売場替えを行う。

もう、10日近くも休んでいない(昔のことだ)うえに、次々に場面転換する
労力も限界に近い時期。もうヘロヘロ状態なのが食品売場の担当者達だ。


しっかし、昨日何の気なしにフト思ったのだっだが、あの頃、当方ら”若夫婦”は
どんな風に正月を迎えたのだったか?

まあ、ハンパじゃない正月だった。

世の中が正月に一段落した1月の6日とか7日の頃に2日位の連休があった気が
したが。

<元気『充電』のため>、イイ言葉だな。

スーパー従業員だって、人間なんだものナ。


●小売り・外食、広がる「元日休業」=人材確保、働き方改革を意識
(2018年12月27日06時34分 時事通信)


最後の締めの日に、取り留めもないことを書いてしまった。

しかし、物言わぬ彼らの汗と涙の一端を体感した当方として、こういう世の動き
が何ほどかの啓示となることを祈るばかりだ。


この一年、このブログにお立ち寄り頂いた皆様に感謝申し上げます。
どうぞ、来年も宜しくお願い致します。




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今ブログを閉じる間際に、以下のような記事も。

●おせち1200個余り届かず、「ヤマト運輸」”冷凍”を”冷蔵”で
(2018年12月31日16時40分 TBS)

ヤマト」のドライバーさんだって、必死コイて頑張っていたとは思う
のですが、”冷凍”と”冷蔵”を間違うなどは初歩も初歩のミスだ。

会社として何をしてたの???と言う感じ。

販売元も1月4日以降に「返金」するとの意向だが、ヤマトの型通りの
お詫びと販売元の返金で済まそうとする甘さが何とも情けない。


顧客は、2万円だか3万円だか、あるいは5万円だか知らないが、年に
一度の<贅沢>で、手作りおせちなど替わるものを作っていない・・・と
いうのが、「おせち予約」の恐ろしさなのだ。

ここが判っていない!

この届かなかった御宅の「お正月」はどうなるのだ!!

お詫びされても、代金を返金されて、<楽しみだった贅沢なおせちで祝う
2019年のお正月>は決して戻っては来ない。

お詫びも、代金の返金も当ったり前のこと。


じゃあ、「2019年のお正月」をどうしてくれるというの!?



替わりの効かない唯一の形を扱うものとしては、自覚と責任を骨の髄まで
沁み込ませてシゴトをしなければならなかったはずだ。


当方はある企業の商品部としておせち料理予約も預かったことがあったが、
12月31日店着前に、12月29日深夜には予約数の最後の突き合わせ
をして総量チェックをした。
確定数を確認した上で、それでもそのうえで、念のための事故を想定して、
5万円のおせちに1個プラスさせた。
(予約したもの以外は、何かの間違いがあった時に取り換え品はないのだ
から。幸い事故はなく、よって当方はこの年、5万円のおせち・2個分を
払った。)
30日午後には、東京都内などの受注者分配送のため、都内周辺部の宅急
便デポ数か所へ自分で持ち込んだ。
(当時は歳末ギリギリに水戸から都内への運送便は全て動かなかった。)

部下に走らせて事故でも起こされたら1年間悔やむことになることを恐れ
自分で動いた。


全て配送を終え、12月31日早朝、持ち込んだ毛布に包まって3時間ほど
仮眠を取ってから、本部へ戻ると大晦日の日中の戦場が待っていた。

で、大晦日の年間最大の売上確保の日が終わって帰る頃、夜の22時過ぎ
だったか、電話が鳴った。

配送されたおせちを開けてみたら、お重が逆さまで中身がグジャグジャだと。


県北のある場所へ行って、件の念の為の商品とお取替えして、空き地で他の
部員と元日午後に行く羽田空港のことを打ち合せし(2日から全店50店舗
で行う「全国名産寿司大会」の空輸品荷受けのための羽田)では、と言う時、
我が車のリアタイヤが何かを轢いた。

今取り換えた逆さまおせちだったのだが、お蔭で逆さまの上に、お重と飾り
青竹までがグジャグジャに。

値下げしたくて轢いたのかと思われるのもシャクだったから、そのおせちで
も5万円を支払った・・・・。


ま、長々と書いてしまったが、お詫びや返金で、かけがえのない一度しかない、
「2019年の正月」は戻らない、ここが判っていない今の企業の浅薄さには
震撼とする。




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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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