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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日の読売新聞『読売歌壇』に載った歌のひとつと、その評
を引いてみる。


 さよならの答え合わせをするようにあなたのフェイス
 ブックをひらく       四日市市 加納 舞子

 
 【評】優しい調べのなかに凄味のある歌。フェイス
  ブックに示された、あなたのこれまでの写真や行
  動。そこに別れの原因を探っているのだ。SNS時
  代の恋愛の一場面が、鮮やかに切り取られている。
  (撰者:俵 万智)
(----以上、2016年9月19日付 読売新聞より)




昨日は、わが「うたごえ広場」の開催日だった。

家人には、いつもながら腐されるばかりなもので、<18か
月連続出席>の記録で途切らせ、欠席と決めていたのだが、結
局、間際の2時間ほど前に考え直して、行って来た。



行くに当っては、自分に課している<来月分>のリクエスト曲
の最終決定をせねばならない・・・。

もう2週間ほども考え、歌える歌を物色して来たのだがなかなか
決められなかった。



家人からは「おまえさん、もう人前で舟木一夫なんて歌うの、や
めとくれヨ!?」と釘を刺され、今月歌うのは? に、三橋美智也と
言った途端、ケッ!!

日本が敗戦の混乱から立ち直り、ようやく高度成長期へと向かう
そんな時代に生まれた<日本のフォルクローレ>と言ってもイイ
歌曲だ。何が問題あるんじゃ!?


しかしNHK『素人のど自慢』でも、三橋美智也さんなど歌う人な
く、先日の番組に出ていた81歳のおじいさんだって、北山たけ
し『希望の詩』とメッチャ新しかったりする。

向こうは向こうで、亭主の"生きた化石”ぶりに腹立つんでしょうね。


我が家だって、むかぁ~しの<写真お見合い>とかじゃなくて、イチ
オー<恋愛結婚>だったのですが、時経て亭主は"生きた化石"になっ
てしまったか????

「なんか(歌えるの)ないの!? さだまさしとか谷村新司とか・・・。」
「松山千春もイイけど・・・・。」

「『無縁坂』はイイけど、広場の先客の18番だもんな・・・。その
人、もう2回ほど(2か月)歌ってるもの。」


ある夜にそんな"会議”がもたれたが、結論は出ず仕舞いで・・・・。



それからは、またわが"自習"となり、小椋佳に触手が動いた。

まずは、先日の「あゝ野麦峠」がらみで『想い出して下さい』
それから『少しは私に愛を下さい』、同じ頃の『めまい』もいい。

しっかし、伴奏にメロディが全然流れていなくて、ヤベ・・・・。


それにしても調べてみると、『少しは私に愛をください』は小椋
が勤務していた日本勧業銀行と第一銀行の合併を全然知らなかった
アメリカ勤務時代の歌というのを知った。
合併をまったく知らされていなかった身中を、恋の歌になぞらえた歌
だったというのには、今頃驚かされた。

「♪バラが鏡に映っているわ」のバラとは、勧銀のマークだったという
のだものな。『めまい』も同時期の作品というから、深い。
(Wikipedia「小椋佳」の項による。)


小椋佳を歌う場合、メロディー譜を弾いてくれるのかどうか。
あのテレビに出て来る田島陽子先生も、自分のリサイタルで披露してる
のをネットで知ったが、コチラはメロディーなしでは難しい。


財津和夫の『サボテンの花』もいい歌だし、伊勢正三の『22才の別れ
』も行けそう・・・と思っていたら、『サボテンの花』は18日の広場
に主催者がリストアップしてくれていて、既出となったからアウト。



そんなで、コチラが七転八倒していた矢先、18日の広場の当日。
伴奏のエレクトーン奏者の方から当方にメモ用紙の紙切れが・・・・。

ご親切に、ホントありがとうゴゼェ~~マスだ。


見るとそのメモには、『友を送る歌』『哀愁の夜』『花咲く乙女たち』
『君たちがいて僕がいた』『学園広場』『仲間たち』『夕笛』『絶唱』
『高原のお嬢さん』
歌のタイトルがズラリ!?

アラララ、み~ーーーーんな、舟木一夫の歌じゃないの!????


く、くろださんて、舟木一夫しか歌えない・・・・という判決を下された
ようで、もう、涙目でありましたヨ。




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よろしくお願い致します。

あ、そうそう。

冒頭に短歌を引いた理由だ。

『サボテンの花』やら『22才の別れ』の歌詞を読み込んで、その前に読んだ
小椋佳に比べ、その昇華の度合いというか、4畳半フォークと言われた所以を
ヒシヒシと感じたわけで・・・。


でも、突き詰めれば万葉の時代から、男女の機微は連綿と共通だ。
それが今やSNSなんだ・・・・、と思った訳で。
そして、画面を覗く真剣な作者の横顔は、万葉集の歌の世界と少しも変わらな
い。


『♪ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて
 君は部屋をとびだした 真冬の空の下に』

      (財津和夫作詞『サボテンの花』抜粋)




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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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