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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今朝は新聞休刊日で、生憎と新しいニュースが読めない。

記事にされたらいろいろ困る人にとっては、幸いした部分も
あるかも知れない。



それにしても、5日に発射された北朝鮮のミサイル「ノドン」
3発は、ほぼ同じ地点に着弾したほど精度が上がっていること
が判明したし、それに続いて9日(金)には、北朝鮮5回目の最
大規模の核実験。
純粋に国内に目を映しても、次々に襲う豪雨などの自然災害の
連鎖。

新聞の1面に踊る大見出しを追っただけでも、日々目まぐるし
い。



そんな世事全般風雲急を告げるなか、なんとも呆れ返るニュース
を知るに及んでは、腹立たしいことこの上ない。

読売新聞(2016年9月10日)がネット版で報じたらしいのだが、
9月11日(日)の手元の紙面のどこにもそれは見当たらない。
見出しは『政務官、被災地の水たまりおんぶされ渡る・・・謝罪』
というのだそうだ。

11日昨日の朝、宅配された新聞には出ていなかったから、この
ニュースは知らなかった。


昨日の昼前、用事があって外へ出たついでにコンビニで買った茨
城新聞で、初めてこのニュースを知ったのだった。


茨城新聞を買ったのは、その前日9月10日が、昨年9月の関東
・東北豪雨での鬼怒川堤防決壊による水害から1年を迎え、現地
での復興記念式典があったというので、地元紙での水害から1年
の詳しい記事があるはず・・・という関心からだった。

その新聞で、全国紙にも出ていなかった「内閣府政務官、おぶわれ
視察」というマヌケぶりを知らされたのだ。



台風10号による岩手県の豪雨被害を現地視察に行った政府高官が、
長靴の持ち合わせがなく、不眠不休で復興作業中の現場を巡るのに、
政府職員におぶわれて、水の溜まった場所を渡ったと。

このマヌケぶりは、一体どうしたことだっ!!と腹が立つわ、腹が立つ
わ。


この務台俊介政務官というのは、茨城新聞によると、かつては「茨城県
の総務部長」を歴任しているとあった。けっ!!  エリートにとっては、自
治体の総務部長など、瞬間の踏み台程度だったのだろうな。

ほかに「総務省消防庁防災課長」も歴任とか。
台風10号被害で北海道・岩手を合わせて23人も犠牲者が出ていると
いうのに、その現地に出向くのに『(長靴を用意する)、ついそこまで気が
至らなかった』は酷い。

これが政府の責任者!? 下々は、あんまりじゃないの!!


●【動画・画像】務台俊介・復興政務官が被災地視察で長靴履かず 水た
 まりでおんぶされる姿が報道されて批判殺到
「そこまで気が至らなかった」
(2016年09月11日 ニュース速報 『なんでもnews実況まとめ』
<JNN/TBSニュース画像>)


●民進・安住淳国対委員長「災害地に革靴履いていく愚かな議員はいない!」
水害視察でおんぶの務台俊介政務官を批判
(産経新聞 2016年9月12日 12時22分配信 YAHOOニュース)



それにしても、東京から岩手に行く間に、バタバタして「長靴を忘れた!?」
のに気がついたのなら、どこかで長靴ぐらい買えば良かったのじゃないの?


現場で「おんぶ」って、若い政府職員の背中だったようだが、可哀相と思わ
なかったのかな?
東大法学部を出た若い職員であっても、奥さんがいたりご両親がいたりする
じゃないの!!  
「アナタ、エリートだと思って結婚したのに、上司をおんぶしたりして、見
っともないわ!!」「東大を出た自慢の息子だというのに、政務官の馬になるな
んて・・・・・。」

上司は、部下をこんな目に合わせちゃイカン!!と思うな。


災害現場に政府代表として行くのに、長靴も履かずにおんぶだなんて、岩手県
の現場の方々に共感力も想像力の欠如も甚だしい。

上司としても、以下同文だ!!



Wikipediaを参照すると、こんな人がエラそうに著書『続・地域再生のヒントー
東日本大震災の教訓を活かす』(ぎょうせい)他だの、編著『3.11以降の日本
の危機管理を問う』(晃洋書房)他だの多数・・・と。

デスク上でこねくり回すタテマエはともかく、現場で長靴をなんとかする共感力
やら、「おんぶ」の意味の想像力やら、そういう画像が瞬時に流布してしまう危
機管理を再度噛み締めたほうがよろしいと思われる。



人の失態やら失点を執拗にあげつらうイヤな風潮に組みするものではないのだが、
今回のニュースは、単なるおんぶに留まらない、『日本の』と接頭語が付くべき
由々しき問題、つまり、現政権の国土復興という行政機能の責任者のひとりが、
あまりにもグダグダだったというのが露呈した格好なもので、見過ごせなかった
のだ。
国会論議を含め今後を注視してゆかねばならない。



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よろしくお願いします。

上記にリンクした民進・安住国対委員長の記者会見記事に、務台氏を皮肉って
「大名行列じゃないんだから」(産経記事)とあるけれど、2014年の映画
『超高速!参勤交代』の大名行列は、安住委員長のいうようなそれではなくて、
明るく民主的なお殿様なんであります。


部下におんぶだなんて、とてもとても・・・。

駕籠にも乗らず、部下とともに、必死こいて5日のにうちに江戸へ着くべく、
走ったりもするのですヨ。

磐城国・湯長谷藩藩主・内藤政醇公。



カサに着て、部下におんぶするなぞ、もう反射的に拒絶されるそんなご時世
だと読めてなかった、と思うな・・・・。
(若い政府職員は、軽く、ドーゾドーゾと言ったと思うが、これが、世間的に
マズかった。
ドーゾドーゾと言われても、ダチョウ倶楽部の湯の入った水槽前の芸のように
まずは断ればヨカッタのにな・・・・。)



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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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