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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日は以下の記事のリンクからスタートだ。

●流行語大賞でクレーム殺到”アベ政治”タブー化で沈黙
(週刊朝日 2015年12月18日号掲載)12月9日(水)配信



まあ上記記事を読んでいただければよろしいのだが、今年の流行語大賞
は「爆買い」「トリプルスリー」が選ばれたのだと。ヘッ!????
というレベルだったから、クレーム殺到もむべなるかな。


要は一企業のイベントにしか過ぎないものではあるのだが、一年を振り
返る企画としては、各新聞社がこぞってまとめる「年間10大ニュース」
などよりは、よほどインパクトのあるものに育ってきたのがこの企画。

であるがゆえに、社会的影響力も無視できない「流行語大賞」なのであ
った。


それが、記事にある通り、「政権に遠慮」して今年一番の肝であり、また
将来に向かっても分水嶺ともなったかもしれない政治がらみのキーワード
を選ばず、「トリプルスリー」なぞというどうでもイイ言葉に逃げたのに
は、ビックリするよりか呆れ返った。

大所高所からの、一番今年を象徴するキーワードを避け、意図的に面倒を
回避し、「2015年」の歴史を矮小化させた責任は小さくはない。

衆目の中、これほど逃げ腰の審査員とはどういう神経の御仁なのかな、と
思う。


そこそこ偉そうにしていた著名人が審査員を務めていたから書いたのだが、
そうでなくとも、ここのところのニュースを見ているなかでも、報道とか
ジャーナリズムというものの、内部瓦解というのか、メルトダウンが懸念
される事態が続いていて、心配にもなる。


次に以下の記事。

関東・東北豪雨:常総市職員、残業で給与100万円超も
(毎日新聞 2015年12月6日 15時55分)



上記記事のネット記事には、記者名の署名もあるが、いやはや凄い記事で、
当初これを読んだ時には、昔いたお笑いの「・・・こんな人がいたんです
ヨ!」「なあにィ~~~!?」というぐらいに、ブチ切れた。

「もらう権利はあるが、全国から来たボランティアが働いている中、市職
員が多額の給与をもらうことに市民から疑問の声が上がっている」(上記
毎日記事)と言ったという、常総市議会遠藤章江議員とはどんな人間なん
だ!?あ~~ン???

早速に遠藤章江議員のブログを検索。



全国から非難轟々の雨アラレで、ご本人も大分慌てふためいたらしい。

で、普通は代表質問から4日後に、議会での質問とそれへの役所等関係部署
の答弁の模様がアップされるところを、今回の事態で、急遽議会事務局が予
定より早めてその模様を公開したため、遠藤議員の被災者への気配り、常総
市職員の身体及び精神的負担への心配りも漏れのない、立派な質問風景が証
明され、毎日記事の齟齬が詳らかになった。
(常総市議会・遠藤章江議員のブログにご興味の方は、「常総市議会議員 
遠藤ふみえのブログ『常総ルネサンスへの道』をご覧下さい。今回に物議を
醸した当該質問及び市側の答弁が1時間52分だったか、録画にて全て観る
ことが出来ます。)

長々と書いたが、全国紙の記者がこれほど事実を曲げて書いたことに驚かさ
れます。



もう一本の記事は以下のもの。

●立花隆「めくら」発言にNHKが謝罪「文脈から判断すべき」「言葉狩り」と
疑問の声
(2015年12月4日(金)18時43分配信 J-CASTニュース)



大分長く書いて来たから、少し端折るが、詳しくは記事本体を読んで頂きたい。

それにしても、「放送禁止用語」とは何なのだ!?


何かと言葉尻を捉えて難癖を突ける「困ったサン」がいるから、その防御態勢が
堅牢になり、シラケさせる事態も生まれる。

タマゴが先かニワトリが先かの論争みたいなものだが、それで、味のある言葉
使いも消え去ることにもなる。

手元の国語辞典から拾っても・・・・
【めくらうち】【めくらかべ】【めくらさがし】【めくらながや】【めくらばん】
【めくらめっぽう】

当方の仕事柄でも「めくらばんを押しちゃいけませんよ!」なんて言いそうだが、
『せんせ、差別用語を使った!』と言われてもなァ・・・・。


まあ今日のブログは、大きく言えば『言論』『報道』の周辺が、何やらの圧力に
負けてか、いやそれを忖度した自主規制によるのか、詳らかではないが、何やら
かつての自由闊達さを失いつつある過渡期にあたるのかも知れない恐れに触れた。

あるいは、かつて世論形成の礎という崇高な任務を負った言論・報道に携わる者
の資質的地盤沈下を現わす現象と捉えるべき事態なのかも知れない。

そういうことに触れてみた。


最後に、常総市議会報道がらみの解説記事で、期間のない中でフリーハンドに近い
論述だろうに、かなり示唆に富む東京大学大学院・特任准教授関谷直也氏のまさに、
正鵠を射たと感じた記事をリンクして、今日の項の締めとしたい。

●災害時の公務員の過重労働
(2015年12月6日 13時55分 関谷直也 YAHOOニュース)





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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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