この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日12月13日は「何の日?」
今朝の新聞にあった大田胃散の広告によれば、12月13日
は「イニ イサン」で「胃に胃酸」の日なんだそうだ。
あったく。
ムリなこじ付けで、騒がんで欲しい・・・。
頼みますヨ、もうっ。
しっかし早いもので、あの東日本大震災からもうじき7年が
経とうとしている。
そして、幾多の大震災被害の中でも、際立って耳目を引いた
大津波による児童74人の死亡・行方不明、教職員10人死
亡という大惨事を生んだ、大川小学校被害の責任の所在を巡
っては、裁判にまで持ち込まれたのは周知の通り。
その控訴審が、いよいよ来年1月23日に仙台高裁で結審を迎
える予定というが、あらためてその経緯を読む機会を得た。
●私たち19遺族は本当のことを知りたいだけだ 大川小はな
ぜ51分間も校庭に留まらせたのか
(東洋経済オンライン 12月12日15:00 gooニュース)
当方は、昨年6月に笠間市地元団体の被災地ボランティア活動の一
環でこの大川小学校を訪ねる機会があった。
今では廃墟と化した校舎を訪問し、凹型の校舎の中庭だったのだろ
うか、災害の瞬間はこの凹型部目掛けて大津波が渦を巻き、やがて
その水が引いた後には児童達の遺体が折り重なっていたというその
場所の雑草曳きをして来たのだが、静まり返る2階建ての廃墟が
たった1,2時間でそうなり、多数の犠牲者を生んだのがウソのよ
うに静まり返っていた。
大川小学校の正門前の県道の両側には昔ながらの集落が109世帯
ほどもあったらしいが、訪ねた折には全て消失して荒涼とした平地
になっていて(住民の死者・行方不明者197人)、「北上川のほ
とり」とは言え、川までは歩くのが憚られるほど距離があるように
見えた。
それほど距離があるような集落全体を飲みこみ、揚句にさらに山より
の小学校付近で渦を巻きながら学校を飲みこんだ、津波の大きさとい
うものが、到底想像が出来なかった。
しかし、「百聞は一見に如かず」の言葉どおり、現場を実際踏査して
みると、大災害の人知を超えた凄まじさを実感出来た。
『東洋経済オンライン』の上記記事がmsnにも掲載されていたのだが、
そこでの記事見出しは『山さ逃げっペ、届かなかった児童の声』(msn)
というもので、津波直前の生の叫びが胸に迫る。
上記にリンクした記事は長文ではあるが、是非お読みいただきたいと思う。
近隣集落住民の避難場所にもなっていた小学校。
川までの距離を考えれば「まさか、ここまでは・・・。」という気持ちも
あったのだろう。
低学年の児童たちの体力、非難して来た住民の高齢者のことを考えれば、
一見急峻な裏山への避難には逡巡があったかもしれない。
しかし、津波到達までの51分間を考えるとき、何より「高いところ」へ、
の決断が必要だった。
記事中にもある「三角地帯」は、当方も見て来たが、あのようなところへ
の移動というのが、結果論としては何の役にも立たないことは自明だった。
お茶濁しでなく、<災害の前では人間なんて蟻んこ程度>と考える思考があ
れば、時間は懸かってもまずは「高いところへ」、これが全てだ。
この動物的直観が勝っていれば・・・・と悔やまれる。
ミエや外聞を金繰り捨てて、整然と「高い所へ」
これが、何よりの教訓。
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
大川小学校の事案は、ネットにも石巻市民有志などによる詳細な記事があ
ります。
今日のリンク記事をきっかけに、そのようなレポートにも触れてみて下さ
い。
また手元にある本■池上正樹=文 加藤順子=文・写真『あのとき、大川小
学校で何が起きたのか』青志社 2012年 などの書籍にも、いいものが
あります。
何より過去のこととせず、人ごととせず、自分のこととして考えることがリ
スク耐性を強くするものだと思うのですね。
今朝の新聞にあった大田胃散の広告によれば、12月13日
は「イニ イサン」で「胃に胃酸」の日なんだそうだ。
あったく。
ムリなこじ付けで、騒がんで欲しい・・・。
頼みますヨ、もうっ。
しっかし早いもので、あの東日本大震災からもうじき7年が
経とうとしている。
そして、幾多の大震災被害の中でも、際立って耳目を引いた
大津波による児童74人の死亡・行方不明、教職員10人死
亡という大惨事を生んだ、大川小学校被害の責任の所在を巡
っては、裁判にまで持ち込まれたのは周知の通り。
その控訴審が、いよいよ来年1月23日に仙台高裁で結審を迎
える予定というが、あらためてその経緯を読む機会を得た。
●私たち19遺族は本当のことを知りたいだけだ 大川小はな
ぜ51分間も校庭に留まらせたのか
(東洋経済オンライン 12月12日15:00 gooニュース)
当方は、昨年6月に笠間市地元団体の被災地ボランティア活動の一
環でこの大川小学校を訪ねる機会があった。
今では廃墟と化した校舎を訪問し、凹型の校舎の中庭だったのだろ
うか、災害の瞬間はこの凹型部目掛けて大津波が渦を巻き、やがて
その水が引いた後には児童達の遺体が折り重なっていたというその
場所の雑草曳きをして来たのだが、静まり返る2階建ての廃墟が
たった1,2時間でそうなり、多数の犠牲者を生んだのがウソのよ
うに静まり返っていた。
大川小学校の正門前の県道の両側には昔ながらの集落が109世帯
ほどもあったらしいが、訪ねた折には全て消失して荒涼とした平地
になっていて(住民の死者・行方不明者197人)、「北上川のほ
とり」とは言え、川までは歩くのが憚られるほど距離があるように
見えた。
それほど距離があるような集落全体を飲みこみ、揚句にさらに山より
の小学校付近で渦を巻きながら学校を飲みこんだ、津波の大きさとい
うものが、到底想像が出来なかった。
しかし、「百聞は一見に如かず」の言葉どおり、現場を実際踏査して
みると、大災害の人知を超えた凄まじさを実感出来た。
『東洋経済オンライン』の上記記事がmsnにも掲載されていたのだが、
そこでの記事見出しは『山さ逃げっペ、届かなかった児童の声』(msn)
というもので、津波直前の生の叫びが胸に迫る。
上記にリンクした記事は長文ではあるが、是非お読みいただきたいと思う。
近隣集落住民の避難場所にもなっていた小学校。
川までの距離を考えれば「まさか、ここまでは・・・。」という気持ちも
あったのだろう。
低学年の児童たちの体力、非難して来た住民の高齢者のことを考えれば、
一見急峻な裏山への避難には逡巡があったかもしれない。
しかし、津波到達までの51分間を考えるとき、何より「高いところ」へ、
の決断が必要だった。
記事中にもある「三角地帯」は、当方も見て来たが、あのようなところへ
の移動というのが、結果論としては何の役にも立たないことは自明だった。
お茶濁しでなく、<災害の前では人間なんて蟻んこ程度>と考える思考があ
れば、時間は懸かってもまずは「高いところへ」、これが全てだ。
この動物的直観が勝っていれば・・・・と悔やまれる。
ミエや外聞を金繰り捨てて、整然と「高い所へ」
これが、何よりの教訓。
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大川小学校の事案は、ネットにも石巻市民有志などによる詳細な記事があ
ります。
今日のリンク記事をきっかけに、そのようなレポートにも触れてみて下さ
い。
また手元にある本■池上正樹=文 加藤順子=文・写真『あのとき、大川小
学校で何が起きたのか』青志社 2012年 などの書籍にも、いいものが
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スク耐性を強くするものだと思うのですね。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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