この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●不振イオン、打開策・規模拡大戦略の成算は?スーパー業界、
「価格重視」からの 転換点か
(ビジネスジャーナル 8時間前) ☆リンク 14時10分
今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、テレビCMでも見ない日がないく
らい、イオンばかりがブッチギリ・・・・・と思っていたら、
上記記事によれば、内実は相当深刻な事態なのだそうなのだ。
10月に発表された上期決算で、連結売上高は新規出店やら
ダイエーの連結化で3兆4300億円、15.1%増となっ
たものの、営業利益で41.2%減、当期利益ではなんと、
91.4%減のたったの20億円。
かろうじてスパスパの、赤字を免れたレベルというのだから、
唖然!!と言うしかない。
上期の大不振というものの、通期の業績予想は据え置いたと
いうことから、下期に劇的V字回復を目論むらしい。
その策として、①価格政策強化での客数アップ ②コスト削減
の2つを柱として掲げているというが、近くのイオン及びその
グループ店舗を利用している身からすれば、イオンの価格政策
は日常茶飯事。確かに他店に行くより単価が安い分、買い上げ
点数は増える印象。同じ買い物金額でも、点数を多く買える実
感はある。
だが、ちょっとした日常品の買い物に、わざわざ広い店内をダ
ラダラ歩いているほどヒマでもない。それに、売り場の絞り込み
が進み、売り場歩きが面白くも何ともないのだ。
スーパーがそこここに立ち、珍しくも何ともなくなってからもう、
だいぶ経つ。その頃から言われた「タイムセービング」時間節減
志向は、かつて、販売コンセプトのひとつだったが、今や、なに
も調理時間のそれだけではなくて、買い物時間そのものの<タイム
セービング>が、結構大きな要素そのものの時代だ。
それ故、GMS(総合スーパー)なぞへわざわざ行きたくない。
当方がこの業界にいた頃には、地方都市にナショナルチェーンの
スーパーが出来ることは誇らしくもあった。
GMSも飽くなき規模追求に走り、「大きいことはイイことだ!」的
にメガ化を目指した。
店内の朝礼に出るのに、徒歩では間に合わないから店内通路を自転車
で向かう担当者も出るような、航空母艦のような店舗も出現した。
だが、従業員でも店内を歩くのに苦労するような店舗に、貴重な時間
を割いて金を貰うのではなくて、金を払いに行く労力たるや何ともバ
カらしい。
しかも、世はまさに超高齢社会に向かう高齢社会の真っ只中。
また、GMS側から見ても、下期の政策に上げる「価格政策の強化」と
言っても、今までもその路線でやって来ての上期の業績だから、下期
でのV字回復には疑問符が付く。
第2の「経費のコントロールによるコスト削減」政策にしても、人件費
の削減などは既定路線で、売り場でモノを尋ねようにもヒトがいないと
いう一層の"売り場砂漠"の進行、鼻血も出ないコスト削減となるのだろう。
当方が業務をしていた頃でも、2月のポカポカとした東京の会議室で、
ワイシャツの腕まくりをしたスタッフに、日夜降りしきる雪国店舗の除
雪費用を思いっきりケッペズられた・・・・・、そういうこともあった。
長い冬1シーズンの朝晩に、管理職総出で長靴・軍手で雪掻き三昧の厳
しい日々が、今も涙目で思い出される。
末期のダイエーも、手作りの売り場装飾物が目立ち、まるで墓場のような
売り場であったな。
かつて、ダイエー・中内功氏の葬儀では、家庭の複雑な事情があったとは
言え、中内氏が入院先の病院から火葬場へ直行した記事を読んでは、氏の
栄枯盛衰の崖の深さに驚愕したのだったが、今日のリンク記事を読んでまた、
GMS終焉の予感、それから「企業寿命30年説」に符合する気配にふと考え
込んだのであった。
●中島みゆき 『地上の星』(YouTubeより)
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「価格重視」からの 転換点か
(ビジネスジャーナル 8時間前) ☆リンク 14時10分
今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、テレビCMでも見ない日がないく
らい、イオンばかりがブッチギリ・・・・・と思っていたら、
上記記事によれば、内実は相当深刻な事態なのだそうなのだ。
10月に発表された上期決算で、連結売上高は新規出店やら
ダイエーの連結化で3兆4300億円、15.1%増となっ
たものの、営業利益で41.2%減、当期利益ではなんと、
91.4%減のたったの20億円。
かろうじてスパスパの、赤字を免れたレベルというのだから、
唖然!!と言うしかない。
上期の大不振というものの、通期の業績予想は据え置いたと
いうことから、下期に劇的V字回復を目論むらしい。
その策として、①価格政策強化での客数アップ ②コスト削減
の2つを柱として掲げているというが、近くのイオン及びその
グループ店舗を利用している身からすれば、イオンの価格政策
は日常茶飯事。確かに他店に行くより単価が安い分、買い上げ
点数は増える印象。同じ買い物金額でも、点数を多く買える実
感はある。
だが、ちょっとした日常品の買い物に、わざわざ広い店内をダ
ラダラ歩いているほどヒマでもない。それに、売り場の絞り込み
が進み、売り場歩きが面白くも何ともないのだ。
スーパーがそこここに立ち、珍しくも何ともなくなってからもう、
だいぶ経つ。その頃から言われた「タイムセービング」時間節減
志向は、かつて、販売コンセプトのひとつだったが、今や、なに
も調理時間のそれだけではなくて、買い物時間そのものの<タイム
セービング>が、結構大きな要素そのものの時代だ。
それ故、GMS(総合スーパー)なぞへわざわざ行きたくない。
当方がこの業界にいた頃には、地方都市にナショナルチェーンの
スーパーが出来ることは誇らしくもあった。
GMSも飽くなき規模追求に走り、「大きいことはイイことだ!」的
にメガ化を目指した。
店内の朝礼に出るのに、徒歩では間に合わないから店内通路を自転車
で向かう担当者も出るような、航空母艦のような店舗も出現した。
だが、従業員でも店内を歩くのに苦労するような店舗に、貴重な時間
を割いて金を貰うのではなくて、金を払いに行く労力たるや何ともバ
カらしい。
しかも、世はまさに超高齢社会に向かう高齢社会の真っ只中。
また、GMS側から見ても、下期の政策に上げる「価格政策の強化」と
言っても、今までもその路線でやって来ての上期の業績だから、下期
でのV字回復には疑問符が付く。
第2の「経費のコントロールによるコスト削減」政策にしても、人件費
の削減などは既定路線で、売り場でモノを尋ねようにもヒトがいないと
いう一層の"売り場砂漠"の進行、鼻血も出ないコスト削減となるのだろう。
当方が業務をしていた頃でも、2月のポカポカとした東京の会議室で、
ワイシャツの腕まくりをしたスタッフに、日夜降りしきる雪国店舗の除
雪費用を思いっきりケッペズられた・・・・・、そういうこともあった。
長い冬1シーズンの朝晩に、管理職総出で長靴・軍手で雪掻き三昧の厳
しい日々が、今も涙目で思い出される。
末期のダイエーも、手作りの売り場装飾物が目立ち、まるで墓場のような
売り場であったな。
かつて、ダイエー・中内功氏の葬儀では、家庭の複雑な事情があったとは
言え、中内氏が入院先の病院から火葬場へ直行した記事を読んでは、氏の
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
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茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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