１２年前の年賀状デザインを憶えているお人がいて、ビックリっす!?

先日の親類の葬式２日前、突如前歯がポロリ。
いやァ、焦った・・・・。


しばらく振りに一同に会す親類縁者の前で、期待の星だった
「しんちゃん」が、尾羽枯らして見るも無残な「前歯もない」
悲惨な姿。
どうなっちゃったの???　きっと口には出さないとは思われたが、
そ、それだけは、どうしても避けたかった。


そんなで、歯医者の予約など入れてはいなかったのだが、「かくか
くしかじか・・・、明日が親類の葬式だもので・・・・」と泣き付
いて<今日は混む日でーー>とか何とか嫌味を言われても、グッと我
慢で事なきを得たのが７日の日。
(歯がとれた日は、電話したら休診日)

昼休み直後を狙っていったら誰もいないじゃないの!?「センセ、そん
な嫌味言わないでよ・・・・。」と思ったのだが、いやはや、いやは
や、やがて、どこかの施設からヘルパーさんに連れられたオジサンた
ちがゾロゾロ!!

ホントに、予約一杯だったのね！?



そんなこんなで、今日朝一番には、歯医者へ。
とうとう恐れていたことが始まっちまったな。

かかり始めると、毎週毎週時間を取られるから避けていたのだが、年
末に近くなって、いよいよ歯医者通いの郵便船になってしまった。


さてさて、メェ～～は悪くなるし、内科医院にも通っているし、そし
て今度は歯医者だ・・・・。

ホンでもって、今朝食べたものさえ記憶が定かでない今日この頃、認
知症の疑いだって怪しい。

えっと、今日は１１月の１８日。で、火曜日。２０１４年。平成２６年
でしたな、たしか・・・・。
これを「見当識」と言ったな。いやはやこの言葉はスムーズに出た。
ああ良かった・・・。からくも、まだ失見当識ではないか。


ところが、世の中は広い。

●年賀はがき：羊が編み物→マフラーを首に・・・１２年かけ完成
(毎日新聞　２０１４年１１月１７日　１９時４４分）

来年の年賀はがきが売り出されたが、来年の羊年のデザインがちょうど
１２年前のデザインと「続き・・・」になっているようなのね。

１２年前は、羊が編み棒でマフラーを編んでいるデザインで、来年は
同じデザイナーによる<完成したマフラーを首に巻いた羊>がデザインさ
れている、とのこと。

デザイナーなら、１２年も<アイディアを温める>なんてこともあると
は思う。しかしビックリするのは、「気付いてくれた方がいてうれしい」
とデザイナーさんが言うように、こんなコトにもちゃんと気付く人が世の
中にいるということにだ。



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１２年前の年賀状デザインと、干支一巡した１２年後のデザインとの連関に気づく
人がいるんだものな!?


こんなことで思い出したことを、以下。

ある大型ショッピングセンターでのこと。
大型ショッピングセンターは、中小小売業者の保護のため、大規模小売店舗法
でだったか、法律で地元と協定を結び、年間の店休日数を決めることが義務付け
られていた。
ところが、売上確保に苦戦していたあるSCは、どうしても売上高が欲しくて、
バックレテ、店休日を一日減らして営業日にし、２０００万だか３０００万だか
の売上高上乗せに走った。

それを実行したSCは、まんまと売上上乗せに成功し、その店舗がいつといつに
店休し、合わせて年間に所定の店休日数を実施したか?どうかなど誰もチェック
などしているハズはないと思っていたのだが、<天網恢恢疎にして漏らさず＞の
通り、ある日突然それがバレた!!


この時はビックラこいた。

誰がチェックしていたのか、手帳に毎回毎々店休日ごとにチェックを入れていない
と、判らないと思うのだが、それが、年間決算直前月に糾弾され、突然、急遽の
店休日を取らざるを得なくなる事態に・・・。

どことは書かないが、そこの当時の店長さんはその責任を取らされ、はるか地の果て
の某所で、スタジアムのお弁当売りに格下げになってしまったとは、風の便りに聴い
た。



イギリスのことわざに、
『目には見えざれども吾人の一挙一動を知る者あり。一は神、一は良心』

知らなかろうと思うと、世間は広い・・・・。
年賀状は、うむ、やっぱ神と思うか。パクレ店休日は、良心、だろうな。

ことわざは、法学書院『ことわざと故事・名言　分類辞典』から引いた。