この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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普段、市街地に軸足を置いた暮らしをしていると、つい人間と
自然とのせめぎ合いやら調和というものを、考えずとも生きら
れる。
都合の悪いことには、耳目を塞いで安易に生きようともしがち
だ。
先日の山行のついでに寄った、日立の山間部にある日鉱記念館
でも、夜間には再三イノシシの被害に見舞われる話を聞いたば
かり。
テレビの神戸市の話題では、禁止しているにもかかわらず、安
易にイノシシに餌を与える人が絶えず、最近では、市街地にま
で出没し、ヒトを恐れずに生ごみ漁りまでするイノシシが出て
来た、と報じられていた。
日光・中禅寺湖を囲む外輪の山々に登って見ると、手入れがさ
れず荒れ果てた森では、苔むした倒木が横たわり、宮崎アニメ
の一場面のような鬱蒼とした自然の真っ只中で、悠久の時間を
味わうことが出来る。
ただ、折り重なり絨毯のような落ち葉の地面は、辺り一面に黒々
とした丸いシカの糞が、撒かれたように敷き詰められていて、腰
を下ろすのにも躊躇させられる。
シカの増加を聞いてはいたが、こういう光景に出くわすと、あら
ためて二ホンオオカミの絶滅以来、天敵が皆無となり、人の営み
としての狩猟も絶えた今、爆発的とも言えるシカの増殖の脅威を
思い知る。
夏の青空のもと日光霧降高原に登ると、ニッコウキスゲの群落が
和ませてくれたものだったが、今ではシカの食害でほぼ壊滅の被害
とかで、今年の夏、中学生の新たな苗植えのボランティア活動を
ニュースで見せられもした。
さて今日のブログ、グダグダと書き始めたのは、以下のネット記事
に触発されてのことだ。
「シカの駆除が待ったなし」の中、ハンターの老齢化・ハンター人
口の減少など、対策を進めようにも負の材料ばかりが際立つ昨今に
朗報とも言える記事だったから、ヒザを打った。
●シカを硝酸塩入り餌で駆除 静岡県考案、「残酷」の声も
(朝日新聞 2014年11月15日 4時間前)☆17時25分リンク
だが、記事を読み込めば、<鉄砲でズドン!>で、即昇天!!の銃による
駆除に比べ、硝酸塩入りの餌を食べ、反芻動物のシカの胃に入ると
亜硝酸塩に変わり、それにより、赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われて
結果酸欠死する・・・、という回りくどさに、シカのことも考えてし
まう。
シカが餌を「食べる」⇒「もぐもぐ反芻」⇒「嚥下」⇒『苦しむ』
⇒「のたうち回る」⇒「死ぬ」と言うのだが、どのぐらいの時間経過
となるのか? かわいそうではある。
●キタキツネ、放置シカ肉食べ「メタボ」北海道
(朝日新聞 2014年2月28日11時30分)
昔なら山の幸であったものが、ハンターの高齢化により山から持ち出
せなくなったか、はたまた、飽食の時代、単にゲーム感覚での鉄砲撃ち
なのか、撃ち倒したエゾシカの放置で、キタキツネがメタボとは・・・・。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。
●プレーリードッグ(Wikipediaより)
今でこそ、後ろ足だけでの立ち姿がテレビなどで人気だが、西部開拓
時代以来、地面に穴を掘って暮らす習性がことごとく、開拓民の利害
と対立し、目の敵にされ駆除の矢面に立たされて来たプレーリードッグ。
西部劇を想起すれば、当時ウマが貴重な交通手段であったことが思い
出されるが、プレーリードッグが掘る穴により、貴重なウマや人間が
足を折る被害が後を絶たなかったそうだ。それに、牛の放牧による牧畜
は主要産業であったから、牛の骨折被害、畑などの農業被害のために
この動物の駆除は当時重要な課題であった。
以来現代の野球グランドが巣穴だらけで使い物にならなくなるなど被害
の枚挙には暇がないわけで、駆除には毒物のほか、さすがアメリカだと
思うものとしては、巣穴に掃除機のようなホースを差し込んで、プレー
リードッグを吸い出す機械まで開発したそう。
動物愛護の視点からは、この機械でのプレーリードッグの手足の喪失、
腰骨、脊椎損傷やら死亡なども数えられないほど生じ、問題視もされて
いるようだ。
日本におけるシカ駆除対策に、オオカミ導入を主張する向きもあるのだが、
畜産農業や、もっと卑近には人間社会への影響も予想が立ちにくく、いまだ、
導入派は少数に留まっているのが現状。
今日の「硝酸塩」のアイディアが、今後どうなるのか?
「かわいそう・・・・」だけでは、自然が荒れ果てて行くことは目に見えて
いるのだが。
自然とのせめぎ合いやら調和というものを、考えずとも生きら
れる。
都合の悪いことには、耳目を塞いで安易に生きようともしがち
だ。
先日の山行のついでに寄った、日立の山間部にある日鉱記念館
でも、夜間には再三イノシシの被害に見舞われる話を聞いたば
かり。
テレビの神戸市の話題では、禁止しているにもかかわらず、安
易にイノシシに餌を与える人が絶えず、最近では、市街地にま
で出没し、ヒトを恐れずに生ごみ漁りまでするイノシシが出て
来た、と報じられていた。
日光・中禅寺湖を囲む外輪の山々に登って見ると、手入れがさ
れず荒れ果てた森では、苔むした倒木が横たわり、宮崎アニメ
の一場面のような鬱蒼とした自然の真っ只中で、悠久の時間を
味わうことが出来る。
ただ、折り重なり絨毯のような落ち葉の地面は、辺り一面に黒々
とした丸いシカの糞が、撒かれたように敷き詰められていて、腰
を下ろすのにも躊躇させられる。
シカの増加を聞いてはいたが、こういう光景に出くわすと、あら
ためて二ホンオオカミの絶滅以来、天敵が皆無となり、人の営み
としての狩猟も絶えた今、爆発的とも言えるシカの増殖の脅威を
思い知る。
夏の青空のもと日光霧降高原に登ると、ニッコウキスゲの群落が
和ませてくれたものだったが、今ではシカの食害でほぼ壊滅の被害
とかで、今年の夏、中学生の新たな苗植えのボランティア活動を
ニュースで見せられもした。
さて今日のブログ、グダグダと書き始めたのは、以下のネット記事
に触発されてのことだ。
「シカの駆除が待ったなし」の中、ハンターの老齢化・ハンター人
口の減少など、対策を進めようにも負の材料ばかりが際立つ昨今に
朗報とも言える記事だったから、ヒザを打った。
●シカを硝酸塩入り餌で駆除 静岡県考案、「残酷」の声も
(朝日新聞 2014年11月15日 4時間前)☆17時25分リンク
だが、記事を読み込めば、<鉄砲でズドン!>で、即昇天!!の銃による
駆除に比べ、硝酸塩入りの餌を食べ、反芻動物のシカの胃に入ると
亜硝酸塩に変わり、それにより、赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われて
結果酸欠死する・・・、という回りくどさに、シカのことも考えてし
まう。
シカが餌を「食べる」⇒「もぐもぐ反芻」⇒「嚥下」⇒『苦しむ』
⇒「のたうち回る」⇒「死ぬ」と言うのだが、どのぐらいの時間経過
となるのか? かわいそうではある。
●キタキツネ、放置シカ肉食べ「メタボ」北海道
(朝日新聞 2014年2月28日11時30分)
昔なら山の幸であったものが、ハンターの高齢化により山から持ち出
せなくなったか、はたまた、飽食の時代、単にゲーム感覚での鉄砲撃ち
なのか、撃ち倒したエゾシカの放置で、キタキツネがメタボとは・・・・。
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今でこそ、後ろ足だけでの立ち姿がテレビなどで人気だが、西部開拓
時代以来、地面に穴を掘って暮らす習性がことごとく、開拓民の利害
と対立し、目の敵にされ駆除の矢面に立たされて来たプレーリードッグ。
西部劇を想起すれば、当時ウマが貴重な交通手段であったことが思い
出されるが、プレーリードッグが掘る穴により、貴重なウマや人間が
足を折る被害が後を絶たなかったそうだ。それに、牛の放牧による牧畜
は主要産業であったから、牛の骨折被害、畑などの農業被害のために
この動物の駆除は当時重要な課題であった。
以来現代の野球グランドが巣穴だらけで使い物にならなくなるなど被害
の枚挙には暇がないわけで、駆除には毒物のほか、さすがアメリカだと
思うものとしては、巣穴に掃除機のようなホースを差し込んで、プレー
リードッグを吸い出す機械まで開発したそう。
動物愛護の視点からは、この機械でのプレーリードッグの手足の喪失、
腰骨、脊椎損傷やら死亡なども数えられないほど生じ、問題視もされて
いるようだ。
日本におけるシカ駆除対策に、オオカミ導入を主張する向きもあるのだが、
畜産農業や、もっと卑近には人間社会への影響も予想が立ちにくく、いまだ、
導入派は少数に留まっているのが現状。
今日の「硝酸塩」のアイディアが、今後どうなるのか?
「かわいそう・・・・」だけでは、自然が荒れ果てて行くことは目に見えて
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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