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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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10月の中旬頃の新聞だったか、その読書欄に出久根達郎
の短編集『半分コ』の 書評記事が出て、その読む矢先、思
わず泣かされてしまった。

早速ネットで調べ、地元の図書館に蔵書としてあるのを確
かめてから訪ねてみると、貸し出し中になっていた。

世の中にそれほど酔狂なお人ばかりはいないだろうからと、
安心して出掛けたらこの始末。

その人が返却したら、即その次に借り出し・・・という予約
をして図書館を後にしたのだが、結局図書館から連絡があった
のは11月2日(日)だったから、今考えると、その人もその
日の新聞を見て借り出したらしい。

新聞記事でも紹介されていた、短編集中の「赤い容器」という
わずか4ページばかりの、文字通りの短編は水戸・偕楽園が舞
台という珍しい小説だったから、こころ動かされたのかも知れ
ない。


それにしても、今どき函入りの小説集で、価格が2600円。
さすがに気迷いの一つもなく、借りる方を選んだ。

今、寝る前に短編の2つ、3つを読んでいるのだが、この作家
古本屋の主人だけあって、明治・大正・昭和を背負っているよ
うな苔むしたような文体で書く。


しかし今思うと、なぜ朝刊を開いた朝真っ先に、この小説の書評
記事に泣いたのか、思い出せない・・・・。


今日のブログを書くにあたって、今までで一番お気に入りの短編
を青空文庫を繰って読んでみたら、やっぱり今日も泣けた・・・。

ご承知の人も多いかも知れないが、以下リンクして置きましょう。

●芥川龍之介 『蜜柑』(青空文庫から)



この小説のように、うちの父とその妹にも兄妹の情の絡む暮らし
もあったのかと、古い、当方の知らない時代に思いを馳せる。

明日は、この叔母の葬儀があり、片道2時間の距離を走る。



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BS日テレで放送中の韓国ドラマ『輝いてスングム』も、スングムの
子ども時代を過ぎ、佳境に入って来た。

朝鮮戦争の数年後、家族と死に別れ、あるいは離散した人々が、貧しく
も、家族のように労わりあい、寄り添って逞しく生き抜く日々。
50話を過ぎたあたりだが、けなげな人々の日常に、つい観ているコチラ
も込み上げてくるものがある。
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男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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