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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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平日は近場の北山自然公園で済ませていた散歩ですが、
いよいよ咲いている草花もなくなってしまったもので、今日は
ちょいと遠出をして、岩間上郷地区まで足を伸ばして見ました。

だいぶ稲刈りが終わっている田んぼが増えましたが(半分位済んで
いるか?)、それにしても、ツユクサもまだまだ咲いていたり、
花の名前に弱い当方ゆえ名前は判らない草花があちこちに・・・。


はるか太平洋の沖合いを台風が通過している余波なのか、結構風が
強くて帽子が飛ばされそうになりましたが、いい散歩になりましたね。


時おり日が差す心地良い天候の中、803年坂上田村麻呂陸奥征討
のおりに建立されたという延喜式内羽梨神社の境内を歩きますと、
人っ子ひとりいず樹齢500年を超えるご神木の杉を揺らす大風のみが
通り過ぎ、荘厳な雰囲気を醸し出しておりました。

まだまだ野の風景は、水田の黄金色以外は緑青々とした風景でしたが、
田んぼの畦や土手には、あたりを真っ赤に染めてヒガンバナの花が
満開。
昔は嫌いな花だったのですが、なぜか愛おしく今日は間近に近づいて
ジックリ見てしまいました。

咲くところには4、50本も群生して咲き、なかなかキレイでしたね。
球根植物のようですが、その球根にはアルカロイド・リコリンなどの
有毒物質を含むらしいのですが、含まれる澱粉は無害だそうで飢饉の
時には食用にもなったらしいですね。
で、元はと言えば中国産といいますが、全国に広まったらしい。


今日は秋分の日。
偶然にもヒガンバナをじっくり見た日となりました。
それとキンモクセイの香りが匂う日でもありましたね。
明日はお墓参りに日立まで。

☆★☆参考本:
   『カラー新書 日本の花』柳宗民 ちくま新書584


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昨夜のテレビ「47都道府県スター50人が故郷のマル秘常識大激白!!
みのもんた&久本の秘密のケンミンショー」(えらい長いタイトル・・・)<日本テレビ系>というのが、途中から見たのですが大変
おもしろかったですね。

▽前代未聞みかんごはん?▽黒いおでん(静岡)▽甘納豆の赤飯(北海
道)▽群馬じゃ運動会は紅白でなく、榛名、赤城、妙義組だとか・・・
▽長野ではお掃除の時間絶対沈黙でやる決まりだとか・・・▽秋田
だったか、天ぷらといえば、野菜天、魚介天以外に<味噌饅頭の天婦羅>
があるだとか・・・。あの甘い味噌饅頭の天婦羅がおかずだそうで・・・
ヘェーーー!、ヘェーーー!!の連続でしたね。

もう学校は卒業した大人の群馬県民も、榛名組、赤城組、妙義組派で
ヨソの県では赤組・白組ですけど・・・・のスタッフの声に「ウッソウ
ーーー??」はこっちこそビックリしましたね。

日本も広いなーーーー、が実感。


丁度、最近出た本で『県民性仕事術』岩中祥史(中公新書ラクレ)と
いうのを見ていたので、よけいにおもしろかったですね。
この<県民性>の本というのは、昔から出ていますが岩中氏の本は
事例が新しいので、結構おすすめ。
トヨタは愛知が発祥の地でこそ大きくなれたとか、ベネッセは岡山で
こそ躍進出来たとか、山口県出身のユニクロ会長が後進に社長を譲った
が東京出身が仇でコケたとか、事例がリアルで面白かったですね。


さて上記のテレビ番組を見て、<日本はひとつ>と思っているのが
それも錯覚???と思えるほど地方によって、風俗習慣の違いが
浮き彫りになりましたね。
バラエティーですから、誇張や強調もあったか知れませんが、
期せずして、<郷土色>なんて死語に近い言葉を思い出したりしました。


今でこそモータリゼーションの発達、道路網の整備、テレビの発達等に
よる全国画一化が進んでおりますが、元来人々の暮らしは、気候風土
に依存し支配され、また歴史性・政治性にも規定されて来ました。

先の岩中氏の指摘によると、日本なんてたかだか百数十年前からの
概念(明治維新期から。)であって、それまでは、藩閥封建制の時代
であったのですから、その各地域ごとの気候風土、歴史や政治に育ま
れた独特の気風がすべてであった、といいます。

たしかに・・・・。

言葉だってそうで、薩摩の西郷隆盛が何かで陸奥に行った時には、
間に通訳が入ったとか。

幕末期でも、一般庶民に<日本国>などという概念はてんでなくて、
長州藩下関が外国艦隊に砲撃を受けた時、対岸の九州側では弁当持って
見物していた・・・と言いますからね。(アーネストサトウ「一外交官
の見た明治維新」岩波文庫)


長野には誰でも知っている歌がある!!・・・ということで、
東京で突然、長野出身のタレントさんを訪問して<♪信濃ーーーの
国はーーー>と向けると、清水アキラなどなど全ての方々が
<♪十条でェーーー>と歌えましたね。スゴイ!!


大相撲もかつての元気なく、高校野球でも郷土校への熱も冷めてきた
感じのいま、地方の時代なんてお上から言われなくても、もちょっと
自分の足元を見つめて誇りを持って生きたいものですね。

先のテレビ、茨城県はデーブ大久保(元巨人軍選手)で、チト、ミス
キャストの感がありました。


先日ある全国規模のML上で、今は東京住まいという行政書士さんが
「茨城県民の歌」を懐かしがって書いているのを見ましたが、<ふる
さとは遠くにありて・・・・>なんだ、とふと感じたことでした。

いまじゃ、学校でも「茨城県民の歌」は歌っていないらしい、デス。




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さて昨日自民党新総裁に安倍氏が選出されました。

昨日、今日の新聞は自民党総裁選がらみに相当なスペースを割いて
いて、どシロウトの当方など口を挟む余地はないし、そんな力量も
ありません。


ところで、今日の新聞によりますと昨20日、自民党総裁選の投票日
に、民主党・小沢代表は自衛隊機で菅代表代行とともに、太平洋戦争
の激戦地・硫黄島を訪問していたと小さく記事になっておりました。

なんでまた、こんな日に?

素朴な疑問を感じましたが、記事によると民主党内にも同様の疑問の
声が出ている、とあります。(9月21日付読売)


硫黄島では、戦没者の碑や、「医務科壕」などを視察し「激戦の地を
目のあたりにして、戦争の悲惨さを肌で感じた・・・・」と記事に
ありますが、今回の訪問は菅氏が「代表再選が決まると、人事の話で
マスコミがうるさくなる。一緒に硫黄島に行きませんか」と誘った
のがきっかけ(同読売記事)、とか。

いやはや、<軽い>なあー、とつくづく思いますね。



今日はまた、なぜこんなブログなの??というお声もあるかも知れません。
実は、19日付当方ブログに書いたのですが、『散るぞ 悲しき 硫黄
島総指揮官・栗林忠道』梯久美子著 新潮社という本を19日に読んだ
ばかりだったもので、民主党の小さな記事にも目が留まり、毒つく気に
もなっているわけです。
 
当方ブログ:9月19日付 『今日進行形のこと』


梯氏の本によると、日本軍側死傷者数2万1152名。米軍側2万
8686名。うち戦死者数は日本軍2万129名、米軍6821名と
いう。太平洋戦争史上でも稀有の大激戦地。
米軍上陸前に日本軍の稼動可の飛行機が20機もないなか、上陸直前ま
で、拡張工事をしていて、上陸後も飛行場の争奪戦が両軍を激戦に導い
たといいます。

今回の小沢代表が降り立った飛行場は元山飛行場のはず。

この飛行場を奪取した米軍は、当時滑走路の整備・造成を急ぎ、日本兵
の遺体を回収しないまま、その上にアスファルトを敷いたといわれて
います。
昭和43年に、硫黄島を含む小笠原諸島は日本に返還されましたが、
その後自衛隊、及び米軍が使用している滑走路下には、いまも夥しい
日本兵の遺骨が残されたまま、といいます。

日本軍2万余のうち95パーセントが戦死の激戦地、硫黄島。
梯氏はこの本の第7章を『骨踏む島』として、書いています。

島の何処を歩いても「遺骨を踏んで歩くこと」だと。

雨水しか水がなく、休火山の島。日本軍は要塞に等しい地下トンネル網
を築いて戦ったということです。地下20mから30mの深さ、硫黄
の臭い、場所によっては80℃にも達する地熱の中、死ぬことも許され
ない激闘を戦い、必死を死にました。

地中深く潜行しているところを火炎放射器で焼かれ、あるいは爆弾に
より入り口を塞がれ窒息死、あるいは海水を穴に注ぎ込まれ溺死、
餓死、病死・・・・・。
しかも戦争末期になっていましたから、30代、40代の妻帯・子持ちの
兵士たちが大概だったのだとか。戦後、遺骨回収にトンネルに入った
方の話が出てきますが、白骨化したボロボロのキレを纏った兵士の
遺体の胸ポケットあたりに家族写真とおぼしきものが・・・・。
腐体液が滲みてしまって、おぼろげにしか判別できない写真に子ども
が写っているものがあったといいます。


いま硫黄島は、「銀ネム」の低木が多いそうです。

なぜか?

占領後、米軍が空から大量の種子をまいたそう・・・。

なぜ?

島中に野ざらしになっていた日本兵の遺体の死臭を消す為だったのだと。


縷々書いてきましたが、ぜひこの本をたくさんの方に読んで頂きたくて
書いた次第です。民主党の「一緒に硫黄島行きませんか?」が如何に
不遜で軽い行動か・・・、もうお解かり頂けたかと思います。

当方は仕事柄、あるいはマインド的にも保守の側と自覚しておりますが、
それにしても、『美しい国へ』にも参ります。
余りに情緒に走るタイトルと浅薄な中身・・・・・、
かつての大政翼賛体制、軍靴の足音へと連なった時代にも、
美辞麗句を並べ立てた流れがあったことを想起したいものです。



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 今日は理屈っぽかったから、厳しいかも・・・。
 それはそれで仕方がありませんけれど、なるべくヨロシク!!


頼みもしないウサンクサイ<ピンク系>メールにはうんざり。
毎朝の日課はその消去から始まるが、それにしてもジャマ臭い!!

皆さんも同じでしょうね。

ところでそんな中、<Ryuzu【リューズ】>というメルマガが届きます。
どなたかの本からの、気の利いたフレーズが2、3行。
最後に10行ほどのご本人のコラム。

スカスカに白場の多い、余韻を残す・・・ページ使いで、
押し付けがましくなくて、一服の清涼剤になっています。

うむ、結構元気づけられたりもしましてね・・・・・。


9月17日分は以下のようでした。



努力したら、あとは、
「なるようになってゆく」しかないのです。

ーー新井えり著
『幸せはゆっくりゆっくりやってくる!』よりー



ご本人のコラムは「添え」として目立たなく書かれておりましてね。
ですから、この箴言めいたフレーズがいいのです。
よって、コラムは割愛致しますが、周りのホワイトスペースが
余韻を生んでますし、心地よい効果を生んでいます。

ご当人のブログによりますと、コンサルタントの傍ら、ライブ活動も
されている由。メジャーデビューだって果たしているそう・・・。


ブログのタイトルに「東京⇔里山いったりきたりのマイ・ライフ」
あります。
なるほどねーー、やっぱりねーという感じでした。


一昨日だったか、新井えりさんの本に興味が湧きまして、
アマゾンに頼みましたら、相模原の本屋さんだったか、早くも
今日午前には到着。「1円」の本でしたけれど、状態もマズマズで
中身もとってもイイ本でした・・・。

新井さんは青山学院大ほかで英文学の講師をされている方といいますが、
相当裾野の広い見識をお持ちのようで、心地よい教養が本のあちこち
ににじみ出ていて、ご立派な本でした。

これを手に取って、<よし>としたメルマガ発行者サトウタカシ氏に
また好感が生まれた読後でした。

刺激し合い、吸収し合い、伸びて行くためにはいい方との「出会い」が
何より・・・とやはりあらためて思い直した今日でした。



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さて今日は、昨日の<特急シゴト>疲れもあって、ダラーーッと
してしまいましたね。

家人は、義兄の奥さんが手術ということで、11時に出たっきり帰った
のは夜9時半ごろでした。
2時予定の手術が始まったのが夕方5時過ぎから、と。

前の手術が長引いての結果らしいのですが、「約束が違うっち!!」と
騒ぐわけにも行かないですからね。

それにしても、実は義兄も入院しておりましてね。
まだ双方とも50代だというのに、土浦と水戸に離れて入院。
年老いた親がもう80歳を越えたというのにアタフタ・・・とはね。

健康にはお互い気をつけたいものです。

家人の実家のこことて、こちらはあまり立ち入っても・・・と思って
いるのですが、家人はエライ騒ぎでちょっと心配っす。

可愛そうに、それでなくとも大ハズレのちょっとおつむの弱い亭主を
抱えて、それに加えてのバタバタですからねーーー。



さて、亭主はといえば、先日図書館から借りていた本『散るぞ悲しきー
ーー硫黄島総指揮官・栗林忠道』梯久美子著という本を夕方から読み
始めましてね、今日中に読み切ろうとダッシュしております。

ブログもお休みするか?ぐらいにダッシュしていたのですがね。
結構本は借りるのですが、初めて自分の後ろに予約待ちの方が2名も
いる本に出くわしました。

確か新聞の書籍広告を切り抜いていたな・・・、と思い出しまして
今見てみましたら、8月9日の新聞広告。

なるほど、2005年7月に初版が出てから今年4月に10刷という。
部数で「10万部突破!!」と広告にある。梯氏はこの本で第37回
大宅壮一ノンフィクション賞受賞という。

広告のメインコピーに<決して忘れてはならない日本人の姿がここに
ある。><硫黄島の総指揮官・栗林忠道は、なぜ「玉砕の美学」を
拒否し、徹底した持久戦を選んだのか・・・・。>

丹念に調べ上げ、抑制を効かせた文体で梯氏が今の世に問うたものと
は、とうに日本人が風化させて来ているもの。これでいいのか?
現代の日本人の鼻先に突きつける、歴史を掘り起こしての渾身のドキュ
メント。

氏は言う。「現在の日本では知る人の少ない硫黄島の戦いが、米国では
”Battle of IWO JIMA”として語り継がれている・・・・、また米軍人
の間でいまも"General KURIBAYASHI"の評価が非常に高いことを知った」

「2003年5月、ブッシュ米大統領はイラク戦争終結を宣言した演説の
中で『(イラクでは)ノルマンディ作戦の大胆さと、硫黄島での高い
勇気が示された』と兵士たちを讃えた。半世紀以上の歳月を経てなお、
アメリカにとって硫黄島は、戦場における勇気と勝利の象徴であり続
けている。」という。

そして、アメリカをして今なお指揮官中の指揮官と言わしめ畏怖と敬意
の念で高い評価を与えさせているのが栗林忠道なのであった。

さてあと70ページあまり、読み終えねば・・・。
『散るぞ悲しき』梯久美子著は新潮社刊。1500円(税別)
お奨めです。




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 今日は理屈っぽくなりましたから、下がるかな??


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日本自然保護協会・自然観察指導員
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日本森林学会会員
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茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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