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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今朝は、雨戸を開けながら外を見ると「アララ・・・!?」と声を出すほど、
秋めいていて、ビックリ。

日中もまさか、日向に出れば、ジリジリの太陽は変わらないが、どこか
清涼な秋の空気の匂いがした。



業務には追い捲られてはいるのだが、先週から今週にかけては、輪郭
が掴めた思いで一呼吸・・・・。

で、新聞の文藝欄にも、久々眼を通す気分になった。

「毎日歌壇」(8月26日(月)付)、「毎日俳壇」(同)掲載の投稿作品全
部を読んでみたが、次の短歌に「ププッー。」っと笑ってしまった。

●ビール購へば八十歳なれど成人の証パネルにタッチさせらる
 (富田林市 竹内 治枝    /米川千嘉子・選)

元気なおばあさんのようですが、超高齢社会の現代では、スーパーで
材料を買って料理し、材料・料理両方の余りを出すムダよりか、食べる
分 だけ、コンビニで買ったほうが余ほど経済的なんだそうですね。

それから、旦那さんもすでにいない独居暮らしであるのでしょう、誰に遠
慮 がいるでなし、ついでに、気ままな晩酌のビールも買ったら、「(年齢
は)見りゃあ判るだろうが・・・・。」と思ったのだが、店員に言われるまま
「ハイハイ・・・」っと、「成人の証パネル」をタッチしたんだそうで。

当方思わず 「プフフ・・・・・。」 元気が何よりですよね。



もう一首、同欄から。

●喘息に苦しむ老いに薬持ち星降りやまぬ道をいそげり
 (秋田市 山田 愁眠     /篠 弘・選)

これは、篠 弘氏の【評】欄をそのまま写してみます。
『薬局を経営する作者。閉店後も顧客に薬を届ける場面。土地に根ざして
生きる、責務といったものが感じられる。』
(篠・弘 毎日新聞 2013年8月26日(月)『毎日歌壇』より)


この日の同紙文芸欄は、コラム2編もなかなか読ませましてね、読んでは
命の洗濯が出来た気がしたな。

●短歌月評 大辻 隆弘「大人の歌」   (歌人)
詩歌の森へ 酒井 佐忠「文体に徹する虚子論」 (文芸ジャーナリスト)



ま、そんなで、今日は文芸欄に目を通した話を書きましたが、日頃にも
テレビのドキュメンタリー番組やら、素人さん参加番組などを、自分が
生来根っからの<物好き>なこともあって、良く観ている。

最近膝を打ったのでは、新聞のコラムで山田昌弘中央大学教授が書いて
いた記事中(山田教授は、成人後も親と同居し続ける未婚者を『パラサイト
・シングル』と命名したり、「婚活」の造語を流行させたことでも有名。)で、
『仕事と娯楽を兼ね、長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」(朝日放送)を
欠かさず見ている。』(2013年8月14日(水)付毎日新聞『くらしの明日
・私の社会保障論』中で。)を読んだ時だ。同紙のコラムは、この引用した
文章が冒頭文となって始まっていた。

行政書士仲間でも「新婚さんいらっしゃい!」を見ている人は結構多いよう
だが、離婚問題やら相続問題を扱う中では、出演者を通して人間観察には
なかなか有用な番組なのだ。

次に、鈴木宗男に絡む疑惑で逮捕・起訴、その後外務省を失職し、今では
幅広い文筆活動をしている佐藤優氏。硬派論壇で独自の位置を占めている
が、最近、ある週刊誌の人生相談のページでその彼が「回答者」をしている
のを見てビックリ。

正社員だった会社をイジメで退職し、非正規のパート労働により、年老いた
両親を養いながら家賃8万だか10万円だかの貸家生活で、困窮の暮らし
ぶりをどう打開すべきか?そういった内容の相談だった。

『インテリジェンス人間論』『共産主義を読みとく いまこそ廣松渉を読み直す』
などお堅い著書の数々、しかも著作数の洪水のような勢いには圧倒されるが、
その佐藤氏が、上のような人生相談の回答者もしていたとは!?


詳しくは忘れたが、「まずは、出費を少しでも抑えるために、住宅は公営住宅
の申込みをなさい・・・・。」から始まり、「世の中で、苦労をしているのはあなた
だけではありません、是非頑張って下さい。」と答え、最後に、薬丸岳さんの
小説『友罪』を読まれたらイイでしょうと補足も。「この小説を読めば、きっと力
が沸いてきますよ。」


当方もこれを読んで、すぐ『友罪』を取寄せてみたが、523ページの長編小説
のため、まだ未読のまんま。佐藤優氏の著作数はもの凄いのだが、それにも
増して、読書量も半端じゃないのだろう。地道な市井の相談にも、真面目に答え
ている姿勢に、あの人相を越えて非常に好感を持った。


及ばずながら、日夜努力をして行かねば・・・・あらためてそう思ったことだった。



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 8月24日(土)のフジテレビ、午後7時からの「めちゃ×リアル合体!」の前半
 1時間は、自衛隊の戦車、潜水艦など現有兵器の実写レポート。
 スタジオのひな壇には芸能人ズラリのバラエティ番組であったが、自衛隊の
 兵器にバカの一つ覚えのように「カッコいい!」の連発。マニアだという50が
 らみの俳優の喚声が際立ったが、見ていてイヤになった。

 終戦の3日後、突如ソビエトのスターリンは北千島への侵攻を開始。どういう
 戦いになったのか?■上原 卓『北海道を守った占守島の戦い』祥伝社新書
 読まなけりゃと思いながら、日一日過ぎて行く・・・。

 南海の小島で、70日間に及ぶ激戦の末、アメリカ軍に死傷者1万人以上と
 いう犠牲者を出させ、損害率40%という最大の損害を与えたペリリュー島
 守備隊。ウチの父なども親類を送り出すとき「マサやん、(父親の名:春政)
 じゃ俺行くぞ・・・・・・。」が最期の別れの言葉になったと云う。
 我が郷土の部隊水戸二連隊が中心となった守備隊は、70日間の激闘の末
 玉砕して果てた。小島襄『天皇の島』が記録文学として名高いが、■船坂 弘
 『ペリリュー島玉砕戦』光人社NF文庫 が今日到着。
 この8月の水戸からのNHK地デジ放送で、筑西市の慰霊祭の模様が報道
 されていた。水戸二連隊のゆかりの遺族は県内全域になるのかも知れない。

 「戦争を知らない子どもたち」であっても、歴史を知り、今後の将来の道筋を
 真剣に見つめねばならない、と思う。 
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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