ケニアでは女性はロバ以下でした、とか言うけれど・・・。

８月３０日（金）夜に観たテレビ、『世界の村で発見！こんなところに日本人』（テレビ
朝日）でのこと。


ケニアの先住民族の村で、ひとり、ＮＰＯ活動で食料支援などに取り組む日本人女性
の姿を追っていたが、彼女はバツイチで、今は娘との二人暮らしとのこと。

ケニア人男性と結婚したらしいのだが、別れたワケを訊いて見ると、ケニアの現地は
「男尊女卑」著しく、彼女曰く「女はロバ以下でした・・・・・。」

ここまで読んでいただいた上で、ある交通事故の相談事例を以下に引いてみます。



●ドライブデート中に交通事故！助手席の彼女にも責任あり？
（マイナビニュース　２０１３／０８／２７）

詳しくは、上記の記事でアディーレ法律事務所の篠田恵里香弁護士が詳しく回答して
いますから、それを読んでいただくこととします。

で、例えば、対向車を避けようとして左側方に寄り過ぎ、田舎道のアスファルトのエッジ
で左の前輪・後輪ともパンクさせてしまった同僚の車の助手席に座っていたり、業務
で関係先へ向かう途中、スピード違反で捕まってしまった同僚の車の助手席にいたり
しても、何かこう、お尻がムズムズするような、良心の呵責に問われたりすることがあり
ます。

厳密に言いますと、上記の、特にスピード違反の場合など、篠田弁護士が言うように
「共同不法行為（民法７１９条）」にあたるのでしょうか。
ただ、乗っていただけであっても、運転者の罰金に同乗者として負担義務が生ずるの
かな。


その伝で行くと、引用した事例では、単に通勤途中などでの「好意同乗」を超えて、彼
・彼女のドライブ中のことだから、彼女の「負担義務」の心理的圧迫度合は、さらに大き
なものがあったことは、容易に想像出来ます。


しかし、厳密には「共同不法行為」に問えるものかも知れないが、社会的常識上では
有り得ないでしょう。これも弁護士が言うように、「ふざけて運転の邪魔をした」とか「暴走
を煽った」とか（篠田弁護士）、「ＡＶまがいの行為を運転者にした」ということでも無い限り、
助手席の彼女の過失を問われることはないと思われます。


彼女に惚れた弱みがあって、「（きちんと吸殻などを注意していなかった）お前のせいで
事故った・・・・！」と言われ、ドギマギしているようですが、まともな男は、こんなシミッタレた
言いぐさはしない。

弁護士さんも最後に「事故を彼女のせいにするような彼とは、即別れたほうがいい」と
言っていますが、『惚れられている』といううぬぼれから、こんな言いぐさをする男とは、
ドギマギするだけアホ。さっさとオサラバするべきだと、当方だって思います。


「女性はロバ以下でした・・・・・。」はアフリカでのこと。この現代、民主日本で舐められて
いることはありません。
いろいろ悩みを抱える女性は多いかも知れませんが、地方自治体（例えば茨城県）に
いろいろな無料相談のコーナーが設けられていますから、そういうところへ遠慮なく
相談しましょう。




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