昨日、青梅の収穫をした

今日アマゾンから届いた本、奥付けを見ると朱色の角印で「○京大学図
書館蔵書」と押されているではないか？
 
な、何たること？　と思ってよくみると、黒インクのマル判で＜廃棄＞のス
タンプも押してあった。

ホッ・・・・・・・・。
大学図書館の蔵書を横流ししたものではなかった。
 

しっかし、2012年1月初版の本を大学図書館が、＜廃棄＞処分してしま
うというのはどういうことなのか。
予算で購入したものではなく、出版社から贈呈されたもので、雑本扱い
の上、冷たく放り出されたものなのか？

ちなみにその本、■伊藤千尋『辺境を旅ゆけば日本が見えた』（新日本
出版社）という。
結局当方が引き取ったわけだが、どんな事情で、どんな旅をして来たも
のか。



昨日は、ウチの庭にある唯一の＜成りものの木＞、梅の実を家人と収
穫した。

所有する宅地だってネコの額ほどなのだが、それより何より、若気の至
りで、「土地からの果実」を得るという副産物狙いの根性が好きでなかっ
たというのがあって、成りものの木は一切シャットアウト。

実が獲れるのは、この梅ノ木だけだ。


梅雨らしく曇天の午前、青いビニールシートを敷くまでもないと三脚に登
って手捥ぎの作業で始まったが、思いのほか枝葉が繁茂し良く見えない。

青梅を捥ぐ前に、今度は枝払いなど始まると、午後からは晴れ上がって
気温も上がったこともあり、普段遣り付けない農作業？に汗まみれ。目
の中まで汗が染みて散々だった。

さらに一旦始まると、サツキの生垣の伸び放題なのも気に掛かかりだして、
その剪定作業まで。
そんなこんなで、結局は夕方7時前までアウトドアな一日を過ごした。


そんなで今日は、身体の節々が痛み、何かギゴチ無いロボのような動き。
遣り付けないことをやると、覿面、身体に跳ね返る年齢なのだと、ひしひし
感じた今日だった。
 
ただ、適度な運動が脳にも良いことは、肌身に感じますな。
放って置いたある作業を、昨夜など自分でも驚くぐらいテキパキとやって
しまったりして・・・・・、自分でも驚かされました。

　　　●青梅の臀（しり）うつくしくそろひけり　　　　　　　　室生犀星



上の俳句は、講談社版『カラー図説　日本大歳時記・夏』から引いたが、
角川書店編『合本　俳句歳時記　新版』の＜青梅＞の項の導入文がいい。
「五月から六月にかけて、梅の実は急速に育ってくる。まだ黄熟しない、
木になっている梅の実は美しい。」（同書）

梅ジュースにする段取りで、家人が進めているが、玄関の上がり框に
まだ青々とした梅の一ザルが今夜もある・・・・・。
 


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 今日、映画のレンタルソフトを返却して、新規には借りて来なかった。

映画は劇場公開から邦画で2年、洋画は3年だったかな、テレビでの
放映が解禁されるのだが、ここのところ、新旧織り交ぜて興味を引かさ
れるのが続々テレビ放映されている。

リアルタイムで観るのは何かとロスが多いもので、後で録画を観るように
したいと録り溜めるたものが、テレビの録画機能を詰らせているもので、
今週はそれを観ることにしたのだ。

古いのでは『タクシードライバー』を最近観てなかなかに良かったもので、
テレビもバカには出来ない。

バラエティ番組などでイキがっている井筒和幸監督の、『パッチギ！』も
先日放映されたが、未見なもので今週消化しよう。前に彼の作品『のど
自慢』を観たことがあったが、何じゃコレで終わった。
数々の舌禍事案もあるがイキがりオヤジのお手並みは？、さて『パッチ
ギ！』がどんなものか？