この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日は太宰治を偲ぶ桜桃忌だった。
ウチで購読している新聞2紙のどれにも、もはや、その記事のカケラさ
え出ていなかった。
そういう自分も、少女趣味など持ち合わせていないもので、6月19日
がそうだとは、まるで記憶さえなかった。
時代は目まぐるしく変り、日常の暮らしの些事に追われる毎日だ。
知ったのは、毎日新聞6月17日付コラム『余禄』欄のお蔭だ。
●毎日新聞 余禄 (2013年6月17日付)
コラムは、太宰の「お伽草子」所収の「カチカチ山」に触れ、世界文化遺
産登録間近かの富士山にも触れている。
太宰の「カチカチ山」を読んだことがなかったから、ネットの青空文庫で
探してみたら、楠山正雄の「かちかち山」、芥川龍之介の「かちかち山」
は出てきたが、太宰の「カチカチ山」は出て来なかった。
太宰のは、「お伽草子」を引くと、その中に所収となっていた。
土台、民話の「かちかち山」そのものを忘れてしまっていたから、楠山正
雄の正調?「かちかち山」が話を思い出すのに大変役立った。
太宰が「カチカチ山」で触れているが、おじいさんが留守中にたぬき汁に
なるハズのたぬきが、おばあさんを殺して「ばばあ汁」にしてしまったとは、
子供用の昔話としては、確かに怖い話ではある・・・・。
ウサギを冷酷な美少女に、たぬきをお間抜けな中年男に作り変えて、元
の筋書きだと精々A4用紙6枚ほど(楠山正雄作)の話をA413枚ほどに
も膨らませグダグダとした書きっぷりで、くどいったらない。
しかし、芥川のA41枚半の絵画的幻想風景よりか、やはり、このグダグダ
がいい。
昨年の6月19日の拙ブログ記事は、<今日は「桜桃忌>というタイトルで
身内の葬儀で行った三鷹市・禅林寺で、太宰治の墓に立寄ったことを書いた。
昨年の手帳を繰ってみたら、昨年の6月19日も天候は雨。
「台風4号」ともメモってあり、期せずして今年とまるで同じだ。
●拙ブログ<今日は「桜桃忌」> (2012年6月19日付記事)
今年の今日も、一日降ったりやんだりの天候で梅雨らしい一日だった。
しかも同じ台風4号が近いづいていてソックリだ。
太宰の桜桃忌は、やはり、雨が似合う。
作家が入水した日の玉川上水も、雨で増水していた時期だったらしいが。
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上記にご案内した昨年の拙ブログに、青空文庫「富嶽百景」太宰治を
リンクしてあるが、このブログを書く前にMy青空文庫ファイルでこの
小説を再読してみた。<富士には月見草がよく似合ふ・・・・>作家
昭和14年の作。
昨年も書いているが、松たか子主演の映画『ヴィヨンの妻~桜桃と
タンポポ~』は、劇場で観た後、テレビ放映を録画していたが、録画
余白不足で泣く泣く消去してしまった。終盤のシーンで、詳しくは忘れ
たが、堤真一が扮する高利貸しを銀座のビルに太宰の奥さんの松
たか子が訪ね、2階から1階出口へと階段を下りるシーンが出て来る。
その階段は、旧茨城県庁・三の丸庁舎入口の階段がロケ先。
太宰にはまるで賛成しないが、健気で黒目がちの大きな目の松が素
敵な映画だった。
ウチで購読している新聞2紙のどれにも、もはや、その記事のカケラさ
え出ていなかった。
そういう自分も、少女趣味など持ち合わせていないもので、6月19日
がそうだとは、まるで記憶さえなかった。
時代は目まぐるしく変り、日常の暮らしの些事に追われる毎日だ。
知ったのは、毎日新聞6月17日付コラム『余禄』欄のお蔭だ。
●毎日新聞 余禄 (2013年6月17日付)
コラムは、太宰の「お伽草子」所収の「カチカチ山」に触れ、世界文化遺
産登録間近かの富士山にも触れている。
太宰の「カチカチ山」を読んだことがなかったから、ネットの青空文庫で
探してみたら、楠山正雄の「かちかち山」、芥川龍之介の「かちかち山」
は出てきたが、太宰の「カチカチ山」は出て来なかった。
太宰のは、「お伽草子」を引くと、その中に所収となっていた。
土台、民話の「かちかち山」そのものを忘れてしまっていたから、楠山正
雄の正調?「かちかち山」が話を思い出すのに大変役立った。
太宰が「カチカチ山」で触れているが、おじいさんが留守中にたぬき汁に
なるハズのたぬきが、おばあさんを殺して「ばばあ汁」にしてしまったとは、
子供用の昔話としては、確かに怖い話ではある・・・・。
ウサギを冷酷な美少女に、たぬきをお間抜けな中年男に作り変えて、元
の筋書きだと精々A4用紙6枚ほど(楠山正雄作)の話をA413枚ほどに
も膨らませグダグダとした書きっぷりで、くどいったらない。
しかし、芥川のA41枚半の絵画的幻想風景よりか、やはり、このグダグダ
がいい。
昨年の6月19日の拙ブログ記事は、<今日は「桜桃忌>というタイトルで
身内の葬儀で行った三鷹市・禅林寺で、太宰治の墓に立寄ったことを書いた。
昨年の手帳を繰ってみたら、昨年の6月19日も天候は雨。
「台風4号」ともメモってあり、期せずして今年とまるで同じだ。
●拙ブログ<今日は「桜桃忌」> (2012年6月19日付記事)
今年の今日も、一日降ったりやんだりの天候で梅雨らしい一日だった。
しかも同じ台風4号が近いづいていてソックリだ。
太宰の桜桃忌は、やはり、雨が似合う。
作家が入水した日の玉川上水も、雨で増水していた時期だったらしいが。
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上記にご案内した昨年の拙ブログに、青空文庫「富嶽百景」太宰治を
リンクしてあるが、このブログを書く前にMy青空文庫ファイルでこの
小説を再読してみた。<富士には月見草がよく似合ふ・・・・>作家
昭和14年の作。
昨年も書いているが、松たか子主演の映画『ヴィヨンの妻~桜桃と
タンポポ~』は、劇場で観た後、テレビ放映を録画していたが、録画
余白不足で泣く泣く消去してしまった。終盤のシーンで、詳しくは忘れ
たが、堤真一が扮する高利貸しを銀座のビルに太宰の奥さんの松
たか子が訪ね、2階から1階出口へと階段を下りるシーンが出て来る。
その階段は、旧茨城県庁・三の丸庁舎入口の階段がロケ先。
太宰にはまるで賛成しないが、健気で黒目がちの大きな目の松が素
敵な映画だった。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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