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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日、交通事故「通勤災害」について調べ物をした話を書きました。

取敢えず図書館から本を借りて・・・、とも書きましたが、安直に
本を借りて、それで仕事を済ませる。こういうスタンスは嫌いなもの
で困るんですよねー。

今回だって、知り合った本の中からやはり手元に置いとかなければ、
と思った本は、しっかり発注してしまったのでした。

だもの、本が増えるばかりで、挙句に今度仕事が来た時には、それが
見つからないハメになる恐れもあります。

困ったもんだ・・・・。

でも、読書論の類を読みますとね、大概、本は自分で買うもの!と
書いてありますし、経験則からしても、この論に大賛成の方ですから
痛し痒しーーーーーーーですな。


ところで、今回図書館に行った折りには、労災保険の本を探しに行った
のですが、金子みすゞの本にも目が止まりました。

最近の図書館、予算が削られていると見えて、かつてなら「入荷本」の
コーナーがありまして、大分重宝したのですが(新刊に目を通して
それから自分で買う。),今では新刊はほとんどなく、従来からの
所蔵本をテーマでチョイスして陳列していることが多くなりました。

ま、そんな訳で、普段書棚の文学本の前など行くわけもないのですが、
目にとまる場所に「金子みすゞ」が出ていて、出会うことにもなりました。

最近でこそ、テレビドラマにもなったりして、少しは発掘されて来た
方ですが、1930年(昭和5年)に26歳の若さで自死した童謡
詩人です。
「大漁」という詩、ご存知の方も多いでしょう。
      ☆★☆「大漁」 金子みすゞ
○借りた本
■『金子みすゞ童謡集 このみちをゆこうよ』JULA出版局
■『ことばの花束 金子みすゞのこころ 矢崎節夫ほか』佼成出版社

「ことばの花束 金子みすゞのこころ」に<寂しさを噛みしめて全て
を肯定する>と題して、漫画家里中満智子さんが書いています。
「      シラス一匹が残せない私
    ------<略>--------------
 私自身、小さいころから食べ物を残せないんですよ。魚一匹一匹
 を見てると、特にシラスとか、確かに体は小さいかもしれませんが、
 それも命ですよね。ただ生まれてきて、人間の勝手で捕らえられて、
 しかも食べ残されて、捨てられる。とんでもないことですね。だから、
 ああいう小魚も一匹も残しちゃいけないと思って、プレッシャーを
 感じてしまいます。
    ------<略>--------------  」


漁業で獲れたイワシ、しかし一匹一匹のかけがえの無い命に思いやった
視点、その天才性には驚くばかり。時は大正15年のことといいます。

里中さんのシラス一匹・・・・も判るなあ。



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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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