「続ける力」を読んで。

隣県の、懇意にしていただいている行政書士さんの今朝のブログ。

＜昨夜は、別れたカミサンから電話がありまして、毎日、このブログ
読んでる、ってんです。もーね、別れた亭主のブログ読んでどーすん
のよ、って聞きたくなりました。＞

結婚していた頃には「ウチの亭主、バカなの。だって、あのそのまんま
東と同級生だったのよ！」なんて周りに言っていた奥さんだった、と
その先生から聞いた時、ヒトんちのこととは言え、コチトラ腹立ちまし
てね、聞いただけでむかっ腹立ったものでしたが・・・・。



ま、夫婦の機微は（＆元夫婦の機微も、ですが。）、他人様には解か
りませんね。

でも、読んでくれるなんて、イイとこあんじゃないですか？



ウチなんてね、ブログ開設してから３年近くなりますが、たったの
１回キリっすよ。
後は、「読んでよ・・・・」と言ったって、ただの一回だってありま
せん。
娘だって、そう。
「いっつも、忘れるんだよね・・・・。」とか何とか言って、
母娘で同盟でも結んでるように、読んでくれたことがありません。


それでも、品行方正・清純なまま、グレもしないで何とか
続けて来れているのは、皆様のおかっげっすよ。



さて、昨夜読んだ本。
■伊藤真『続ける力　　仕事・勉強で成功する王道』幻冬舎新書

１時間ほどで読了。別に新味があることが書かれている訳でもなくて、
ザッと読めてしまいました。
伊藤さんとは、ご存知の方も多いと思いますが、今を時めく伊藤塾の
塾長。しかも＜カリスマ＞がつく塾長ですよね。
ただ、「真の法律家の育成」という信念と実践には、頭が下がる思い
が募りました・・・。
この本の＜おわりに＞に、この人の誠実さとその哲学が象徴されてい
る一文がありますので、少し長くなりますが引用しておきます。


　　『人間は誰もが必ず死ぬという「結果」がわかっているからとい
って結果どおりに早く死んでしまえばいい、とは誰も思いません。
子孫を次世代に残すという生物としての機能を果たし終えたあとでも、
まだ多くの人間には命が残されています。
　　このように考えると、人が生きることの本質は、結果を残すこと
にあるのではなく、コツコツと時間をかけて生命現象を継続させて
いく、そのこと自体にあるとはいえないでしょうか？人間は「結果」
ではなく「プロセス」に意味を見出さずにはいられない存在なのです。
　「続ける力」とは、そんな根源的な充実感・達成感を享受するため
に、私たちすべての人間のＤＮＡに刷り込まれた力なのだと、思わず
にはいられません。』（伊藤真『続ける力』幻冬舎新書　２００８．３）


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　今日は、県行政書士会の総会。大したことをした訳でもないのですが、
　結構疲れましたね。
　執行部の一人として、事前質問書への答弁も致しましたが、１３０人
　ほどの行政書士を前に、説得力ある答弁をする・・・。
　為に、ルックス、声の抑揚、答弁の構成・・・等細心の注意を払いま
　した。やがて、１０００人の聴衆を前にも役目を果たす、その時のた
　めに、を思いながら。
　＜明日の姿は、必ず今この時に内包している・・・＞これを信じて。