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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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当方のブログは、毎日完結読み切り型で、翌日に持ち越さない
主義で書いていたのですが、生来の怠け癖のボロを出して、
昨日はハンパで終わってしまいました。

面目ない・・・・・。


で、桜木紫乃さんの作品『ホテルローヤル』を手に入れ、読み始
めたのでしたが、昨日リンクした毎日新聞『余禄』にもあるように、
開いた一編目が「シャッターチャンス」というタイトルで<投稿用の
ヌード写真を撮影する恋人たち>。
二編目は「本日開店」というタイトルの、北国にある漁業斜陽の
港町、そこの小さな寺のおかみさんが、寺の檀家縮小の中で、
檀家総代に身を任せて<お布施>をいただく切ない話。

あらら、ダイレクトのセックス描写はないながら、なかなか女性作
家ながら直球勝負の短編が続く・・・・。


ケッ!?
先の毎日『余禄』氏が書く<全編にもの悲しい雰囲気が漂う。
あまりうまくいかない登場人物たちの人生が、抱きしめたくな
るほどにいとおしい。生活に重みがあって、切なく迫ってくる
のだ。>
(2013年7月24日付毎日新聞 余禄欄)と、エライ高
い評価の持ち上げようだが、自分的には、読み始めてみてはこれ
には同調できなかった。



奇しくも、同じ毎日新聞7月28日(日)の「今週の本棚」欄には、
その他の本に混じって書評されていた本2冊が異彩を放っていた。

書評者は記者だと思うが署名が(凌)という文字の■上野千鶴子著
『<おんな>の思想』(集英社インターナショナル)と、磯田道史書評
の■井上章一編『性欲の研究ーエロティック・アジア』(平凡社)

前述の本の紹介者(凌)氏が言うには、フェミニズムに共感まではと
もかく、「セクハラ問題を自覚しない<おとこ>たちが少なくないのは、
いかがなものか。」とノッケからえらい挑発的書き出しで、この本の性
差別などの議論を面倒くさいと思うかどうかが<おとこ>の試金石に
なると断じている。
『思想などなくても、ひとはセックスし、孕み、産む。それを自然であり
本能であると言い放つのは、思考停止と怠慢というほかない』こうい
う発想しかできない<おんな>なら、それも同罪なのだと、メチャクチ
ャ戦闘的だ。

2冊目の本の評者・磯田道史氏は『あたりまえのことだが、性欲の
研究は人間にとって根本的に大切なことである。なぜなら、性欲が
なければ人間は生じない。』と書き出し、日本の性欲研究の先駆者
を紹介した後、この本の編者・井上章一について、『性欲という透視
装置で時代をながめ人間と文明の本音にせまろうとしている』と書く。

反日デモの中国人が掲げていた「釣魚島はわれわれのもの。蒼井
そらはみんなのもの」 のプラカードも、『「そこへ目をむければ、一般
的な歴史とはちがう、まっ たく別の歴史像もうかびあがってくるので
はないか」(井上氏)、ずばりと本質が突かれている。』とは磯田氏
の指摘。
磯田氏は『ともに性欲をもった人間という生物レベルにまで視座をひ
けば、 (中略)ナショナリズムの激化も自由にながめられるにちがい
ない』そして 最後の文で「性欲の研究」は、『人間を直視しようとする
まじめで誠実な学問である。性欲を考えに入れない歴史文化研究は
土台のない建築に等しい』 と締めている。


フェミニズムの闘士の本と「性欲の研究」の書評記事を見て来たが、
それにしてもなァ・・・と思う。

『・・・・ふたりが繋がった部分に向けられたカメラから、シャッターの音。
 もう数を数えることができなかった。』(桜木紫乃「ホテルローヤル」から)


どうなんだろ?当方は例えば藤沢周平のように、そこはかとない余韻に
浸れるのがイイ作品と思うのだが。


●【女性の下ネタ】男性が許す下ネタと、許さない下ネタの違いは?
 (マイナビニュース・キャリア   2012年12月21日発信)





テレビの韓国歴史ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』は、いよいよ
今週に最終回を迎える。チャングムが王様の命により、王の侍医
に指名を受けるのだが、王妃、大臣など宮廷こぞっての反対の嵐。
理由は、男尊女卑の歴史のなか<女だからダメ>の大合唱なのだ。
現代人の当方としては、これには首を捻るが、一足飛びに【女性の
下ネタ】には、どうにも、引いてしまいます。

そんなわけで、『・・・・ふたりが繋がった部分に向けられたカメラから』
(「ホテルローヤル」)のような小説に、どうも、ページをめくる気がしなくて
頓挫。


<蒼井そら>には、当時のニュースに、キョトンとしてしまった。今では
追い込みかけていて、先日の中止になった隅田川花火大会時に、びし
ょ濡れになっても現場中継した高橋真麻アナに立った2チャンネルのスレ。
吉沢明歩ちゃんの名前が書かれていた時、<判ったもん>な。
ああ、勉強の日々は続くのだ・・・・・。




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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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