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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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私の好きなことわざに『犬も歩けば棒に当たる』がある。
もうことわざ中のことわざ。使い古されてボロボロ、手垢べったりの
ことわざの典型といってもいいものだ。

本来は、犬もあちこちうろつくから、人の振り回す棒に当たって叩かれる
ことになる・・・・・、よって、なまじ出しゃばるとろくなことには
ならない。がその意味という。

また一方、何もせずにじっとしているより、行動することで、思いがけ
ない幸運に巡り合うかも知れない、という使われ方もある。

私は、この後者の意味でこのことわざが好きなのだが・・・・。

さて、前置きがエライ長くなってしまった。

今日は日中、バタバタ外出をしていたため、BROGモードへの切り替え
がギクシャクだ。


さて「犬も歩けば棒に当たる」だが・・・・・・・・、
先日『後遺障害にも絶対負けない! 交通事故損害賠償バイブル』
(柳原三佳著*情報センター出版局)なる本を買ってみた。
大体は後遺障害の損害賠償請求の仕方で類似本もあるにはある。

ところで、その中で<目からウロコ>だったのは、コラム欄の『交通事
故後遺障害者家族の会代表北原浩一の「私が経験から学んだこと」
<裁判傍聴には多くの人を動員しよう』のこの1ページ。


私もヒマな頃、近くの簡易裁判所の傍聴に足しげく通った時期があった。
ここでも世の習いどおり、がらんとした法廷には、裁判官、書記官1名
の他は、被告、原告側各1名の合計4名のみ。傍聴席は黒田がいなければ
何時もなら誰ぁーれもおらず、気楽な稼業で済むはずが、この日だけは
傍聴人1名ばっかいるために、トンだ迷惑!!という顔されながら、
座っていたことがありました。裁判官の顔の「また、おっさん1名が
いる・・・・・。ったくもう。(邪魔臭い!!)」と思われたような
気が今でもしておりますが。


ところが、この本の北原氏が言うには、『傍聴席に「観客」が大勢いれ
ば、「見られている」という緊張感から、真面目にやろうという気持ち
が、自然に高まるのではないかと思います。(中略)ですから私は、
会のみなさんに、お互いの裁判支援を呼びかけています。(中略)
傍聴席を埋めることで、熱意を見せることはできるのです。』と結んで
いるが、実際被害者の家族から、加害者に執行猶予がつく予想が
実刑判決を下された例を紹介している。これは刑事裁判の例だが、
結果は民事裁判にも大きな影響を与えるはず、と。

簡易裁判所の民事事件であっても、いくらもない傍聴席が満席になって
注視する目があったとき、その熱意が結果に何かしら影響を及ぼす
ように感じた読後であった。


本の中にたった1ページの<目からウロコ>があるかも知れない、
そう思いながら、つい犬は歩き続けるのですよネ。
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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