この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日も暑かったですね。
水戸では水戸黄門まつりが明日まで。
そのど真ん中に用事があっても、ホコテンのため車で行けず電車で。
でも、帰りの時間にはちょうど<市民カーニバルinMITO>という45
団体、約4300人の踊りパレードの出発時間に出くわしました。
黄門様の音頭が、ガンガンがなり立てていましたが、でも懐かしかっ
たなーー。昔地元の百貨店の一員として参加したこともありましてねー。
さて今朝の読売の「地下の誘惑」という連載記事、<JR上越線土合駅・
(群馬県みなかみ町)>が載っておりました。
日本一のモグラ駅として、鉄道マニアなどそのスジにはつとに有名な
駅でして、ネットでもマニアによる探訪記の類がたくさんアップされて
います。
この新聞記事から拾い読みしてみると、土合駅は群馬、新潟両県に
またがる新清水トンネルの中にある。そう、川端康成の小説『雪国』
の有名な冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった・・・」
は、この清水トンネル(全長約13キロ)を抜けて新潟に入ったその
時の描写であるのですが。
地下ホームから地上の改札口までは、階段が延々486段。駅舎との
標高差はなんと70メートルもあるという。で、85年に上越新幹線
が開業すると、駅の乗降客が激減。平均乗降客数は36人といいます。
よって、今では当然無人駅。
昔には谷川岳への登山口として、それなりの乗降者もあったそうですが
今ではマイカー利用の登山者がほとんどで、先の乗降者数が現実。
でもね、その閑散とした駅だからして、駅で泊まるのには最高なので
す。朝の6時台に駅舎に入ると、駅のコンクリートの床に、もうほと
んど<荷物状>の物体がいくつも転がってたりします。
寝袋なら顔ぐらい出ているハズ。その物体は袋の上部も締められていて
とてもヒトが中に入ってるようには見えないシロモノなのです。
しかしてその実体は、結局ヒトの入った寝袋なのですがね・・・・。
遠方の山へ登る場合、やはり前夜までに目的の山の足元までには
着いている・・・・・、これ重要なのですが、谷川岳へ向かうなら
この土合駅宿泊はゴキゲンなのです。
風呂こそありませんが、キレイな水道水はあるしトイレも備え付け。
挙句にこの設備で宿泊料はタダなんですから・・・。
新潟に住んでいる時でしたか、部屋で単身住まいゆえ何処で寝たって
同じでしたから、結構放浪して外で寝ましたね。(但しシゴトは
ちゃんとやってましたけど。)この時は新潟から、尾瀬の群馬側入口の
鳩待峠を経て、途中雷雨に会いピンポン玉程のヒョウに打たれ(新車
のレガシィの車体に細かい無数の凹みがついてしまったのだが。)
奥利根の山峡で大小の滝を眺めながら下って、土合駅には17時頃
着いたのでしたかね。駅には誰も人っ子一人おらず、カップ麺から
ビールのつまみもろもろで、ひとり大宴会をしとりました。
先ほど尾瀬付近でやられた夕立が、この頃にはこの駅周辺でドシャ降り、
こちらは駅舎に入ってしまっていましたから平気の平左。酔いも回り
腹いっぱいにもなって、寝ようかという頃にもなって、若い3人の
男が雨宿りというか緊急避難といった風情で駅舎へ入って来ました。
「あの、外の車オジサンの?」一人が聞いて来ました。
さすがにその日、寝る段になったら<駅舎に一人寝>は気持ち悪くも
なっていたのだが、新参者の3人の闖入者がきっかけになって、早々
に車に退散。
ばりばり流浪の旅を続けるコチトラに向かって、「オジサン」はきつ
かった。
車で寝て、翌朝は土合駅の水道で洗顔し、谷川岳へと向かった。
駅舎を取り囲む山々の遥か頭上に、まだ白い月が残っていたが、今でも
土合駅の冷たい水とこの白い月が記憶の底に残っている。
今朝の新聞記事から、久々土合駅を思い出させられた。
●今日のリンク:上越線土合駅
☆グーグルなどで「土合駅」を検索すると、たくさんの関連記事が
読めます。ご興味の向きは検索して見て下さい。
鉄道マニアの方々の<無断転載お断り>の表示が妙に頑なな印象
がありましたので、それは避けました。でもいい記事が沢山。
どうぞ、直接当たって見て下さい。
水戸では水戸黄門まつりが明日まで。
そのど真ん中に用事があっても、ホコテンのため車で行けず電車で。
でも、帰りの時間にはちょうど<市民カーニバルinMITO>という45
団体、約4300人の踊りパレードの出発時間に出くわしました。
黄門様の音頭が、ガンガンがなり立てていましたが、でも懐かしかっ
たなーー。昔地元の百貨店の一員として参加したこともありましてねー。
さて今朝の読売の「地下の誘惑」という連載記事、<JR上越線土合駅・
(群馬県みなかみ町)>が載っておりました。
日本一のモグラ駅として、鉄道マニアなどそのスジにはつとに有名な
駅でして、ネットでもマニアによる探訪記の類がたくさんアップされて
います。
この新聞記事から拾い読みしてみると、土合駅は群馬、新潟両県に
またがる新清水トンネルの中にある。そう、川端康成の小説『雪国』
の有名な冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった・・・」
は、この清水トンネル(全長約13キロ)を抜けて新潟に入ったその
時の描写であるのですが。
地下ホームから地上の改札口までは、階段が延々486段。駅舎との
標高差はなんと70メートルもあるという。で、85年に上越新幹線
が開業すると、駅の乗降客が激減。平均乗降客数は36人といいます。
よって、今では当然無人駅。
昔には谷川岳への登山口として、それなりの乗降者もあったそうですが
今ではマイカー利用の登山者がほとんどで、先の乗降者数が現実。
でもね、その閑散とした駅だからして、駅で泊まるのには最高なので
す。朝の6時台に駅舎に入ると、駅のコンクリートの床に、もうほと
んど<荷物状>の物体がいくつも転がってたりします。
寝袋なら顔ぐらい出ているハズ。その物体は袋の上部も締められていて
とてもヒトが中に入ってるようには見えないシロモノなのです。
しかしてその実体は、結局ヒトの入った寝袋なのですがね・・・・。
遠方の山へ登る場合、やはり前夜までに目的の山の足元までには
着いている・・・・・、これ重要なのですが、谷川岳へ向かうなら
この土合駅宿泊はゴキゲンなのです。
風呂こそありませんが、キレイな水道水はあるしトイレも備え付け。
挙句にこの設備で宿泊料はタダなんですから・・・。
新潟に住んでいる時でしたか、部屋で単身住まいゆえ何処で寝たって
同じでしたから、結構放浪して外で寝ましたね。(但しシゴトは
ちゃんとやってましたけど。)この時は新潟から、尾瀬の群馬側入口の
鳩待峠を経て、途中雷雨に会いピンポン玉程のヒョウに打たれ(新車
のレガシィの車体に細かい無数の凹みがついてしまったのだが。)
奥利根の山峡で大小の滝を眺めながら下って、土合駅には17時頃
着いたのでしたかね。駅には誰も人っ子一人おらず、カップ麺から
ビールのつまみもろもろで、ひとり大宴会をしとりました。
先ほど尾瀬付近でやられた夕立が、この頃にはこの駅周辺でドシャ降り、
こちらは駅舎に入ってしまっていましたから平気の平左。酔いも回り
腹いっぱいにもなって、寝ようかという頃にもなって、若い3人の
男が雨宿りというか緊急避難といった風情で駅舎へ入って来ました。
「あの、外の車オジサンの?」一人が聞いて来ました。
さすがにその日、寝る段になったら<駅舎に一人寝>は気持ち悪くも
なっていたのだが、新参者の3人の闖入者がきっかけになって、早々
に車に退散。
ばりばり流浪の旅を続けるコチトラに向かって、「オジサン」はきつ
かった。
車で寝て、翌朝は土合駅の水道で洗顔し、谷川岳へと向かった。
駅舎を取り囲む山々の遥か頭上に、まだ白い月が残っていたが、今でも
土合駅の冷たい水とこの白い月が記憶の底に残っている。
今朝の新聞記事から、久々土合駅を思い出させられた。
●今日のリンク:上越線土合駅
☆グーグルなどで「土合駅」を検索すると、たくさんの関連記事が
読めます。ご興味の向きは検索して見て下さい。
鉄道マニアの方々の<無断転載お断り>の表示が妙に頑なな印象
がありましたので、それは避けました。でもいい記事が沢山。
どうぞ、直接当たって見て下さい。
PR
ようこそ! くろだのブログへ
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(04/15)
(04/05)
(03/30)
(03/22)
(03/20)
(03/18)
(03/14)
(12/19)
(12/18)
(12/05)
(11/15)
(11/11)
(10/13)
(10/09)
(09/13)
(09/04)
(09/03)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
最古記事
(04/21)
(04/22)
(04/23)
(04/25)
(04/26)
(04/27)
(04/28)
(04/29)
(04/30)
(05/01)
(05/01)
(05/02)
(05/03)
(05/04)
(05/05)
(05/06)
(05/07)
(05/08)
(05/09)
(05/10)
忍者ブログ、アクセス解析
アクセス解析
カウンター