２０１２年の水戸・梅大使決まる

先日は、都心を中心に雪が降って、交通事故やら転倒事故やら
続出で大変なことでした。

今日あたりも、午後から風も冷たいし、なにより雲行きが雪を
運んでくるような雲行き。

出張の長野で空を見上げると、日本海の雪雲の千切れ雲が流れ、
北の日本海へと続く空は、寒々しく灰黒色の雲に被われていました。

そんな昔を彷彿とさせる、午後からの空です。


さて、そういう中、水戸では２月半ばからはいよいよ「水戸の
梅まつり」の季節。
本格的寒さは今からという関東ですが、それでも、梅がほころぶ
季節の春は遠からじと、なんとはなしに和むもの。

当方など、役所への提出書類に追われ、期限の目減りを指折り
数え焦る日々でありますが、梅咲く春を待ちわびる心も残って
おります。


●水戸の梅まつり　（社）水戸観光協会


毎年１０人選ばれる＜水戸の観光大使＞（昔は梅むすめと呼んだ）
には、今年は、福島県楢葉町から水戸に避難して暮らす草野
亜弥さん（２６）も選ばれ、早くも関東地区などへ梅まつりの
ＰＲに活躍しているそう。

新聞にも紹介されていましたが、水戸に来る前にも「避難所５
ヶ所を転々とし」、今水戸では比較的安定して来たのでしょう、
応募の動機が「水戸の方に恩返しがしたい」だったと。

「過去２回の一時帰宅では自宅は人が住める状態ではないと
思いました」（２０１２年１月２２日（日）毎日記事）


昨年の水戸・偕楽園も震災の被害を受け、結局、昨年の「梅ま
つり」もウヤムヤのまま中断の憂き目をみました。


地元原住民としては、一度だって「梅まつり」に行ったことは
なかったのでしたが、今年は古女房と連れ立って行ってみようか
な、と思ったことでした。

●２０１２梅観光大使決まる


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詩人の草野心平さんも福島県の出身でしたが、当方の元同僚の
　草野さんも、毎日いわき市から日立まで通勤して来ておりました。
　「草野さん」と聞くと、やはり、福島の懐かしさを覚えますね。

　梅大使の草野亜弥さん、頑張って下さいね。

これからどうなって行くのだか？？？

昨夜のニュース、日立がテレビ生産から撤退。

ま、日立生まれの当方としては、一抹の寂しさもあるが、ウ～む、
＜モノ作りニッポン＞は一体どうなってしまうんだか？

衝撃といえば衝撃のニュース。
ビクター、ソニーなんかも、もっと早くそうなったんでしょ。
サンヨーなど胡散霧消してしまったし・・・・。

●日立および三菱、それぞれテレビおよび光ディスクの国内生産
　から撤退へ（Ｔｅｃｈ　Ｃｒｕｎｃｈ　２０１２年１月２４日）


地デジで未曽有のチャンスが訪れたと思ったら、その後「祭の後」
の大収縮！！
それにしても、アーデモナイ、こーでもない、使いもしない
機能をいっぱい付けた目くらましで、高いばかり高くて。


今年のヨーロッパの見本市でも、韓国製の新機能に比べたら
どうでもいい、＜使用者が声でデレビに話しかけると＞＜テレビ
が反応して、スイッチが切れる・・・＞とか、リモコンのスイッチ
ＯＦＦにすればイイだけなのに、そんな機能で、ヨーロッパじゃ
新味がない、とバッサリされてしまった。

デザイン的にも、韓国製に劣るという評価で、メードインジャパン
も、今は昔、世界じゃ＜スキ間風＞という。


めんどくさいことは判りませんが、東電の電気料金アップは、他の
電力会社も追随することになるでしょうから、国内生産空洞化に
さらに拍車をかけることになるのでしょう。

加えて、日本社会の高齢化の一層の進行が、追い討ちをかける。

ウチなどでも、地デジ化の折、一緒にブルーレイを買ったのだが、
それこそまだ、一度も使ったことはない。娘が帰省した時に使う
ぐらいです。ＣＭで福山雅治さんが「森の中を歩いてたり！？」で
イイＣＭでしたから買ってみたが、それっきり。

高齢化で、テレビのリモコンが「判らない・・・・」というお年寄
りの話は良く聞く。
だもの、小難しい機能は何もいらないのね、ホントは。


そんな当方だが、パソコンなどは別。
今度も必要あって、安いパソコンを探していたら、まあ、安いの
が見つかった。
一応、＜価格ドットコム＞も調べたし、ＤＥＬＬのＨＰもチェック。
でもアフターケアも必要だから、ケーズデンキ本店まで出向いたら
頃合のを見つけた。

無料相談会など外に持ち出しても平気な価格で、イーモバイルも
覚悟したのだが、売場に立つ派遣さんから耳寄り情報。
「Ｘｉ」付きの新しい携帯だと、イーモバイルに新たに契約しな
くても同じ機能を獲得出来るんだそうで・・・。

まず「Ｘｉ」が何んと読む？？？


昨日、ドコモのお姉さんに訊いてみると、＜クロッシィ＞と言う
んだそう。別に電話が出来ればイイんで、ケニアのサバンナで槍
片手に話している、ケニアのオッチャンと同じ簡素な携帯で充分
ではあるんですがね。でも、たまたまお客さんの真ん前で、携帯
出して、『生きた化石』のように思われるのもヤダもんで、ついに
スマートフォンのクロッシー付のものを予約して来ました。


さて、台湾メーカーのノートパソコンでしたが、今日函から出して
繋いでみましたが、結構イイ線です。で今後は、スマートフォンの
クロッシーと併用すると、持ち歩きも可能となりました。



娘のシングルライフスタートの時も、いろいろ一度に揃えなけれ
ばならなかったもので、冷蔵庫は、当時マユツバの半信半疑で
価格一辺倒の「ハイアール」を選びましたが、今じゃ、白物家電
の＜世界の工場＞的中国の大企業です。

台湾製のパソコンが遜色なくて満足し、家電雑貨を価格から中国製
を選んでいて、それでいて、＜ニッポンはどうなる？＞もないものだが、
愛国心だけじゃ、消費者の己れを維持できないし・・・・。
ああ、悩ましい。
一緒に買ったマウスも小さい字を見つければ中国製。ＵＳＢメモリ
ーだって、あえてＳＯＮＹを選ばなければ、大概が台湾製か中国製。

縮んでゆく日本を意識しない日は無い、今日この頃。



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　このブログは、毎日ＳＯＮＹのＶＡＩＯで書いていますが。

ひとりぐらい、こんなのがいてもいいじゃない！？

今朝の地元紙に「非常時でも本は必要」（茨城新聞）と、阪神大震災
に続いて東日本大震災でも被害に遭い、それでもいち早く立ち上がっ
たジュンク堂書店の記事が出ていた。


残念ながら、記事のリンクが引けないので、以下同様の記事を書いて
いるブログを引いておこう。

●「心に灯をともした街の灯」
　（ブログ：『ワーキングママなでしこの「世の中俯瞰してみると』）


さて、ここから話は急展開。

今回芥川賞を受賞した田中氏が、顰蹙とともに何かと話題に
なっている。
当方もあの受賞会見を見た折には、何だコイツ・・・、という
印象が強かったのだが、ひとりぐらい、こういうのがいても
いいんじゃないか、と思い始めている。

●「石原知事に逆襲」芥川賞の田中氏ノーカット会見
　　　　　　　（１２．０１．１８　ＹｏｕＴｕｂｅより）

●「友達いない」芥川賞の田中さん「慎太郎に肯定されたくない」
　（スポニチ　２０１２年１月２３日　０６：００）


今日の報道では、爆笑問題・太田が自著の出版イベントで、爆問の
田中ではなくて、芥川賞の田中慎弥さんをマネて会見を開いた
そうだが、マネであり、二番煎じもいいトコ。

爆問・太田の＜好み＞そうなネタであったが、嚆矢は前代未聞、世の
誰もマネの出来ない芥川賞・田中の芸当であった。

＜コロンブスの卵＞で、最初にあんなことがそうそう出来るもの
ではない。失うものなどカケラもない、高校を出てからバイトひ
とつしたこともない、あの「無菌状態」だからこそ出来たことでも
あろう。

ま、社会常識のイロハのイも取っ払った、「アホ」っちゃ、アホ
かも知れないが、ま、一種「痛快さ」さえ憶える仕業じゃないです
か。

社会の一切から隔離された、稀にみる非常識・・・・。


しかし、彼なりの計算もあったかも知れない。

いわゆる、シャイというのか、シニカルというのか。
世は否定的観測が大概を占めているように見えるが、何事も
＜オリコウサン＞が幅を利かす中、自分の運命を賭けて打った
大芝居の行方が気に掛かるよね。



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　出版・文化の世界は、玉石混交ごちゃごちゃ合ってイイんでしょ。
　だから、書店に出かける意味もある。

太陽がまぶしかった

昨日県内であった交通事故。
朝７時過ぎの通勤途上で、登校途中の児童の列に突っ込み、児童
３人に怪我を負わせてしまった。

警察が調べると「太陽がまぶしかった・・・・。」と。


まあ、秋口から今頃の季節は、実際朝夕、太陽がまぶしいことが
ありますね。

しかし、そんなの理由になりません。


まぶしいならまぶしいなりに、車のサンバイザーの角度を調整
するとか、サングラスを常備するとか工夫をしなければ・・・。


幸い、児童たちは軽傷で済みましたけれど、アブナイ、あぶない。


当方が昨年暮れに経験したことでは、夕方走っていると、前方車
が不審な走り・・・・・。

頻繁にブレーキランプは点くし、スピードもノロノロ。

それが数キロ続くのですから、後はたまったものではありません。


あきれ返ったのか、当方の後ろの外車が凄い剣幕で２台を一気
に追い越して行きました・・・・。


それでご本人も、ハッとしたのか、やおらウィンカーを点滅させ
て、左の路肩に停車。

追い越しざま運転席を見てみると、おばちゃんのドライバー。
軽の車は、サンバイザーが壊れているようでした。

だもの、そりゃ眩しいはず・・・・。

歩道もない田舎道ですから、路肩を人が歩いていたら一発！？


当方も、ある交通事故の被害者から相談を受けたことがあり
ましたが、その時の加害者の言い訳が「（太陽が）まぶしかった
から・・・・。」


今の季節の朝夕、万端準備をしての運転が肝要です。



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人間なんて・・・・・・・。

●平田容疑者を致死罪の適用見送り　逮捕監禁罪で起訴へ
（２０１２年１月１８日　１０時４９分　中日新聞）

公証役場事務長仮谷清志さん監禁致死事件で、逮捕監禁致死容疑で
逮捕された平田容疑者だが、実行犯のひとりではあっても、仮谷さ
んを乗せた車とは別の車を運転していたとして、致死罪を見送った
という。

ま、確かに刑法上ではそうかも知れないが、拉致後、教団施設で
全身麻酔剤を投与され、翌日に死亡。その後も焼却炉か何かで
焼かれ粉々の灰にされた被害者を思えば、「致死罪」見送りと
言われても、何とも言いようがない。


それが、以下のネット記事には唖然とさせられた。

●「老衰のウサギ気になり出頭できず」＝みとった後、年末に
　ずれ込みーーーー平田容疑者
（２０１２年１月１８日　２３時２３分　時事コム）


仮谷さん拉致監禁（以後、致死）実行には、なんのためらいも
なく関わって、「老衰のウサギ気になり出頭できず」とは。

１７年もの逃亡生活、逮捕前の大都市・大阪潜伏などでは、それ
こそ一歩も外に出ず、逮捕された時には、日に当たってないもので
＜青白かった＞と言いますからね。
日中の最愛の伴侶は、このウサギだったことが判ります。

ウサギは散歩の必要はないし、ほとんど声も発しません。
隠遁逃亡生活の唯一の＜温もり＞だったかも知れない。


それにしても、なんの罪もない人を逮捕監禁し、挙句には「消す」
ことまでに関与することになって、それでも、自からは罪を逃れ
逃げに逃げ、ウサギに情を移す・・・・・。


ま、平田だけ責められないとも思います。

テレビのＣＭで、女優の関根惠子さんが赤毛和牛を紹介するのが
流れています。緑の牧場、青い空、そして、赤毛の牛ちゃんの
アップ映像。
あのシチュエーションで、アップの牛ちゃんを見せられて、「美味
そう！！」と思います？

キャワイソウ・・・が先に来てしまいますが、ウチの家人など
「別に・・・・、変じゃない。」と言う。

そうかなあ？？？？


この間まで、世の中空前のペットブームでしたけれど、東日本
大震災以降、急に静かになりました。

人間が２万人も死亡する自然災害とはいえ大惨事。

世の風潮に「ペットどころじゃないよ・・・・」という気持ちが
現われています。


なかなか人間様とは身勝手で、偽善者丸出しの存在なんだな、
としみじみ思うのですね。


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　懸案となっていた「動物愛護管理法」が、いよいよ今年の
　６月に改正となるようです。でも、大災害の後だけに、人間
　心理が変わって来ていますから、徹底がどうなっていくのやら。

　●動物愛護管理法見直しにおける主要課題（案）（環境省ＨＰから）　

＜人間と動物の関係＞を考える方に
　■ハロルド・ハーツォグ『ぼくらはそれでも肉を食う』
　　　　　　　柏書房　２０１１年６月　２４００円（別）