ひとりぐらい、こんなのがいてもいいじゃない！？

今朝の地元紙に「非常時でも本は必要」（茨城新聞）と、阪神大震災
に続いて東日本大震災でも被害に遭い、それでもいち早く立ち上がっ
たジュンク堂書店の記事が出ていた。


残念ながら、記事のリンクが引けないので、以下同様の記事を書いて
いるブログを引いておこう。

●「心に灯をともした街の灯」
　（ブログ：『ワーキングママなでしこの「世の中俯瞰してみると』）


さて、ここから話は急展開。

今回芥川賞を受賞した田中氏が、顰蹙とともに何かと話題に
なっている。
当方もあの受賞会見を見た折には、何だコイツ・・・、という
印象が強かったのだが、ひとりぐらい、こういうのがいても
いいんじゃないか、と思い始めている。

●「石原知事に逆襲」芥川賞の田中氏ノーカット会見
　　　　　　　（１２．０１．１８　ＹｏｕＴｕｂｅより）

●「友達いない」芥川賞の田中さん「慎太郎に肯定されたくない」
　（スポニチ　２０１２年１月２３日　０６：００）


今日の報道では、爆笑問題・太田が自著の出版イベントで、爆問の
田中ではなくて、芥川賞の田中慎弥さんをマネて会見を開いた
そうだが、マネであり、二番煎じもいいトコ。

爆問・太田の＜好み＞そうなネタであったが、嚆矢は前代未聞、世の
誰もマネの出来ない芥川賞・田中の芸当であった。

＜コロンブスの卵＞で、最初にあんなことがそうそう出来るもの
ではない。失うものなどカケラもない、高校を出てからバイトひ
とつしたこともない、あの「無菌状態」だからこそ出来たことでも
あろう。

ま、社会常識のイロハのイも取っ払った、「アホ」っちゃ、アホ
かも知れないが、ま、一種「痛快さ」さえ憶える仕業じゃないです
か。

社会の一切から隔離された、稀にみる非常識・・・・。


しかし、彼なりの計算もあったかも知れない。

いわゆる、シャイというのか、シニカルというのか。
世は否定的観測が大概を占めているように見えるが、何事も
＜オリコウサン＞が幅を利かす中、自分の運命を賭けて打った
大芝居の行方が気に掛かるよね。



●人気ブログランキング　　　へ
　ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。

　出版・文化の世界は、玉石混交ごちゃごちゃ合ってイイんでしょ。
　だから、書店に出かける意味もある。