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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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ゴールデンウイークが明けた頃、出会ったこともない分野の認可
申請を調べるハメになって、急遽突貫工事でその分野の洗いざら
いをチェックする作業に2週間ほどを費やした。

土曜日には、これまた急に、ある相談業務でほぼ一日が過ぎた。


ブログの履歴を見れば、5月12日から16日も経っているじゃ
ないの!?



そんなことで昨日は、気分転換を兼ねてつくば市までひとっ走り。


国立科学博物館 筑波実験植物園で開かれていた『高山植物~かけ
がえのない高嶺の花たち~』という企画展を覗いて来た。

何せバタバタの連続で、27日(日)が最終日という日に何とか滑
り込みセーフという恰好だ。


それにしても、ま、恐竜展とかではない植物園の企画ゆえ、地味な
部類だと思われたのだが、なかなかどうして善男善女が列をなし、
結構な盛況ぶりで嬉しかったナ・・・・。



第一会場の教育棟では高山植物写真展だったが、大判のクオリティ高
い写真がなかなか惹きつけられた。
多目的温室が第二会場だったのだが、ここでは貴重な実物の高山植物
の鉢植えが観られた。
タテヤマリンドウ、マイヅルソウ、チョウノスケソウ、コマクサ、ワ
タスゲ、キヌガサソウなどの可憐な高山植物たちとご対面。
種類はもっとあったはずだが、マイ手帳にメモしたものだけを書いて
みた。


それにしても、タテヤマリンドウの花弁など小さいこと小さいこと。
花弁の長さ1センチ、直径は5,6ミリほどか。まるでミニュチュア
と見紛う。

風よけもない高山の厳しい自然に耐えて咲く花だものナ、ついその健
気さに涙が出そうになりましたヨ。

温室での展示でしたが、冷涼な「高山」の植物ですから、展示場には
冷房が懸っていて、出入口には<ドアの閉め忘れ>に注意を促す表示が
してあったのが印象的でした。


最後に研修展示館が第三会場となっていて「高山植物の紹介と解説」の
コーナーに。
今や昔と違って盗掘などは考えられないのに、高山植物の大概が絶滅危惧
種の指定になっているという。

その一番の原因が地球温暖化だそうだ。


考えてみれば、ヨーロッパアルプスでもヒマラヤでも氷河の衰退、万年雪
の消滅などが進んでいることを思えば、地球温暖化はスグに想像出来るの
だが、高山植物の生育環境の衰退でもあったわけだ。

野生動物による食害被害も深刻だが、自分の足で最適環境へと移動出来ない
植物の場合、地球温暖化が動物以上に深刻なことを今回知ることが出来た。


●『高山植物~かけがえのない高嶺の花たち~』5.19(土)~5.27(日)
          (国立科学博物館 筑波実験植物園のページから)
 





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第三会場の展示パネルのひとつに、『日本の代表的な山の標高と高山植物の生育
高度の例』というのがあり、一位に北岳3193m、二位木曽駒ケ岳2956m、
三位白馬岳2932m、四位鳥海山2236m、以下4山が続いて表示されてい
て足が止まった。

一位の北岳は登っていないが、木曽駒ケ岳、白馬岳は自分の足で踏破したし、四位
の鳥海山も新潟での単身赴任時代に五合目ぐらいまでは行った山だった。(手前に
ある山形の月山は登ったのだが、鳥海山は残念途中までだ。)

ま、いずれにしても、数ある山のうち自分が登った山がズラリ三座も表示されてい
るパネルには感慨深かった。


当時は「登り切る」ことに精一杯で、木曽駒途中の有名なお花畑など眼中になかった
のが悔やまれるナア・・・。
白馬岳などでも、朝の9時に登り始めて、山頂に着いたのが17時前の頃。
頂上直下のお花畑がこれまた有名であったのだが、単独登山の身では花どころではな
かった。



さて、前回のブログのタイトルが「花の名前」で、今日が「高山植物」と。

まるで、<お花好き>なおじさんみたいっすが、ジェンジェン。

そう、ただの偶然そうなっただけ ですから・・・・・。


<お花好き>なあなたから、メールなど来ちまいますとリンダ困っちゃい
ますから、どうぞ、そんなコトのありませんように・・・・。        
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昨日は久々に晴れ上がったと思ったら、今日の午後には曇り出し、
明日は雨の予報と、どうにもスッキリしない。

梅雨の到来も早いとかで、6月8日頃には梅雨入りになりそうと
か。


そんな中、当方は何にもした訳ではないのだが、我が家の小さな
庭の草花が代わる代わる咲いてくれて、鬱陶しい天気の中でも目
を楽しませてくれる。


ヤマブキが終わり、今年は花が少なかった生垣のサツキも終わっ
た。
今は、白いテッセンが咲いていたり、梅の木の根元近くにアヤメ
の一種やら都忘れの群生。

玄関脇には、息子夫婦が持って来てくれた母の日ギフトの鉢植え。
それから春先からのパンジーの鉢植えだって、まだ見頃だ。


それより何より、野ばらの白い花が例年にないぐらいの花をつけて
くれた。
去年までは、我が家の内側に花は少なく、外側の道路面から見たほ
うがよく見えた案配だったが、昨年秋口だったか、シルバーセンタ
ーに頼んだ庭の剪定でスッキリし過ぎた位に枝切りをしてくれた。

どっこい、野ばらだって生きている。
戦略を替えて内側の良く見える方に枝を伸ばしたゆえだろうな、結果
今年は野ばらが良く見えて満足満足。



さてさて、当方も『花より団子』の先方隊の最前列に鎮座する方だか
ら、山登りした時などは、花の名前と言えば、ほとんど全て「ミヤマ」
を付けて当てずっぽうなインチキ和名で逃れて来たような不調法な人
間だ。


先日、と言っても、4月23日付だから大分古いか・・・・?

同日付の読売新聞コラム『編集手帳』欄の書き出しが、こんな文章か
ら始まっていた。
向田邦子さんの小説「花の名前」の一節と言うのだが、それは『縁談
の相手が知っている花の名前は、桜と菊と百合だけだった。それで
女は結婚をためらう。』(平成30年4月23日付読売『編集手帳』)
というもの。

アタクシも慌てましたね・・・・。

この小説のお見合い男ほどではないにしても、花の名前を知らないと
こ、こんなに嫌われるんかいナ!????

でも、この忙しい時に短編とは言え向田邦子さんの小説を探してまで
読む気にもなれず、でも、その男の運命は知りたいし・・・。


そうすると、世の中旨く出来たもので、柴門ふみさんの漫画で同名の
単行本があることを知った。
向田邦子さんを追い掛けて創作活動して来たという柴門さん、大ファ
ンであると自負するだけあって、話の筋を替えずに時代背景を現代に
移し替えながら、忠実に向田ワールドの再現を図ったようだ。

本当の原作を読んでいないから、エラそうなことは言えないが、静謐な
中になかなか複雑な男と女の心模様が描かれていて唸った。

新潮社刊の柴門ふみ『花の名前 向田邦子漫画館』、古い本でアマゾン
のユーズド本で入手。ご興味の向きは、原作本でも漫画でもご覧になって
下さい。

「花の名前 それがどうした」

年配になった男は、そう妻に言う・・・・・。

何とも終幕に余韻が残るナ。



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5月に咲く野山の木本類には白い花が多い。(今年は早くに4月半ば過ぎに
は咲いたのかも知れない。)

♪ 「白い花の咲く頃」 岡本敦郎 (YouTubeより)



テレビ東京の番組『ニッポンに行きたい!!』に、以前、日本のドンブリ物
が大好きな女子高生が出たことがあった。

ヨーロッパのどこの国の子だったかは忘れたが、かつては共産圏だった小国
の女子高生で、来日するや東京の親子丼の専門店に直行。

念願の本物のオヤコドンに舌鼓を打つわ、作り方を教わるわ・・・、生の情報
を漏らさず持ち帰ろうとメモ魔と化して、観ているオッサンの心をわしづかみ。

その上、今度は牛丼を教わりに行った埼玉のお店で、そこのご家族の招待で
これまた,念願だったカラオケに初挑戦!!

で、彼女が歌った十八番のニッポンの歌が『白い花の咲く頃』


ど、どこで憶えたんじゃあ、そ、そんな古いうた!!

お、オッチャンはここでまた、涙ボロボロだったんであります。


ちなみに、「白い花の咲く頃」の作詞家の先生は、この「白い花」が何の花か
は明確にはしていなかったのだそう。
ただ、ただ、白い花。

庭に咲く草本の花ではなくて、山野に咲いた木本類の花だったのでしょうね。

日報抄 2018年5月10日付 (新潟日報WEB)


何ともやり切れない事件がまた起きてしまった。

上記に引いたのは、事件の起きた新潟県の地元紙・新潟日報
のコラムだ。


冒頭から怒りや憤りの文面で始めるのではなく、殺された大桃
珠生さん(7)も抱いていたであろう『子供ながらの夢』を
披瀝するという、押さえた筆致が余計に読者に哀しみを訴えて
辛さを倍加させる。


先ほど、書棚にあった昭文社のエリアマップ『新潟県』を引っ
張り出して、JR越後線・青山駅と小針駅を確かめてみた。


上記のコラムの記者は、『現場を挟むようにある二つの踏切は
よく通る』と書いている。
仕事と生活の場そのものの足元ゆえに、『思うほどに犯行への
怒りが募る。』と記事を結んでいたが、当方らのように県外者
であっても、人の親を経て来て、今は孫まで持ってみると、は
らわたが煮えくり返るほどこの犯行に憤りを覚えている。


自殺と見せかけて犯行を眩ますために、列車に遺体を轢かせる
ことまでした冷酷極まりない人非人ぶりに、新潟日報のコラム
記者同様『怒りが募る』ばかりだ。



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ゴールデンウィークも明日を残すのみとなった。
皆さまはどんなお休みだったでしょうか?


当方はと言えば、この期間が笠間の陶炎祭と重なって、自宅そば
の国道355号線から笠間市内までが大渋滞の毎年にウンザリし
て、却って何処にも出ず、自宅に籠もる生活でした。

●笠間の陶炎祭(ひまつり)


ある日には息子のお嫁さんが早めの母の日・父の日のプレゼント
を持って来てくれたり、家人の実家の跡取り息子の不意の訪問が
あったり・・・・と、日々それなりの変化はあったのでした。

それにしても、父の日ギフトと言えばTシャツだったり、どこか
の銘酒セットだったりするのが定番だと思うのだが、ベタを避けて
持って来たのが、小さな鉄道模型とトミーテックというオモチャ
会社のジオラマシリーズのひとつで、建物コレクションのうちの
「酒蔵C」というもの。
ま、ひと言で言えば、実利の酒一本などではなくて、コチラ、まだ
まだ呆けちゃあいないのに、<オモチャ>ふたちゅ!?


でもなあーーー、なかなかオヤジを読むスジは間違っていなくて、さ
すがだナぁ~と感心したことだったナ。家人には判らないと思うの
だが・・・・。

(新潟県村上市在住の折り、市内には「〆張り鶴」と「大洋盛」2つの
 酒蔵があった。一冬を過ごしたある年、どちらだったかは忘れたが
 今回息子から貰ったジオラマのような酒蔵の脇を通ったことがあって、
 雪を被った北国の酒造元の景色にいたく感動した記憶が蘇った。
 今回のジオラマは、別の何かではなくて、『酒蔵C』こそがオヤジに
 ドンピシャハマったのであった・・・・。)

●トミーテック・ジオコレ/建物コレクション



さてさて、明日が終われば、また普段の日常が始まる。
来週早々には行政書士会の支部総会。

相談会の当番もあるし、例によって、月イチのうたごえ広場の予定も
迫って来る。


車の運転するごとに、「歌の練習」に励むのだが、おニューの歌を6月
から8月にかけて、4曲も仕込む予定なもので、なかなか自主練が大変
なのだ。

そうこうしていると、5月に初披露予定の『ハナミズキ』が疎かになって
心許ない有様になっている。

筋力アップのギブスを装着して、あと2週間『ハナミズキ』いのちで、
頑張らねば・・・・。


●対向車に乗る人と目が合うと気まずい・・・車の運転中に熱唱する人たち
(2018年05月04日 18時00分 しらべぇ)





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●おつかいレベルが低すぎる夫たち「じゃがいもがない。それっぽい
芋はあるけど『ばれいしょ』って書いてある」
(2018年04月14日10時00分 キャリコネ)



うむむ!? 読んでビックリでしたが、世のおとうさん方はどんな
感想でしたでしょ????

まあ、自分の昔を振り返っては、子ども時代、中学生の頃まではやはり、
母からおつかいを頼まれた時は確かにイヤだったナ・・・。

葉物野菜でも、トマト・キューリでも売場で「選ぶ」となると、確かに
どう選んでいいのか判らなかった。

その後は、学生時代など、曲がりなりにも自活するとなると、何とか「
選択眼」は養われて、その後の10年に及ぶ単身赴任生活、いや、それ
より何より、仕事自体が流通業に携わって来たのだから、当然に「選球眼」
はより一層磨きがかかった訳だ。

ま、自分をタナにあげて言うのもナンですが、自分と大切な家族が口にす
るものに、『ガキ以下』のレベルというのは、ちょっと反省して勉強すべ
きと思うナ。


ま、記事にもあるが、日中の職場ではチャンと仕事が出来ているのでしょう
がネ。



我が家では4月から、家人が町内会の役員を引き受けてしまったことから、結
構何かと気ぜわしくなって来てしまった。

始まってみると、人があつまる集団の一つに違いがなく、ま、会議ひとつにも
書類書きがついて回る。

今日はそんな準備で、こちらが作って置いた文書を家人に振ってまとめて貰った
のだが、向こうだってこの間までは職業人の端くれだったもので、思ったよりも
理解度が高くて、スムーズな仕上がり。

いくら夫婦とは言え、ツーカーで頃合いのものが出来上がると気持ちがイイ。


やはり、「感度」が大事だとはしみじみ思うね。



社会に対する感受性だってそうだよな。

●日報抄 2018年4月14日付  (新潟日報コラム より)




昨日の読売新聞『顔』欄に出ていた、2018年本屋大賞受賞の辻村深月さん
のお話にも魅かれた。

執筆のため取材した学校カウンセラーの言葉が胸に残っていると・・・。

『「風のようでありたい」。感謝はいらない。風のように背中を押してくれた
存在があったと子供たちに覚えてもらえれば。「私の本もそうなるといいな」』
(読売新聞『顔』欄 2018年4月13日(金)付)




言葉のチカラ、思いやりのこころの強さ。
信じたいと思うよね。


自分の口に入るものにも関心を持たねば・・・・・・。


何にしても、ボーーーっとして生きていてはいけないのじゃないかな。




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日本森林学会会員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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