この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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NHKの朝ドラは観てますか?
観てる??? ハイ、ハイ、よろしいんじゃないですか。
ええエッ!? み、観てない??? そりゃマズいッス。
いよいよドラマは、明日の月曜日からの週は、世界初のインス
タントラーメン発売に漕ぎ着けた展開になるようですね。
ほんと、開発に向けての幾多の苦難を乗り越えて、やっと
の製品完成。そして発売!! という記念すべきドラマ展開
に。
うどん玉が6円の時代に、結局1食35円とは、なんとも割高
な商品ではありました。
手元にある本■「転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百
福」(安藤百福発明記念館編 中公文庫)によれば、この世界
初のインスタントラーメン発売は、1958(昭和33)年8月25
日のことでした。
ドラマでは『まんぷくラーメン』となっておりますが、世の誰もが
知ってのとおり、本当の商品名は『チキンラーメン』ですね。
ま、今食べてはとても旨いラーメンとは言えないものですが、でも、
昔を懐かしみ、もう一度試しに食べてみたいとは思いますよね。
誰しもがそうだと見えて、巷では今の今、この日清チキンラーメンが
ブーム的に売れているとは、ネット記事で読みました。
さてさて、実際には安藤百福夫婦と子供二人により、あの「研究小屋」
で細々と製造し、日産400食が精一杯だったのだが、その年、量産体
制に向けての工場開設。
上記に紹介した本の年譜により書いているが、早くも2年後の1960
(昭和35)年には、全国的にチキンラーメンの模造品が出回ったと
ある。
当方など茨城で生まれ育ったが、チキンラーメンを食べる前に<地球印>
だか何だか、粗雑なビニール包装の北関東版インスタントラーメンを
食べていた記憶がある。
うむむ、してみると日清食品に断りもなく製造された模造品を食べていた
のかも。
当時はそれでも旨かった。
三菱商事、伊藤忠商事、東京食品(のちの東食)が特約代理店になった幸運
にも恵まれ、破竹の勢いのチキンラーメンだったが、<地球印>のまがい
インスタントラーメンに出遭ったのは1962(昭和37)年頃だったと
記憶している。
わが食卓にインスタント食が伝播してくるまでには、4年が掛かったことに
なる。
後で知ったのが、学生時代に北陸地方から来ていた友人がいて、彼の話だと
インスタントラーメンを食べた時期は、当方らより更に3年ほども後だった
から、日本全国に伝播するまでには相当な時間差があったことに内心驚かさ
れた記憶がある。
育ち盛りの子供時代、「それまではどうしてたの?」と訊いたら、即座に
「イモ!!」
間食も自給自足で、大量消費社会到来前の古き良き時代が確かにあったのだ
と実感した体験だった。
●人気ブログランキング へ
よろしくお願いいたします。
2月12日(火)にテレビで放映された『突入せよ!あさま山荘事件』(BS
ーTBS 21時~)を13日(水)に録画で観た。
原田眞人監督による2002年制作の映画で、映画になっていたことは知って
いたが、わざわざ映画館まで行って観た、日航機墜落事件の『クライマーズ・
ハイ』も作家・井上靖の自伝的『わが母の記』もツマらなくて、この映画には
触れる気も起きないでいた。
しかし、この度図らずも観ては、原作も良かったからか、自分的にはこの監督
作品の中では、一番腑に落ちた作品となった。
●YAHOO!JAPAN映画『突入せよ!「あさま山荘」事件』
原作は警察庁出身、後に初代の内閣危機管理室長にもなり、「危機管理」という
言葉の造語主でもあるという佐々淳行氏。
今日はこの件で書き始めると長くなるので後日とするが、浅間山荘事件では警察庁
より警備幕僚長として現場に布陣した記録が、この映画の原作本となる『連合赤軍
「あさま山荘」事件』(文春文庫)だ。
原作本にもあるが、映画の中でも機動隊員が立ったまま日清カップヌードルを食べる
シーンが出て来る。上記本によれば、浅間山荘のあった南軽井沢は標高千メートルを
超え、日が沈んだ途端零下15℃にまで落ち込んだという。
食料のおにぎりがアッと言う間に凍りつき、現場は難儀を強いられた。
そのような過酷な吹着っさらしの現場で、機動隊員たちの冷え切った身体を芯から
暖めたのが日清カップヌードルだったのだと。
赤軍派浅間山荘人質事件は1972(昭和47)年2月19日15:06発生。
カップヌードルは1971(昭和46)年9月18日が発売日だった。
(『転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福』中公文庫)
インスタントラーメン、そしてカップめんの世界的貢献の歴史の嚆矢がここにも
あった。
映画の美術でありがちな、架空の商品名にすり替えられることもなく、極寒の現場
で、赤い文字のカップヌードルの書体が輝いて見えた。
観てる??? ハイ、ハイ、よろしいんじゃないですか。
ええエッ!? み、観てない??? そりゃマズいッス。
いよいよドラマは、明日の月曜日からの週は、世界初のインス
タントラーメン発売に漕ぎ着けた展開になるようですね。
ほんと、開発に向けての幾多の苦難を乗り越えて、やっと
の製品完成。そして発売!! という記念すべきドラマ展開
に。
うどん玉が6円の時代に、結局1食35円とは、なんとも割高
な商品ではありました。
手元にある本■「転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百
福」(安藤百福発明記念館編 中公文庫)によれば、この世界
初のインスタントラーメン発売は、1958(昭和33)年8月25
日のことでした。
ドラマでは『まんぷくラーメン』となっておりますが、世の誰もが
知ってのとおり、本当の商品名は『チキンラーメン』ですね。
ま、今食べてはとても旨いラーメンとは言えないものですが、でも、
昔を懐かしみ、もう一度試しに食べてみたいとは思いますよね。
誰しもがそうだと見えて、巷では今の今、この日清チキンラーメンが
ブーム的に売れているとは、ネット記事で読みました。
さてさて、実際には安藤百福夫婦と子供二人により、あの「研究小屋」
で細々と製造し、日産400食が精一杯だったのだが、その年、量産体
制に向けての工場開設。
上記に紹介した本の年譜により書いているが、早くも2年後の1960
(昭和35)年には、全国的にチキンラーメンの模造品が出回ったと
ある。
当方など茨城で生まれ育ったが、チキンラーメンを食べる前に<地球印>
だか何だか、粗雑なビニール包装の北関東版インスタントラーメンを
食べていた記憶がある。
うむむ、してみると日清食品に断りもなく製造された模造品を食べていた
のかも。
当時はそれでも旨かった。
三菱商事、伊藤忠商事、東京食品(のちの東食)が特約代理店になった幸運
にも恵まれ、破竹の勢いのチキンラーメンだったが、<地球印>のまがい
インスタントラーメンに出遭ったのは1962(昭和37)年頃だったと
記憶している。
わが食卓にインスタント食が伝播してくるまでには、4年が掛かったことに
なる。
後で知ったのが、学生時代に北陸地方から来ていた友人がいて、彼の話だと
インスタントラーメンを食べた時期は、当方らより更に3年ほども後だった
から、日本全国に伝播するまでには相当な時間差があったことに内心驚かさ
れた記憶がある。
育ち盛りの子供時代、「それまではどうしてたの?」と訊いたら、即座に
「イモ!!」
間食も自給自足で、大量消費社会到来前の古き良き時代が確かにあったのだ
と実感した体験だった。
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2月12日(火)にテレビで放映された『突入せよ!あさま山荘事件』(BS
ーTBS 21時~)を13日(水)に録画で観た。
原田眞人監督による2002年制作の映画で、映画になっていたことは知って
いたが、わざわざ映画館まで行って観た、日航機墜落事件の『クライマーズ・
ハイ』も作家・井上靖の自伝的『わが母の記』もツマらなくて、この映画には
触れる気も起きないでいた。
しかし、この度図らずも観ては、原作も良かったからか、自分的にはこの監督
作品の中では、一番腑に落ちた作品となった。
●YAHOO!JAPAN映画『突入せよ!「あさま山荘」事件』
原作は警察庁出身、後に初代の内閣危機管理室長にもなり、「危機管理」という
言葉の造語主でもあるという佐々淳行氏。
今日はこの件で書き始めると長くなるので後日とするが、浅間山荘事件では警察庁
より警備幕僚長として現場に布陣した記録が、この映画の原作本となる『連合赤軍
「あさま山荘」事件』(文春文庫)だ。
原作本にもあるが、映画の中でも機動隊員が立ったまま日清カップヌードルを食べる
シーンが出て来る。上記本によれば、浅間山荘のあった南軽井沢は標高千メートルを
超え、日が沈んだ途端零下15℃にまで落ち込んだという。
食料のおにぎりがアッと言う間に凍りつき、現場は難儀を強いられた。
そのような過酷な吹着っさらしの現場で、機動隊員たちの冷え切った身体を芯から
暖めたのが日清カップヌードルだったのだと。
赤軍派浅間山荘人質事件は1972(昭和47)年2月19日15:06発生。
カップヌードルは1971(昭和46)年9月18日が発売日だった。
(『転んでもただでは起きるな! 定本・安藤百福』中公文庫)
インスタントラーメン、そしてカップめんの世界的貢献の歴史の嚆矢がここにも
あった。
映画の美術でありがちな、架空の商品名にすり替えられることもなく、極寒の現場
で、赤い文字のカップヌードルの書体が輝いて見えた。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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