この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●新大関高安関、故郷へ 土浦市長表敬訪問
(2017年6月9日13:57 東京中日スポーツ)
当方のブログは、茨城から発信しているものだから、今日の
トピックスと言えばコレだね。
故郷へ錦を飾った晴れ姿だ。
今日の当初予定では、母校の土浦一中へも訪問予定だったの
だが、暑い一日だったけれど、きっと行ったんでしょうね。
とにかく、おめでとうございました。
5月31日の大関昇進の伝達式で、本名の「高安」のまま今後
も挑んで行くことが判明。
一時は大関昇進を機に、しこ名を付けるのでは・・・という憶
測も流れたのだが本名のままで落着。
●父が明かした「高安」のルーツ 西暦600年代、大化の改新
の時代からある由緒正しい名字 大関確実で"しこ名問題"浮上も
本名貫くか・・・
(夕刊フジ/ 2017年5月31日17時6分)
それにしても、この高安の"しこ名問題"では2017年6月1日付
読売新聞コラム『編集手帳』欄には驚かされた・・・・。
この『編集手帳』欄は、名文を生む名物コラムとしてつとに定評が
あるところではあるのだが、この日、高安関の「本名をしこ名」問
題を扱い鮮やかであった。
最近は大新聞のネット防御が固く、この欄もリンク出来ないのが残
念だが、要は「高安=本名のまま」を語るのに、長谷川伸の戯曲『一
本刀土俵入』を持ち出して語ったのである。
長谷川伸など読んだこともなく、まして、タイトル位は知ってはいた
が『一本刀土俵入』の内容など皆目知らなかった。
コラムニストたるもの、全方位に触手を伸ばしていなければシゴトに
ならないとは思うのだが、『一本刀土俵入』を「高安=本名のまま」
に当意即妙に懸けるなど、まあなんというスゴワザなのだ、と思った。
こう書いていても、読者はなんのことだか判らないと思うもので、
以下に『編集手帳』による『一本刀土俵入』の肝心な部分を引いて
みる。
『なかなか芽の出ない相撲取り、駒形茂兵衛は一文無しの空腹を抱え、
水戸街道の宿場町を通りかかる。(中略) ◆酌婦のお蔦に温かい言葉
と銭をもらい、人の情けを知った。茂兵衛はお蔦に告げる。<姐さん、
わしはどんなに出世しても駒形茂兵衛で通します>。しこ名は変えない。
あの時の相撲取りが横綱になったのだと、姐さんに気づいてもらえる
ように・・・』(長谷川伸『一本刀土俵入』のシーン。2017年6月
1日付『編集手帳』欄での物語紹介部分)
知らないままというのもシャクだから、地元の図書館を探したら、も
う開架図書にはなくて閉架にありましたね。
長谷川伸など今どき読む人もいないと見えて、こんな扱い。
先ほどこの『一本刀土俵入』を読んで、う~~~む、江戸が匂いますね。
きょうび、こんなものを書ける人など皆無でしょうね。
藤沢周平が好きなほうですが、この長谷川伸を読むと藤沢作品は現代劇
に思えて来る。
手元にある本は、昭和44年11月初版の『国民の文学4 長谷川伸
荒木又右エ門 瞼の母』というもの。巻末の尾崎秀樹による解説が、長
谷川伸を<庶民のなかに育ち、その哀歓をみずからの物として成長した>
と評しているのには引かれた。
手短には長谷川伸のWikipediaのページがまず参考になる。
義理と人情、今では語るのも憚られる言葉だが、たまには浸るのも悪くな
い世界だな。
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
(2017年6月9日13:57 東京中日スポーツ)
当方のブログは、茨城から発信しているものだから、今日の
トピックスと言えばコレだね。
故郷へ錦を飾った晴れ姿だ。
今日の当初予定では、母校の土浦一中へも訪問予定だったの
だが、暑い一日だったけれど、きっと行ったんでしょうね。
とにかく、おめでとうございました。
5月31日の大関昇進の伝達式で、本名の「高安」のまま今後
も挑んで行くことが判明。
一時は大関昇進を機に、しこ名を付けるのでは・・・という憶
測も流れたのだが本名のままで落着。
●父が明かした「高安」のルーツ 西暦600年代、大化の改新
の時代からある由緒正しい名字 大関確実で"しこ名問題"浮上も
本名貫くか・・・
(夕刊フジ/ 2017年5月31日17時6分)
それにしても、この高安の"しこ名問題"では2017年6月1日付
読売新聞コラム『編集手帳』欄には驚かされた・・・・。
この『編集手帳』欄は、名文を生む名物コラムとしてつとに定評が
あるところではあるのだが、この日、高安関の「本名をしこ名」問
題を扱い鮮やかであった。
最近は大新聞のネット防御が固く、この欄もリンク出来ないのが残
念だが、要は「高安=本名のまま」を語るのに、長谷川伸の戯曲『一
本刀土俵入』を持ち出して語ったのである。
長谷川伸など読んだこともなく、まして、タイトル位は知ってはいた
が『一本刀土俵入』の内容など皆目知らなかった。
コラムニストたるもの、全方位に触手を伸ばしていなければシゴトに
ならないとは思うのだが、『一本刀土俵入』を「高安=本名のまま」
に当意即妙に懸けるなど、まあなんというスゴワザなのだ、と思った。
こう書いていても、読者はなんのことだか判らないと思うもので、
以下に『編集手帳』による『一本刀土俵入』の肝心な部分を引いて
みる。
『なかなか芽の出ない相撲取り、駒形茂兵衛は一文無しの空腹を抱え、
水戸街道の宿場町を通りかかる。(中略) ◆酌婦のお蔦に温かい言葉
と銭をもらい、人の情けを知った。茂兵衛はお蔦に告げる。<姐さん、
わしはどんなに出世しても駒形茂兵衛で通します>。しこ名は変えない。
あの時の相撲取りが横綱になったのだと、姐さんに気づいてもらえる
ように・・・』(長谷川伸『一本刀土俵入』のシーン。2017年6月
1日付『編集手帳』欄での物語紹介部分)
知らないままというのもシャクだから、地元の図書館を探したら、も
う開架図書にはなくて閉架にありましたね。
長谷川伸など今どき読む人もいないと見えて、こんな扱い。
先ほどこの『一本刀土俵入』を読んで、う~~~む、江戸が匂いますね。
きょうび、こんなものを書ける人など皆無でしょうね。
藤沢周平が好きなほうですが、この長谷川伸を読むと藤沢作品は現代劇
に思えて来る。
手元にある本は、昭和44年11月初版の『国民の文学4 長谷川伸
荒木又右エ門 瞼の母』というもの。巻末の尾崎秀樹による解説が、長
谷川伸を<庶民のなかに育ち、その哀歓をみずからの物として成長した>
と評しているのには引かれた。
手短には長谷川伸のWikipediaのページがまず参考になる。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
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茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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